今回ThinkPad X13 Gen 4 をLenovo様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとThinkPad X13 Gen 4 は液晶に「13.3型 WUXGA IPS 液晶(1920×1200、16:10) 、光沢なし」搭載の綺麗で詳細な画像が楽しめるモバイルノートPCです。
質量は約1.12kg~と軽量なので常時の持ち運びにも活用できるお勧めのモデルだと思います。
まずはThinkPad X13 Gen 4 の特徴から
このThinkPad X13 Gen 4 の特徴はメモリも余裕の16GB搭載ですのでワンランク上の使い方ができる13.3型ノートPCです。
ThinkPad X13 Gen 4 の選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU |
インテル Core i3-1315U プロセッサー インテル Core i5-1335U プロセッサー インテル Core i7-1355U プロセッサー インテル Core i7-1365U プロセッサー vPro®対応 |
---|---|
OS |
Windows 11 Home 64bit Windows 11 Pro 64bit Windows 11 Home 64bit – 英語版 |
メモリ | 8GB、16GB、32GB LPDDR5-6400MHz |
ストレージ | 1st:256GB、512GB、1TB、2TB SSD (PCIe NVMe/M.2) |
液晶 |
13.3 型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz 13.3 型 WUXGA (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチパネル, 100%sRGB, 300 nit, 60Hz 13.3 型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 400 nit, 60Hz, 省電力 13.3 型 2.8K OLED(有機ELディスプレイ) (2880 x 1800) 光沢なし/反射防止/汚れ防止, マルチタッチ非対応, HDR500, 100%DCI-P3, 400 nit, 60Hz |
グラフィック | CPU内蔵 (インテル Iris Xe グラフィックス) CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス) |
※モデルにより選択できる構成が決まります。
ThinkPad X13 Gen 4 のお勧めの使い方
ThinkPad X13 Gen 4
- ✔モバイルノートPCとして
軽量・薄型なのでモバイルノートPCとしてお勧めです - ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です - ✔初めてのノートPCとして
基本を押さえてコストパフォーマンスも高いので初めてのノートPCとしてお勧めです
前モデル:ThinkPad X13 Gen 3との比較
下表(簡易スペック比較表)はThinkPad X13 Gen 3とThinkPad X13 Gen 4のスペックの抜粋を纏めたものです。
主な変更点としては
- CPUが第13世代へと新しくなっている点
- 液晶が「2.8K OLED」を選択可能
- カメラが「5MP+IR Webカメラ」を選択可能
- 本体質量、サイズがコンパクト化
などがあげられます。
まあCPUの世代も新しくなっていますので旧モデルを選択する利用はあまりないですがパフォーマンスに余り拘らなくて価格が廉価の方がお好みの場合は旧モデルを検討しても良いかもしれないですね。
※簡易スペック比較表
モデル名 | ThinkPad X13 Gen 4 | ThinkPad X13 Gen 3 |
---|---|---|
CPU | ||
メモリ | ||
SSD | ||
液晶 (13.3型) |
・2.8K OLED ・WUXGA IPS 光沢なし ・WUXGA IPS マルチタッチ 光沢なし ・WUXGA IPS 光沢なし |
・WQXGA IPS 光沢なし ・WUXGA IPS Privacy Guard 光沢なし ・WUXGA IPS マルチタッチ 光沢なし ・WUXGA IPS 光沢なし |
グラフィック | CPU内蔵(インテル Iris Xe グラフィックス) CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス) i3の場合 |
|
I/F | ・USB4 (Thunderbolt4 対応) x 2 ・USB 3.2 Gen 1 (Powered USB) x 1 ・USB 3.2 Gen 1 x 1 ・HDMI ・マイクロホン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック |
|
カメラ | ・5MP+IR Webカメラ ・FHD 1080p RGB Webカメラ ・HD 720p RGB Webカメラ ※全てプライバシーシャッター付 |
・FHD 1080p RGB+IR Webカメラ ・FHD 1080p RGB Webカメラ ・HD 720p RGB Webカメラ ※全てプライバシーシャッター付 |
サイズ | (カーボン素材) 約305.8×217.56×18.10mm (PPS樹脂素材) |
|
質量 | ・約1.09kg~ (OLED+ハイブリッドカーボン) ・約1.12kg~ (カーボン素材) |
※41Whバッテリ選択時 ・カーボン素材+WUXGA 約1.19kg~ ・PPS樹脂+WQXGA 約1.25kg~ ・PPS樹脂+WUXGA 約1.21kg~ ※54.7Whバッテリ選択時 ・カーボン素材+WUXGA 約1.26kg~ ・PPS樹脂+WQXGA 約1.31kg~ ・PPS樹脂+WUXGA 約1.26kg~ |
ライバル機種との比較
ThinkPad X13 Gen 4は、高性能なビジネス向けノートPCで、そのライバルとなるモデルは以下のような特徴を持つ製品です:
- Dell Latitude 3540:
DellのLatitudeシリーズは、堅牢性とパフォーマンスを兼ね備えたビジネス向けノートPCとして知られています。Latitude 3540は、14インチの高解像度ディスプレイと最新のIntel Coreプロセッサーを搭載しています。 - HP EliteBook 840 G7:
HPのEliteBookシリーズは、ビジネスユーザー向けの高品質なノートPCです。EliteBook 840 G7は、14インチのディスプレイと強力なセキュリティ機能を備えています。
簡単にスペックを下記表に纏めてみました。
各モデル良いモデルだと思いますがThinkPad X13 Gen 4が選択できるスペックの幅が大きいので使い方にあわせて選ぶことが可能だと思うます。
価格的にも10万円以下のモデルから用意されているのも嬉しいですね。
モデル | ThinkPad X13 | Latitude 3540 | HP EliteBook 830 G9 |
---|---|---|---|
CPU | 第13代Core | 第13代Core | 第13代Core |
メモリ | 8~32GB DDR5 | 8~16GB DDR5 | 16GB DDR5 |
ストレージ | 256GB~、最大2TB | 256GB、512GB | 256GB~、最大2TB |
質量 | 1.12kg | 1.22 kg | 約1.28kg |
価格(税込) | 99,990円~ | 137,200円~ | 131,780円~ |
ThinkPad X13 Gen 4 レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うThinkPad X13 Gen 4 のモデルは以下のようなスペックになっています。
Lenovo ThinkPad X13 Gen 4
価格:99,990円~(税込)、送料無料 <1/6(土)時点>
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ThinkPad X13 Gen 4 外観チェック
ThinkPad X13 Gen 4 の外観チェックです。
本体カラー
カラーはThinkPad伝統のブラックですね。
左側に「ThinkPad」のロゴマークがあります。
液晶画面
画面の解像度は「13.3 型 WUXGA IPS 液晶(1920×1200、16:10) 、光沢なし」となっています。
<<正面>>
「13.3 型 WUXGA IPS 液晶(1920×1200、16:10) 、光沢なし」なので詳細で綺麗な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。
視野的もかなり広いと思います。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度でもかなり見えていますね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
ThinkPad X13 Gen 4 はsRGBで99%、adobeRGBで76%、P3 77%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので高めの数字となっています。
色域を重視される写真や動画編集などの用途でも活躍出来そうですね。
本体の外観
<<ThinkPad X13 Gen 4 正面>>
ThinkPad X13 Gen 4 はUSB4 (Thunderbolt4 対応)が搭載されているので最新のアクセサリも活用可能です。
また従来型のUSB(Type-A)も搭載されていますので手持ちの有線マウスなどを利用する際にも便利です。
<<右側面>>
①USB 3.2 Gen1
②HDMI
③セキュリティキーホール
<<左側面>>
①USB 4 (Thunderbolt4 対応)
②USB 4 (Thunderbolt4 対応)
③USB 3.2 Gen1 (Powered USB)
④マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
<<背面>>
<<上から>>
13.3型ですのでセミB5サイズノートよりは少し大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは15.95mmとなっていますので本と同じくらいですね。
2㎝以下だとカバンに入れての持ち運びもし易いですよね。
<<液晶 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
本モデルは液晶の反射は少なそうですね。
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードは「フルサイズ・キーボード (6 列)、88 キー (Fn キー、PgUp キー、PgDn キー、Windows キー)、JIS 配列、TrackPoint、ThinkPad クリックパッド」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。
ThinkPadのフルサイズキーボードは入力し易くて良いですよね。
ThinkPad伝統のトラックポイントが付いているのも管理人的にはプラスポイントです。
「H」キーの大きさは実測で15.38㎜でした。
・全体
・右側
・左側
キーボード アップ
ThinkPad伝統のトラックポイントも管理人的にはお気に入りです。
これがあればマウスなくても大丈夫なのでモバイル利用の際にマウスを持ち運ぶ必要もなくて良いですよね。
タッチパッドはクリック部が独立していて使い易い印象です。
画面の角度
ThinkPad X13 Gen 4 は水平位まで傾けることが可能です。
この位まで出来れば対面に座っている方とも会話しながら一緒に画面を見るとこが可能なので便利だと思います。
WEBカメラ
本モデルには「前面:HD 720p カメラ、プライバシーシャッター付き」が搭載されています。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、FHD画質であれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
セキュリティ的にもプライバシーシャッターが付いているのは良いですよね。
※顔認証が必要な方は搭載モデルも用意されていますので検討されると良いと思います。
選択肢としては
- 720p HDカメラ (マイク付)/レビュー機に搭載
- 1080p FHDカメラ (マイク付)
- 500万画素カメラ、IRカメラ、マイク
が用意されています。
お勧めとしてはカメラを利用するのであれば価格差が少ないので1080p FHDカメラ (マイク付)がお勧めですね。
顔認証が必要であれば「500万画素カメラ、IRカメラ、マイク」の選択になると思います。
AC電源
電源はコンパクトな65Wのコンパクトな物が採用されています。
ThinkPad X13 Gen 4 質量
本体は約1157gでした、ホームページ上の数値は約1.12kg~なので同じですかね。
13.3型液晶搭載モデルで薄型・軽量なのでモバイル利用でも活躍してくれそうですね。
AC電源は310gとなっています。
本体+AC電源では1467gとなっています。
13.3型としては軽量なので持ち運びにも便利だと思います。
この軽さなら常時の持ち運びでもあまり負担にならないで対応可能だと思います。
ThinkPad X13 Gen 4 外観チェックのまとめ
ThinkPad X13 Gen 4 は液晶に「13.3型 WUXGA IPS 液晶(1920×1200、16:10) 、光沢なし」が搭載されている綺麗で詳細な画像を楽しめるモバイルノートPCです。
質量も軽量なのでモバイルとしても活用可能だと思います。
液晶の色域に関しては高めの数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍可能だと思います。
本体のカラーは落ち着いたイメージのブラックなので安心して使えると思います。
ThinkPad X13 Gen 4 は薄型・軽量で常時持ち運び可能なモバイルノートPCだと思います。
Lenovo ThinkPad X13 Gen 4
価格:99,990円~(税込)、送料無料 <1/6(土)時点>
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ThinkPad X13 Gen 4 パフォーマンスチェック
ThinkPad X13 Gen 4 基本スペック
メモリ:16 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード)
ストレージ:512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応
グラフィックス:CPU内蔵(インテル Iris Xe グラフィックス)
ThinkPad X13 Gen 4 パフォーマンスチェック
CPU:インテル Core i5-1335U プロセッサー、メモリ:16 GB LPDDR5、ストレージ:SSD 512GB、グラフィック:CPU内蔵(インテル Iris Xe グラフィックス)となっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※インテル Core i5-1335U プロセッサー
インテル Core i5-1335U プロセッサー | |
---|---|
コア/スレッド数 | 10/12 |
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | 最大4.60 GHz |
キャッシュ | 12 MB Intel Smart Cache |
プロセッサーのベースパワー | 15 W |
内蔵GPU | インテル Iris Xe グラフィックス対応 |
スレッド数は12なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
3505点とかなり良いスコアだと思います。
CINEBENCHによる測定結果
・CINEBENCH R23
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
結果としては設定を低めにすれば遊ぶことが出来るレベルだと思います。
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC: 3861(設定変更を推奨)
1920×1080 標準品質ノートPC:5644(普通)
ファイナルファンタジー XV
重めのゲームですが解像度を低めにすれば遊ぶことは出来そうですね。
1920×1080 軽量品質:2083(重い)
1280×720 軽量品質:3008(普通)
ドラゴンクエスト X
重めのゲームですが解像度を低めにすれば遊ぶことは出来そうですね。
1920×1080 最高品質:5632(快適)
1920×1080 標準品質:6277(快適)
STREET FIGHTER 6
今人気の格闘ゲームですがかなり解像度を落とせば何とか遊ぶことは出来そうですね。
LOW 1920 x 1080 FIGHTING GROUND 40(24.68 FPS)
LOWEST 1280 x 720 FIGHTING GROUND 93(59.43 FPS)
3DMARK
こちらもまずまずのスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFE による測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
TIME SPYによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
STORAGE BENCHIMARKによる測定結果
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は1分51秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては早めのレベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera Rawでのスーパー解像度は30秒で出来るようです。
結構時間かかりますね。
ストレージ情報
容量的には512GBで空き容量は約430GBとなっていますので通常の使い方であればある程度余裕のある容量だと思います。
容量が必要な方はオプションで最大2TBまで選択可能です。
※カスタマイズモデルのみ
搭載されているのはSKHynix製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい70倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ1分前後の時間となっています。
これは早めの数字だと思います。
1回目:01:05秒
2回目:00:49秒
3回目:01:04秒
4回目:01:05秒
5回目:00:48秒
6回目:00:48秒
7回目:00:51秒
8回目:01:05秒
9回目:00:51秒
10回目:00:48秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大41.7dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで実際に使っているとかすかに音がしていました。。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 35.4 |
動画再生時 | 36.5 |
動画エンコード | 41.6 |
ベンチマーク | 41.7 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度は動画エンコード時で37.1度になっていました。
温度は上がらない印象ですね。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は89.0度となっています。
温度はノートPCとしては少し低めのレベルだと思います。
もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で57Wattとなっていました。
消費電力はメリハリのある消費の仕方という印象ですね。
状態 | 消費電力(W) |
---|---|
アイドリング | 6 |
動画再生時 | 11 |
動画エンコード | 57 |
ベンチマーク | 45 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は39wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約28%となっていました。
充電速度は少しゆっくりの印象ですね。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は最大約14.7時間(JEITA2.0)となっています。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトをほぼ2時間50分動かすことが出来ました。
※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。
オーディオ
Dolby Audio Speaker System、Dolby Voice/ステレオスピーカーが搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。
ThinkPad X13 Gen 4 付属ソフトチェック
付属しているソフトは
・Lenovo Vantage
機能キーなど、キーの設定も可能です。
WEB会議で活躍できるLenovo Viewも用意されています。
などが用意されています。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・インテル Wi-Fi 6E AX211
・Bluetooth v5.2
が搭載されています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6の機能拡張されたものと言えば判りやすいかと思います。
具体的にはまず利用できる周波数がWi-Fi 6の2.4GHz帯/5GHz帯に加えて6GHz帯も利用可能です。
規格的にはWi-Fi 6EはWi-Fi 6と同じIEEE802.11axで最大通信速度も9.6Gbpsですが上記のように利用できる周波数が増えていますのでより安定したスループットが期待出来ます。
※6GHz帯は利用している人が少ないのでより空いていてより快適に使える周波数帯とも言えると思います。
セキュリティ
- TCG V2.0 準拠
- 顔認証(オプション)
- カメラ プライバシーシャッター
などが用意されています。
保証関連
ThinkPad X13 Gen 4 は標準で「1年間のレノボ オンサイトプレミアサポート」が用意されています。
オプションとして
- 2年間のレノボ オンサイトプレミアサポート
- 3年間のレノボ オンサイトプレミアサポート
- 4年間のレノボ オンサイトプレミアサポート
- 5年間のレノボ オンサイトプレミアサポート
- 1年間のPremier Support Plus
- 2年間のPremier Support Plus
- 3年間のPremier Support Plus
- 4年間のPremier Support Plus
- 5年間のPremier Support Plus
- アクシデント・ダメージ・プロテクション
など他にもサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
ThinkPad X13 Gen 4 (2024年1月6日) | |
型番 | 21EX-CT01WW |
CPU | インテル® Core™ i5-1335U プロセッサー (Eコア 最大 3.40 GHz Pコア 最大 4.60 GHz) |
OS | Windows 11 Home 64bit |
ディスプレイ | 13.3 型 WUXGA IPS 液晶(1920×1200 ドット、約 1,677 万色、16:10) 、光沢なし |
タッチパネル | なし |
グラフィックス | CPU内蔵 (インテル® Iris® Xe グラフィックス) |
メモリー | 16 GB LPDDR5-6400MHz (オンボード) |
ストレージ | 512 GB SSD M.2 2280 PCIe-NVMe Gen4 Performance TLC OPAL対応 |
ネットワーク | インテル® Wi-Fi 6E AX211 a/b/g/n/ac/ax+Bluetooth v5.2 |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | あり (前面:HD 720p カメラ、プライバシーシャッター付き) |
拡張インターフェイス | USB4 (Thunderbolt4) x 2 USB 3.2 Gen1 x 1 USB 3.2 Gen1 (Powered USB) x 1 HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
バッテリー駆動時間 | 約 14.7 時間(JEITA2.0) |
本体サイズ(mm) | 約 301.7×214.8×15.95mm |
本体質量 | 約 1.12kg |
認証 | 未搭載 |
保証 | 1年間(国内:プレミアサポート+引き取り修理、海外:修理依頼国での修理方法(IWS ハードウェア国際保証サービス)に準ずる) |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC電源、マニュアル類など |
販売価格 | 303,600円(税込)、送料無料 |
ThinkPad X13 Gen 4 のレビューまとめ
ThinkPad X13 Gen 4 のお勧めポイント
- 薄型・軽量なのでモバイル利用としても活躍
- 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
- コストパフォーマンスが高いので初めてのノートPCとしてもお勧め
ThinkPad X13 Gen 4 の気になる点
※特になし
管理人の総評
ThinkPad X13 Gen 4 は「13.3型 WUXGA IPS 液晶(1920×1200、16:10) 、光沢なし」の綺麗で詳細な映像が楽しめるモバイルノートPCです。
CPUも第13世代Coreシリーズ搭載なのでパワフルに使えると思います。
基本スペックも高く、メモリも16GB搭載なので余裕を持った使い方ができるモデルだと思います。
コストパフォーマンスが高くてモバイル利用でも活躍できるノートPCをお探しの方にお勧めのモデルです。
Lenovo ThinkPad X13 Gen 4
価格:99,990円~(税込)、送料無料 <1/6(土)時点>
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