基本に忠実な　New OptiPlex3090 スモールシャーシ　実機レビュー

今回New OptiPlex3090 スモールシャーシをDell様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。

※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
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最初に結論を書いておきますとNew OptiPlex3090 スモールシャーシはCPUに実績のインテル® Core™ i5-10505 プロセッサーを搭載したコンパクトで使い勝手の良いデスクトップPCです。

まずはNew OptiPlex3090 スモールシャーシの特徴から

このNew OptiPlex3090 スモールシャーシの特徴はCPUにインテル® Core™ i5-10505 プロセッサー搭載でメモリも8GB搭載なのでパフォーマンスにも期待できるスペックを持ったモデルです。

New OptiPlex3090 スモールシャーシのお勧めの使い方

New OptiPlex3090 スモールシャーシ　レビュー機材の基本スペック

今回レビューを行うNew OptiPlex3090 スモールシャーシのモデルは以下のようなスペックになっています。

 
New OptiPlex3090 スモールシャーシは販売終息していますので類似製品としては以下のような製品が販売されています。

New OptiPlex3090類似製品

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New OptiPlex3090 スモールシャーシ外観チェック

New OptiPlex3090 スモールシャーシの外観チェックです。

 

本体カラー

カラーはブラック系となっています。

見た感じだと落ち着いたカラーですので設置場所を選ばないと思います。

本体の外観

拡張インターフェイスは前面と背面にあります。
数的にはUSB Type-Aが8個配置されているので十分な数が用意されていると思います。
ただUSB Type-Cが搭載されていませんので新しめのアクセサリーを利用する際に使えないという事が有るかもしれませんので留意が必要です。

<<New OptiPlex3090 スモールシャーシ正面>>

①ラインイン/アウト
②USB2.0ポート
③USB2.0ポート

<<右側面>>

<<左側面>>

<<背面>>

①Display Port
②Display Port
③USB3.2 Gen1 Type-Aポート x 4
④USB2.0ポート（Smart Power On対応）x 2
⑤有線LAN（RJ-45ポート）

<<上面>>

<<底面>>

拡張性

拡張性に関しては内部へのアクセスも簡単ですし取り回しも余裕が有りますので可能だと思います。
スロット的には

• ハーフハイト Gen 3 PCIe x16 スロット x 1
• ハーフハイト Gen 3 PCIe x1 スロット x 1
• 3.5/2.5 インチ ハード ドライブおよびスリム光学ドライブ用
• SATA 3.0 スロット x 2
• WiFi および Bluetooth カード用 M.2 2230 スロット x 1
• SSD 用 M.2 2230/2280 スロット x 1

となっています。

内部へのアクセスは下の写真のように簡単に可能です。

　　　　↓

電源は200Wの　80PLUS　BRONZEのものが搭載されているようです。
容量的には大きくありませんので電力消費が大きいアクセサリーの追加は注意が必要だと思います。

光学ドライブ

キーボードなど

本モデルには有線タイプ（USB接続）のベーシックなキーボードとマウスが付属しています。
使い勝手的には普通レベルだと思います。
もし無線タイプを利用したい場合は標準ではBluetooth機能が搭載されていませんのでUSB接続（無線）のものを利用することになります。

底面に脚が付いていますので入力しやすいように傾斜させることも可能です。

付属のマウスです。

New OptiPlex3090 スモールシャーシ サイズ・質量

本体サイズは約92.60 x 292.80 x290 mmとなっていて比較的コンパクトになっています。

質量に関しては約3.79 kg～となっています。

New OptiPlex3090 スモールシャーシ 外観チェックのまとめ

外観・サイズ感共にベーシックな感じがする筐体だと思います。
言い方を変えるとこなれた状態に仕上がっていますので多くの人が使い易いと感じる安心感のある仕上がりだと思います。

拡張性に関しては電源容量も気になりますのでそれほど大きな追加は出来ないと思います。
USBの数は多めに用意されていますのでUSB接続デバイスで対応可能な部分も有ると思います。
ただ最近よく使われているUSB Type-Cは用意されていませんのでこの点は留意が必要だと思います。

New OptiPlex3090 スモールシャーシは比較的コンパクトで内部アクセスも簡単な使い勝手の良いデスクトップPCだと思います。

 
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New OptiPlex3090 スモールシャーシ パフォーマンスチェック

New OptiPlex3090 スモールシャーシ 基本スペック

 

New OptiPlex3090 スモールシャーシ パフォーマンスチェック

CPU：インテル® Core™ i5-10505 プロセッサー、メモリ：8GB、ストレージ：256 GB, PCIe NVMe, SSD、グラフィック：インテル® UHD グラフィックス 630となっています。
基本を抑えて構成だと思います。

※インテル® Core™ i5-10505 プロセッサーのデータ

スレッド数は12なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。

performance　Test10 による測定結果

2563点とまずまずのスコアだと思います。

CINEBENCHによる測定結果

CINEBENCHはR23とR15の2種類測定しています。

WINSCOREによる測定結果

ゲーム関連ベンチマーク

ゲーム用にベンチマーク　スコアを測ってみました。
結果としてはかなり軽いゲームであればなんとか遊べそうです。

ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター

1920×1080　高品質デスクトップPC： 787（動作困難）
1920×1080　標準品質デスクトップPC：1326（設定変更が必要）

ファイナルファンタジーXIV: ENDWALKER

1920×1080　高品質デスクトップPC： 213（動作困難）
1920×1080　標準品質デスクトップPC： 354（動作困難）

ドラゴンクエストX

1920×1080　最高品質： 2749（やや重い）
1920×1080 　標準品質： 3534（普通）

3DMARK

こちらもなかなか良いスコアになっています。

Night　Raidによる測定結果

Fire Strikeによる測定結果

TIME　SPYによる測定結果

CPU PROFILEによる測定結果

STRAGE BENCHIMARKによる測定結果

PCmark　8による測定結果

・Home　accelerated
　3263点と良いスコアなので快適に使えると思います。

・Work　accelerated
　ビジネス用のベンチマークでも4385点となっています。
　

PCmark　10による測定結果

PCmark　10　Advanced　Editionによる測定結果

写真＆イラスト関連パフォーマンス

RAWデータ現像パフォーマンス

Adobe　Lightroom　Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影

結果は4分21秒で現像は終了しました。

これは若干時間が掛かっているかも知れないですね。

ストレージ情報

容量的には256GB SSDで空き容量はSSD 235GBとなっていますのである程度余裕のあるの容量だと思います。

最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。

例：管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD

⇒SanDisk ポータブルSSD 500GB

搭載されているSSDはサムスン製のようです。

※今後変更になる場合もあると思います。

Crystal Diskmarkによる測定です。

通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい22倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。

CPU　Zの情報

再起動テストによるパフォーマンス測定

10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ30秒台後半となっています。
これは凄く早い数字だと思います。

1回目：00:37秒
2回目：00:38秒
3回目：00:38秒
4回目：00:37秒
5回目：00:37秒
6回目：00:33秒
7回目：00:37秒
8回目：00:35秒
9回目：00:33秒
10回目：00:37秒

静音性および温度チェック

測定を行った機器は
・騒音：「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。

測定は以下の4段階で行っています。

・アイドリング時
・動画再生時（Youtubeの動画を20分間連続再生）
・動画エンコード時（Power Director 17でH.264出力）
・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行）

静音性チェック

騒音計測器で計測したところ最大38.2dbでした。

騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで実際に聞いていても殆ど気にならないです。。

状態	騒音量（db）
アイドリング	38.1
動画再生時	38.1
動画エンコード	38.1
ベンチマーク　FFxiv	38.2

表面温度のチェック

本体側面の温度を測定しました。

測定機器：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」

最高温度は動画エンコード時で22.3度になっていました。
手で触ってみましたが温度上昇は感じられませんでした。

※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。

HWMonitorによる内部温度チェック

最高温度はCPUが85度となっています。
あまり温度上昇しない印象ですね。
もし温度高い状態が長く続居た場合パフォーマンスの低下も予想されます。

消費電力のチェック

消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は動画エンコード時が最大で76Wattとなっていました。
メリハリのある消費の仕方だと思います。

状態	消費電力（Wat）
アイドリング	7
動画再生時	10
動画エンコード	76
ベンチマーク FFxiv	39

ネットワーク

本モデルネットワークは
・有線LAN

が搭載されています。

保証関連

New OptiPlex3090 スモールシャーシは標準で1年間 オンサイト修理が用意されています。

New OptiPlex3090 スモールシャーシのレビューまとめ

New OptiPlex3090 スモールシャーシのお勧めポイント

基本に忠実でパワーがあるのでメインPCとして使える

New OptiPlex3090 スモールシャーシの気になる点

なし

管理人の総評

New OptiPlex3090 スモールシャーシはCPUにインテル Core i5-10505 プロセッサー、グラフィックにインテル® UHD グラフィックス 630を搭載した基本に忠実なデスクトップPCです。

New OptiPlex3090 スモールシャーシは比較的省スペースで使えるデスクトップPCお探しの方にお勧めしたいモデルです。

 
New OptiPlex3090 スモールシャーシは販売終息していますので類似製品としては以下のような製品が販売されています。

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