今回 IdeaPad S540 ゲーミングエディションをレノボ様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとIdeaPad S540 ゲーミングエディションは15.6型 FHD・IPS 光沢なし(1920×1080)液晶搭載のコストパフォーマンスの良いゲーミングノートPCです。
グラフィックにNVIDIA GeForce GTX 1650 搭載なので結構サクサクです。
まずはIdeaPad S540 ゲーミングエディションの特徴から
このIdeaPad S540 ゲーミングエディションはインテル Core i7-8565U プロセッサー搭載のパワフルで使いやすいゲーミングノートPCです。
専用グラフィックも搭載しているので多くのゲームをストレスなく遊べると思います。
※IdeaPad S540モデルにはゲーミングエディションのほかに通常モデル(というかこちらがメイン)も用意されています。
レビュー記事はこちらからご覧いただけます。
⇒使える 軽量・高コスパモデル IdeaPad S540 (15) 実機レビュー
カラーはミネラルグレーとなっています。
IdeaPad S540 ゲーミングエディションのお勧めの使い方
IdeaPad S540 ゲーミングエディション
- ✔ 初めてのゲーミングノートPCとして
スペック・コストパフォーマンスも高いので初めてのゲーミングノートPCとしてお勧めです。 - ✔ RAW現像用ノートパソコンとして
基本スペックが高くパフォーマンスも良いので重いRAW現像などでも活躍してくれます。 - ✔ 普段使いのメインPCとして
基本スペックが高いので普段使いのメインPCとして活躍してくれます。
IdeaPad S540 ゲーミングエディションレビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うIdeaPad S540 ゲーミングエディションのモデルは以下のようなスペックになっています。
OS:Windows 10 Home 64ビット
液晶:15.6型 FHD・IPS 光沢なし(1920×1080)
メモリ:12GB PC4-19200 DDR4 SDRAM SODIMM (内、オンボード4GB)
ストレージ:SSD 1TB (PCIe NVMe/M.2)
グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5
光学ドライブ:未搭載
ネットワーク:IEEE 802.11ac/a/b/g/n+Bluetooth v4.2
IdeaPad S540 ゲーミングエディション
価格: 217,800円~(税込)、送料無料 <12/29(日)時点>
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IdeaPad S540 ゲーミングエディション外観チェック
IdeaPad S540 ゲーミングエディションの外観チェックです。
本体カラー
カラーはミネラルグレーが用意されています。
液晶画面
画面の解像度はFHD (1920×1080) となっています。
<<正面>>
15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、144Hz) 、光沢なしなので光の反射も気にならず見やすい仕上がりの液晶となっています。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
カメラの関係で光の反射が入っていますが肉眼で見ると反射は殆ど感じられないです。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
IdeaPad S540 ゲーミングエディションはsRGBで95%、adobeRGBで72%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なのでかなり良い数字となっています。
※IdeaPad S540の通常モデルはsRGBで61%、adobeRGBで46%だったので液晶はかなりグレードアップしています。
このレベルであれば色の再現度重要視される写真加工などの用途でも活躍してくれそうですね。
本体の外観
<<IdeaPad S540 ゲーミングエディション正面>>
IdeaPad S540 ゲーミングエディションはUSB3.0 Type-Cや従来型のUSBも用意されています。
※Type-CはUSB3.0となっています。
但し、ゲーミング用PCとしては安定した通信が可能な有線LANが用意されていないのは少し残念です。
<<右側面>>
・電源ジャック
・HDMI
・USB3.0 Type C
・マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
SDカードを刺した状態
<<左側面>>
・Novoボタン
Lenovo Onekey Recovery ソフトウェア起動用
・SDカードリーダー
・USB3.0
・USB3.0 (Powered USB)
<<背面>>
ヒンジも丈夫そうです。
<<上から>>
15.6型ですのでA4よりは大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
18.9mmなので本と同じくらいですね。
<<液晶 光の反射の確認>>
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
テンキー付きのキーボードです。
配置的には「¥」マークキーとバックスペースキーがくっついていたり、「Enter」キーに「む」のキーがめり込んでいたりと少し特徴があるキー配置になっています。
矢印キーも上下部分が小さいので多用される方は気になるかもしれないですね。
キータッチは管理人好みの使いやすいタッチです。
タッチパッドは普通レベルだと思います。
右側にあるのは指紋認証用です。
電源ボタン
電源はキーボード上部右側にあります。
右上部分
左上部分
画面の角度
画面は水平まで傾けることが出来ます。
WEBカメラ
前面にHD 720p カメラが用意されています。
本モデルはプライバシーシャッターが付いているので意図しないタイミングでカメラに映像が流れるのを防ぐことが出来ます。
※プライバシーシャッターはカメラ上部のつまみをスライドさせることで開閉可能です。
プライバシーシャッターを閉じた状態でカメラ アプリを利用しようとするとカメラが利用できないのでこのように黒く表示されます。
AC電源
電源は少し大きめの90Wの物が採用されています。
ThinkPadに付属している45Wのものと比較すると大きいのが判ると思います。
補足:
通常のモデルはコンパクトな正方形のAC電源が付属しています。
IdeaPad S540 ゲーミングエディション 質量
本体は1,830gでしたホームページ上の数値は約1.9kg~なので少し軽めですね。
この軽さであればLANパーティに参加する際も簡単に持ち運びできますね。
AC電源は440gです。
本体+AC電源では2,273gでした。
15.6型液晶・専用グラフィック搭載でAC電源の質量を合わせてこの質量はかなり軽い方だと思います。
薄いですしこの軽さであれば常時携帯には向きませんが、必要に応じて外に持ち出すといった使い方も出来そうです。
IdeaPad S540 ゲーミングエディション 外観チェックのまとめ
IdeaPad S540 ゲーミングエディションは15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080ド) 、光沢なしが光の反射も少なく使いやすい印象のゲーミングノートPCです。
液晶の色域は良いので色が重要な写真編集やイラスト作成などでも活躍してくれそうです。
本体カラーは落ち着いたミネラルグレーなので使う場所を選ばないと思います。
キーボードに関しては若干配置に癖がありますがキータッチは使いやすい仕上がりとなっています。
質量に関してはこのスペックではかなり軽めなのでLANパーティなど必要に応じての持ち運びも可能です。
勿論家庭内で使う場所を移動する際にも便利です。
IdeaPad S540 ゲーミングエディションは反射の少ない綺麗な液晶が特徴的な使いやすいゲーミングノートPCだと思います。
IdeaPad S540 ゲーミングエディション
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IdeaPad S540 ゲーミングエディション パフォーマンスチェック
IdeaPad S540 ゲーミングエディション 基本スペック
メモリ::12GB PC4-19200 DDR4 SDRAM SODIMM (内、オンボード4GB)
ストレージ:SSD 1TB (PCIe NVMe/M.2)
グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5
IdeaPad S540 ゲーミングエディション パフォーマンスチェック
CPU::インテル Core i7-8565U プロセッサー、メモリ:12GB、ストレージ:SSD 1TB (PCIe NVMe/M.2)、グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5と
なっています。
ゲーミングノートPCとしてもなかなかのスペックなのでパフォーマンスにかなり期待できると思います。
Performance Test9 による測定結果
5219点と凄く良いスコアだと思います。
WINSCOREによる測定結果
こちらはグラフィックは何故か専用グラフィックを利用してくれないのでスコアが低めですが
他はかなり良いスコアとなっています。
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR20がリリースされましたので2種類測定しています。
・R20
ゲーム関連ベンチマーク
スペック的にもかなりのゲームが快適に遊べると思います。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1280×720 高品質ノートPC: 13011(非常に快適)
1280×720 標準品質ノートPC: 14715(非常に快適)
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
1280×720 高品質ノートPC: 13193(非常に快適)
1280×720 標準品質ノートPC: 14373(非常に快適)
ファイナルファンタジーXV
1920×1080 高品質: 3330(普通)
1920×1080 標準品質: 4697(やや快適)
Far Cry 5
大体30FPSあれば快適に遊べると言われているのでかなり快適に遊べそうです。
FHD 画質:最高 最小FPS:41
FHD 画質:中 最小FPS:56
ドラゴンクエスト
1280×720 最高品質:13642(すごく快適)
1280×720 標準品質:13709(すごく快適)
3DMARK
こちらもかなり良いスコアになっています。
Sky Diverによる測定結果
Night Raidによる測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike Ultraによる測定結果
Timespyによる測定結果
Timespy Extremeによる測定結果
PCmark 8による測定結果
・Home accelerated
4,164点とかなり良いスコアなので快適に使えると思います。
・Work accelerated
ビジネス用のベンチマークでも5,338点と良いスコアになっています。
PCmark 10による測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は3分00秒で現像は終了しました。
これは早いレベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたがストレスなく操作出来ました。
ストレージ情報
容量的にはSSDは1TBで空き容量は952GBとなっていますので通常の使い方であればかなり余裕のあるの容量だと思います。
搭載されているのはサムスン製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
PCIe NVMe規格ですので通常のSATA規格のSSDよりかなり早く動作してくれると思います。
※今後変更になる場合もあると思います。
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なので大体35倍位早い結果になっています。
さすがPCIe NVMe規格のSSDですね。
SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS Speed Class1(UHS-II)対応のSDカード利用
こちらもかなり早めのスコアだと思います。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
30秒台前半となっています。
これはかなり早い数字だと思います。
1回目:00:32秒
2回目:00:32秒
3回目:00:33秒
4回目:00:32秒
5回目:00:33秒
6回目:00:33秒
7回目:00:32秒
8回目:00:32秒
9回目:00:33秒
10回目:00:33秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 17でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大40.4dbでした。
騒音の目安としては「静かな事務所」レベルの静かさでかすかにファンの音が聞こえました。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 38.7 |
動画再生時 | 38.8 |
動画エンコード | 39.8 |
ベンチマーク | 51.4 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度はベンチマーク時で39.3度になっていました。
正直びっくりする温度は上がらないですね。
この位の温度であれば全く気にする必要はないと思います。
サーモセンサーによる画像の温度範囲は以下の通りです。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 16でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は高めの数字となっていますが本体外部の温度上昇が見られないので短い時間の上昇ではないかと思います。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
計測された最大消費電力は105(Wat)ですがAC電源は170(Wat)なので余裕はありそうです。
状態 | 消費電力(Wat) |
---|---|
アイドリング | 17 |
動画再生時 | 22 |
動画エンコード | 48 |
ベンチマーク | 82 |
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上約 16.9時間(JEITA2.0)となっています。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
※ベンチマークを動かしての測定ですのでJEITA2.0での測定値よりもかなり短くなります。
IdeaPad S540 ゲーミングエディション付属ソフトチェック
付属しているソフトは
・Lenovo Vantage
などです。
保証関連
IdeaPad S540 ゲーミングエディションは標準保証:1年間
オプションとして
・2年間 引取修理 サービス
・3年間 引取修理 サービス
・アクシデント・ダメージ・プロテクション
などのサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
Lenovo ideapad S540 ゲーミングエディション(2019年12月29日時点) | |
型番 | 81SW0001JP |
CPU | インテル Core i7-8565U プロセッサー (1.80GHz, 8MB) |
OS | Windows 10 Home 64 bit |
ディスプレイ | 15.6型 LEDバックライト FHD IPS 光沢なし 1920×1080 |
グラフィックス | NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB GDDR5 |
メモリー | 12GB PC4-19200 DDR4 SDRAM SODIMM (内、オンボード4GB) |
ストレージ | 1TB (PCIe NVMe/M.2) |
ネットワーク | IEEE 802.11ac/a/b/g/n+Bluetooth v4.2 |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | あり (前面:HD 720p カメラ、プライバシーシャッター付) |
拡張インターフェイス | ・HDMI ・USB3.0 Type C ・マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック ・SDカードリーダー ・USB3.0 ・USB3.0 (Powered USB) |
バッテリー駆動時間 | 約 16.9時間(JEITA2.0) |
本体サイズ(mm) | 約 358x245x18.9mm |
本体質量 | 約 1.9kg |
認証(Windows Hello) | 1年間/国内引き取り修理、修理依頼国での修理方法(IWSハードウェア国際保証サービス)に準ずる) |
保証 | なし |
ソフト | なし |
主な付属品 | ACアダプター、電源コード |
販売価格 | 217,800円(税込)、送料無料 |
IdeaPad S540 ゲーミングエディションのレビューまとめ
IdeaPad S540 ゲーミングエディションのお勧めポイント
- グラフィック搭載で画像処理が速いので快適にゲームを楽しめる
- 基本スペックが高く色域も広いのでRAW現像などの画像処理にも対応できる
- コストパフォーマンスが高いので初めてゲーミングノートPCを購入される方にお勧めできる
IdeaPad S540 ゲーミングエディションの気になる点
特になし
管理人の総評
IdeaPad S540 ゲーミングエディションは15.6型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、光沢なし液晶搭載の詳細で綺麗な画像が楽しめるモデルです。
基本スペックが高いの多くのゲームを快適に楽しめるモデルだと思います。
NVIDIA GeForce GTX 1650 搭載ゲーミングノートPCが11万円台で購入できるのはお得すぎです。
IdeaPad S540 ゲーミングエディションの特徴はお買い得感のある価格設定でハイパフォーマンスを期待できる点です。
本格派なゲーミングノートPCをお得に購入したい方に是非お勧めしたいモデルです。
IdeaPad S540 ゲーミングエディション
価格: 217,800円~(税込)、送料無料 <12/29(日)時点>
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