今回FMV Lite WA1/H1 を富士通様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとFMV Lite WA1/H1 はディスプレイに「15.6型ワイド フルHD ノングレア液晶[1920×1080]」搭載の詳細な画像が楽しめるスタンダードタイプのノートPCです。
CPUは実績のインテル Coreシリーズ プロセッサー搭載なのでパフォーマンスに期待できるお勧めのモデルだと思います。
まずはFMV Lite WA1/H1 の特徴から
このFMV Lite WA1/H1 の特徴は価格設定が7万円台~と高コスパで購入しやすい設定になっているスタンダードタイプのノートPCです。
FMV Lite WA1/H1 の選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU |
インテル Core i7-1165G7 プロセッサー インテル Core i5-1135G7 プロセッサー |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit (日本語版) |
メモリ | 8GB、16GB(デュアルチャネル対応 DDR4 PC4-3200) |
ストレージ | 256GB、512GB SSD(PCIe) |
ディスプレイ | 15.6型ワイド フルHD ノングレア液晶[1920×1080] |
グラフィック | Intel Iris Xe graphics(CPUに内蔵) |
※モデルにより選択できる構成が決まります。
FMV Lite WA1/H1 のお勧めの使い方
FMV Lite WA1/H1
- ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です - ✔初めてのノートPCとして
購入しやすい価格設定なので初めてのノートPCとしてもお勧めです
FMV Lite WA1/H1 レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うFMV Lite WA1/H1 のモデルは以下のようなスペックになっています。
Lenovo FMV Lite WA1/H1
価格:119,800円~(税込)、送料無料 <12/11(月)時点>
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FMV Lite WA1/H1 外観チェック
FMV Lite WA1/H1 の外観チェックです。
本体カラー
カラーは落ち着いたオーシャンブラックですね。
中央にロゴマークがあります。
ディスプレイ画面
画面の解像度は「15.6型ワイド フルHD ノングレア液晶[1920×1080]」となっています。
<<正面>>
「15.6型ワイド フルHD ノングレア液晶[1920×1080]」なので詳細で綺麗な画像が楽しめる仕上がりのディスプレイとなっています。
視野的には斜めの際に若干暗いですかね。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度だと若干暗めですかね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
FMV Lite WA1/H1 はsRGBで64%、adobeRGBで48%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので若干低めの数字となっています。
色域を重視される写真や動画編集などの用途にはあまり向かないかもしれないですね。
本体の外観
<<FMV Lite WA1/H1 正面>>
FMV Lite WA1/H1 はUSB3.2 (Gen2) Type-Cコネクタが搭載されているので最新のアクセサリも活用可能です。
また従来型のUSB(Type-A)は搭載されていますので手持ちのマウスなどを利用する際にも便利ですよね。
<<右側面>>
①マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子
②USB3.2(Gen1) Type-A コネクタ
③USB3.2(Gen1) Type-A コネクタ
④光学ドライブ
⑤盗難防止用ロック取り付け穴
<<左側面>>
①DC-INコネクタ
②有線LAN
③HDMI
④USB3.2 (Gen1) Type-Aコネクタ(電源オフUSB充電機能対応)
⑤USB3.2 (Gen2) Type-Cコネクタ
⑥ダイレクト・メモリースロット
SDカードを刺した状態
※SDカードは奥まで入れても完全には入らないので刺したままの持ち運び難しそうですね。
<<背面>>
<<上から>>
15.6型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは23.9mmとなっていますので本と同じくらいですね。
<<ディスプレイ 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
・電源を入れていないとき
人形は見えていないですねす。
キーボード&タッチパッド
キーボードは「日本語キーボード(キーピッチ約18.4mm/キーストローク約1.7mm/108キー、JIS配列準拠、かな表記なし)(テンキー付)」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。
勿論個人により差はあると思いますが、富士通製のキーボードは入力しやすいと言う定評がありますので期待しても良いと思います。
「H」キーの大きさは実測で15.08㎜でした。
・全体
・右側
・左側
キーボード アップ
キータッチもなかなか良いです。
タッチパッドは普通レベルという印象でした。
入力しやすいようにキーボードに傾斜がついているのも良いですよね。
画面の角度
FMV Lite WA1/H1 は水平まで傾けることが可能です。
この位まで出来れば対面に座っている方とも会話しながら一緒に画面を見るとこが可能なので便利だと思います。
WEBカメラ
本モデルには「HD Webカメラ内蔵(有効画素数約92万画素)」が搭載されています。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、HD画質であれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
AC電源
電源はコンパクトな65Wのコンパクトな物が採用されています。
FMV Lite WA1/H1 質量
本体は約1800gでした、ホームページ上の数値は約1.95kg~なので少し軽いですかね。
15.6型液晶搭載モデルとしては比較的薄型軽量なので大画面モバイル利用でも活躍してくれそうですね。
AC電源は302gです。
本体+AC電源では2102gでした。
AC電源と合わせて2102gは比較的軽量だと思いますので持ち運び可能なスタンダードタイプのノートPCをお探しの方にお勧めのモデルだと思います。
FMV Lite WA1/H1 外観チェックのまとめ
FMV Lite WA1/H1 はディスプレイに「15.6型ワイド フルHD ノングレア液晶[1920×1080]」が搭載されている詳細な画像を楽しめるスタンダードタイプノートPCです。
ディスプレイの色域に関しては低めの数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途には向かないかもしれないですね。
本体のカラーは落ち着いたイメージのオーシャンブラックなので使う場所を選らばずに安心して使えると思います。
FMV Lite WA1/H1 は大画面モバイルでも使える比較的軽量・薄型のスタンダードタイプノートPCだと思います。
Lenovo FMV Lite WA1/H1
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FMV Lite WA1/H1 パフォーマンスチェック
FMV Lite WA1/H1 基本スペック
メモリ:8GB(4GB×2)(デュアルチャネル対応 DDR4 PC4-3200)
ストレージ:SSD 約512GB(PCIe)
グラフィックス:CPU内蔵(インテル Iris Xe グラフィックス)
FMV Lite WA1/H1 パフォーマンスチェック
CPU:インテル Core i7-1165G7 プロセッサー、メモリ:8GB(デュアルチャネル対応 DDR4 PC4-3200)、ストレージ:SSD 約512GB(PCIe)、グラフィック:CPU内蔵(インテル Iris Xe グラフィックス)となっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※インテル Core i7-1365U プロセッサー
インテル Core i7-1165G7 プロセッサー | |
---|---|
コア/スレッド数 | 4/8 |
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | 最大4.70 GHz |
キャッシュ | 12MB Intel Smart Cache |
コンフィグラブル TDP-down | 12W |
内蔵GPU | インテル Iris Xe グラフィックス対応 |
スレッド数は8なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
2884点とまずまずのスコアだと思います。
CINEBENCHによる測定結果
・CINEBENCH R23
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
結果としては軽いゲームであれば遊ぶことが出来るレベルだと思います。
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC: 3057(設定変更を推奨)
1920×1080 標準品質ノートPC:3891(設定変更を推奨)
ファイナルファンタジー XV
重めのゲームですが解像度を低めにすれば遊ぶことは出来そうですね。
1920×1080 軽量品質:1822(動作困難)
1280×720 軽量品質:2745(やや重い)
ドラゴンクエスト
1920×1080 最高品質:9573(とても快適)
1920×1080 標準品質:9573(とても快適)
3DMARK
こちらもまずまずのスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFE による測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
TIME SPYによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
STORAGE BENCHIMARKによる測定結果
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は2分34秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては普通レベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera Rawでのスーパー解像度は5分で出来るようです。
ストレージ情報
容量的には512GBで空き容量は約417GBとなっていますので通常の使い方であれば比較的余裕のある容量だと思います。
搭載されているのはサムスン製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい30倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS Speed Class1(UHS-II)対応のSDカード利用
こちらも早めのレベルの速さだと思います。
SDカード、最近は省略されることも多いので有ると便利ですよね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ50秒前後の時間となっています。
これは早めの数字だと思います。
1回目:00:50秒
2回目:00:49秒
3回目:00:49秒
4回目:00:50秒
5回目:00:52秒
6回目:00:50秒
7回目:00:50秒
8回目:00:50秒
9回目:00:49秒
10回目:00:50秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大44.5dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで実際に使っているとかすかに音がしていました。。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 35.7 |
動画再生時 | 38.5 |
動画エンコード | 44.5 |
ベンチマーク | 43.5 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度はベンチマーク時で33.1度になっていました。
温度は上がらない印象ですね。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は96.0度となっています。
温度はスタンダードタイプノートPCとしては普通のレベルだと思います。
もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で44.5Wattとなっていました。
消費電力はメリハリのある消費の仕方という印象ですね。
状態 | 消費電力(W) |
---|---|
アイドリング | 7 |
動画再生時 | 14 |
動画エンコード | 44.5 |
ベンチマーク | 43.5 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は36wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約41%となっていました。
これなら外出先でバッテリーがピンチの時でも短時間でバッテリー量回復できそうですね。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は最大約7.4時間/JEITA 2.0となっています。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトをほぼ2時間8分動かすことが出来ました。
※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。
オーディオ
「ステレオスピーカー、デジタル(ステレオ)マイク」が搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。
FMV Lite WA1/H1 付属ソフトチェック
付属しているソフトは
他多数が用意されています。
詳細はこちらのページからご確認いただけます。
⇒詳細情報はこちら
ネットワーク
本モデルネットワークは
・有線LAN
・Wi-Fi 6(2.4Gbps)対応、IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠 MU-MIMO対応
・Bluetooth v5.1準拠
が搭載されています。
Wifi6は最新の11ax(IEEE 802.11ax)を判りやすく呼ぶための新呼称です。
スペック的には最大通信速度9.6Gbpsで対応周波数も2.4GHz帯/5GHz帯の両方に対応しています。
なのでLAN環境がより高速に利用できる規格と言えると思います。
セキュリティ
- マカフィー リブセーフ 3年版
- 盗難防止用ロック取り付け穴
などが用意されています。
保証関連
FMV Lite WA1/H1 は標準で「標準保証(通常メーカー保証、1年間)」が用意されています。
オプションとして
- ワイド保証(5年)
- ワイド保証(4年)
- ワイド保証(3年)
- メーカー延長保証(5年)
- メーカー延長保証(4年)
- メーカー延長保証(3年)
など他にも最大38特典ご利用可能「FMV プレミアムサービス」などが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
FMV Lite WA1/H1 (2023年12月11日) | |
型番 | FMVWH1A172 |
CPU | インテル® Core™ i7-1165G7 プロセッサー (最大4.70GHz) |
OS | Windows 11 Home 64ビット版 |
ディスプレイ | 15.6型ワイド フルHD ノングレア液晶[1920×1080] |
タッチパネル | なし |
グラフィックス | Intel® Iris® Xe graphics(CPUに内蔵) |
メモリー | 8GB(4GB×2)(デュアルチャネル対応 DDR4 PC4-3200) |
ストレージ | SSD 約512GB(PCIe) |
ネットワーク | 有線LAN、Wi-Fi 6(2.4Gbps)対応、IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n準拠、MU-MIMO対応、Bluetooth® v5.1準拠 |
光学ドライブ | スーパーマルチドライブ(DVD±R DL(2層)書き込み対応) |
Webカメラ | HD Webカメラ内蔵(有効画素数約92万画素) |
拡張インターフェイス | USB3.2(Gen2)Type-C(USB Power Delivery対応(注19)、(DisplayPort Alt Mode対応)×1 (左側面) USB3.2(Gen1)Type-A×3(左側面×1(電源オフUSB充電機能付)、右側面×2) SDメモリーカードスロット HDMI 有線LAN(RJ-45) |
バッテリー駆動時間 | 約7.4時間/JEITA 2.0 |
本体サイズ(mm) | 361×244×23.9mm |
本体質量 | 約1.95kg |
認証 | 未搭載 |
保証 | 1年間 |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | マニュアル類、ACアダプタ(注24)、保証書 |
販売価格 | 119,800円(税込)、送料無料 |
FMV Lite WA1/H1 のレビューまとめ
FMV Lite WA1/H1 のお勧めポイント
- 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
- 軽量・薄型なので大画面モバイルノートPCとしても活用可能
- 購入しやすい価格設定なので初めてのノートPCとしてもお勧め
FMV Lite WA1/H1 の気になる点
※特になし
管理人の総評
FMV Lite WA1/H1 は「15.6型ワイド フルHD ノングレア液晶[1920×1080]」搭載の詳細な映像が楽しめるスタンダードタイプのノートPCです。
CPUもインテル Core シリーズ搭載なのでパワフルに使えると思います。
基本スペックも高く、メモリも8GB搭載なので普通に使えるモデルだと思います。
基本スペックが高く購入しやすい価格設定なので初めてのノートPCにもお勧めのモデルです。
Lenovo FMV Lite WA1/H1
価格:119,800円~(税込)、送料無料 <12/11(月)時点>
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