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Quadro RTX 3000搭載 最強レベルなThinkPad P17 実機レビュー

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今回 ThinkPad P17をレノボ様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。


 
最初に結論を書いておきますとThinkPad P17はCPUにインテル Xeon W-10855M プロセッサー選択可能なパワフルなクリエイティブ向けモバイルワークステーションです。
ディスプレイが17.3型なので画面を広く使えて作業効率アップも期待できるパワフルなモデルです。

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まずはThinkPad P17の特徴から

このThinkPad P17の特徴は17.3型FHD液晶 (1920×1080) IPS液晶搭載のワークステーションです。
グラフィックにNVIDIA Quadroシリーズを選択可能なのでCADなどの用途でも活躍を期待できるお勧めのモデルです。

ThinkPad P17の選択できる主な項目は以下のようになっています。

CPU Xeon W-10855M
Core i9-10980HK
Core i7-10875H
Core i5-10400H
OS Windows 10 Home 64bit
Windows 10 Pro 64
Windows 10 Pro for Workstations 64bit
メモリ 8GB、16GB、32GB、64GB、128GB
最大128GBまで選択可能、ECCメモリも選択可能
ストレージ 1st SSD:256GB、512GB、1TB、2TB
2nd SSD:256GB、512GB、1TB、2TB
最大4TBまで選択可能/RAID構成可能
液晶 17.3型FHD液晶 (1920×1080) IPS
17.3型UHD液晶 (3840×2160) IPS
グラフィック NVIDIA Quadro T1000 (4GB GDDR6)
NVIDIA Quadro T2000 (4GB GDDR6)
NVIDIA Quadro RTX 3000 (6GB GDDR6)
NVIDIA Quadro RTX 4000 8GB
NVIDIA Quadro RTX 5000 16GB

※モデルにより選択できる構成が決まります。

ThinkPad P17のお勧めの使い方

ポイント!

ThinkPad P17

  • 3次元CADなど設計用モバイルワークステーションとして
    パワフルな構成が可能なので活躍してくれると思います
  • クリエイティブ向けメインPCとして
    必要な機能を選択可能なのでクリエイティブ向けとしてお勧めです
  • ゲーミング ノートPCとして
    最強クラスのゲーミング ノートPCとしても利用可能です

ThinkPad P17レビュー機材の基本スペック

今回レビューを行うThinkPad P17のモデルは以下のようなスペックになっています。

CPU:インテル Core i7-10875H プロセッサー (2.30GHz, 16MB) vPro対応
液晶:17.3型FHD液晶 (1920×1080) IPS、300nit、マルチタッチ非対応
メモリ:16GB PC4-25600 DDR4 SODIMM (8GBx2)
ストレージ:512GB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe) OPAL対応
グラフィック:NVIDIA Quadro RTX 3000 (6GB GDDR6)
光学ドライブ:未搭載
ネットワーク:有線LAN+インテル Wi-Fi 6 AX201 + Bluetooth (vPro対応)

ThinkPad P17

価格:384,560円~(税込)、送料無料 <1/9(土)時点>

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ThinkPad P17外観チェック

ThinkPad P17の外観チェックです。

 

本体カラー

カラーはThinkPad伝統の落ち着いたブラックが用意されています。

ThinkPadブランドのロゴ マークです

液晶画面

画面の解像度は17.3型FHD液晶 (1920×1080) IPS、300nit、マルチタッチ非対応となっています。
IPSですのでかなり見やすいと思います。

17.3型 UHD IPS液晶 (3840×2160) も選択可能なので用途に合わせて選択することが出来ます。

<<正面>>

17.3型FHD液晶 (1920×1080) IPS、300nitなので詳細で綺麗な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。

視野もかなり広めになっています。

<<斜めから>>

<<さらに斜めから>>

Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果

ThinkPad P17はsRGBで93%、adobeRGBで72%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので凄く良い数字となっています。

数字が凄く高いので色の再現性が大事な写真加工などの用途でも活躍してくれると思います。

sRGB
adobeRGB

本体の外観

<<ThinkPad P17正面>>

ThinkPad P17はUSB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3対応)が用意されていますので最新のアクセサリを活用することが出来ると思います。

通常のUSBも用意されているので拡張性で困ることはあまりないと思います。
Type-Cだけだと手持ちのマウスなどのデバイスが使えなかったりするので従来型のUSBが用意されていると便利です。

あと安定した通信が可能な有線LANが用意されているのも良いですね。

LTE(オプション)も利用可能なので外出先でも活躍してれそうです。

<<右側面>>

①SDメディアカードリーダー
②USB Type-A 3.1 Gen1
③USB Type-A 3.1 Gen1
④セキュリティロックスロット

<<左側面>>

①HDMI
②USB Type-A 3.1 Gen1
③SIM トレイ(カスタマイズ)
④コンボ・ジャック

SDカードスロット

<<背面>>

①イーサネットコネクター(RJ45)
②USB Type-C 3.1 Gen1
③USB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3対応)
④USB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3対応)
⑤電源ジャック

<<上から>>

17.3型ですのでA4ノートよりは大きいですね。

参考までに管理人所有のThinkPad E15(15.6型)と大きさを比べてみました。
やはり液晶が17.3型だと一回り大きいですね。

<<裏面>>

<<高さ>>

25-33.25mmなので本よりは高いですね。

<<液晶 光の反射の確認>>

・電源を入れていないとき

 写真では判り難いかもしれないですけど人形は薄っすらと見えています。
 

・電源を入れているとき

 人形は見えていないですね。
 反射防止なので当然なんですかね。
 

キーボード&タッチパッド

キーボードはバックライト付きのThinKpad伝統のフルサイズキーボードです。
違和感のない配置なので使いやすいと思います。

特別な機能として
ThinKPad伝統のトラックポイント(キーボード中央の赤いデバイス)が付属しています。
管理人はトラックポイントが無いと生きていけない派なので利用していますが不要の場合は機能をオフにすることも出来ます。

・全体

・右側

・左側

タッチパッド

クリック部分が独立していて使い易いと思います。

・横から

キータッチは使いやすいタッチです。

キーボード右上部

電源はキーボード右上にあります。

キーボード左上部

画面の角度

ThinkPad P17 はほぼ正平まで傾けることが可能です。
これなら向かいの方とも一緒に画面を見ながら打合せすることも可能です。

WEBカメラ

HD720p+IRカメラ(ThinkShutter搭載)が用意されています。

上部のシャッターを閉じることで物理的にカメラ機能を使えなくすることが出来ます。
万一カメラ機能をハックされた場合でもシャッターを閉じることで情報を外部に漏らすリスクを避けることが出来ます。
※オプションで顔認証機能を選択することが出来ます。


 

AC電源

電源は230Wの物が採用されています。

参考までに管理人所有のThinkPad E15に付属の45Wのものと大きさを比べてみました。
やはり容量が大きいだけあって大き目ではあります。

ThinkPad P17 質量

本体はホームページ上の数値は約 3.5kg~となっています。
まあスペックも凄いので質量も有りますね。

AC電源は915gです。

本体+AC電源だと約4415g~ですね。

決して軽い質量ではありませんが出先で打ち合わせをしながら図面の修正を行うなどの用途であれば持ち出せない質量ではないと思います。

ThinkPad P17 外観チェックのまとめ

ThinkPad P17は17.3型FHD液晶 (1920×1080) IPS、300nit、マルチタッチ非対応が搭載されていて詳細で見やすい画面のモバイルワークステーションです。
LTEも選択可能なので外に持ち出して利用する場合も安心です。

WEBカメラにはプライバシーシャッター搭載なのでWEB会議などでも安心だと思います。

液晶の色域に関して凄く良い数字なので写真加工などの用途でも活躍してくれると思います。

本体のカラーはThinkPad伝統の落ち着いたブラックなので利用する場所を選ばないと思います。

キーボードに関しては違和感のない配置でバックライト機能も付いていて使いやすいキーボードとなっています。

質量に関してはそれほど軽くは有りませんがスペックを考えるとかなり軽量だと思います。

ThinkPad P17はクリエイティブに使えるモバイルワークステーションだと思います。

ThinkPad P17

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ThinkPad P17 パフォーマンスチェック

ThinkPad P17 基本スペック

 

CPU:インテル Core i7-10875H プロセッサー (2.30GHz, 16MB) vPro対応
メモリ:16GB PC4-25600 DDR4 SODIMM (8GBx2)
ストレージ:512GB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe) OPAL対応
グラフィックス:NVIDIA Quadro RTX 3000 (6GB GDDR6)

ThinkPad P17 パフォーマンスチェック

CPU:インテル Core i7-10875H プロセッサー、メモリ:16GB、ストレージ:512GB SSD、グラフィック:NVIDIA Quadro RTX 3000 (6GB GDDR6)となっています。

凄いスペックですよね。

CPUはXeon、Core i9、Core i5も選択可能です。

補足:OSはWindows 10 Pro for Workstations 64bitも選択可能です。
Windows 10 Pro for Workstations 64bitは64bit版Windows 10 Pro/Enterpriseをさらに拡張したもので
プロセッサの最大ソケット数:2⇒4
最大メモリ容量:2TB⇒6TB
となっています。

また幾つかのサーバ向け機能の採用されていて「サーバOS譲りのパフォーマンスと信頼性」を持ったOSとも言えると思います。

またメモリはECC選択可能(128GBのみ)なのでより堅牢性が高くなっていると思います。
※補足:ECC メモリは、Error-correcting code memory または Error Check and Correct memory の略です。メモリが保持している情報に誤りがあった時に検出・訂正する機能で主にサーバーやワークステーションの用途で利用されます。

CPUの目安としては

  • Xeon:サーバー、ワークステーション向け
  • Core i7:動画編集など高負荷向け
  • Core i5:一般的な利用で快適、軽い写真編集なども可能
  • Core i3:一般的な利用に対応
  • Celeron:WEB閲覧やメールなど軽い用途向け

メモリについては

  • 16GB以上:動画編集などメモリを大量に要する処理向け
  • 8GB:一般的な利用で快適、軽い写真編集なども可能
  • 4GB:一般的な利用に対応但し用途によっては足りなるなることも多い

ストレージ

大きく分けると以下の3種類があります。
現在では高速な起動が可能なSSDを採用しているものが多いです。
お勧めとしてもSSDをお勧めします。
PCIe×NVMe接続とSATA接続のSSDに関してはかなりの速度差がありますが
実際に利用した感想だとそれほど大きな差は感じません。
なので予算の関係でより廉価なSATA接続のSSDを検討するのも有りだと思います。

  • SSD PCIe×NVMe接続:物凄く高速
  • SSD SATA接続:高速
  • HDD:普通

当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた

本モデルはRAID構成も構築可能です。
選択可能な構成は
・RAID0 (SSDx2):より高速な書き込みが可能
・RAID1 (SSDx2):よりデータの安全性を高めることが可能

※インテル
i7-10875H プロセッサーのデータ

i7-10875H
製造プロセス 14 nm
コア/スレッド数 8/16
基本クロック 2.30 GHz
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 最大5.10 GHz
キャッシュ 16MB Intel® Smart Cache
TDP 45W
内蔵GPU インテル® UHD グラフィックス

スレッド数は16なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。

performance Test10 による測定結果

※Test10に変更になっています。

4631点と凄く良いスコアになっています。

WINSCOREによる測定結果

こちらも非常に良い数字となっています。

CINEBENCHによる測定結果

CINEBENCHは最新版とOpenGLのスコアが表示されるR15の2種類測定しています。

・R15
・R23

ゲーム関連ベンチマーク

ゲーム向けのモデルではありませんが参考用にベンチマークを測定しました。
結論としては多くのゲームを快適に遊ぶことが出来そうです。

ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター

1280×720 高品質ノートPC: 17906(非常に快適)
1280×720 標準品質ノートPC: 17459(非常に快適)

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ

1280×720 高品質ノートPC: 17944(非常に快適)
1280×720 標準品質ノートPC: 17855(非常に快適)

ファイナルファンタジーXV

この重いベンチマークで4Kでも普通に動くのは凄いですよね。

3840×2160 軽量品質: 3061(普通)
1980×1080 標準品質: 8399(快適)

ドラゴンクエスト

スコアが逆転してしまっていますがパワーがあり過ぎると良く起こる現象です。

1280×720 最高品質:19596(すごく快適)
1280×720 標準品質:18837(すごく快適)

3DMARK

こちらも凄く良いスコアになっています。

Sky Diverによる測定結果

Night Raidによる測定結果

WILD LIFEによる測定結果

Fire Strikeによる測定結果

Fire Strike Ultraによる測定結果

Fire Strike Extremeによる測定結果

Timespyによる測定結果

Timespy Extremeによる測定結果

PCmark 8による測定結果

・Home accelerated
 4371点と良いスコアなので快適に使えると思います。

・Work accelerated
 ビジネス用のベンチマークでも5232点と良いスコアになっています。
 

PCmark 10による測定結果

PCmark 10 Extendedによる測定結果

写真&イラスト関連パフォーマンス

RAWデータ現像パフォーマンス

Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影

結果は1分28秒で現像は終了しました。

これは凄く良いレベルの成績だと思います。

Photoshop CCでのパフォーマンス

上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが快適に操作出来ました。

3D CGソフト Blenderパフォーマンス

全体で上位54%以内に入っていますのでかなり良いスコアでは無いかと思います。

ストレージ情報

容量的には512GBで空き容量は475GBとなっていますので通常の使い方であれば余裕のあるの容量だと思います。

搭載されているのはSKHynix製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。

※今後変更になる場合もあると思います。

※ストレージはカスタマイズでデュアルストレージ構成やRAID構成も選択可能となっています。

Crystal Diskmarkによる測定です。

通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい30倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。

SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS-II V90 クラス10対応のSDカード利用

こちらも凄く早いスコアだと思います。

CPU Zの情報

再起動テストによるパフォーマンス測定

10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ40秒台前半となっています。
これはなかなか早い数字だと思います。

1回目:00:38秒
2回目:00:41秒
3回目:00:42秒
4回目:00:41秒
5回目:00:41秒
6回目:00:41秒
7回目:00:40秒
8回目:00:40秒
9回目:00:41秒
10回目:00:42秒

静音性および温度チェック

測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。

測定は以下の4段階で行っています。

・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 17でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)

静音性チェック

騒音計測器で計測したところ最大45.9dbでした。

騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで実際に聞いていても殆ど気にならないです。。

状態 騒音量(db)
アイドリング 38.4
動画再生時 38.5
動画エンコード 45.9
ベンチマーク 41.0

表面温度のチェック

測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」

最高温度はベンチマーク時で28.8度になっていました。
手で触ってみても温度の上昇は殆ど感じなかったですね。
この程度の温度であればあまり気にする必要は無さそうですね。
※室温が低かった影響の大きいと思いますので気温の高い夏場などは温度は上昇すると思います。

・アイドリング時

・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)

・動画エンコード時(Power Director 16でH.264出力)

・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)

HWMonitorによる内部温度チェック

最高温度はエンコード時に100度となっています。
かなり高温ですが表面温度は余り上昇していないので瞬間的なものかもしれないですね。

バッテリーの情報

消費電力のチェック

消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大125(Wat)となっています。
※測定時、設定で常に専用グラフィックを利用するようにしていたので内蔵グラフィックも利用するようにすればアイドリング時などは消費電力は少なくなると思います。

状態 消費電力(Wat)
アイドリング 30
動画再生時 32
動画エンコード 125
ベンチマーク 107

 

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間はホームページ上、約 13.8時間(JEITA2.0)となっています。

PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
このスペックでベンチマークソフトを3時間以上連続で動かせるのはかなり凄いですよね。

※ベンチマークを動かしての測定ですのでJEITA2.0での測定値よりもかなり短くなります。

オーディオ

Dolby Audio機能付きステレオ・スピーカーが搭載されています。

※本モデル搭載スピーカー

※管理人が常用しているスピーカー「ELEGIANT 高音質 大音量 小型 重低音 ホームシアター ステレオ サウンドバー」

両方を比べてみると本モデル搭載のスピーカーは低音域でもバランス良く出力していました。
実際聞いている時もなかなか良い音だと感じましたよ。

ThinkPad P17付属ソフトチェック

付属しているソフトは

・Lenovo Vantage
 ※システムの設定や更新が可能なソフトです。

などです。

キーボードなどのカスタマイズ

・キーボードのバックライトの設定

Fnキーを押しながらスペースキーを押下することで3段階で切り替えが可能です。

出張時の飛行機内などあまり明るくし過ぎたくない時などに便利です

本モデルはThinKPad伝統のトラックポイントも利用可能となっています。
トラックポイントとタッチパッド両方の機能は不要という場合は各機能のオン・オフを設定可能ですので好みの設定で利用可能です。

トラックポイント機能のオン・オフ

またFnキーとCtlキーの入替機能やユーザー定義キー(起動するアプリの登録などが可能)などが用意されています。

ネットワーク

本モデルネットワークは
・有線LAN
・インテル Wi-Fi 6 AX201
・Bluetooth (vPro対応)
・LTE(オプション)
が搭載されています。

Wifi6は最新の11ax(IEEE 802.11ax)を判りやすく呼ぶための新呼称です。

スペック的には最大通信速度9.6Gbpsで対応周波数も2.4GHz帯/5GHz帯の両方に対応しています。
なのでLAN環境がより高速に利用できる規格と言えると思います。

本モデルに搭載されているのはWi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) となっていて無線LANのリンク速度は2.4Gbpsとなりました。

LTEのスペック的にはFibocom L860-GL LTE CAT16が搭載されています。
SIMサイズはnanoSIMですね。

対応バンドは

LTE FDD:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B14/B17/B18/B19/B20/B21/B25/B26/B28/B29/B30/B32/B66
LTE TDD:B38/B39/B40/B41/B42
WCDMA:B1/B2/B4/B5/B8

となっています。

※詳細はこちらの公式ページからご確認ください。
http://www.fibocom.com/prod_view.aspx?TypeId=75&Id=317&FId=t3:75:3

日本の通信会社の場合

docomo系SIM:Band 1/3/19/21
au系SIM:Band 1/18
Softbank系SIM:Band 1/3/8
楽天モバイル:Band 3

に対応していれば実用上問題ないかと思いますので格安SIM(MVNO)を含めた殆どすべての通信業者に対応出来そうです。

※管理人は実際に接続テストを実施できているわけではないのでご自身で確認をお願いします。

格安SIM(MVNO)を利用すれば1,000円/月位から始められるのでかなりお得だと思います。

参考:UQモバイル 価格情報
UQ mobile

他モデルですが同じ「Fibocom L860-GL LTE CAT16」を搭載したLenovo製のPCで管理人が利用している楽天モバイルで接続してみました。

SIMを差し込むだけで自動的に認識されて利用できるようになりました。

速度的にもかなり高速なので結構使えそうです。

もちろん動作に関しては動作確認リストに載っていないので自己責任となってしまいますが1年間無料のキャンペーン中なので検討してみても良いかもしれないですね。





セキュリティ

・プライバシーシャッター(カメラ遮断機能)
 ※シャッターを左右にスライドさせることで切り替え
 

閉じた状態でカメラ機能を利用すると下図のようにエラーとなります。

 
・セキュリティー・チップ(TPM2.0)

・指紋認証機能

・顔認証機能(オプション)

が用意されています。

 

保証関連

ThinkPad P17は標準保証:3年 プレミアサポート+翌営業日オンサイト修理

オプションとして

・4年間 プレミアサポート+翌営業日オンサイト修理
・5年間 プレミアサポート+翌営業日オンサイト修理
・アクシデント・ダメージ・プロテクション

などのサービスが用意されています。

詳しくは購入画面でご確認いただけます。

ThinkPad P17(2020年1月9日)
型番 ThinkPad P17
CPU インテル Core i7-10875H プロセッサー (2.30GHz, 16MB) vPro対応
OS Windows 10 Pro 64bit
ディスプレイ 17.3型FHD液晶 (1920×1080) IPS、300nit、マルチタッチ非対応
グラフィックス NVIDIA Quadro RTX 3000 (6GB GDDR6)
メモリー 16GB PC4-25600 DDR4 SODIMM (8GBx2)
ストレージ 512GB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe) OPAL対応
ネットワーク 有線LAN+インテル Wi-Fi 6 AX201 + Bluetooth (vPro対応)
光学ドライブ 未搭載
Webカメラ IR & 720p HDカメラ(マイクロフォン付)
拡張インターフェイス ・SDメディアカードリーダー
・USB Type-A 3.1 Gen1×2
・セキュリティロックスロット
・HDMI
・USB Type-A 3.1 Gen1
・SIMトレイ(カスタマイズ)
・コンボ・ジャック
・イーサネットコネクター(RJ45)
・USB Type-C 3.1 Gen1
・USB Type-C 3.1 Gen2×2(Thunderbolt 3対応)
バッテリー駆動時間 約 13.8時間(JEITA2.0)
本体サイズ(mm) 約 416x281x25-33.25mm
本体質量 約 3.5kg
認証(Windows Hello) 指紋センサー、顔認証
保証 国内:3年間 翌営業日オンサイト修理、海外:修理依頼国での修理方法(IWSハードウェア国際保証サービス)に準ずる
オフィスソフト なし
主な付属品 ACアダプター、電源コード、マニュアル類など
販売価格 568,260円(税込)、送料無料

ThinkPad P17のレビューまとめ

ThinkPad P17のお勧めポイント

  • Core i7搭載でXeonも選択可能で高いパフォーマンスが期待できる
  • Windows 10 Pro for Workstationsも利用可能で堅牢性が高い
  • LTEも選択可能で外出先での利用も可能
  • プライバシーシャッター、顔認証/指紋認証など搭載でセキュリティ的にも安心度が高い

ThinkPad P17の気になる点

特になし

管理人の総評

ThinkPad P17は17.3型FHD液晶 (1920×1080) IPS、300nit(マルチタッチ非対応)搭載のモバイルワークステーションです。
ThinkPadの伝統を継承して堅牢性も高いですし、基本を押さえた仕上がりなので使い勝手が良いのも魅力です。

CPUにインテル Core i7-10875H プロセッサー搭載なのでパフォーマンスが良いのも魅力的です。
末尾「U」のモバイル用CPUではなくより高速な末尾「H」のCPUが採用されていてさらにパワーが必要な場合はCore i9やXeonも選択可能です。
さらにOSにWindows 10 Pro for Workstations (64bit)を選択可能でメモリもECCメモリを使用可能なのでかなり信頼性の高いシステムだと思います。

セキュリティ的にも
・プライバシーシャッター(カメラ遮断機能)
が用意されていますので今話題のWeb会議にも安心してい利用出来ます。

ストレージに関しては512GB用意されているのである程度は余裕はあるかと思います。
カスタマイズでデュアルストレージ構成やRAID構成も可能なので十分な容量を確保することも可能だと思います。

  • 容量を優先する場合はデュアルストレージ構成
  • 書き込み速度を優先する場合はRAID0 (SSDx2)
  • データの安全性を優先する場合はRAID1 (SSDx2)

を選択することも可能です。

管理人のお勧めとしてはよりデータが安全になるRAID1 (SSDx2)がお勧めです。

容量的にもし足りなくなった場合は最近はSanDiskのポータブルSSDのように高速な外付けディスクも販売されているのでそちらで対応をするという方法もあるかと思います。

SanDisk ポータブルSSD 500GB

ネットワークも有線LAN対応で無線も高速なWifi6対応ですし、
LTEも選択可能なのでお勧めのモデルです。

ThinkPad P17はパワフルなモバイルワークステーションをお探しの方にお勧めしたいモデルです。

ThinkPad P17

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