RTX 3060搭載　Legion Slim 770i　実機レビュー

今回Legion Slim 770i をLenovo様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。

　
最初に結論を書いておきますとLegion Slim 770i は液晶に「16.0型 WQXGA IPS液晶 (2560×1600、16:10、165Hz、DisplayHDR™ 400、」液晶搭載のパワフルなゲーミングノートPCです。

CPUは最新のインテルインテル Core™ i7-12700H プロセッサー搭載なのでパフォーマンスにも期待できるお勧めのモデルだと思います。

まずはLegion Slim 770i の特徴から

このLegion Slim 770i の特徴は本体質量約 2.23kgと比較的軽量で「NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU」搭載の軽量でパワフルな16型ゲーミングノートPCです。

Legion Slim 770i の選択できる主な項目は以下のようになっています。

CPU	インテル® Core™ i5-12500H プロセッサー インテル® Core™ i7-12700H プロセッサー インテル® Core™ i9-12900H プロセッサー
OS	Windows 11 Home 64ビット Windows 11 Pro 64ビット
メモリ	8GB、16GB、24GB DDR5
ストレージ	512GB、1TB SSD 2nd：なし、1TB SSD
液晶	16.0型 WQXGA IPS液晶 (2560×1600、16:10、165Hz、DisplayHDR™ 400、NVIDIA G-SYNC 対応) 、光沢なし
グラフィック	NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU

※モデルにより選択できる構成が決まります。

Legion Slim 770i のお勧めの使い方

Legion Slim 770i レビュー機材の基本スペック

今回レビューを行うLegion Slim 770i のモデルは以下のようなスペックになっています。

 

Legion Slim 770i

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Legion Slim 770i 外観チェック

Legion Slim 770i の外観チェックです。

 

本体カラー

カラーは落ち着いたオニキスグレーですね。

左側に「LEGION」のロゴマークがあります。

液晶画面

画面の解像度は「16.0型 WQXGA IPS液晶 (2560×1600、16:10、165Hz、DisplayHDR™ 400、NVIDIA G-SYNC 対応) 、光沢なし」となっています。

<<正面>>

「16.0型 WQXGA IPS液晶 (2560×1600) 、光沢なし」なので大きな画面で詳細な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。

視野的もかなり広いと思います。

<<斜めから>>

<<さらに斜めから>>

この角度でもかなり見えていますね。

Spyder Elite（カラーセンサー）による色域測定結果

Legion Slim 770i はsRGBで93%、adobeRGBで73%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので高めの数字となっています。

色域を重視される写真や動画編集などの用途でも活躍出来そうですね。

本体の外観

<<Legion Slim 770i 正面>>

Legion Slim 770i はUSB Type-Cと通常のUSBが用意されているので最新のアクセサリも活用可能です。

<<右側面>>

①マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
②カメラシャッター
③4-in-1メディアカードリーダー

SDカードを差した状態

<<左側面>>

①Thunderbolt 4ポート
②USB3.2 Gen2 Type-C

<<背面>>

①HDMI 2.1
②USB3.2 Gen2
③USB3.2 Gen1
④USB3.2 Gen1（Powered USB）
⑤電源コネクタ

<<上から>>

16型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。

<<裏面>>

<<高さ>>

高さは16.9～21mmとなっていますので本と同じ位ですね。
2㎝位だとカバンに入れての持ち運び時にもあまり嵩張らないので良いですよね。

<<液晶　光の反射の確認>>

光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。

・電源を入れていないとき

　写真では確認し辛いですが人形は本当にかすかに見えています。
　　

・電源を入れているとき

　人形は見えていないですね。
　

キーボード＆タッチパッド

キーボードは「84キー(Fnキー+Windowsキーを含む)、JIS配列、RGBバックライト・キーボード、マルチタッチパッド、パワーボタン、テンキー」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。

「H」キーの大きさは実測で15.90㎜でした。

・全体

・右側

・左側

キーボードアップ

キータッチもなかなか良いです。

タッチパッド広くて使い易い印象です。

キーボード右上部
電源ボタンはキーボード上部中央ですね。

キーボード左上部

画面の角度

Legion Slim 770i はほぼ水平まで傾けることが可能です。
この位まで傾斜できれば対面に座っている方とも画面を一緒に見ながら会話することも可能だと思います。

WEBカメラ

本モデルには前面:FHD 1080p カメラ、プライバシーシャッター（電子式)が搭載されています。
セキュリティ的にもプライバシーシャッターが付いているのは良いですよね。
残念ながら顔認証機能はオプションでも選択できないようですの認証は標準搭載の指紋認証を利用する形となります。

昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、FHD画質であれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。

AC電源

電源はコンパクトな230Wのコンパクトな物が採用されています。

Legion Slim 770i 質量

本体は約2258gでした、ホームページ上の数値は約2.23kg～なのでカタログと同じですね。

AC電源は827gです。

本体＋AC電源では3085gでした。
AC電源と合わせて3085gなので16型ノートPCとしては普通レベルだと思います。
最軽量とはいきませんが大き目の画面でモバイル利用したい方にお勧めのモデルだと思います。

Legion Slim 770i 外観チェックのまとめ

Legion Slim 770i は液晶に「16.0型 WQXGA IPS液晶 (2560×1600、16:10、165Hz、DisplayHDR™ 400、NVIDIA G-SYNC 対応) 、光沢なし」が搭載されている綺麗で詳細な画像を楽しめるゲーミングノートPCです。

液晶の色域に関しても高めの数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍可能だと思います。

本体のカラーは落ち着いたイメージのオニキスグレーなので安心して使えると思います。

Legion Slim 770i は大き目の画面でパワフルに使えるのゲーミングノートPCだと思います。

Legion Slim 770i

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Legion Slim 770i パフォーマンスチェック

Legion Slim 770i 基本スペック

 

Legion Slim 770i パフォーマンスチェック

CPU：インテル Core™ i7-12700H プロセッサー 、メモリ：16GB (内、オンボード8GB)DDR5、ストレージ：1TB (PCIe NVMe/M.2)、グラフィック：NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPUとなっています。
CPUはもっとパワーが必要な場合はCore i9搭載モデルも選択可能ですのでそちらを検討されると良いと思います。
メモリはオンボードで8GBですので16GB以外はデュアルチャネルとならないので注意が必要です。
ストレージに関しては予算が許しようであればカスタマイズ可能なモデルを選択してデュアルストレージ構成を選択するとOS導入ドライブとアプリ導入ドライブを分けることが出来、アクセス不可を分散することでよりパフォーマンスに期待が出来ると思います。

当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。（ベンチマークスコア有り）
⇒当サイト　実機レビュー結果からみた　PCの選びかた

※インテル Core™ i7-12700H プロセッサー

スレッド数は20なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。

performance　Test10 による測定結果

7710点と凄く良いスコアだと思います。

CINEBENCHによる測定結果

CINEBENCHはR23とR15の2種類測定しています。

ゲーム関連ベンチマーク

ゲーム関連のベンチマークです。

結果としては多くのゲームを快適に遊ぶことが出来るレベルだと思います。

ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER

1920×1080　最高品質： 17747（非常に快適）
1920×1080　高品質ノートPC：21071（非常に快適）

ファイナルファンタジー XV

重めのベンチマークですが４ｋ画質でも普通に遊ぶことが出来そうです。

3840×2160　標準品質：3907（普通）
1920×1080　標準品質：5592（やや快適）

3DMARK

こちらもかなり良いスコアになっています。

Night　Raidによる測定結果

WILD　LIFE　による測定結果

Fire Strikeによる測定結果

Fire Strike　EXTREMEによる測定結果

TIME　SPYによる測定結果

CPU　PROFILEによる測定結果

STORAGE BENCHIMARKによる測定結果

PCmark　8による測定結果

・Home　accelerated
　5122点と良いスコアなので快適に使えると思います。

・Work　accelerated
　ビジネス用のベンチマークでも5823点となっています。

PCmark　10による測定結果

PCmark　10　Advanced　Editionによる測定結果

写真＆イラスト関連パフォーマンス

RAWデータ現像パフォーマンス

Adobe　Lightroom　Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影

結果は50秒で現像は終了しました。

これはノートパソコンとしてはかなり早いレベルの成績だと思います。

ストレージ情報

容量的には1TBで空き容量は約904GBとなっていますので通常の使い方であれば余裕のある容量だと思います。
もう少し容量が必要な方はでっあるストレージ構成も可能ですのでそちらを検討されると良いと思います。

搭載されているのはSKHynix製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。

※今後変更になる場合もあると思います。

最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。

例：管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD

⇒SanDisk ポータブルSSD 500GB

Crystal Diskmarkによる測定です。

通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい70倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。

SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS Speed Class1（UHS-II）対応のSDカード利用

こちらもなかなかの速さだと思います。
これならカメラで撮影したデータを素早く取り込むことが可能だと思います。

CPU　Zの情報

再起動テストによるパフォーマンス測定

10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ0分50秒前後となっています。
これは早めの数字だと思います。

1回目：00:51秒
2回目：00:50秒
3回目：00:52秒
4回目：01:01秒
5回目：00:49秒
6回目：00:48秒
7回目：00:49秒
8回目：00:59秒
9回目：00:54秒
10回目：00:49秒

静音性および温度チェック

測定を行った機器は
・騒音：「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。

測定は以下の4段階で行っています。

・アイドリング時
・動画再生時（Youtubeの動画を30分間連続再生）
・動画エンコード時（Power Director 365でH.264出力）
・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行）

静音性チェック

騒音計測器で計測したところ最大54.3dbでした。

騒音の目安としては「静かな事務所」レベルの静かさでファンの音が若干していました。

状態	騒音量（db）
アイドリング	38.1
動画再生時	38.2
動画エンコード	42.0
ベンチマーク	54.3

表面温度のチェック

測定機器：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」

最高温度はベンチマーク時で36.2度になっていました。
手で触ってみましたが温度の上昇は感じられませんでした。

※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。

・アイドリング時

・動画再生時（Youtubeの動画を30分間連続再生）

・動画エンコード時（Power Director 365でH.264出力）

・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行）

HWMonitorによる内部温度チェック

最高温度は100度となっています。

もし温度高い状態が長く続居た場合パフォーマンスの低下も予想されます。

バッテリーの情報

消費電力のチェック

消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で185Wattとなっていました。
消費電力はメリハリのある消費の仕方という印象ですね。

状態	消費電力（Watt）
アイドリング	30
動画再生時	45
動画エンコード	83
ベンチマーク	185

バッテリー充電

バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は92wで行われていました。

30分後のバッテリー残量は約40％となっていました。
これなら外出先でバッテリーがピンチの時でも短時間でバッテリー量回復できそうですね。
　　

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間はホームページ上は約9.0時間(JEITA2.0) となっています。

PCMark8（Work　accelerated）でバッテリー駆動時間を測定してみました。

ベンチマークソフトをほぼ2時間47分動かすことが出来ました。

※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。

オーディオ

Nahimic オーディオ機能対応、ステレオスピーカー(2.0Wx2)が搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。

Legion Slim 770i 付属ソフトチェック

付属しているソフトは

・Lenovo　Vantage

　マクロキーの設定なども可能です

などが用意されています。

ネットワーク

本モデルネットワークは

・インテル Killer™ Wi-Fi 6E AX1690i
・Bluetooth v5.1

が搭載されています。

WifiはWifi6対応となっています。

セキュリティ

・指紋認証
・カメラ プライバシーシャッター

などが用意されています。

保証関連

Legion Slim 770i は標準で「1年間のLegion Ultimate Support」が用意されています。

オプションとして

• Legion Ultimate Support　２年間
• Legion Ultimate Support　３年間
• Legion Ultimate Support　４年間
• アクシデント・ダメージ・プロテクション
• レノボ プレミアサポート　３年間
• Smart Lock Services　１年間
• Smart Lock Services　２年間
• Smart Lock Services　３年間
• Smart Lock Services　４年間

など他にもサービスが用意されています。

詳しくは購入画面でご確認いただけます。

Legion Slim 770i(2022年12月17日)
型番	82TF0075JP
CPU	インテル Core™ i7-12700H プロセッサー
OS	Windows 11 Home 64bit (日本語版)
ディスプレイ	16.0型 WQXGA IPS液晶 (2560×1600ドット、約1,677万色、16:10、165Hz、DisplayHDR™ 400、 NVIDIA G-SYNC 対応) 、光沢なし
タッチパネル	なし
グラフィックス	NVIDIA GeForce RTX 3060 Laptop GPU
メモリー	16GB (内、オンボード8GB)DDR5-4800 SDRAM SODIMM　/最大40GB
ストレージ	SSD　1TB (PCIe NVMe/M.2)
ネットワーク	インテル Killer™ Wi-Fi 6E AX1690i＋Bluetooth v5.1
光学ドライブ	未搭載
Webカメラ	あり (前面:FHD 1080p カメラ)、プライバシーシャッター（電子式）
拡張インターフェイス	・Thunderbolt 4ポート x 1 （DisplayPort出力機能付き、Powerdelivery対応） ・USB3.2 Gen2 Type-C x 1 （DisplayPort出力機能付き、Powerdelivery対応） ・USB3.2 Gen2 x 1 ・USB3.2 Gen1 x 2 （内、Powered USB×1） ・HDMI 2.1 ・マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック ・4-in-1メディアカードリーダー
バッテリー駆動時間	約 9.0時間(JEITA2.0)
本体サイズ（mm）	約 357.7x260x16.9～21mm
本体質量	約 2.23kg
認証	指紋センサー
保証	1年間（Legion Ultimate Support付き）国内：引き取り修理、海外：修理依頼国での修理方法(IWSハードウェア国際保証サービ ス)に準ずる
オフィスソフト	なし
主な付属品	ACアダプター、電源コードなど
販売価格	227,920円（税込）、送料無料

Legion Slim 770i のレビューまとめ

Legion Slim 770i のお勧めポイント

• RTX 3060搭載でCPUもCore i9選択可なのでパワフルにゲームを楽しめる
• 16型と大き目の画面なので広いワークスペースで作業可能
• 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える

Legion Slim 770i の気になる点

※特になし

管理人の総評

Legion Slim 770i は「16.0型 WQXGA IPS液晶 (2560×1600ドット、16:10、165Hz、DisplayHDR™ 400、NVIDIA G-SYNC 対応) 、光沢なし」の綺麗で詳細な映像が楽しめるノートPCです。

16型液晶搭載ですが質量は約2.23kg～と比較的軽量で高さも16.9～21mmと比較的持ち運びしやすいノートPCだと思います。
このスペックならLANパーティなどに参加する際も比較的便利だと思います。

基本スペックも高く、液晶も綺麗なのでメインPCとしても使える安心感の高いモデルだと思います。

コストパフォーマンスがよく大きな画面で使えるノートPCをお得に購入したい方にお勧めのモデルです。

Legion Slim 770i

価格：227,920円～（税込）、送料無料 ＜12/17(土)時点＞

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