今回HP ProDesk 2 Tower G1aを日本HP様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
【貸出機材提供:株式会社日本HP】
最初に結論を書いておきますとHP ProDesk 2 Tower G1aは、Ryzen 8000G搭載で高性能ながら税込87,494円から導入可能。豊富なUSBポートと拡張性、省スペース設計、環境配慮素材採用で、法人利用に最適なコスパ重視のデスクトップPCです。
メモリも最大64GBまで拡張可能なのでパフォーマンスにも期待出来るモデルだと思います。
まずはHP ProDesk 2 Tower G1aの特徴から
このHP ProDesk 2 Tower G1aの特徴はRyzen 8000Gシリーズ搭載で高性能かつ省スペース設計。豊富なUSBポートと拡張性、環境配慮素材を採用し、法人向けに最適な信頼性とメンテナンス性を備えたデスクトップPCです。
HP ProDesk 2 Tower G1aの選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU | AMD Ryzen(TM) 5 8500G AMD Ryzen(TM) 7 8700G |
---|---|
OS |
Windows 11 Pro Windows 11 Home |
メモリ | 8GB(8GB×1)DDR5-5200 16GB(16GB×1)DDR5-5200 |
ストレージ | SSD:256GB 、512GB (M.2 PCIe NVMe) |
グラフィック | AMD Radeon™ 760M AMD Radeon™ 780M |
※モデルにより選択できる構成が決まります。
HP ProDesk 2 Tower G1aのお勧めの使い方
HP ProDesk 2 Tower G1a
- ✔事務作業やオフィス業務に最適
高速SSDとRyzenプロセッサーにより、WordやExcelなどのオフィスソフトが快適に動作。資料作成やメール対応、Web会議など日常業務にぴったりです。 - ✔軽めの動画編集や画像処理
Ryzen 7モデルでは内蔵グラフィックス性能も高く、簡単な動画編集や画像加工などのクリエイティブ作業にも対応可能。メモリ増設でさらに快適になります。 - ✔AIアプリケーションやデータ分析の入門機として
Ryzen AI搭載モデルなら、CopilotなどのAI支援機能を活用した業務効率化や、Pythonなどを使った軽量なAI処理・データ分析の学習にも適しています。
HP ProDesk 2 Tower G1aレビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うHP ProDesk 2 Tower G1aのモデルは以下のようなスペックになっています。
CPU![]() |
AMD Ryzen(TM) 5 8500G |
OS![]() |
Windows 11 Home |
メモリ![]() |
16GB(16GB×1)DDR5-5200、最大64GB |
SSD![]() |
512 GB M.2 PCle NVMe SSD |
GPU![]() |
AMD Radeon™ 760M(プロセッサー内蔵) |
ODD![]() |
DVDライター(9.5mmスリムライン) |
N/W![]() |
有線LAN |
HP ProDesk 2 Tower G1a
価格:175,780円~(税込)+送料 <7/16(水)時点>
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※本モデルは法人向けですが個人の方も購入可能です。
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HP ProDesk 2 Tower G1a外観チェック
HP ProDesk 2 Tower G1aの外観チェックです。
本体カラー
カラーはブラック系が用意されています。
本体の外観
拡張インターフェイスは前面と背面にあります。
数的にはUSB Type-CやUSB Type-Aが背面を中心に配置されているので足りなくなること余りないと思います。
コンパクトなボディに数多く配置されている印象ですね。
内部へのアクセスは背面のねじを外すだけで簡単にアクセス出来ます。
<<HP ProDesk 2 Tower G1a前面・背面>>
・前面
①マイク·ヘッドフォンコンボジャック
②USB Type-A 5Gbps転送
③USB Type-A 5Gbps転送
④USB Type-A 10Gbps転送
⑤USB Type-A 10Gbps転送
⑥USB Type-C® 5Gbps転送
スリムオプティカルドライブを開いたらこんな感じ
・背面
①オーディオ出入力
②DisplayPort™ 1.4a
③HDMI 1.4b
④USB Type-A 2.0
⑤ネットワークポート(RJ45)ギガビット対応
⑥USB Type-A 2.0
ねじを外すことで上部と数のパネルを簡単に外すことが出来、内部にアクセス可能です。
普通レベルの広さですかね。
<<側面>>
<<上面・底面>>
拡張性
拡張性に関しては内部へのアクセスも簡単ですし取り回しも余裕が有りますので可能だと思います。
スロット的には
- PCIExpress4.0×16×1スロット(空1)
- PCIExpress3.0×1×1スロット(空1)、
- M.22280(for storage)×1スロット(空O)
- M.2(for WLAN)×1スロット(空1)
となっています。
・ドライブベイ
- 外部:スリムライン専用オプティカルドライブベイ×1(空0)
- 内部:3.5インチHDDベイ×1(空0)
現実的にはドライブベイにも空きが無いですし拡張性は低めなのでメモリを追加が中心ですかね。
電源
電源は180W 80PLUS 認証電源ユニット(電源変換効率90%以上)が標準で用意されています。
HP ProDesk 2 Tower G1a サイズ・質量
本体サイズは:155×308×337mmとなっています。
質量に関しては約6.1kg~となっていますので比較的軽量だ思います。
HP ProDesk 2 Tower G1a 外観チェックのまとめ
HP ProDesk 2 Tower G1aはブラック系と落ち着いたカラーが用意されていて設置する場所を選ばないと思います。
拡張性に関してはそれほど多くは有りませんが基本スペックは高いので長く使える構成となっていると思います。
HP ProDesk 2 Tower G1aは内部アクセスも簡単なPCだと思います。
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HP ProDesk 2 Tower G1a パフォーマンスチェック
HP ProDesk 2 Tower G1a 基本スペック
メモリ:16GB(16GB×1)DDR5-5200、最大64GB
ストレージ:512 GB M.2 PCle NVMe SSD
グラフィックス:AMD Radeon™ 760M(プロセッサー内蔵)
HP ProDesk 2 Tower G1a パフォーマンスチェック
CPU:AMD Ryzen(TM) 5 8500G 、メモリ:16GB、ストレージ:256GB M.2 PCIe NVMe SSD、グラフィック:AMD Radeon™ 760M(プロセッサー内蔵)となっています。
まずまずのスペックなので良いスコアが期待できると思います。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※AMD Ryzen(TM) 5 8500Gのデータ
AMD Ryzen(TM) 5 8500G | |
---|---|
コア/スレッド数 | 6/12 |
最大ブースト クロック | 最大 5 GHz |
L2/L3キャッシュ | 6 MB/16 MB |
デフォルト TDP | 65W |
スレッド数は12なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
3769点と比較的良いスコアだと思います。
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR23
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム用にベンチマーク スコアを測ってみました。
結果としてはゲームは軽いものであれば遊べそうです。
ファイナルファンタジーXIV: 黄金の遺跡
1920×1080 高品質(デスクトップPC): 1289(設定変更が必要)
1920×1080 標準品質(デスクトップPC): 1734(設定変更が必要)
ファイナルファンタジー XV
重めのゲームなので遊ぶのはなかなか厳しそうですね。
1920×1080 軽量品質:1458(動作困難)
1280×720 軽量品質:3122(普通)
3DMARK
こちらもまずまずのスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
Solar Bayによる測定結果
Steel Nomad Lightによる測定結果
Storage Benchmarkによる測定結果
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon EOS R6で撮影
結果は1分28で現像は終了しました。
これは比較的時間が掛っているレベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
ストレージ情報
容量的にはSSD 512GBで空き容量はSSD 424GBとなっていますので普通に使えると思います。
搭載されているSSDはSK hynixA製のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい50倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ40秒前後となっています。
これは凄く早い数字だと思います。
1回目:00:38秒
2回目:00:37秒
3回目:00:37秒
4回目:00:36秒
5回目:00:41秒
6回目:00:40秒
7回目:00:41秒
8回目:00:42秒
9回目:00:41秒
10回目:00:42秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の5段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 黄金の遺跡を30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大40.1dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで実際に聞いていると殆ど音は聞こえないという印象でした。。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 36.9 |
動画再生時 | 37.0 |
動画エンコード | 37.6 |
ベンチマーク FFxiv | 40.1 |
表面温度のチェック
本体側面の温度を測定しました。
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度はベンチマーク時で31.3度になっていました。
手で触ってみましたが温度上昇は感じられませんでした。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
温度(℃) | |
---|---|
アイドリング時 | 28.2 |
動画再生時 | 27.0 |
動画エンコード時 | 29.4 |
ベンチマーク時 | 31.3 |
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は64.0度となっています。
低めのレベルの温度上昇の印象ですね。
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は動画エンコード時が最大で47Wattとなっていました。
状態 | 消費電力(Watt) |
---|---|
アイドリング | 8 |
動画再生時 | 14 |
動画エンコード | 44 |
ベンチマーク | 47 |
HP ProDesk 2 Tower G1a付属ソフトチェック
付属しているソフトは
・電子マニュアル
・HP PC Hardware Diagnostics
・HP Support Assistant
などです。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・有線LAN
が搭載されています。
Wifiはオプションでも用意されていないようなのでWifi接続を検討されている方は注意が必要です。
付属品
付属品としては
- USB 320K v2 キーボード(日本語)
- USB 320M 光学マウス
- 保証規定(サービスおよびサポートを受けるには)
- クイックセットアップ
- 電源コード
- 保証書等
が用意されています。
・有線キーボード/USB 320K v2 キーボード(日本語)
使い勝手としては普通レベルだと思います。
拘る方は別途用意するのもありだと思います。
・有線マウス/USB 320M 光学マウス
キーボードと同様に使い勝手としては普通レベルだと思います。
セキュリティ
- セキュリティ・チップ(TPM) (TPM 2.0)
- セキュリティロックケーブル用スロット(3 x 7mm)
などが用意されています。
保証関連
HP ProDesk 2 Tower G1aは1年間のオンサイト (訪問修理)が用意されています。
オプションとして
- 【Premium】翌日対応 3年
- 【Essential】当日対応 3年
- 【Essential】休日修理付 翌日対応 3年
- 【Essential】休日修理付 当日対応 3年
- 【Essential】HD返却不要 当日対応 3年
などのサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
HP ProDesk 2 Tower G1a Desktop AI PC (2025年7月15日) | |
型番 | HP ProDesk 2 Tower G1a Desktop AI PC |
CPU | AMD Ryzen(TM) 5 8500G |
OS | Windows 11 Home |
グラフィックス | AMD Radeon™ 760M(プロセッサー内蔵) |
メモリー | 16GB(16GB×1)DDR5-5200、最大64GB |
ストレージ | 512 GB M.2 PCle NVMe SSD |
ネットワーク | 有線LAN |
光学ドライブ | DVDライター(9.5mmスリムライン) |
インターフェイス | USB Type-A 10Gbps転送×2(フロント×2)、 USB Type-A 5Gbps転送×2(フロント×2)、 USB Type-A 2.0×3(リア×3)、 USB Type-C5Gbps転送×1(フロント×1) DisplayPort1.4ax1、HDMI1.4b×1(プロセッサー内蔵グラフィックス) マイク·ヘッドフォンコンボジャック ラインアウト 有線LAN/ギガビットネットワークコネクション |
本体サイズ | 155×308×337mm |
本体質量 | 約6.1kg |
保証 | 1年間(訪問修理サービス、パーツ保証、電話サポート) |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | USBキーボード、USBマウス、電源ケーブルなど |
販売価格 | 230,780円(税込)+送料 |
HP ProDesk 2 Tower G1aのレビューまとめ
HP ProDesk 2 Tower G1aのお勧めポイント
- コストパフォーマンスに優れた法人向けモデル
税込87,494円から導入可能で、Ryzen 8000Gシリーズ搭載の高性能PCとしては非常にリーズナブル。初期導入コストを抑えつつ、業務に必要な性能をしっかり確保できます。 - 豊富なインターフェースと拡張性
前面・背面に合計7つのUSBポート、HDMI・DisplayPort、PCIeスロット、M.2スロットなどを搭載。周辺機器との接続や将来的な拡張にも柔軟に対応できます。 - 環境配慮と高い信頼性
オーシャンバウンド・プラスチックや100%リサイクル素材を使用し、EPEAT® Silver認証を取得。さらに、12万時間以上の品質テストや米軍調達基準(MIL-STD-810)にも準拠しており、長期運用にも安心です。
HP ProDesk 2 Tower G1aの気になる点
- Wi-FiとBluetoothが非搭載
標準構成では無線通信機能がなく、Wi-FiやBluetoothを使いたい場合は別途USBアダプターなどの追加が必要です。M.2スロットは空いているものの、初期状態では無線接続に対応していません。
管理人の総評
HP ProDesk 2 Tower G1aは、Ryzen 8000Gシリーズ搭載の高性能ミニタワー型PC。省スペース設計ながら拡張性に優れ、豊富なインターフェースと環境配慮素材を採用し、法人利用に最適なコスト重視モデルです。
コストパフォーマンスも高いのでビジネスにも安心して利用できるモデルに仕上がっていると思います。
HP ProDesk 2 Tower G1aはコストパフォーマンスが高い、使えるPCお探しの方にお勧めしたいモデルです。
HP ProDesk 2 Tower G1a
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