RTX 3060搭載 Legion Tower 5i 実機レビュー

今回　Legion Tower 5i Gen 8をLenovo様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。

最初に結論を書いておきますとLegion Tower 5i Gen 8はグラフィックに NVIDIA GeForce RTX 3060搭載のパワフルなデスクトップPCです。
メモリも最大128GBまで拡張可能なのでパフォーマンスに期待出来るモデルだと思います。

まずはLegion Tower 5i Gen 8の特徴から

このLegion Tower 5i Gen 8の特徴はCPUに最新の第13世代インテル Core i7-13700F プロセッサー搭載なのでゲームだけではなく動画編集など重い処理にも使えるスペックを持ったモデルです。

Legion Tower 5i Gen 8の選択できる主な項目は以下のようになっています。

CPU	インテル Core i5-13400F プロセッサー インテル Core i7-13700F プロセッサー インテル Core i9-13900 プロセッサー
OS	Windows 11 Home 64bit Windows 11 Pro 64bit
メモリ	16 GB DDR5-5600MHz (UDIMM) – (2 x 8 GB) 32 GB DDR5-5600MHz (UDIMM) – (2 x 16 GB)
ストレージ	512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC
グラフィック	NVIDIA GeForce RTX 3050 8GB GDDR6 NVIDIA GeForce RTX 3060 12GB GDDR6 LHR NVIDIA GeForce RTX 3060 8GB GDDR6 LHR NVIDIA GeForce RTX 4060 8GB GDDR6 NVIDIA GeForce RTX 4060 Ti 8GB GDDR6

※モデルにより選択できる構成が決まります。

Legion Tower 5i Gen 8のお勧めの使い方

Legion Tower 5i Gen 8レビュー機材の基本スペック

今回レビューを行うLegion Tower 5i Gen 8のモデルは以下のようなスペックになっています。

 

Legion Tower 5i Gen 8

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Legion Tower 5i Gen 8外観チェック

Legion Tower 5i Gen 8の外観チェックです。

 

本体カラー

カラーはグレー系が用意されています。

ライティングと併せてかなりカッコよいという印象です
※左面はサイドパネル (強化ガラス)となっています。

本体の外観

拡張インターフェイスは背面と上部にあります。
数的にはUSB Type-CやUSB Type-Aが背面を中心に配置されているので足りなくなること余りないと思います。
ただし前面にはUSB Type-Cは配置されていないのでこの点は留意が必要です。
まあUSB Type-Cに接続するのはディスプレイなど高速な通信が必要なアクセサリなので前面で接続したいという事は余りないかもしれないですけどね。

内部へのアクセスは背面のねじ（4個）を外すだけで簡単にアクセス出来ます。

<<Legion Tower 5i Gen 8正面>>

<<右側面>>

・パネルを外した状態

<<左側面>>

・パネルを外した状態

<<背面>>

①USB 2.0 x 2
②USB3.2 Gen2 Type-C
③USB 3.2 Gen1 x 2
④USB 2.0 x 2
⑤イーサネットコネクター
⑥オーディオポート x 3（5.1cサラウンド対応）
⑦HDMI 2.1
⑧DisplayPort 1.4a x 3

<<上面>>

電源ボタンは上面ですね。

①USB 3.2 Gen1
②USB 3.2 Gen1
③イヤホン、マイクロホン
④電源ボタン

<<底面>>

拡張性

拡張性に関しては内部へのアクセスも簡単ですし取り回しも余裕が有りますので可能だと思います。

スロット的には
・メモリスロット：4スロット (空3)

・拡張スロット
PCI Express x16 x 1 (空 0)
M.2 2230(WLAN カード用） x 1 (空 0)
M.2 2280/2242(PCIe SSD 用） x 2 (空 1)

となっています。

ドライブベイは5.25 型 0（空 0）、3.5 型 2 (空 2)となっています。

現実的には本モデルは1ドライブ搭載なので空き拡張スロット利用してSSDの増設を検討されるのも良いと思います。

電源

電源は内蔵500W/AC 100-240V(50/60Hz)【80PLUS SILVER】の物が採用されています。

また電源コードは3ピン(アース端子付き)のものとなっています。

Legion Tower 5i Gen 8 サイズ・質量

本体サイズは縦置き : 約 205 x 397 x 426mmとなっています。

質量に関しては約 14kg (最大構成時)となっています。

ライティング

ソフトウエアの設定で簡単に光り方を設定可能です。
好みの色で使えるのでゲームをするときのモチベーションも上がると思います。

Legion Tower 5i Gen 8 外観チェックのまとめ

Legion Tower 5i Gen 8はグレー系と落ち着いたカラーが用意されていて筐体も簡単に好みの色で光らせることが出来るので良いと思います。

拡張性に関しては空きもありますので将来的にも好みに合わせてカスタマイズ可能な構成となっていると思います。

Legion Tower 5i Gen 8は内部アクセスも簡単で強力なTower（サイドパネル:強化ガラス）PCだと思います。

 

Legion Tower 5i Gen 8

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Legion Tower 5i Gen 8 パフォーマンスチェック

Legion Tower 5i Gen 8 基本スペック

 

Legion Tower 5i Gen 8 パフォーマンスチェック

CPU：インテル Core i7-13700F プロセッサー 、メモリ：16GB、ストレージ：512GB SSD、グラフィック：NVIDIA GeForce RTX 3060となっています。
かなりのハイスペックなので良いスコアが期待できると思います。

当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。（ベンチマークスコア有り）
⇒当サイト　実機レビュー結果からみた　PCの選びかた

※インテル Core i7-13700F プロセッサーのデータ

performance　Test10 による測定結果

※Test10に変更になっています。

9228点と凄く良いスコアだと思います。

CINEBENCHによる測定結果

CINEBENCHはR23

ゲーム関連ベンチマーク

ゲーム用にベンチマーク　スコアを測ってみました。
結果としては多くのゲームを快適に遊べそうです。

ファイナルファンタジーXIV: ENDWAKER

3840×2160　最高品質： 9468（快適）
3840×2160　高品質デスクトップPC： 36564（非常に快適）

ファイナルファンタジーXV

この重いベンチマークでも４ｋでも普通に遊べそうです。

3840×2160　高品質： 4961（やや快適）
3840×2160　標準品質： 18226（やや快適）

STREET FIGHTER 6

今人気の格闘ゲームですが快適に遊べそうです。

HIGHEST 1920 x 1080 FIGHTING GROUND 100（59.84FPS）
LOWEST 1280 x 720 FIGHTING GROUND 100（59.98FPS）

４K解像度でも普通に遊べそうですね。

CUSTOM 3840 x 2160 FIGHTING GROUND 76（34.54FPS）

3DMARK

こちらも凄く良いスコアになっています。

Night　Raidによる測定結果

Fire Strikeによる測定結果

Fire Strike　EXTREMEによる測定結果

Fire Strike　Ultraによる測定結果

TIME　SPYによる測定結果

TIME　SPY　EXTREMEによる測定結果

SPEED WAYによる測定結果

PORT ROYALによる測定結果

CPU　PROFILEによる測定結果

STORAGE BENCHIMARKによる測定結果

PCmark　10による測定結果

PCmark　10　Advanced　Editionによる測定結果

写真＆イラスト関連パフォーマンス

RAWデータ現像パフォーマンス

Adobe　Lightroom　Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影

結果は0分36秒で現像は終了しました。

これは凄く早いレベルの成績だと思います。

Photoshop CCでのパフォーマンス

上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが快適に操作出来ました。

今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera　Rawでのスーパー解像度は1秒と凄く早い時間で出来るようです。

ストレージ情報

容量的にはSSD 512GBで空き容量はSSD 428GBとなっていますのである程度余裕のあるの容量だと思います。
ただゲームを多く導入したい場合は容量的な不安がありますし、性能的のもOSを導入するドライブとアプリを導入するドライブを分けた方が期待出来ますので2NDストレージの導入を検討されるのも良いかと思います。

搭載されているSSDはWestern Digitaのようです。

※今後変更になる場合もあると思います。

Crystal Diskmarkによる測定です。

通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい69倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。

CPU　Zの情報

再起動テストによるパフォーマンス測定

10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ30秒後半位となっています。
これは凄く早い数字だと思います。

1回目：00:36秒
2回目：00:39秒
3回目：00:37秒
4回目：00:38秒
5回目：00:42秒
6回目：00:37秒
7回目：00:36秒
8回目：00:38秒
9回目：00:36秒
10回目：00:38秒

静音性および温度チェック

測定を行った機器は
・騒音：「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。

測定は以下の5段階で行っています。

・アイドリング時
・動画再生時（Youtubeの動画を20分間連続再生）
・動画エンコード時（Power Director 365でH.264出力）
・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxiv ENDWALKERを30分間ループ実行）

静音性チェック

騒音計測器で計測したところ最大46.8dbでした。

騒音の目安としては「静かな事務所」レベルの静かさで実際に聞いていると少し音がするなという印象でした。。

状態	騒音量（db）
アイドリング	40.1
動画再生時	40.2
動画エンコード	41.4
ベンチマーク　FFxiv	52.3

表面温度のチェック

本体側面の温度を測定しました。

測定機器：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」

最高温度はベンチマーク時で30.6度になっていました。
手で触ってみましたが温度上昇は感じられませんでした。

※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。

	温度（℃）
アイドリング時	27.8
動画再生時	27.3
動画エンコード時	28.0
ベンチマーク時	30.6

HWMonitorによる内部温度チェック

最高温度は93度となっています。

普通レベルの温度上昇の印象ですね。

消費電力のチェック

消費電力の測定を行ってみました。
消費電力はベンチマーク時が最大で261Wattとなっていました。
500W電源搭載なのでまだまだ余裕も有りそうです。

状態	消費電力（Watt）
アイドリング	45
動画再生時	59
動画エンコード	135
ベンチマーク	261

Legion Tower 5i Gen 8付属ソフトチェック

付属しているソフトは

Lenovo　Vantage

などです。

ネットワーク

本モデルネットワークは
・有線LAN（2.5G）
・Wi-Fi 6E 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠)
・Bluetooth v5.2

が搭載されています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6の機能拡張されたものと言えば判りやすいかと思います。

具体的にはまず利用できる周波数がWi-Fi 6の2.4GHz帯/5GHz帯に加えて6GHz帯も利用可能です。
規格的にはWi-Fi 6EはWi-Fi 6と同じIEEE802.11axで最大通信速度も9.6Gbpsですが上記のように利用できる周波数が増えていますのでより安定したスループットが期待出来ます。
※6GHz帯は利用している人が少ないのでより空いていてより快適に使える周波数帯とも言えると思います。

セキュリティ

本モデルは特別なセキュリティ機能は搭載されていませんのでWindowsの標準機能を中心として対応することになります。

保証関連

Legion Tower 5i Gen 8は標準でLegion Ultimate Supportが用意されています。

オプションとして

• Legion Ultimate Support　２年間
• Legion Ultimate Support　３年間
• Legion Ultimate Support　４年間
• プレミアムケアプラス　１年間
• プレミアムケアプラス　２年間
• プレミアムケアプラス　３年間
• プレミアムケアプラス　４年間

などのサービスが用意されています。

詳しくは購入画面でご確認いただけます。

Lenovo Legion Tower 5i Gen 8 (2023年8月3日)
型番	90UU0033JM
CPU	インテル® Core™ i7-13700F プロセッサー
OS	Windows 11 Home 64bit (日本語版)
グラフィックス	NVIDIA® GeForce RTX® 3060 (LHR)12GB GDDR6
メモリー	16GB (16GB x 1)DDR5-5600 SDRAM UDIMM（ 専用ヒートシンク搭載）
ストレージ	SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2)（専用ヒートシンク搭載）
ネットワーク	DisplayPort 1.4a x 3 HDMI 2.1 x 1 USB 3.2 Gen1 x 2 イヤホン x 1 マイクロホン x 1 USB 3.2 Gen1 x 2 USB 2.0 x 4 USB3.2 Gen2 Type-C x 1 オーディオポート x 3（5.1c サラウンド対応） イーサネットコネクター x 1
光学ドライブ	未搭載
インターフェイス	2.5G有線LAN＋Wi-Fi 6E 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠)＋Bluetooth v5.2
本体サイズ	約 205 x 397 x 426mm
本体質量	約 14kg (最大構成時)
保証	1 年間（Legion Ultimate Support 付き）国内：引き取り修理
オフィスソフト	なし
主な付属品	電源コード（アース端子付き）、マニュアル類、購入証明書(梱包箱の外側に貼 られています)
販売価格	292,490円（税込）、送料無料

Legion Tower 5i Gen 8のレビューまとめ

Legion Tower 5i Gen 8のお勧めポイント

• RTX 3060搭載とグラフィックも強くパワフルなゲーミングメインPCとして
• 最大メモリ容量も多いので動画編集などの用途でも活躍可能
• 基本スペックが高いのでメインPCとしても活躍可能

Legion Tower 5i Gen 8の気になる点

なし

管理人の総評

Legion Tower 5i Gen 8はCPUにインテル Core i7-13700F プロセッサー、メモリ16GB、グラフィックにNVIDIA GeForce RTX 3060 搭載なのでパワフルなゲーミングPCと言えると思います。

ゲームをパワフルに楽しみたい貴方にお勧めのモデルです。

Legion Tower 5i Gen 8はワンランク上のゲーミングPCを購入したい方にお勧めしたいモデルです。

 

Legion Tower 5i Gen 8

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