今回IdeaPad Slim 3 Gen8をLenovo様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとIdeaPad Slim 3 Gen8は液晶に「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし」搭載の綺麗な画像が楽しめるノートPCです。
質量は15.6型液晶搭載で約1.62kg~と比較的軽量なので大画面モバイルノートとしてもお勧めのモデルだと思います。
まずはIdeaPad Slim 3 Gen8の特徴から
このIdeaPad Slim 3 Gen8の特徴はバッテリー駆動時間も長いので外出先での利用にも活躍できる15.6型ノートPCです。
IdeaPad Slim 3 Gen8の選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU |
AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit (日本語版) |
メモリ | 16GB DDR4-3200 SDRAM |
ストレージ | 512GB SSD (PCIe NVMe/M.2) |
液晶 | 15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット) 、光沢なし |
グラフィック | AMD Radeon グラフィックス |
※モデルにより選択できる構成が決まります。
IdeaPad Slim 3 Gen8のお勧めの使い方
IdeaPad Slim 3 Gen8
- ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です - ✔大画面モバイルノートPCとして
比較的軽量なのでモバイルノートPCとして活躍可能です - ✔初めてのノートPCとして
基本を押さえていてコストパフォーマンスも高いので初めてのノートPCとしてお勧めです
IdeaPad Slim 3 Gen8レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うIdeaPad Slim 3 Gen8のモデルは以下のようなスペックになっています。
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen8
価格:59,840円~(税込)、送料無料 <9/14(土)時点>
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IdeaPad Slim 3 Gen8外観チェック
IdeaPad Slim 3 Gen8の外観チェックです。
本体カラー
カラーはアークティックグレーですね。
左側に「Lenovo」のロゴマークがあります。
液晶画面
画面の解像度は「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし」となっています。
<<正面>>
「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし」なので詳細な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。
視野的は若干狭い印象ですね。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度だと若干見えづらいですかね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
IdeaPad Slim 3 Gen8はsRGBで66%、adobeRGBで50%、P3 49%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので低めの数字となっています。
色域を重視される写真や動画編集などの用途には向かないかもしれないですね。
本体の外観
<<IdeaPad Slim 3 Gen8正面>>
IdeaPad Slim 3 Gen8はUSB 3.2 Gen1 Type-C(Full Function)が搭載されているので最新のアクセサリも活用可能です。
また従来型のUSB(Type-A)が搭載されていますのでマウスなどを利用する際にも便利だと思います。
<<右側面>>
①4-in-1メディアカードリーダー
②USB 3.2 Gen1
<<左側面>>
①電源コネクタ
②USB 3.2 Gen1
③HDMI
④USB 3.2 Gen1 Type-C(Full Function)
⑤マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
<<背面>>
<<上から>>
15.6型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは17.9mmとなっていますので本と同じくらいですね。
2㎝以下だとカバンに入れての持ち運びもし易いですよね。
<<液晶 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
本モデルは液晶の反射は若干気になるレベルだと思います。
・電源を入れていますね
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードは「84キー(Fnキー+Windowsキーを含む)、JIS配列、バックライト・キーボード、マルチタッチパッド、パワーボタン、テンキー 」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。
フルサイズキーボードは入力し易くて良いですよね。
「H」キーの大きさは実測で15.58㎜でした。
・全体
・右側
・左側
キーボード アップ
キータッチもなかなか良いですね。
タッチパッドは大きめで使いやすい印象ですね。
画面の角度
IdeaPad Slim 3 Gen8はほぼ水平まで傾けることが可能です。
これなら向いに座っている方と一緒に画面を見ながら会話出来て便利ですね。
WEBカメラ
本モデルには「あり (前面:FHD 1080p カメラ、プライバシーシャッター付き) 」が搭載されています。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、FHDであれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
セキュリティ的にもプライバシーシャッターが付いているのは良いですよね。
AC電源
電源はコンパクトな65Wのコンパクトな物が採用されています。
IdeaPad Slim 3 Gen8 質量
本体は約1620gでした、ホームページ上の数値は約1.62kg ~なので同じですかね。
15.6型液晶搭載モデルで薄型・軽量なので必要に応じて持ち出す形のモバイル利用でも活躍してくれそうですね。
AC電源は356gとなっています。
本体+AC電源では1976gとなっています。
15.6型としては軽量なので持ち運びにも便利だと思います。
この軽さなら大画面モバイルとして対応可能だと思います。
IdeaPad Slim 3 Gen8 外観チェックのまとめ
IdeaPad Slim 3 Gen8は液晶に「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし」が搭載されている詳細な画像を楽しめるスタンダードタイプのノートPCです。
質量も比較的軽量なので大画面モバイル利用も可能だと思います。
液晶の色域に関しては低めの数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途には向かないかもしれないですね。
本体の落ち着いたシルバー系なので安心して使えると思います。
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen8
価格:59,840円~(税込)、送料無料 <9/14(土)時点>
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IdeaPad Slim 3 Gen8 パフォーマンスチェック
IdeaPad Slim 3 Gen8 基本スペック
メモリ:16GB DDR4-3200 SDRAM
ストレージ:SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2)
グラフィックス:AMD Radeon™ グラフィックス
IdeaPad Slim 3 Gen8 パフォーマンスチェック
CPU:AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー 、メモリ:16GB DDR4-3200 SDRAM、ストレージ:SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2) 、グラフィック:AMD Radeon グラフィックスとなっています。
当モデルはCPUがAI対応のNPUを搭載したインテル Core Ultraシリーズなので一歩進んだ使い方ができるモデルに仕上がっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※AMD Ryzen™ 5 7530U プロセッサー
AMD Ryzen™ 5 7530U プロセッサー | |
---|---|
コア/スレッド数 | 6/12 |
最大ブースト クロック | 最大 4.5GHz |
L2/L3 キャッシュ | 3 MB/16 MB |
デフォルト TDP | 15W |
内蔵GPU | AMD Radeon Graphics |
スレッド数は12なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
3299点とかなり良いスコアだと思います。
CINEBENCHによる測定結果
・CINEBENCH R23
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
結果としては設定を低めにすれば遊ぶことが出来るレベルだと思います。
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC: 3504(設定変更を推奨)
1920×1080 標準品質ノートPC:4466(普通)
ファイナルファンタジー XV
重めのゲームですが利用するにはかなり設定を落とさないと厳しそうですね。
1920×1080 軽量品質: 1979(動作困難)
1280×720 軽量品質:3120(普通)
STREET FIGHTER 6
今人気の格闘ゲームですが解像度を落とせば何とか遊ぶことが出来そうですね。
LOW 1920 x 1080 FIGHTING GROUND 60(30.71 FPS)
LOWEST 1280 x 720 FIGHTING GROUND 100(59.94 FPS)
3DMARK
こちらもまずまずのスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFE による測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
TIME SPYによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
Storage Benchmarkによる測定結果
Steel Nomad Lightによる測定結果
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon R6(フルサイズ)で撮影
結果は2分13秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては普通レベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera Rawでのスーパー解像度は15秒で出来るようです。
ストレージ情報
容量的には512GBで空き容量は約424GBとなっていますので少し少なめの印象です。
もう少し容量が欲しい方はカスタマイズで容量を増やすことを検討するのも良いかと思います。
搭載されているのはSOLIDIGM製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい40倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS Speed Class1(UHS-II)対応のSDカード利用
こちらもかなり早めのレベルの速さだと思います。
SDカード、最近は省略されることも多いので有ると便利ですよね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ40秒台後半の時間となっています。
これは早めの数字だと思います。
1回目:00:53秒
2回目:00:56秒
3回目:00:54秒
4回目:00:56秒
5回目:00:57秒
6回目:00:55秒
7回目:00:52秒
8回目:00:56秒
9回目:00:52秒
10回目:00:53秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大47.1dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで実際に使っているとかすかに音がしていました。。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 36.5 |
動画再生時 | 36.5 |
動画エンコード | 47.1 |
ベンチマーク | 44.6 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度はベンチマーク時で41.2度になっていました。
温度はあまり上がらない印象ですね。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は91.8度となっています。
温度はノートPCとしては普通レベルだと思います。
もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で37Wattとなっていました。
消費電力は少なめの印象ですね。
状態 | 消費電力(W) |
---|---|
アイドリング | 5 |
動画再生時 | 10 |
動画エンコード | 37 |
ベンチマーク | 31 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は60wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約57%となっていました。
充電速度は早めのレベルの印象ですね。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は「約 14時間(JEITA2.0)」となっています。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトをほぼ4時間52分動かすことが出来ました。
※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。
オーディオ
Dolby Audio™対応ステレオスピーカー(1.5Wx2)が搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。
IdeaPad Slim 3 Gen8付属ソフトチェック
付属しているソフトは
・Lenovo Vantage
※キーボードの設定も可能です
・Lenovo Smart Appearance
などが用意されています。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)
・Bluetooth v5.2
が搭載されています。
Wifi6は11ax(IEEE 802.11ax)を判りやすく呼ぶための呼称です。
スペック的には最大通信速度9.6Gbpsで対応周波数も2.4GHz帯/5GHz帯の両方に対応しています。
なのでLAN環境がより高速に利用できる規格と言えると思います。
セキュリティ
- 指紋認証
- カメラ プライバシーシャッター
などが用意されています。
保証関連
IdeaPad Slim 3 Gen8は標準で「1年間 引き取り修理」が用意されています。
オプションとして
- 2年間の引き取り修理
- 3年間の引き取り修理
- 1年間のPremium Care引き取り修理
- 2年間のPremium Care引き取り修理
- 3年間のPremium Care引き取り修理
- 1年間のPremium Care Plus引き取り修理
- 2年間のPremium Care Plus引き取り修理
- 3年間のPremium Care Plus引き取り修理
- アクシデント・ダメージ・プロテクション
など他にもサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
IdeaPad Slim 3 Gen 8 (2024年9月6日(日) | |
型番 | 82XM00FCJP |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U プロセッサー |
OS | Windows 11 Home 64bit (日本語版) |
ディスプレイ | 15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし |
タッチパネル | なし |
グラフィックス | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリー | 16GB DDR4-3200 SDRAM |
ストレージ | SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2) |
ネットワーク | Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠) +Bluetooth v5.2 |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | あり (前面:FHD 1080p カメラ、プライバシーシャッター付き) |
拡張インターフェイス | ・USB TypeC USB 3.2 Gen1 (Powerdelivery対応、DisplayPort出力機能付き) ・USB 3.2 Gen1 x 2 ・HDMI ・マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック ・4-in-1メディアカードリーダー (SD、SDHC、SDXC、MMC) |
バッテリー駆動時間 | 約 14時間(JEITA2.0) |
本体サイズ(mm) | 約 359.3x235x17.9mm |
本体質量 | 約 1.62kg |
認証(Windows Hello) | 未搭載 |
保証 | 1年間 国内:引き取り修理 |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | ACアダプター、電源コード |
販売価格 | 69,850円(税込)、送料無料 |
IdeaPad Slim 3 Gen8のレビューまとめ
IdeaPad Slim 3 Gen8のお勧めポイント
- 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
- 基本を押さえてコストパフォーマンスも高いので初めてのノートPCとしてもお勧め
- 薄型・軽量なのでモバイル利用も可能
IdeaPad Slim 3 Gen8の気になる点
※特になし
管理人の総評
IdeaPad Slim 3 Gen8は「15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし」の詳細な映像が楽しめるノートPCです。
CPUも人気のAMD Ryzenシリーズ搭載なのでパフォーマンスにも期待が出来る出来るモデルだと思います。
基本スペックも高く、メモリも16GB搭載なので余裕を持った使い方ができるモデルだと思います。
AI対応PCで一歩進んだ使える持ち運び可能でコストパフォーマンスが高いモデルをお探しの方にお勧めのモデルです。
Lenovo IdeaPad Slim 3 Gen8
価格:59,840円~(税込)、送料無料 <9/14(土)時点>
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