今回Inspiron 14 をDell様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
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最初に結論を書いておきますと10万円で買えて、CPUに「第12世代インテルCoreシリーズ」を搭載でパワフルに使える14型ノートPCです。
メモリも最大16GB搭載でパフォーマンスに期待できるモデルだと思います。
まずはInspiron 14 の特徴から
このInspiron 14 の特徴はOffice付きで9万円台~と比較的購入しやすい価格設定となっているコストパフォーマンスの高さですね。
Inspiron 14 の選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU |
第12世代 インテル Core i5-1235U 第12世代 インテル Core i7-1255U |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
メモリ |
8GB DDR4 メモリー 16GB DDR4 メモリー |
ストレージ | 256GB M.2 PCIe NVMe SSD 1TB M.2 PCIe NVMe SSD |
液晶 | 14.0インチ ディスプレイ Full HD+ (1920X1200) |
グラフィック | インテル UHD グラフィックス インテル Iris Xe グラフィックス |
※構成はモデルにより決まります。
Inspiron 14 のお勧めの使い方
Inspiron 14
- ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です - ✔初めてのノートPCとして
基本を押さえて有ってコストパフォーマンスも高いので初めての方にもお勧めです - ✔モバイルノートPCとして
比較的軽量なので必要に応じて持ち出すモバイルノートPCとしてもお勧めです
Inspiron 14 レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うInspiron 14 のモデルは以下のようなスペックになっています。
補足:レビューモデルはメモリ16GBでデュアルメモリとなっておりグラフィックが「インテル IrisR Xe グラフィックス」で動作していますが8GBメモリのモデルを選んだ場合はグラフィックはインテル UHD グラフィックスで動作します。
Inspiron 14
価格:93,680円~(税込)、送料無料 <5/9(火)時点>
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Inspiron 14 外観チェック
Inspiron 14 の外観チェックです。
本体カラー
カラーはプラチナシルバーが用意されています。
中央に「Dell」のロゴマークがあります。
液晶画面
画面の解像度は「14.0インチ ディスプレイ Full HD+ (1920X1200)」となっています。
<<正面>>
「14.0インチ ディスプレイ Full HD+ (1920X1200)」なので詳細な画像が楽しめる仕上がりのディスプレイとなっています。
解像度が通常よく採用されているFHD(1920 x 1080)より縦に長いFHD+(1920 x 1200)となっていますのでWEBブラウザ利用時などより便利に使えると思います。
視野的もかなり広いと思います。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度でもかなり見えていますね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
Inspiron 14 はsRGBで60%、adobeRGBで45%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので少し低めの数字となっています。
色域を重視される写真や動画編集などの用途には向かないかもしれないですね。
本体の外観
<<Inspiron 14 正面>>
Inspiron 14 は「USB 3.2 Gen 2×1 Type-C」が用意されています。
あと通常のUSBポートも用意されている点も良いですよね。
<<右側面>>
①SDカード スロット
②USB 3.2 Gen 1 Type-Aポート
③ヘッドセット ジャック
<<左側面>>
①電源
②HDMI 1.4ポート
③USB 3.2 Gen 1 Type-Aポート
④USB 3.2 Gen 2×1 Type-C ポート(電源供給およびDisplayPort)
<<背面>>
<<上から>>
14型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは15.70-19.00 mmとなっていますので本とほぼ同じですね。
高さが2㎝以下だとカバンに入れる際も嵩張らないので持ち運びし易くて良いですよね。
<<液晶 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードは「タイタングレー 日本語 バックライト キーボード」となっています。
「H」キーの大きさは実測で16.16㎜でした。
・全体
・右側
・左側
キーボードアップ
キータッチもなかなか良いです。
タッチパッドは普通という印象でした。
キーボード右上部
※電源ボタンはキーボード右上の無印キーですね。
キーボード左上部
画面の角度
Inspiron 14 はこの位まで傾斜することが出来ました。
この位傾斜出来れば普通に利用する分には支障は無いと思いますが管理人的にはもう少し傾斜出来た方が嬉しいです。
WEBカメラ
本モデルには「30 fpsで1080p、FHDカメラデュアルアレイ マイクロフォン」が搭載されています。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、FHDであればかなり綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
AC電源
電源はコンパクトな65Wの物が採用されています。
Inspiron 14 質量
本体は約1513gでした、ホームページ上の数値は約1.54kg~なのでほぼ同じですね。
AC電源は軽量・コンパクトな333gです。
本体+AC電源では1845gでした。
AC電源と合わせて1845gなのでノートPCとしては若干軽めだと思います。
Inspiron 14 外観チェックのまとめ
Inspiron 14 はディスプレイに「14.0インチ ディスプレイ Full HD+ (1920X1200)」が搭載されていて詳細な画像を楽しめるノートPCです。
ディスプレイの色域に関しては低めなので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途には向かないかもしれないですね。
本体のカラーは落ち着いたシルバーなので使う場所を選ばないと思います。
キーボードも使い易いと思います。
Inspiron 14 は液晶も綺麗な持ち運びもし易いノートPCだと思います。
Inspiron 14
価格:93,680円~(税込)、送料無料 <5/9(火)時点>
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Inspiron 14 パフォーマンスチェック
Inspiron 14 基本スペック
メモリ:16GB DDR4 3200MHz
ストレージ:512GB PCIe NVMe SSD
グラフィックス:インテル IrisR Xe グラフィックス
Inspiron 14 パフォーマンスチェック
CPU:第12世代インテルCore i7-1250U 、メモリ:16GB、ストレージ:512GB M.2 PCIe NVMe SSD 、グラフィック:インテル IrisR Xe グラフィックスとなっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※第12世代 インテル Core i5-1235U
第12世代 インテル Core i5-1235U | |
---|---|
コア/スレッド数 | 10/12 |
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | 最大4.40 GHz |
キャッシュ | 12 MB Intel Smart Cache |
プロセッサーのベースパワー | 15W |
内蔵GPU | インテル Iris Xe グラフィックス対応 |
スレッド数は12なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR23とR15の2種類測定しています。
※OpenGLのスコアを見るためにR15も測定していますが基本的には新しいR23のスコアを参照してください。
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
結果としては軽めのゲームであればゲームを遊ぶことが出来るレベルだと思います。
ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター
1920×1080 高品質ノートPC:1665(設定変更を推奨)
1920×1080 標準品質ノートPC:2537(やや快適)
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC:1596(設定変更が必要)
1920×1080 標準品質ノートPC:2432(設定変更を推奨)
ドラゴンクエスト
1920×1080 最高品質:2253(やや重い)
1920×1080 標準品質:3013(普通)
3DMARK
こちらも良いスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFE による測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
TIME SPYによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
STORAGE BENCHIMARKによる測定結果
PCmark 8による測定結果
・Home accelerated
4843点と良いスコアなので快適に使えると思います。
・Work accelerated
ビジネス用のベンチマークでも3167点となっています。
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は1分38秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては早いレベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera Rawでのスーパー解像度は40秒で出来るようです。
ストレージ情報
容量的には512GBで空き容量は約355GBとなっていますので通常の使い方であれば余り困らない容量だと思います。
搭載されているのはSK hynix製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい35倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe」規格は爆速ですね。
SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS Speed Class1(UHS-II)対応のSDカード利用
速度的には高速とはいえないですがやはりあると便利だと思います。
CPU Zの情報
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大52.3dbでした。
騒音の目安としては「静かな事務所」レベルの静かさで音はあまり気にならなかったですね。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 37.4 |
動画再生時 | 37.5 |
動画エンコード | 51.4 |
ベンチマーク | 52.3 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度はベンチマークで38.9度になっていました。
手で触ってみましたがほんの少し暖かい感じでした。
廃熱処理が旨く効いているのか温度はあまり上がらない印象ですね。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は84度となっています。
ノートPCとしては低めの温度ですかね。
もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で42Wattとなっていました。
消費電力はかなり少ない印象ですね。
状態 | 消費電力(Watt) |
---|---|
アイドリング | 6 |
動画再生時 | 12 |
動画エンコード | 42 |
ベンチマーク | 39 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は30wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約37%となっていました。
充電速度は若干遅めかも知れないですね。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は明確な記載を確認できませんでした。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトを3時間12分動かすことが出来ました。
※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。
オーディオ
管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。
Inspiron 14 付属ソフトチェック
付属しているソフトは
などがあります。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・インテル Killer Wi-Fi 6E 1675 (AX211), 2×2, 802.11ax
・Bluetooth
が搭載されています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6の機能拡張されたものと言えば判りやすいかと思います。
具体的にはまず利用できる周波数がWi-Fi 6の2.4GHz帯/5GHz帯に加えて6GHz帯も利用可能です。
規格的にはWi-Fi 6EはWi-Fi 6と同じIEEE802.11axで最大通信速度も9.6Gbpsですが上記のように利用できる周波数が増えていますのでより安定したスループットが期待出来ます。
※6GHz帯は利用している人が少ないのでより空いていてより快適に使える周波数帯とも言えると思います。
保証関連
Inspiron 14は標準で「1年間 引き取り修理」が用意されています。
オプションとして
- 1年間 Premium Support Plus(訪問修理:月-土 9-17時)
- 2年間 Premium Support Plus(訪問修理:月-土 9-17時)
- 3年間 Premium Support Plus(訪問修理:月-土 9-17時)
- 4年間 Premium Support Plus(訪問修理:月-土 9-17時)
- 1年間 Premium Support(訪問修理:月-土 9-17時)
- 2年間 Premium Support(訪問修理:月-土 9-17時)
- 3年間 Premium Support(訪問修理:月-土 9-17時)
- 4年間 Premium Support(訪問修理:月-土 9-17時)
- 1年間 アクシデンタルダメージサービス
など他にもサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
Inspiron 14 (5420) (2023年5月9日) | |
型番 | Inspiron 14 (5420) |
CPU | 第12世代 インテル® Core™ i5-1235U |
OS | Windows 11 Home |
ディスプレイ | 14.0インチ ディスプレイ Full HD+ (1920X1200) |
タッチパネル | なし |
グラフィックス | インテル® UHD グラフィックス |
メモリー | 8GB, 1x8GB, DDR4, 3200MHz |
ストレージ | 256GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ネットワーク | インテル® Wi-Fi 6E AX211, 2×2, 802.11ax, Bluetooth® ワイヤレス カード |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | 30 fpsで1080p、FHDカメラ デュアルアレイ マイクロフォン |
拡張インターフェイス | USB 3.2 Gen 1 Type-Aポート x 2 USB 3.2 Gen 2×1 Type-C™ポート(電源供給およびDisplayPort) ヘッドセット ジャック HDMI 1.4ポート SDカード スロット |
バッテリー駆動時間 | 4セル バッテリー, 54 Wh(内蔵) |
本体サイズ(mm) | 314.00 x 227.50 x 15.70-19.00 mm |
本体質量 | 1.54 kg |
認証 | 未搭載 |
保証 | 1年間 引き取り修理 |
オフィスソフト | Microsoft® Office ペーパーライセンス設定 (日本語) |
主な付属品 | AC電源など |
販売価格 | 93,680円~(税込)、送料無料 |
Inspiron 14 のレビューまとめ
Inspiron 14 のお勧めポイント
- コストパフォーマンスも高いので初めての方にもお勧め
- 比較的軽量なのでモバイル利用でも活躍可能
- CPUにCoreシリーズ搭載でメインPCとしても使える
Inspiron 14 の気になる点
※特になし
管理人の総評
Inspiron 14 は「14.0インチ ディスプレイ Full HD+ (1920X1200)」搭載で綺麗で詳細な映像が楽しめるノートPCです。
CPUもパフォーマンスが期待できる第12世代 インテル Coreシリーズ搭載なのも良いですよね。
マイクロソフト純正のOfficeもついていて10万円で購入出来ますので学生さんにもお勧めです。
持ち運びも可能なコストパフォーマンスの高いノートPCをお探しの方にお勧めのモデルです。
Inspiron 14
価格:93,680円~(税込)、送料無料 <5/9(火)時点>
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