今回Surface Laptop 3 15 インチをマイクロソフト様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとSurface Laptop 3 15 インチは人気のAMD Ryzen搭載のモデルです。
まずはSurface Laptop 3 15 インチの特徴から
このSurface Laptop 3 15 インチの特徴は15インチ PixelSense液晶搭載の使い勝手が良いスタンダードPCです。
AMD Ryzen搭載でメモリ16GBなのでパフォーマンスにも期待できるお勧めのモデルです。
※以下の15 インチの記載は省略してSurface Laptop 3と記載します。
Surface Laptop 3は以下内容が選択可能です。
CPU | AMD Ryzen™ 5 3580U、AMD Ryzen™ 7 3780U |
---|---|
OS | Windows 10 Home |
メモリ | 8GB、16GB LPDDR4x |
ストレージ | SSD:256GB、512GB、1TB |
液晶 | 15 インチ PixelSense(2496 x 1664/ 201PPI) 10 ポイント マルチタッチ |
グラフィック | Radeon™ Vega 9 グラフィックス、Radeon™ RX Vega 11 グラフィックス ※Microsoft Surface® エディション |
※構成はモデルにより決まります。
Surface Laptop 3のお勧めの使い方
Surface Laptop 3
- ✔メインノートPCとして
基本スペックが高いのでメインPCとしても利用できます - ✔クリエイティブに使えるノートPCとして
パワフルでペン操作も可能なのでクリエイティブな用途でもお勧めです。
Surface Laptop 3レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うSurface Laptop 3のモデルは以下のようなスペックになっています。
液晶:15 インチ PixelSense™ ディスプレイ ( 2496 x 1664/201 PPI)
メモリ:16GB (LPDDR4x) RAM
ストレージ:SSD: 256GB
グラフィック:Radeon™ Vega 9 グラフィックス Microsoft Surface® エディション
光学ドライブ:未搭載
ネットワーク:Wi-Fi 5: 802.11ac 互換+Bluetooth ワイヤレス 5.0 テクノロジー
Surface Laptop 3
価格: 138,380円~(税込)、送料無料 <3/15(月)時点>
この商品の詳細はこちらから確認できます。
Surface Laptop 3外観チェック
Surface Laptop 3の外観チェックです。
本体カラー
カラーは落ち着いたプラチナとブラックの2色が用意されています。
ロゴマークです。
液晶画面
画面の解像度は15インチPixelSense (2496 x 1664) となっています。
見やすい液晶だと思います。
<<正面>>
15インチPixelSense (2496 x 1664) 10 点マルチタッチなので詳細で鮮やかな画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。
液晶の綺麗さはかなり上位という印象です。
視野もかなり広めになっています。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
Surface Laptop 3はsRGBで96%、adobeRGBで73%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なのでかなり良い数字となっています。
かなり良い数字なので色の再現度重要視される写真加工などの用途でも活躍してくれそうです。
本体の外観
Surface Laptop 3はUSB Type-Cが用意されていますので最新のアクセサリを活用することが出来ると思います。
通常のUSBも用意されているのも良いですね。
Type-Cだけだと手持ちのマウスなどのデバイスが使えなかったりするので従来型のUSBが用意されていると便利です。
ただし、数的には合計2つと少なめなのでもう少し欲しい場合は別売りですがアクセサリのSurface Dock 2などを活用すると良いと思います。
Surface Dock 2の詳細はこちらからご確認頂けます。
⇒詳細情報はこちら
<<Surface Laptop 3正面>>
<<右側面>>
①Surface Connect ポート
①USB-A x 1
②USB-C® x 1
③3.5 mm ヘッドフォン ジャック
<<背面>>
<<上から>>
15型ですのでA4ノートよりは大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
14.69 mmと薄いので本と同じ位ですね。
キーボード&タッチパッド
キーボードは違和感のないバックライト機能付き日本語配置のキーボードです。
※左側
※横から
タッチパッドも十分な大きさが確保してあって使い勝手も良いと思いますよ。
キータッチは若干浅めですが使い易いと思います。
キーボード右上部
※電源ボタンは右上部です。
キーボード左上部
画面の角度
Surface Laptop 3は最大ここまで傾斜出来ます。
この位まで傾斜出来るのであれば普通に使う分には支障は無さそうですね。
WEBカメラ
フロント カメラ:Windows Hello 顔認証によるサインイン用カメラ 720p HD f2.0
が搭載されています。
AC電源
電源(Surface Connect接続)は65Wの比較的コンパクトな物が採用されています。
Surface Laptop 3 質量
本体は約1547gでしたホームページ上の数値は1,542g~なのでカタログ値とほぼ同じですね。
AC電源は294gです。
本体+タイプカバー+AC電源では1841gでした。
AC電源込みで1841gなので必要に応じての持ち運びで有れば十分に可能だと思います。
Surface Laptop 3 外観チェックのまとめ
Surface Laptop 3は液晶が綺麗な印象の15型PixelSense液晶 (2496 x 1664)を搭載しているスタンダードタイプのノートPCです。
液晶の色域に関してもかなり良い数字数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍してくれそうです。
本体のカラーは落ち着いたプラチナとブラックの2色となっています。
Surface Laptop 3は15型は薄型でワンランク上の所有感を満たしてくれるスタンダードタイプのノートPCだと思います。
Surface Laptop 3
価格: 138,380円~(税込)、送料無料 <3/15(月)時点>
この商品の詳細はこちらから確認できます。
Surface Laptop 3 パフォーマンスチェック
Surface Laptop 3 基本スペック
メモリ:16GB (LPDDR4x) RAM
ストレージ:SSD: 256GB
グラフィックス:Radeon™ Vega 9 グラフィックス Microsoft Surface® エディション
Surface Laptop 3 パフォーマンスチェック
CPU:AMD Ryzen™ 5 3580U モバイルプロセッサ、メモリ:16GB、ストレージ:256GB SSD、グラフィック:AMD Ryzen™ 5 3580U モバイルプロセッサとなっています。
CPUの目安としては
- Ryzen 7:動画編集など高負荷向け
- Ryzen 5:一般的な利用で快適、軽い写真編集なども可能
- Ryzen 3:一般的な利用に対応
メモリについては
- 16GB以上:動画編集などメモリを大量に要する処理向け
- 8GB:一般的な利用で快適、軽い写真編集なども可能
- 4GB:一般的な利用に対応但し用途によっては足りなるなることも多い
ストレージ
大きく分けると以下の3種類があります。
現在では高速な起動が可能なSSDを採用しているものが多いです。
お勧めとしてもSSDをお勧めします。
PCIe×NVMe接続とSATA接続のSSDに関してはかなりの速度差がありますが
実際に利用した感想だとそれほど大きな差は感じません。
なので予算の関係でより廉価なSATA接続のSSDを検討するのも有りだと思います。
- SSD PCIe×NVMe接続:物凄く高速
- SSD SATA接続:高速
- HDD:普通
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※AMD Ryzen™ 5 3580U モバイルプロセッサのデータ
Ryzen™ 5 3580U | |
---|---|
製造プロセス | 12nm |
コア/スレッド数 | 4/8 |
最大ブースト・クロック | 2.1 GHz |
ターボブースト時 | 3.70 GHz |
キャッシュ | L1キャッシュ:384KB、L2キャッシュ:2MB |
TDP | 15W |
内蔵GPU | Radeon™ Vega 9 Graphics |
スレッド数は8なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
2587点と良いスコアだと思います。
WINSCOREによる測定結果
グラフィックは専用グラフィックを搭載していませんが全体的にかなり良いスコアとなっています。
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR23がリリースされましたので2種類測定しています。
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム向けのモデルではありませんが参考用にスコアを測ってみました。
結果としては多くのゲームを快適に遊ぶことが出来そうです。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1280×720 高品質ノートPC: 2728(やや快適)
1280×720 標準品質ノートPC:3617(快適)
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
スコアが逆転してしまっていますがパワーがあり過ぎる場合はたまに起こります。
1280×720 高品質ノートPC: 2443(普通)
1280×720 標準品質ノートPC:3519(快適)
ファイナルファンタジーXV
かなり重いベンチマークなのでさすがに厳しそうですね。
1280×720 軽量品質: 2797(やや重い)
1980×1080 軽量品質: 1950(動作困難)
ドラゴンクエスト
1280×720 最高品質:7358(とても快適)
1280×720 標準品質:9312(とても快適)
3DMARK
こちらのベンチマークはうまく測定することが出来ませんでした。
PCmark 8による測定結果
・Home accelerated
3826点と良いスコアなので快適に使えると思います。
・Work accelerated
ビジネス用のベンチマークでも4593点と良いスコアになっています。
PCmark 10による測定結果
こちらのベンチマークはうまく測定することが出来ませんでした。
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は3分31秒で現像は終了しました。
これは良い成績だと思います。
ストレージ情報
容量的には256GBで空き容量は196GBとなっていますので通常の使い方で大丈夫そうです。
ただし画像データの保存などもう少し容量を利用しそうであれば大容量の物を選択した方が良いと思います。
搭載されているのはSK hynix製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい19倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ40秒台前半となっています。
これはなかなか早い数字だと思います。
1回目:00:42秒
2回目:00:40秒
3回目:00:43秒
4回目:00:41秒
5回目:00:44秒
6回目:00:40秒
7回目:00:42秒
8回目:00:41秒
9回目:00:43秒
10回目:00:44秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 18でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大46.4dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで
凄く静かだと思います。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 38.2 |
動画再生時 | 38.2 |
動画エンコード | 42.4 |
ベンチマーク | 46.4 |
表面温度のチェック
いつもはキーボードの温度を測定しますが本モデルはタイプカバーなので本体背面を測定しました。
温度が上がり過ぎるとタブレットして利用している際に持っているのに支障が出る可能性もあります。
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度は動画エンコード時で38.4度になっていました。
温度上昇は気になるレベルでは無かったですね。
※夏場など室温が高い場合はもう少し上がると思います。
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 16でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は71度となっています。
温度はノートPCとしては低めの温度だと思います。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
全体的に見て消費電力は少ないモデルだと思います。
状態 | 消費電力(Wat) |
---|---|
アイドリング | 6 |
動画再生時 | 10 |
動画エンコード | 42 |
ベンチマーク | 35 |
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上、通常のデバイス使用で最大11.5時間となっています。
この位長いと1日、AC電源を気にせずに利用することも可能だと思います。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
約7時間46分程度ベンチマークを連続動作させることが可能なようです。
これ結構凄いですよね。
※ベンチマークを動かしての測定ですのでJEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)での測定値よりもかなり短くなります。
バッテリー充電チェック
バッテリー残量ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
約15Wで充電が行われ30分後のバッテリー残量は11%でした。
約15Wって少なすぎでは?と思って何度か計測をし直したのですが同様の結果でした。
なのでバッテリーの充電には少し時間がかかりそうですね。
オーディオ
Dolby® Audio™ 搭載 Omnisonic スピーカーが搭載されています。
※管理人が常用しているスピーカー「ELEGIANT 高音質 大音量 小型 重低音 ホームシアター ステレオ サウンドバー」
管理人の個人的な感想ですが聞いていると結構バランスが良い様に感じました。
Surface Laptop 3付属ソフトチェック
付属しているソフトは
・Surfaceアプリ
※システムの設定などが可能なソフトです。
もちろんペンの設定も可能です。
などです。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・Wi-Fi 5: 802.11ac 互換
・Bluetooth 5.0
が搭載されています。
Wifi5は最新の最新の規格ではありませんがかなり高速な規格なので快適に利用することが出来ると思います。
本モデルに搭載されているのはWi-Fi 5対応 (IEEE802.11ac準拠) となっていて無線LANのリンク速度は866Mbpsとなりました。
セキュリティ
・顔認証
・ファームウェア TPM
が用意されています。
保証関連
Surface Laptop 3は標準保証:1年間 +90 日間のテクニカル サポート
が用意されています。
オプションとして
・Microsoft Complete for Surface Laptop 2年
・Microsoft Complete for Surface Laptop 3年
・Microsoft Complete for Surface Laptop 4年
などのサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
Surface Laptop 3 15 インチ(2021年3月15日) | |
型番 | Surface Laptop 3 15 インチ |
CPU | AMD Ryzen™ 5 3580U モバイルプロセッサ |
OS | Windows 10 Home |
ディスプレイ | 15 インチ PixelSense™ ディスプレイ ( 2496 x 1664/201 PPI) |
グラフィックス | Radeon™ Vega 9 グラフィックス Microsoft Surface® エディション |
メモリー | 16GB (LPDDR4x) RAM |
ストレージ | SSD: 256GB |
ネットワーク | Wi-Fi 5: 802.11ac 互換+Bluetooth ワイヤレス 5.0 テクノロジー |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | Windows Hello 顔認証によるサインイン用カメラ (前面) 720p HD f2.0 カメラ (フロント) |
拡張インターフェイス | USB-C® x 1 USB-A x 1 3.5 mm ヘッドフォン ジャック Surface Connect ポート x 1 ※Surface Dial のオフ スクリーン操作に対応しています* |
バッテリー駆動時間 | 通常のデバイス使用時間は最大 11.5 時間 |
本体サイズ(mm) | 339.5 mm x 244 mm x 14.69 mm |
本体質量 | 1,542 g |
認証(Windows Hello) | 顔認証 |
保証 | 1 年間のハードウェア保証 |
オフィスソフト | Office Home & Business 2019 |
主な付属品 | 電源アダプター、クイック スタート ガイド、安全性および保証に関する書類 |
販売価格 | 220,880円~(税込)、送料無料 |
Surface Laptop 3のレビューまとめ
Surface Laptop 3のお勧めポイント
- 色の際精度が高く液晶が綺麗なので動画や写真の編集に適している
- 基本スペックが高いのでパフォーマンスに期待が出来る
- 薄型なので持ち運んでの利用も可能
Surface Laptop 3の気になる点
Office Home and Business 2019がバンドルされているので既にライセンスをお持ちの方は無駄になる可能性がある。
管理人の総評
Surface Laptop 3は15型 PixelSense 液晶 (2496 x 1664) 搭載のスタンダードタイプのノートPCです。
AMD RyzenCPU搭載なので高いパフォーマンスも期待できます。
オプションでデザインが統一されたマウス(Surface Mobile Mouse)を選択することも可能です。
やはりデザインの一体感があると良いですよね。
マイクロソフト製マウス使い勝手が良いんですよね。
詳細はこちらのリンクからご確認頂けます。
⇒
数字入力が多い場合はテンキー(Microsoft Number Pad)も用意されています。
左上のキーを押下すると自動的に電卓機能が立ち上がるのでちょっと計算をしたいときに便利ですよね。
詳細はこちらのリンクからご確認頂けます。
⇒Microsoft Number Pad
さらに最近はやりのリモート会議への対応も簡単です。
カメラの性能も高いので綺麗な映像で参加できます。
セキュリティ的にも
・顔認証
が用意されていますので安心してい利用出来ます。
ネットワークも最新で高速なWifi5に対応しています。
Surface Laptop 3は普段使いも出来るおしゃれなスタンダードノートPCをお探しの方にお勧めしたいモデルです。
Surface Laptop 3
価格: 138,380円~(税込)、送料無料 <3/15(月)時点>
この商品の詳細はこちらから確認できます。
注:本記事は、日本マイクロソフト社様より貸し出していただた商品を基に執筆しており、マイクロソフト アフィリエイトプログラムを利用して収入を得ています。