超軽量 998g LIFEBOOK WC1/G3　実機レビュー

今回LIFEBOOK WC1/G3 を富士通様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。。

　
最初に結論を書いておきますとLIFEBOOK WC1/G3 は液晶に「13.3型ワイド FHD(1920×1200)」搭載の超軽量モバイルノートPCです。

本モデルは基本スペックも高いのでモバイルでも妥協せずに使えるモデルをお探しの方にお勧めのモデルです。

まずはLIFEBOOK WC1/G3 の特徴から

参考：LIFEBOOK WC1/G3の選択できる主な項目は以下のようになっています。

CPU	インテル Core i7-1260P プロセッサー インテル Core i5-1240P プロセッサー
OS	Windows 11 Home 64ビット
メモリ	8GB、16GB LPDDR5-4800
ストレージ	256GB、512GB、1TB SSD（PCIe）
液晶	13.3型ワイド FHD(1920×1200)
グラフィック	Intel Iris Xe グラフィックス（CPUに内蔵）

※構成はモデルにより決まります。

LIFEBOOK WC1/G3 のお勧めの使い方

LIFEBOOK WC1/G3 レビュー機材の基本スペック

今回レビューを行うLIFEBOOK WC1/G3 のモデルは以下のようなスペックになっています。

 

LIFEBOOK WC1/G3

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LIFEBOOK WC1/G3 外観チェック

LIFEBOOK WC1/G3 の外観チェックです。

 

本体カラー

カラーはベージュゴールド、モカブラウン、クラウドブルーの３色が用意されています。

※レビュー機はモカブラウンです。

中央にロゴマークがあります。

液晶画面

画面の解像度は「13.3型ワイド FHD(1920×1200)」となっています。

解像度が通常よく採用されているFHD（1920 x 1080）より縦に長いFHD+（1920 x 1200）となっていますのでWEBブラウザ利用時などより便利に使えると思います。

<<正面>>

「13.3型ワイド FHD(1920×1200)」なので詳細な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。

視野的もかなり広いと思います。

<<斜めから>>

<<さらに斜めから>>

この角度でもかなり見えていますね。

Spyder Elite（カラーセンサー）による色域測定結果

LIFEBOOK WC1/G3 はsRGBで94%、adobeRGBで72%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なのでかなり高めの数字となっています。

色域を重視される写真や動画編集などの用途でも活躍可能だと思います。

本体の外観

<<LIFEBOOK WC1/G3 正面>>

LIFEBOOK WC1/G3 はThunderbolt™ 4 USB4 (Gen3) Type-Cコネクタが用意されているので最新のアクセサリも活用可能です。
また従来型のUSB3.2 (Gen1) Type-Aが用意されているのも手持ちのマウスなどを利用する際に便利です。

<<右側面>>

①Thunderbolt™ 4 USB4 (Gen3) Type-Cコネクタ
②USB3.2 (Gen1) Type-Aコネクタ

<<左側面>>

①HDMI 出力端子
②Thunderbolt™ 4 USB4 (Gen3) Type-Cコネクタ
③マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子

<<背面>>

<<上から>>

13.3型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。

<<裏面>>

<<高さ>>

高さは17.5mとなっていますので本と同じ位ですね。

<<液晶　光の反射の確認>>

光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。

・電源を入れていないとき

　写真では確認し辛いですが人形は本当にかすかに見えています。
　　

・電源を入れているとき

　人形は見えていないですね。
　

キーボード＆タッチパッド

キーボードは「日本語キーボード（キーピッチ約19mm/キーストローク約1.7mm/86キー、JIS配列準拠）（かな無し）」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。
ローマ字入力はの管理人には「かな」表記がないのはスッキリしていて嬉しいです。

「H」キーの大きさは実測で14.84㎜でした。

・全体

・右側

・左側

キーボードアップ

キータッチもなかなか良いです。

タッチパッド広くて使い易い印象です。

キーボード右上部

キーボード左上部

画面の角度

LIFEBOOK WC1/G3 はこの位まで傾けることが可能です。
ほぼ水平まで傾けることが出来るので対面に座っている方と一緒に画面を見て会話することが出来て便利ですね。

WEBカメラ

本モデルには「HD Webカメラ内蔵 (有効画素数 約92万画素)」 が搭載されています。

昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、HD画質であれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。

AC電源

電源はコンパクトな約65Wのコンパクトな物が採用されています。

LIFEBOOK WC1/G3 質量

本体は約987gでした、ホームページ上の数値は約998g～なのでカタログと同じですね。

AC電源は305gです。

本体＋AC電源では1292gでした。
AC電源と合わせて1292gなのでノートPCとしては凄く軽いと思います。
凄く軽いのでモバイルノートとしてもお勧めのモデルだと思います。

LIFEBOOK WC1/G3 外観チェックのまとめ

LIFEBOOK WC1/G3 は液晶に「13.3型ワイド FHD(1920×1200)」が搭載されている詳細な画像を楽しめるノートPCです。

液晶の色域に関しても高めですので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍可能だと思います。

本体のカラーは3色から選ぶ事が出来るので良いですよね。

LIFEBOOK WC1/G3 は大画面モバイルとしても使えるスタンダードタイプのノートPCだと思います。

LIFEBOOK WC1/G3

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LIFEBOOK WC1/G3 パフォーマンスチェック

LIFEBOOK WC1/G3 基本スペック

 

LIFEBOOK WC1/G3 パフォーマンスチェック

CPU：インテル® Core™ i5-1240P プロセッサー、メモリ：8GB LPDDR5-4800、ストレージ：256 GB SSD、グラフィック：Intel Iris Xe グラフィックス（CPUに内蔵）となっています。

当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。（ベンチマークスコア有り）
⇒当サイト　実機レビュー結果からみた　PCの選びかた

※Intel Core i7-12700H プロセッサー

スレッド数は16なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。

performance　Test10 による測定結果

2798点と良いスコアとなっています。

CINEBENCHによる測定結果

CINEBENCHはR23とR15の2種類測定しています。
※OpenGLのスコアを見るためにR15も測定していますが基本的には新しいR23のスコアを参照してください。

ゲーム関連ベンチマーク

ゲーム関連のベンチマークです。
ゲーミングPCではありませんが参考用に計測しています。
結果としてはあまり重いゲームで無ければ多くのゲームを遊ぶことが出来そうですね。

ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER

1920×1080　高品質ノートPC： 4030（普通）
1920×1080　標準品質ノートPC：5292（普通）

3DMARK

こちらもまずまずのスコアになっています。

Night　Raidによる測定結果

WILD　LIFE　による測定結果

Fire Strikeによる測定結果

Fire Strike　EXTREMEによる測定結果

TIME　SPYによる測定結果

CPU　PROFILEによる測定結果

STORAGE BENCHIMARKによる測定結果

PCmark　8による測定結果

・Home　accelerated
　4581点と良いスコアなので快適に使えると思います。

・Work　accelerated
　ビジネス用のベンチマークでも3075点となっています。

PCmark　10による測定結果

PCmark　10　Advanced　Editionによる測定結果

写真＆イラスト関連パフォーマンス

RAWデータ現像パフォーマンス

Adobe　Lightroom　Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影

結果は2分08秒で現像は終了しました。

これはノートパソコンとしてはかなり早めの成績だと思います。

Photoshop CCでのパフォーマンス

上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。

今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera　Rawでのスーパー解像度は50秒で出来るようです。

ストレージ情報

容量的には256GBで空き容量は約152GBとなっていますので通常の使い方であれば多くは有りませんが少し余裕のある容量だと思います。
もっと容量が必要な方はオプションで最大2TBまで拡張可能です。

搭載されているのはMicron製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。

※今後変更になる場合もあると思います。

最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。

例：管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD

⇒SanDisk ポータブルSSD 500GB

Crystal Diskmarkによる測定です。

通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい35倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。

CPU　Zの情報

再起動テストによるパフォーマンス測定

10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ50秒前半となっています。
これは早めの数字だと思います。

1回目：00:53秒
2回目：00:53秒
3回目：00:54秒
4回目：00:57秒
5回目：00:54秒
6回目：00:54秒
7回目：00:54秒
8回目：00:55秒
9回目：00:54秒
10回目：00:55秒

静音性および温度チェック

測定を行った機器は
・騒音：「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。

測定は以下の4段階で行っています。

・アイドリング時
・動画再生時（Youtubeの動画を30分間連続再生）
・動画エンコード時（Power Director 365でH.264出力）
・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行）

静音性チェック

騒音計測器で計測したところ最大47.3dbでした。

騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで殆ど音はしていませんでした。

状態	騒音量（db）
アイドリング	35.8
動画再生時	39.4
動画エンコード	46.9
ベンチマーク	47.3

表面温度のチェック

測定機器：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」

最高温度は動画エンコード時で38.9度になっていました。
手で触ってみましたが温度の上昇は殆ど感じられませんでした。

※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。

・アイドリング時

・動画再生時（Youtubeの動画を30分間連続再生）

・動画エンコード時（Power Director 365でH.264出力）

・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行）

HWMonitorによる内部温度チェック

最高温度は96度となっています。
温度はノートPCとしては普通レベルの印象です。

もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。

バッテリーの情報

消費電力のチェック

消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で28Wattとなっていました。
消費電力はかなりの省電力の印象ですね。

状態	消費電力（Watt）
アイドリング	6
動画再生時	15
動画エンコード	28
ベンチマーク	27

バッテリー充電

バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は61wで行われていました。

30分後のバッテリー残量は約43％となっていました。
これなら外出先でバッテリーがピンチの時でも短時間である程度バッテリー量回復できそうですね。
　　

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間はホームページ上は最大約19.8時間/JEITA 2.0となっています。

PCMark8（Work　accelerated）でバッテリー駆動時間を測定してみました。

ベンチマークソフトをほぼ2時間16分動かすことが出来ました。

※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。

オーディオ

チップセット内蔵+High Definition Audioコーデックが搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。

LIFEBOOK WC1/G3 付属ソフトチェック

付属しているソフトは

・富士通アドバイザー

・リカバリガイド

・FMVゲーム

・バックアップガイド

・＠メニュー

・スマホ写真＆動画バックアップ

・アップデートナビ

・My　Cloudトピック

・マイク　ノイズキャンセリング

などが用意されています。

ネットワーク

本モデルネットワークは

・Wi-Fi 6E（2.4Gbps）対応　MU-MIMO対応
・Bluetooth v5.1準拠

が搭載されています。

Wi-Fi 6EはWi-Fi 6の機能拡張されたものと言えば判りやすいかと思います。
具体的にはまず利用できる周波数がWi-Fi 6の2.4GHz帯/5GHz帯に加えて6GHz帯も利用可能です。
規格的にはWi-Fi 6EはWi-Fi 6と同じIEEE802.11axで最大通信速度も9.6Gbpsですが上記のように利用できる周波数が増えていますのでより安定したスループットが期待出来ます。
※6GHz帯は利用している人が少ないのでより空いていてより快適に使える周波数帯とも言えると思います。

※参考：テストに利用したWifi6ルータ

⇒Wi-Fi 6対応　Aterm WX6000HP レビュー　10Gbps搭載

セキュリティ

・Windows Hello対応指紋センサー（電源ボタンに内蔵）
・マカフィー リブセーフ（3年）

などが用意されています。

保証関連

LIFEBOOK WC1/G3 は標準で「3年無料保証（ユーザー登録必須） 」が用意されています。

オプションとして

• 5年保証（標準保証を合計5年間に延長）
• 4年保証（標準保証を合計4年間に延長）
• 3年ワイド保証
• 4年ワイド保証
• 5年ワイド保証

など他にもサービスが用意されています。

詳しくは購入画面でご確認いただけます。

LIFEBOOK WC1/G3(2023年5月7日)
型番	LIFEBOOK WC1/G3
CPU	インテル® Core™ i5-1240P プロセッサー
OS	Windows 11 Home 64ビット版
ディスプレイ	13.3型ワイド FHD(1920×1200)
タッチパネル	なし
グラフィックス	Intel Iris Xe グラフィックス（CPUに内蔵）
メモリー	標準8GB/最大8GB [オンボード/増設・交換不可]（デュアルチャネル対応 LPDDR5-4800）
ストレージ	約256GB SSD（PCIe）
ネットワーク	Wi-Fi 6E（2.4Gbps）対応、IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠、MU-MIMO対応＋Bluetooth® v5.1準拠
光学ドライブ	未搭載
Webカメラ	HD Webカメラ内蔵（有効画素数 約92万画素）
拡張インターフェイス	Thunderbolt™ 4 USB4（Gen3）Type-C×2（USB Power Delivery対応、DisplayPort Alt Mode対応） USB 3.2（Gen1）Type-A×1 HDMI マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子（φ3.5mmステレオ・ミニジャック）
バッテリー駆動時間	約19.8時間/JEITA 2.0
本体サイズ（mm）	298×210×17.5mm
本体質量	約998g
認証	Windows Hello対応指紋センサー（電源ボタンに内蔵）
保証	3年保証（標準保証を合計3年間に延長）
オフィスソフト	なし
主な付属品	マニュアル類、ACアダプタ、保証書
販売価格	159,900円（税込）、送料無料

LIFEBOOK WC1/G3 のレビューまとめ

LIFEBOOK WC1/G3 のお勧めポイント

• 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
• 軽量・薄型でバッテリー駆動時間も長いのでモバイルとして活躍可能
• 初めての方にもやさしい安心の日本製なので初心者も安心して使える

LIFEBOOK WC1/G3 の気になる点

※特になし

管理人の総評

LIFEBOOK WC1/G3 は「13.3型ワイド FHD(1920×1200) 」、搭載の詳細な映像が楽しめるモバイルノートPCです。

13.3型液晶搭載で薄型で質量は約999g～と凄く軽いのでモバイル利用で活躍出来るモデルだと思います。

CPUもインテルCoreシリーズ搭載なのでモバイル環境でも妥協したく無い方にお勧めのモデルです。

LIFEBOOK WC1/G3

価格：159,900円～（税込）、送料無料 ＜5/8(月)時点＞

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