Microsoft Surface Laptop 4の選び方について考えてみたいと思います。
Microsoft Surface Laptop 4には液晶サイズが13.5インチのモデルと15インチのモデルの2種類が用意されています。
ただCPUに関してもインテル製とAMD製が用意されていて意外に選び方が難しいのも事実です。
両モデルの実機レビューを基に選び方を考えてみたいと思います。
それぞれの実機レビューは以下のリンクからご確認頂けます。
Surface Laptop 4
価格: 128,480円~(税込)、送料無料 <7/14(木)時点>
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Microsoft Surface Laptop 4の選び方 スペック比較
まずは本体の大きさから
本体の大きさなどの比較
Surface Laptop 4
13.5 インチ | 15 インチ | |
---|---|---|
サイズ | 308x223x14.5mm | 339.5x244x14.7mm |
質量 | 1,265g/Alcantara 1,288g/メタル仕上 |
1,542g/メタル仕上 |
カラー | マットブラック、アイスブルー、 サンド ストーン、プラチナ |
マットブラック、プラチナ |
※13.5インチはAlcantara素材とメタル仕上で質量が異なります。
重ねて比較してみると思ったよりも大きさに差が無い印象です。
質量254g、高さ0.2mmしか差が無いのは正直意外な印象です。
15 インチモデルが物凄く軽量・コンパクトに出来ているのが判ると思います。
液晶の解像度としては以下のようになっていて15インチの方が少し解像度が高い設計になっています。
ただ両モデル共に現在主流で利用されているFHD(1920x1080)よりも高解像度なのでより詳細で綺麗な映像を楽しめるというのは共通していると思います。
13.5 インチ:2256 x 1504 (201 PPI)
15 インチ :2496 x 1664 (201 PPI)
あと本体カラーについては
13.5インチはマットブラック、アイスブルー、サンド ストーン、プラチナの4色が用意されいて15インチはマットブラック、プラチナの2色となっています。
パフォーマンスに関わるスペック比較
選択出来るスペックは以下のようになっています。
第一印象としては15インチモデルはハイスペックに焦点を当てている印象ですね。
13.5インチに関してはCore™ i5-1135G7、AMD Ryzen™ 5 4680UといったミドルクラスのCPUも用意されているので選択肢が広い印象です。
13.5 インチ | 15 インチ | |
---|---|---|
CPU | Core™ i5-1135G7 Core™ i7-1185G7 AMD Ryzen™ 5 4680U |
Core™ i7-1185G7 AMD Ryzen™ 7 4980U |
メモリ | 8GB、16GB 、32GB | |
SSD | 256GB、512GB、1TB |
※モデルにより選択できる項目が決まります。
実際に販売されているモデルは
- CPU:AMD Ryzen™ 5 4680U、メモリ:8GB、SSD:256GB
- CPU:AMD Ryzen™ 5 4680U、メモリ:16GB、SSD:256GB
- CPU:Core™ i5-1135G7、メモリ:8GB、SSD:512GB
- CPU:Core™ i5-1135G7、メモリ:16GB、SSD:512GB
- CPU:Core™ i7-1185G7、メモリ:16GB、SSD:512GB
- CPU:Core™ i7-1185G7、メモリ:16GB、SSD:1TB
- CPU:AMD Ryzen™ 7 4980U、メモリ:8GB、SSD:256GB
- CPU:AMD Ryzen™ 7 4980U、メモリ:8GB、SSD:512GB
- CPU:AMD Ryzen™ 7 4980U、メモリ:16GB、SSD:512GB
- CPU:Core™ i7-1185G7、メモリ:16GB、SSD:512GB
- CPU:Core™ i7-1185G7、メモリ:32GB、SSD:1TB
となっていてインテルCPUの方が上位モデルとして扱われているようです。
あとほぼ同スペックでも
「CPU:AMD Ryzen™ 7 4980U、メモリ:16GB、SSD:512GB」は218,680円で
「CPU:Core™ i7-1185G7、メモリ:16GB、SSD:512GB」は231,880円となっているので
コストパフォーマンス的にはAMD Ryzenを選択した方が上なのかもしれないですね。
インテルCPUとAMD CPUの選び方
当サイトではこれまでインテルの第11世代 CoreシリーズとAMD Ryzenの第4世代のレビューを行ってきましたが印象としてはコストパフォーマンスではAMD Ryzenの方が勝っている印象です。
またパフォーマンス的な面から見るとゲーム関連ではAMD Ryzenの方がパフォーマンスを発揮している印象でAdobeなどのグラフィック系ではインテル Coreシリーズの方が勝っている印象です。
参考までに今回レビューを行った両モデルのベンチマーク結果の抜粋を表に纏めてみました。
※CPU以外のスペック、メモリ16GB、SSD512GBは両モデル同一となっています。
結果としては正直意外なくらいCore™ i5-1135G7が頑張っている印象です。
やはり総合的なパフォーマンスを求めるならインテル、コストパフォーマンスを求めるならAMD Ryzenですかね。
ただCPU単体の処理能力で見ると(CINEBENCH R2のスコアなど)当然AMD Ryzen™ 7 4800Uの方が高いので利用するソフトによってはAMD Ryzen™ 7 4800Uの方が断然早いという結果になるものも多いと思われます。
なにせ今回は「Core™ i5」と「AMD Ryzen™ 7」の比較ですから。。
Core™ i5-1135G7 | AMD Ryzen™ 7 4800U | |
---|---|---|
performance Test10 | 3339 | 4403 |
CINEBENCH R23 | 4365 | 7516 |
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター (高品質ノートPC) |
8368 | 6349 |
ファイナルファンタジーXV 1980×1080 軽量品質 |
2800 | 2034 |
Fire Strike | 4132 | 3397 |
3D Mark PCmark 10 | 4092 | 4640 |
Adobe Lightroom Classic CC 現像テスト(秒) |
1:44 | 2:22 |
Microsoft Surface Laptop 4の選び方(結論)
これまで両モデルのスペックやベンチマーク計測結果などを見て来ましたがお勧めの選び方としては
- 持ち運びを行うかどうか
- 価格を優先するか安定したパフォーマンスを優先するか
の2点が重要だと思います。
持ち運びのし易さは当然13.5インチの方が高いです。
価格に関してはAMD Ryzen™搭載の方がメモリ8GB、SSD 256GBの構成も選択可能で廉価に設定されているのでこちらの方が購入しやすいと思います。
あとは13.5インチだと選択可能なカラーが多いというのもありますね。
で最終的な結論としては勿論使い方に合わせたものを選ぶのが良い選び方ですが
コストを優先する場合はAMD Ryzen™搭載モデル。
大きさやパフォーマンスを優先する場合はインテルCPU搭載モデルを選択するというのも有りだと思います。
Surface Laptop 4
価格: 128,480円~(税込)、送料無料 <7/14(木)時点>
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