今回XPS 13 (9340) UltraをDell様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
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最初に結論を書いておきますとCPUにAI対応のNPUを搭載したインテル Ultraシリーズを搭載したノートPCなので一歩進んだ使い方ができるモデルに仕上がっています。
グラフィックもメモリもインテル Arc グラフィックス搭載で余裕をもって使えるモデルだと思います。
まずはXPS 13 (9340) Ultra の特徴から
XPS 13 (9340) Ultra の選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU |
インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125H インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155H |
---|---|
OS |
Windows 11 Home 日本語 Windows 11 Pro 日本語 Windows 11 Home 英語 Windows 11 Pro 英語 |
メモリ | 16GB、32GB、64GB DDR5 |
ストレージ | 512GB、1TB、2TB M.2 PCIe NVMe SSD |
液晶 | 13.4型 3K (2880 x 1800) OLED フレームレス タッチ 光沢 (反射防止/防汚加工) ,400 nit,100% DCI P3, 1,000,000:1 コントラスト比, 60Hz, Dolby Vision, Eyesafe technology 13.4型 QHD+ (2560 x 1600) フレームレス タッチ 光沢 (反射防止/防汚加工) ,500-nit, 100% DCI P3, 2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision, Eyesafe technology |
グラフィック | インテル Arc グラフィックス |
※構成はモデルにより決まります。
XPS 13 (9340) Ultra のお勧めの使い方
XPS 13 (9340) Ultra
- ✔AI対応PCとして
AI対応NPU搭載なので一歩進んだAI PCとして利用可能です - ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です - ✔モバイルノートPCとして
薄型で軽量なのでいつ様に応じてのモバイル用途でも活用可能だと思います
XPS 13 (9340) Ultra レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うXPS 13 (9340) Ultra のモデルは以下のようなスペックになっています。
XPS 13 (9340) Ultra
価格:199,463円~(税込)、送料無料 <6/30(日)時点>
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XPS 13 (9340) Ultra 外観チェック
XPS 13 (9340) Ultra の外観チェックです。
本体カラー
カラーは「プラチナシルバー」「グラファイト」の2色が用意されています。
※レビュー機は「プラチナシルバー」です。
外装シャーシ素材はCNC削り出しアルミとなっているので所有感を満たしてくれるモデルに仕上がっています。
中央に「DELL」のロゴマークがあります。
液晶画面
画面の解像度は「13.4型 FHD+ (1920×1200) フレームレス 非タッチ 非光沢, 500-nit, 100% sRGB,2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision, Eyesafe テクノロジー」ディスプレイとなっています。
<<正面>>
「13.4型 FHD+ (1920×1200) フレームレス 非タッチ 非光沢, 500-nit, 100% sRGB,2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision, Eyesafe テクノロジー」ディスプレイなので詳細な画像が楽しめる仕上がりのディスプレイとなっています。
視野的もかなり広いと思います。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度でもかなり見えていますね。
本体の外観
<<XPS 13 (9340) Ultra 正面>>
XPS 13 (9340) Ultra は「Thunderbolt 4 (USB Type-C)(DisplayPort 2.1とPower Deliveryに対応)」が用意されているので最新のアクセサリも活用可能だと思います。
通常のUSBポートは用意されていないので手持ちのマウスなどを利用する際にはBluetooth接続タイプのものを利用するのが良いのではないかと思います。
<<右側面>>
①Thunderbolt 4 (USB Type-C)(DisplayPort 2.1とPower Deliveryに対応)
<<左側面>>
①Thunderbolt 4 (USB Type-C)(DisplayPort 2.1とPower Deliveryに対応)
<<背面>>
<<上から>>
13.4型ですのでセミB5サイズノートより少し大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは15.30mmとなっていますので本より少し薄いですかね。
<<液晶 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードは「Copilotキー搭載 カーボン ブラック 日本語 非バックライト キーボード」となっています。
「H」キーの大きさは実測で18.49㎜でした。
大きめなので押下しやすいと思います。
本モデルに搭載されているキーボードは近未来的で機能キーも表示を綺麗変えて利用する形となっています。
※fnキーで切替が可能です。
・全体
・右側
・左側
キーボードアップ
キータッチもなかなか良いです。
「タッチパッドはどこ?」と一見すると思いますが逆にこの辺りにあると思って操作してみると普通に使えます。
キーボード右上部
※電源ボタンはこちらですね。
キーボード左上部
画面の角度
XPS 13 (9340) Ultra はこの位まで傾斜することが出来ました。
この位傾斜出来れば普通に利用する分には支障は無いと思いますが管理人的にはもう少し傾斜出来た方が嬉しいです。
WEBカメラ
本モデルには「1080p (30 fps)フルHD RGBカメラ、デュアルアレイ マイクロフォン」が搭載されています。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、フルHDであればかなり綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
AC電源
電源は60Wのものが採用されています。
XPS 13 (9340) Ultra 質量
本体は約1207gとなっていました、ホームページ上の数値は約1.19 kg~なので同じですね。
AC電源は325gです。
本体+AC電源では1463g位ですね。
AC電源と合わせて1463g位と比較的軽量なので必要に応じての持ち出し利用などにも対応可能だと思います。
XPS 13 (9340) Ultra 外観チェックのまとめ
XPS 13 (9340) Ultraはディスプレイに「’13.4型 FHD+ (1920×1200) フレームレス 非タッチ 非光沢, 500-nit, 100% sRGB,2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision, Eyesafe テクノロジ」が搭載されていて詳細な画像を楽しめるノートPCです。
ディスプレイの色域に関しては100% sRGBと高めなので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍できそうですね。
本体のカラーは「プラチナシルバー」「グラファイト」の2色が用意されています。
キーボードもCopilotキー搭載で使い易いと思います。
XPS 13 (9340) Ultra
価格:199,463円~(税込)、送料無料 <6/30(日)時点>
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XPS 13 (9340) Ultra パフォーマンスチェック
XPS 13 (9340) Ultra 基本スペック
メモリ:16GB, LPDDR5X, 7467MT/s, オンボード, デュアル チャネル
ストレージ:512GB M.2 PCIe NVMe SSD
グラフィックス:インテル Arc グラフィックス
XPS 13 (9340) Ultra パフォーマンスチェック
CPU:インテル Core Ultra5 プロセッサー 125H、メモリ:16GB、ストレージ:512GB M.2 PCIe NVMe SSD 、グラフィック:インテル Arc グラフィックスとなっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※AMD Ryzen 7 8840U プロセッサー
インテル Core Ultra5 プロセッサー 125H | |
---|---|
コア/スレッド数 | 14/18 |
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | 最大4.5 GHz |
キャッシュ | 18 MB Intel Smart Cache |
プロセッサーのベースパワー | 28W |
内蔵GPU | Intel Arc graphics |
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCH R23
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
結果としては多くのゲームを快適に遊ぶことが出来るレベルだと思います。
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC:5932(普通)
1920×1080 標準品質ノートPC:9073(快適)
ファイナルファンタジーXV
重めのゲームですが設定に気を付ければ何とか遊べそうですね。
1920×1080 標準品質:2800(やや重い)
1920×1080 軽量品質:3396(普通)
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon R6(フルサイズ)で撮影
結果は1分15秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては早いレベルの成績だと思います。
ストレージ情報
容量的には512GBで空き容量は約387GBとなっていますので通常の使い方であればある程度余裕のある容量だと思います。
搭載されているのはMicron製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい49倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe」規格は爆速ですね。
CPU Zの情報
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大48.1dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで音はしていましたがあまり気にならなかったですね。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 36.3 |
動画再生時 | 36.6 |
動画エンコード | 47.1 |
ベンチマーク | 48.1 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度はベンチマークで40.9度になっていました。
手で触ってみましたが温度の上昇はそれほど感じませんでした。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は104.0度となっています。
CPUの温度が上がっているようですね。
表面温度はあまり上がっていないので一時的なものかもしれないですね。
もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で56Wattとなっていました。
消費電力はメリハリがある印象ですね。
状態 | 消費電力(Watt) |
---|---|
アイドリング | 5 |
動画再生時 | 11 |
動画エンコード | 56 |
ベンチマーク | 40 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は51wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約28%となっていました。
充電量は若干少なめの印象ですね。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は明確な記載を確認できませんでした。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトを7時間19分動かすことが出来ました。
※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。
オーディオ
オーディオ はRealtek ALC1318オーディオ コントローラー搭載ステレオ スピーカー、2.5W x 2 = 合計5W搭載となっていて管理人の個人的な感想ですが良い音という印象でした。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・インテル(R) Killer(TM) 1750 2×2
・Bluetooth 5.4 ワイヤレス カード
が搭載されています。
保証関連
XPS 13 (9340) Ultra は標準で「1年間 Premium Support」が用意されています。
オプションとして
- 2年間 Premium Support
- 3年間 Premium Support
- 4年間 Premium Support
- 1年間 Premium Support Plus
- 2年間 Premium Support Plus
- 3年間 Premium Support Plus
- 4年間 Premium Support Plus
- 1年間 アクシデンタル ダメージサービス
- 1年間 アクシデンタル ダメージ サービス(盗難対応オプション付き)
など他にもサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
XPS 13 (9340) Ultra (2024年6月27日) | |
型番 | XPS 13 (9340) Ultra |
CPU | インテル® Core™ Ultra5 プロセッサー 125H |
OS | Windows 11 Home, 日本語 |
ディスプレイ | 13.4型 FHD+ (1920×1200) フレームレス 非タッチ 非光沢, 500-nit, 100% sRGB,2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision ™, Eyesafe® テクノロジー |
タッチパネル | なし |
グラフィックス | インテル® Arc™ グラフィックス |
メモリー | 16GB, LPDDR5X, 7467MT/s, オンボード, デュアル チャネル |
ストレージ | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ネットワーク | インテル(R) Killer(TM) 1750 2×2 + Bluetooth 5.4 ワイヤレス カード |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | 1080p (30 fps)フルHD RGBカメラ、デュアルアレイ マイクロフォン 360p (15 fps) IRカメラ、デュアルアレイ マイクロフォン |
拡張インターフェイス | Thunderbolt™ 4 (USB Type-C™)(DisplayPort 2.1とPower Deliveryに対応)x 2 |
バッテリー駆動時間 | 3セルバッテリー, 55 Wh, 内蔵 |
本体サイズ(mm) | 295.30 x 199.10 x 15.30 mm |
本体質量 | 1.19 kg |
認証(Windows Hello) | 顔認証、指紋認証 |
保証 | 1年間 プレミアム サポート ハードウェア と ソフトウェア 向け1-2 営業日 オンサイト リモート診断後 |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC電源など |
販売価格 | 199,463円(税込)、送料無料 |
XPS 13 (9340) Ultra のレビューまとめ
XPS 13 (9340) Ultra のお勧めポイント
- AI対応PCなので一歩進んだ使い方が出来るノートPCに仕上がっています
- 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
- 比較的軽量なのでモバイルノートPCとしても使える
- CNC削り出しアルミのボディで未来感が有り所有感を持たしてくれるモデルに仕上がっています
XPS 13 (9340) Ultra の気になる点
※特になし
管理人の総評
XPS 13 (9340) Ultra は「13.4型 FHD+ (1920×1200) フレームレス 非タッチ 非光沢, 500-nit, 100% sRGB,2000:1 コントラスト比, 120Hz, Dolby Vision, Eyesafe テクノロジー」ディスプレイ搭載の綺麗で詳細な映像が楽しめるノートPCです。
CPUもAI対応のNPU搭載で一歩進んだ使い方が出来るノートPCに仕上がっていると思います。
質量も軽量なのでモバイル利用でも活躍できるモデルと思います。
XPS 13 (9340) UltraはAI利用でも活躍できるモバイルノートとして使えるお勧めのモデルです。
XPS 13 (9340) Ultra
価格:199,463円~(税込)、送料無料 <6/30(日)時点>
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