今回ご紹介するのは管理人も愛用しているトレンドマイクロ社のウイルス対策ソフトウイルスバスター クラウドです。
ウイルスバスター クラウドの特徴
販売本数No1、安心の実績に裏打ちされた頼れる製品です。
管理人もサーバーなどの面倒を見ていた時代に同社の製品のInterScanを採用していました。
特徴としてはウイルスバスター クラウドの多層防御とAIを活用した高い防御力です。
多層防御というのは
「侵入を防ぐ」、「脅威を検知」、「データを保護」
の3つの層で脅威を防御することです。
特に「侵入を防ぐ」、「脅威を検知」では
AI技術を活用して
Web脅威対策:未知の不正サイトもブロック
機械学習型スキャン:ファイルの特徴やふるまいの特徴から未知の脅威もブロック
など検出率の向上を図っています。
またパソコン以外にもスマートフォン、タブレットなどにも対応していて幅広く使うことが出ます。
サポート面でも365日年中無休で製品の設定や操作について電話、メール、チャット、LINEで問い合わせ可能なので安心して利用できます。
ウイルスバスター クラウドの新機能
ウイルスバスター クラウド バージョン16の新機能です。
・詐欺メール対策
Webメール上で、フィッシング詐欺やセクストーション等、情報や金銭を窃取する目的で利用者を騙す詐欺メールを検出し、警告画面を表示します。
不正なURLや電話番号による判定に加え、AI(人工知能)技術によりメール本文を解析し、詐欺メールの特徴から判定を行います。
ウイルスバスター クラウド バージョン16のパワーアップ機能です。
- Web脅威対策
AI(人工知能)技術により、未知の不正サイトへの対応が強化 - Trend ツールバー
Microsoft Edge対応 - 決済保護ブラウザ
- サイレントモード
ウイルスバスター クラウドの各機能・価格の評価
ウイルスバスター クラウドの機能を見ていきたいと思います。
導入設定のし易さ
基本的にはインストールするだけで利用可能です。
マルウェア対策性能
第三者評価機関「AV-TEST」にて2018年 年間を通じて継続的に高い防御力を評価された製品のみに与えられる「Best Protection 2018 Award」を受賞しています。
もちろん最新のテストでも高い評価をえています。
→https://www.av-test.org/de/antivirus/privat-windows/
※名称は「Internet Security」となっています。
動作の軽さ
「AV-TEST」の速度テストでは満点の6.0となっていてかなり軽いと思います。
またサイレントモードを利用することで緊急でない通知や予約スキャンを一定時間停止することができ、仕事やゲームに集中することができます。
サイレントモードは今回のPOWER UPで全画面モードでのゲームのプレイ中や動画の再生中に自動的に有効になるようなったので集中しているときに余計なメッセージが表示されるのを防ぐことが出来ます。
参考までに当サイトでも動作速度を測ってみました。
Pcmark10を利用したテスト
ウイルスバスター クラウドを無効にした状態:3485
ウイルスバスター クラウドを有効にした状態:3263
NASからのファイル転送テスト
約371MBのファイルをNASからテスト用PCにWindows10のファイル共有機能を利用してコピー
ファイヤーウォールを無効にした状態:56秒
ファイヤーウォールを有効にした状態:58秒
補足:ウイルスバスター クラウドはWindowsの標準ファイヤーウォールを利用しています。
CPU:Core i3 8130U
メモリ:8GB
グラフィック:インテル® UHD グラフィックス 620
SSD:250GB(PCIe-NVMe)
ランサムウェア対策
ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)対策としては
・データを不正に暗号化したり、変更する動きを検知してブロック
・暗号化されてしまったファイルを復元
の2つの機能が用意されています。
また「フォルダシールド」も用意されています。
これは未知のランサムウェア等の疑わしいプログラムが、あらかじめ指定されたフォルダやクラウドストレージ(Dropbox、Google ドライブ、OneDrive、iCloud Drive)と同期するフォルダ、パソコンに接続されたUSBメモリや外付けストレージ内のファイルにアクセスするのをブロックし、データを保護します。
設定も保護するフォルダを選択するだけなので簡単です。
ネットバンキング保護
ネットバンキング保護対策としては決済保護ブラウザが用意されています。
決済保護ブラウザを利用することで、ネットバンキングの口座情報や、ネットショッピング利用時のクレジットカード情報を盗む攻撃に対しブロックをすることが可能です。
Web脅威対策
改ざんされた正規サイトや不正広告等から気づかない間に誘導される不正プログラムを送り込むためのサイトや、偽の金融機関、ショッピングサイト等のフィッシング詐欺サイトへのアクセスをWebレピュテーション技術によりブロックします。
今回のPOWER UPでAI(人工知能)技術により、未知の不正サイトへの対応がより強化されたとの事。
補足:
Webレピュテーション技術とはWebからの脅威の出所である不正URLへのアクセスをブロックする技術です。
またプライバシー保護/SNS対策として
- プライバシー設定チェック
SNSやブラウザの設定内容を確認し、プライバシー情報を安全に保つための設定に関するアドバイスを表示 - SNS URL安全性チェック
対応SNS内に表示されるURLリンクの安全性を評価し、危険なWebサイトはWebレピュテーション技術によりブロックします。 - カメラ/マイクへのアクセス通知
盗撮や盗聴を防ぐため、カメラやマイクがオンになった際に通知を画面に表示します。 - 情報漏えい対策
マイナンバーやクレジットカード番号等の個人情報がWebサイト、メールを介して送信される場合、情報送信をブロック。
迷惑メール対策
迷惑メール対策としては
- 迷惑メール/ 詐欺メールの判定(自動振り分け)
- 画像スパムメールの検出とブロック
- リンクフィルタ
メールコンテンツに埋め込まれているURLの安全性をWebレピュテーション技術で判定し迷惑メールへと振り分けます - 添付ファイルのスキャン
- 詐欺メール対策
URLや電話番号による判定に加え、AI(人工知能)技術によりメール本文を解析し、詐欺メールの特徴から判定
が用意されています。
脆弱性対策
脆弱性攻撃対策としては正規プログラムに偽装する攻撃を検知し、ブロックする機能が用意されています。
またウイルススキャン時にセキュリティリスクを診断し、改善策を表示する機能も用意されています。
改善策がある場合はスキャン後に一括で修正を行うこともできます。
ID・パスワード管理
ID・パスワード管理に関しては別売りの「パスワードマネージャー」と連携して行う形となります。
ID・パスワード管理の情報は最高レベルの暗号化方式の一つであるAES 256bitで保護します。
また個人情報がダークウェブに流出していないか常にモニタリング。
万が一、流出が確認された場合は警告とともに対処方法が提示されます。
ペアレンタルコントロール
お子様をインターネットの危険から守るペアレンタルコントロールですが以下の機能が用意されています。
- URLフィルタ
有害サイト等へのアクセスをブロック - インターネット利用時間の管理
インターネットの利用可能時間を設定可能 - アプリケーションフィルタ
利用不可のアプリケーションを設定可能 - パソコン利用時間の管理
パソコンの利用可能時間を設定可能
その他の機能
- リモートファイルロック
パソコン盗難時、事前に設定してるフォルダをロックして保護することが可能 - システムチューナー
スキャンと同時にパソコンのパフォーマンスやセキュリティリスクを診断し、改善策を提示 - 日本密着の不正プログラムの収集
- セキュリティレポート
端末の保護状況を端末上、またはWeb、メールにより確認可能 - データ通信量低減
従量制課金回線接続時データ通信量を低減 - データ消去ツール
ファイル削除時に再び利用できないように安全に消去
サポート
365日年中無休で製品の設定や操作について電話、メール、チャット、LINEで問い合わせできます。
電話サポートは国内拠点で対応しています。
詳しくはこちらのページから
→https://helpcenter.trendmicro.com/ja-jp/support-channel/introduction/
価格
1年版、2年版、3年版が販売されていますが
価格的には3年版を購入するのがお得なようです。
※1ライセンスで3台まで利用可能(PC、スマートフォン、タブレットどれでも選択)
2020年8月14日時点だと
1年版:5,720円(税込)
2年版:10,250円(税込)
3年版:12,220円(税込)
となっているので3年間での費用は
1年版:17,160円(税込)=5,720円 x 3
2年版:15,375円(税込)=10,250円 x 1.5
3年版:12,220円(税込)
となります。
でも3年間も同じPC使うとは限らないし。。。
という方も居られるかと思いますがPCを買い替えた場合新しいPCに導入(利用PC変更)することで継続して利用できます。
ウイルスバスター クラウドのまとめ
ウイルスバスター クラウドについてまとめたいと思います。
まとめ
さすが実績のあるトレンドマイクロ社の製品だけあってウイルスの検出率、パフォーマンス、機能の充実度などトップレベルの製品だと思います。
実は管理人個人ではもう10年以上継続して利用しているんですけどね。
まあそこは別に良いとして価格的にも3年版で購入すれば割安で手に入れられると思います。
ただ3台の台数制限があるので利用されているデバイスが少ない場合や逆に多い場合は割高となる可能性もあるので注意が必要です。
ウイルス対策ソフトどれを選べば良く判らないという方はウイルスバスター クラウドを選んでおけば最新の技術も利用可能ですし、使い方も簡単なのでお勧めです。
無料体験版
ウイルスソフトは実際の使ってみないと使い勝手が良く判らないという方も居られると思いますが
ウイルスバスター クラウドには無料体験版も用意されていますのでこちらを試してみるのも良いと思います。
無料体験版は機能制限はなくて利用できる期限だけが区切られている形なのでフルで機能を検証できます。
無料体験版を利用した後に購入を決めた場合もそのままライセンス番号を入力するだけで使えますので導入しなおしとかの手間が無くて便利です。
実は裏技的ですが無料体験版を導入してそのあとにライセンス購入したばあい無料体験版の利用可能期間も無駄にならないのでお得に利用できます。
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