ついにWindows11が10月5日にリリースされました。
まだ導入を見合わせている方も多いと思いますが管理人は既に何台か導入してみました。
感想としては「意外にすんなり導入出来て普通に動くな」というものです。
さすがWindows10として開発されていたというだけあって互換性高いなという事です。
まあ実際には不具合も上がっているようですので実際に導入される場合は事前に不具合情報を確認されることをお勧めします。
Windows11とWindows10のシステム要件
まずは両OSのシステム要件を見てみましょう。
下表に簡単に纏めてみました。
まず目に付く点は「システム ファームウェア」と「TPM」の項目です。
これはWindows10では特に要件としては上がっていなかったのですがWindows11では要件の項目として入ってきています。
要はWindows11はセキュリティが上がってより安心して利用できるOSになったと言えると思います。
パフォーマンスに影響しそうな項目としてはCPUはほぼ同じですしメモリは2GB⇒4GBへアップしていますが最近のPCはほぼ4GB以上搭載しているのであまり大きな影響はないのではないかと予想されます。
Windows11 | Windows10 | |
---|---|---|
プロセッサ | 1GHz 以上で 2コア以上 | 1GHz 以上 |
メモリ | 4 GB | 2 GB |
ストレージ | 64 GB | 20 GB |
システム ファームウェア | UEFI、セキュア ブート対応 | – |
TPM | TPM 2.0 | – |
グラフィックス カード | DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) |
DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー) |
ディスプレイ | 対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) |
800 x 600 |
※720p:1280×720
実機でのベンチマーク比較
今回利用したPCは以下の通りです。
CPU:Intel(R) Core(TM) i3-8145U CPU @ 2.10GHz 2.30 GHz
メモリ:8.00 GB
グラフィック:Intel® UHD Graphics
今回このPCを選定したのは恐らくスペックの高いPCだと両OSともに高速という結論になりそうでしたのであえてあまりスペックの高くないモデルを選定しています。
このPCを購入したのは2017年ですので約4年前のモデルです。
このモデルのレビュー記事はこちらからご覧いただけます。
⇒カスタマイズが楽しい! ThinkPad E570 管理人自腹レビュー
※レビュー後HDDをSSDに換装しています。
パフォーマンスの測定は3DMARKの
・Fire Strike
・PCMARK10
で行っています。
おまけとしてCPU PROFILEも実行しています。
結果としては以下の表のように「Fire Strike」では若干Windows10の方がスコアが良くて「PCMARK10」ではWindows11の方がスコアが良い結果となりました。
管理人の評価としては両ベンチマーク共に大きなスコア差ではありませんのでほぼ同程度のパフォーマンスが出るという印象です。
Windows11 | Windows10 | |
---|---|---|
Fire Strike | 773 | 868 |
PCMARK10 | 2948 | 2715 |
※ベンチマーク結果
またWindows11でサポートされていない初代Surface GoにWindows11を導入した場合のベンチマークも測定していますので併せてご紹介します。
※ンチマークソフトのPCMARK10を利用してベンチマーク測定
Windows11:1620
Windows10:1600
と僅かにWindows11のスコアの方が良かったのですが利用している感じだと差は感じられませんでした。
初代Surface GoへのWindows11の導入の詳細はこちらからご確認頂けます。
⇒初代Surface GOにWindows 11を導入してみた。
Windows11 VS Windows10 どちらがパフォーマンスが良いか結論
本レビューでテストした限りでは両OSで大きなパフォーマンスの違いは感じられませんでした。
両OSのシステム要件としては若干Windows11の方が高いスペックを要求していますがここ数年発売されているPCであれば問題なくクリアされているよう件ですのであまり気にする必要は無いかともいます。
ただTPMやサポートされているCPUに縛りがあるのでその点は導入する場合は要注意では有りますが。
管理人はこれからWindows11の導入を展開してバリバリ使っていく予定です。