LenovoゲーミングPC LOQ 15AHP9　実機レビュー

今回LOQ 15AHP9をLenovo様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。

　
最初に結論を書いておきますとLOQ 15AHP9は液晶に「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080、144Hz、NVIDIA® G-SYNC®対応) 、光沢なし」搭載の詳細な画像が楽しめるノートPCです。

質量は約2.38kg ~ 15.6 型液晶搭載のゲーミングPCとしては比較的軽量なのでLANパーティへの参加にも便利な勧めのモデルだと思います。

まずはLOQ 15AHP9の特徴から

LOQ 15AHP9は、グラフィックに「NVIDIA® GeForce® RTX™ 4060 Laptop GPU」を踏査していて画像処理にも威力を発揮できるモデルに仕上がっています。

LOQ 15AHP9の選択できる主な項目は以下のようになっています。

CPU	AMD Ryzen™ 5 8645HS プロセッサー AMD Ryzen™ 7 8845HS プロセッサー
OS	Windows 11 Pro 64bit Windows 11 Home 64bit
メモリ	16 GB DDR5-5600MHz (SODIMM)
ストレージ	512 GB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC 1TB SSD M.2 2242 PCIe-NVMe Gen4 TLC
液晶	15.6型 FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 300 nit, 144Hz 15.6型 WQHD液晶 (2560 x 1440) IPS, 光沢なし, マルチタッチ非対応, 100%sRGB, 350 nit, 165Hz
グラフィック	NVIDIA GeForce RTX 4050 Laptop GPU 6GB GDDR6 NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPU 8GB GDDR6

※モデルにより選択できる構成が決まります。

LOQ 15AHP9のお勧めの使い方

LOQ 15AHP9レビュー機材の基本スペック

今回レビューを行うLOQ 15AHP9のモデルは以下のようなスペックになっています。

 

Lenovo LOQ 15AHP9

価格：140,580円～（税込）、送料無料 ＜11/24(日)時点＞

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LOQ 15AHP9外観チェック

LOQ 15AHP9の外観チェックです。

 

本体カラー

カラーはルナグレーですね。

左側に「LQQ」のロゴマークがあります。

液晶画面

画面の解像度は「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080、144Hz、NVIDIA G-SYNC対応) 、光沢なし」となっています。
縦が通常よく利用されるリフレッシュレート60Hzよりもより切り替えの早い144Hzですのでゲームなどを遊ぶ際にライバルに一歩進んで状況の変化の把握が可能です。

<<正面>>

「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080、144Hz、NVIDIA G-SYNC対応) 、光沢なし」なので詳細な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。

視野的もかなり広いと思います。

<<斜めから>>

<<さらに斜めから>>

この角度だ若干見辛いですかね。

Spyder Elite（カラーセンサー）による色域測定結果

LOQ 15AHP9はsRGBで99%、adobeRGBで77%、P3 79%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので高めの数字となっています。

色域を重視される写真や動画編集などの用途でも活躍できるかもしれないですね。

本体の外観

<<LOQ 15AHP9正面>>

LOQ 15AHP9の外部I/Fは右側面と背面に配置されています。
内容的にはUSB-C 3.2 Gen 2 Type-Cが搭載されているので最新のアクセサリも活用可能です。
また従来型のUSB（Type-A）が搭載されていますのででマウスなどを利用する際も便利だと思います。

<<右側面>>

①USB-C 3.2 Gen 2 Type-C (DisplayPort出力機能付き、Powerdelivery対応)
②プライバシーシャッター（電子式）ボタン
③マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
④USB3.2 Gen1

<<左側面>>

<<背面>>

①USB3.2 Gen1
②HMDI
③有線LAN(RJ-45)
④USB3.2 Gen1
⑤電源コネクタ

<<上から>>

15.6型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。

<<裏面>>

<<高さ>>

高さは「21.9～23.9mm 」となっていますので本よりも少し高いですね。

<<液晶　光の反射の確認>>

光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
本モデルは液晶の反射は少なそうですね。

・電源を入れていないとき

　人形は見えていないですね。
　　

・電源を入れているとき

　人形は見えていないですね。　　
　

キーボード＆タッチパッド

キーボードは「84キー(Fnキー+Windowsキー+Copilotキーを含む)、JIS配列、ホワイトバックライト・キーボード、マルチタッチパッド、パワーボタン、テンキー」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。

AI対応の「Copilotキー」も用意されています。

・全体

・右側

・左側

キーボード　アップ

キータッチもなかなか良いですね。

タッチパッドはクリック部は普通レベルという印象ですね。

WEBカメラ

本モデルには「あり (前面:HD 720p カメラ、プライバシーシャッター（電子式）)」が搭載されています。

昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、HDであれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。

セキュリティ的にも顔認証機能やプライバシーシャッターが付いているのは良いですよね。

AC電源

電源は230Wの物が採用されています。

LOQ 15AHP9 質量

本体は約2329gでした、ホームページ上の数値は約2.38kg ~なので同じですかね。

15.6型液晶・外部グラフィック搭載モデルとしては比較的軽量なモデルなのでLANパーティなどへの参加の際にも便利だと思います。

AC電源は875gとなっています。

本体＋AC電源では3204gとなっています。
15.6型としては比較的軽量なので必要に応じての持ち運びにも対応可能だと思います。

LOQ 15AHP9 外観チェックのまとめ

LOQ 15AHP9は液晶に「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080、144Hz、NVIDIA® G-SYNC®対応) 、光沢なし」が搭載されている綺麗で詳細な画像を楽しめるノートPCです。
質量も比較的軽量なのLANパーティへの参加の際にも便利だと思います。

液晶の色域に関しては高めの数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍してくれそうです。

本体のカラーは落ち着いたルナグレーなので安心して使えると思います。

 

Lenovo LOQ 15AHP9

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LOQ 15AHP9 パフォーマンスチェック

LOQ 15AHP9 基本スペック

 

LOQ 15AHP9 パフォーマンスチェック

CPU:AMD Ryzen™ 7 8845HS 、メモリ:16GB DDR5-5600、ストレージ:SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2) 、グラフィック:NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop GPUとなっています。

当モデルはCPUがAI対応のNPUを搭載したインテル Core Ultraシリーズなので一歩進んだ使い方ができるモデルに仕上がっています。

当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。（ベンチマークスコア有り）
⇒当サイト　実機レビュー結果からみた　PCの選びかた

※AMD Ryzen™ 7 8845HS

スレッド数は16なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。

performance　Test10 による測定結果

8474点とかなり良いスコアだと思います。

CINEBENCHによる測定結果

・CINEBENCH R23

ゲーム関連ベンチマーク

ゲーム関連のベンチマークです。
結果としては多くのゲームを快適に遊ぶことが出来るレベルだと思います。

ファイナルファンタジー XIV 黄金の遺跡

重めのゲームですが利用するにはかなり設定を落とさないと厳しそうですね。

1920×1080　最高品質： 13794（とても快適）
1920×1080　高品質： 14884（とても快適）

ファイナルファンタジー XV

重めのゲームですが快適に遊ぶことが出来そうですね。

1920×1080　高品質： 9509（とても快適）
1920×1080　標準品質： 12669（非常に快適）

STREET FIGHTER 6

今人気の格闘ゲームですが解像度を落とせば遊ぶことが出来そうですね。

HIGHTEST 1920 x 1080 FIGHTING GROUND 100（59.69 FPS）
HIGH 1920 x 1080 FIGHTING GROUND 100（59.98 FPS）

3DMARK

こちらもまずまずのスコアになっています。

Night　Raidによる測定結果

WILD　LIFE　による測定結果

Fire Strikeによる測定結果

Fire Strike EXTREMEによる測定結果

TIME　SPYによる測定結果

CPU　PROFILEによる測定結果

Storage Benchmarkによる測定結果

Steel Nomad Lightによる測定結果

Blenderによる測定結果

3D CGソフト「Blender」によるベンチマークです。
最速レベルではありませんがかなり快適に利用出来るレベルですかね。

PCmark　10による測定結果

PCmark　10　Advanced　Editionによる測定結果

写真＆イラスト関連パフォーマンス

RAWデータ現像パフォーマンス

Adobe　Lightroom　Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon R6(フルサイズ)で撮影

結果は1分00秒で現像は終了しました。

これはノートパソコンとしては普通レベルの成績だと思います。

Photoshop CCでのパフォーマンス

上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。

今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera　Rawでのスーパー解像度は1秒で出来るようです。
結構時間かかりますね。

ストレージ情報

容量的には512GBで空き容量は約421GBとなっていますのである程度余裕がある印象です。

搭載されているのはSKHynix製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。

※今後変更になる場合もあると思います。

最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。

例：管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD

⇒SDSSDE60-500G-J25

Crystal Diskmarkによる測定です。

通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい50倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。

CPU　Zの情報

再起動テストによるパフォーマンス測定

10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ40秒前後の時間となっています。
これは早めの数字だと思います。

1回目：00:40秒
2回目：00:40秒
3回目：00:40秒
4回目：00:40秒
5回目：00:41秒
6回目：00:40秒
7回目：00:41秒
8回目：00:43秒
9回目：00:40秒
10回目：00:41秒

静音性および温度チェック

測定を行った機器は
・騒音：「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。

測定は以下の4段階で行っています。

・アイドリング時
・動画再生時（Youtubeの動画を30分間連続再生）
・動画エンコード時（Power Director 365でH.264出力）
・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxiv 黄金の遺跡を30分間ループ実行）

静音性チェック

騒音計測器で計測したところ最大53.4dbでした。

騒音の目安としては「静かな事務所」レベルの静かさで実際に使っているとかすかに音がしていました。。

状態	騒音量（db）
アイドリング	35.9
動画再生時	41.6
動画エンコード	46.1
ベンチマーク	53.4

表面温度のチェック

測定機器：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」

最高温度はベンチマーク時で40.7度になっていました。
温度はあまり上がらない印象ですね。

※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。

・アイドリング時

・動画再生時（Youtubeの動画を30分間連続再生）

・動画エンコード時（Power Director 365でH.264出力）

・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxv を30分間ループ実行）

HWMonitorによる内部温度チェック

最高温度は76.9度となっています。
温度はノートPCとしては低めのレベルだと思います。

もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。

バッテリーの情報

消費電力のチェック

消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で131Wattとなっていました。
消費電力はメリハリがある印象ですね。

状態	消費電力（W）
アイドリング	9
動画再生時	42
動画エンコード	86
ベンチマーク	131

バッテリー充電

バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は69wで行われていました。

30分後のバッテリー残量は約87％となっていました。
充電速度は早めのレベルの印象ですね。
　　

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間はホームページ上は

JEITA3.0： 動画再生時 約6.0時間・アイドル時 約8.0時間
JEITA2.0 ：約 9.0時間

となっています。

PCMark8（Work　accelerated）でバッテリー駆動時間を測定してみました。

ベンチマークソフトをほぼ2時間44分動かすことが出来ました。

※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。

オーディオ

Nahimic オーディオ対応ステレオスピーカー(2.0Wx2)が搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。

LOQ 15AHP9付属ソフトチェック

付属しているソフトは

・Lenovo　Vantage

・キーボード・ショートカット

などが用意されています。

ネットワーク

本モデルネットワークは

・有線LAN
・Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)
・Bluetooth v5.2

が搭載されています。

Wi-Fi 6は最新の規格ではありませんがかなり高速な規格ですので実用上は問題ないかと思います。
より高速で安定した通信が必要な場合は有線LANを使用されることをお勧めします。

セキュリティ

• カメラ　プライバシーシャッター

が用意されています。

保証関連

LOQ 15AHP9は標準で「1年間 All of the benefits of Legion Ultimate Support（レギオン・アルティメットサポート）」が用意されています。

オプションとして

• 2年間のAll of the benefits of Legion Ultimate Support（レギオン・アルティメットサポート）:
• 3年間のAll of the benefits of Legion Ultimate Support（レギオン・アルティメットサポート）:
• アクシデント・ダメージ・プロテクション

など他にもサービスが用意されています。

詳しくは購入画面でご確認いただけます。

Lenovo LOQ 15AHP9 – ルナグレー (2024年11月24日（日）
型番	83DX0054JP
CPU	AMD Ryzen™ 7 8845HS (3.80 GHz 最大 5.10 GHz)
OS	Windows 11 Home 64bit
ディスプレイ	15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、約1,677万色、144Hz、NVIDIA® G-SYNC®対応) 、光沢なし
タッチパネル	なし
グラフィックス	NVIDIA® GeForce® RTX™ 4060 Laptop GPU
メモリー	16GB (16GBx1) 　DDR5-5600 SDRAM
ストレージ	SSD 　512GB (PCIe NVMe/M.2)
ネットワーク	有線LAN、Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) 、Bluetooth v5.2
光学ドライブ	未搭載
Webカメラ	あり (前面:HD 720p カメラ、プライバシーシャッター（電子式）)
拡張インターフェイス	USB-C 3.2 Gen 2 Type-C (DisplayPort出力機能付き、Powerdelivery対応) USB3.2 Gen1 x 3 HMDI 有線LAN(RJ-45) マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
バッテリー駆動時間	バッテリー駆動時間 JEITA3.0： 動画再生時 約6.0時間・アイドル時 約8.0時間 JEITA2.0 ：約 9.0時間
本体サイズ（mm）	約 359.86×258.7×21.9～23.9mm
本体質量	約 2.38kg
認証（Windows Hello）	未搭載
保証	1 年間（Legion Ultimate Support 付き） 国内：引き取り修理　海外：非対応
オフィスソフト	なし
主な付属品	ACアダプター、電源コードなど
販売価格	161,810円（税込）、送料無料

LOQ 15AHP9のレビューまとめ

LOQ 15AHP9のお勧めポイント

• 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
• 外部グラフィック搭載でゲーミングPCとしても活躍可能

LOQ 15AHP9の気になる点

※特になし

管理人の総評

LOQ 15AHP9は「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080、144Hz、NVIDIA® G-SYNC®対応) 、光沢なし」搭載の綺麗で詳細な映像が楽しめるゲーミングノートPCです。

CPUもパワフルなAMD Ryzen™ 7 8845HSを搭載しているのでパフォーマンスに期待が出来るモデルだと思います。
外部グラフィックも搭載しているので余裕を持った使い方ができるモデルだと思います。

AI対応PCで一歩進んだ使える持ち運び可能でパワフルなゲーミングPCをお探しの方にお勧めのモデルです。

 

Lenovo LOQ 15AHP9

価格：140,580円～（税込）、送料無料 ＜11/24(日)時点＞

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