今回Yoga 670 をLenovo様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとYoga 670 は液晶に「13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920×1200) 、マルチタッチ対応、光沢あり」液晶搭載の使う場所に合わせた使い方の出来るお得感の高いタブレットPCです。
CPUは人気のAMD Ryzenシリーズ搭載なのでパフォーマンスにも期待できるお勧めのモデルだと思います。
まずはYoga 670 の特徴から
このYoga 670 の特徴は10万円台で買えるお得感の高いタブレット ノートPCです。
Yoga 670 の選択できる主な項目は以下のようになっています。
※当シリーズは現在販売されていません。
CPU |
AMD Ryzen 7 5700U プロセッサー AMD Ryzen 5 5500U プロセッサー |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
メモリ | 8GB、16GB DDR4 |
ストレージ | 256GB、512GB SSD |
液晶 | 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920×1200) 、マルチタッチ対応、光沢あり |
グラフィック | AMD Radeon グラフィックス |
※構成はモデルにより決まります。
Yoga 670 のお勧めの使い方
Yoga 670
- ✔初めてのタブレットPCとして
価格も10万円台~と購入しやすいので初めての方にもお勧めです - ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です
Yoga 670 レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うYoga 670 のモデルは以下のようなスペックになっています。
Yoga 670
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Yoga 670 外観チェック
Yoga 670 の外観チェックです。
本体カラー
カラーは落ち着いたダークティールですね。
天板がファブリック素材のサステナビリティデザインなのも手触りが良くて良いですね。
左側に「Yoga」のロゴマークがあります。
液晶画面
画面の解像度は「13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920×1200) 、マルチタッチ、光沢あり」となっています。
通常よく搭載されているFHD(1920×1080)よりも少し縦に広いのでブラウザを利用する際などにも便利だと思います。
<<正面>>
「13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920×1200) 、マルチタッチ、光沢あり」なので詳細な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。
視野的もかなり広いと思います。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度でもかなり見えていますね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
Yoga 670 はsRGBで93%、adobeRGBで73%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なのでかなり良い数字となっています。
色域を重視される写真や動画編集などの用途でも活躍出来そうですね。
本体の外観
<<Yoga 670 正面>>
Yoga 670 はUSB Type-Cと通常のUSBが用意されているので最新のアクセサリも活用可能です。
<<右側面>>
①microSDメディアカードリーダー
②USB3.2 Gen1
③USB3.2 Gen1
④電源ボタン
<<左側面>>
①USB3.2 Gen1 Type-C
②USB3.2 Gen1 Type-C
③HDMI
④マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
<<背面>>
<<上から>>
13.3型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは18.27mmとなっていますので本と同じ位ですね。
2㎝以下だとカバンに入れての持ち運び時にもあまり嵩張らないので良いですよね。
<<液晶 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードは「バックライト付 – 日本語」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。
「H」キーの大きさは実測で15.84㎜でした。
・全体
・右側
・左側
キーボードアップ
キータッチもなかなか良いです。
タッチパッド広くて使い易い印象です。
ペンも利用できます。
キーボード右上部
電源ボタンはこちらですね。
キーボード左上部
画面の角度
Yoga 670 はタブレットPCなので当然水平まで傾けることが可能です。
勿論このような形でも利用することが可能です。
WEBカメラ
本モデルには (IR&1080p FHDカメラ(プライバシーシャッター付))が搭載されています。
セキュリティ的にもプライバシーシャッターが付いているのは良いですよね。
顔認証機能も付いているので便利だと思います。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、FHD画質であれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
AC電源
電源はコンパクトな45Wのコンパクトな物が採用されています。
Yoga 670 質量
本体は約1373gでした、ホームページ上の数値は約 1.39kg~なのでカタログより少し軽いですね。
AC電源は301gです。
本体+AC電源では1674gでした。
AC電源と合わせて1674gなので13.3型ノートPCとしては軽いと思います。
かなり軽いのでモバイル利用したい方にお勧めのモデルだと思います。
Yoga 670 外観チェックのまとめ
Yoga 670 は液晶に「13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920×1200、Dolby Vision対応) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり」が搭載されている詳細な画像を楽しめるノートPCです。
液晶の色域に関しても良い数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍可能だと思います。
本体のカラーは落ち着いたイメージのダークティールなので安心して使えると思います。
Yoga 670 は状況に併せて使える綺麗な画面のタブレットPCだと思います。
Yoga 670
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Yoga 670 パフォーマンスチェック
Yoga 670 基本スペック
メモリ:8 GB LPDDR4X-4266MHz (オンボード)
ストレージ:256 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe
グラフィックス:AMD Radeon™ グラフィックス
Yoga 670 パフォーマンスチェック
CPU:AMD Ryzen™ 5 5500U モバイル・プロセッサー 、メモリ:8GB DDR4、ストレージ:256 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe、グラフィック:AMD Radeon グラフィックスとなっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※AMD Ryzen™ 5 5500U モバイル・プロセッサー
AMD Ryzen™ 5 5500U モバイル・プロセッサー | |
---|---|
コア/スレッド数 | 6/12 |
ターボ・ブースト | 最大 4.0GHz |
L2/L3キャッシュ | 3MB/8MB |
デフォルトTDP | 15W |
内蔵GPU | AMD Radeon Graphics |
スレッド数は12なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
3327点と良いスコアとなっています。
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR23とR15の2種類測定しています。
※OpenGLのスコアを見るためにR15も測定していますが基本的には新しいR23のスコアを参照してください。
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
ゲーミングPCではありませんが参考用に計測しています。
結果としてはあまり重いゲームでなければ遊ぶことが出来そうですね。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1920×1080 高品質ノートPC: 3258(やや快適)
1920×1080 標準品質ノートPC:3982(快適)
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC: 3450(設定変更が推奨)
1920×1080 標準品質ノートPC:4226(普通)
ドラゴンクエスト
1920×1080 最高品質:6583(快適)
1920×1080 標準品質:9930(とても快適)
3DMARK
こちらもまずまずのスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFE による測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
TIME SPYによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
STORAGE BENCHIMARKによる測定結果
PCmark 8による測定結果
・Home accelerated
3825点と良いスコアなので快適に使えると思います。
・Work accelerated
ビジネス用のベンチマークでも4692点となっています。
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は2分31秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては普通レベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera Rawでのスーパー解像度は20秒で出来るようです。
ストレージ情報
容量的には256GBで空き容量は約201GBとなっていますので通常の使い方であればある程度余裕のある容量だと思います。
もう少し容量が必要な方は上位モデルは512GB搭載ですのでそちらを検討されると良いと思います。
搭載されているのはUMIS (旧Ramaxel)のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい21倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ50秒前後となっています。
これは早めの数字だと思います。
1回目:00:55秒
2回目:00:48秒
3回目:00:55秒
4回目:00:49秒
5回目:00:50秒
6回目:00:48秒
7回目:00:50秒
8回目:00:50秒
9回目:00:55秒
10回目:00:50秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大50.3dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさでした。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 35.4 |
動画再生時 | 35.6 |
動画エンコード | 48.6 |
ベンチマーク | 48.3 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度は動画エンコード時で41.4度になっていました。
手で触ってみましたが温度の上昇は感じられませんでした。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は98.6度となっています。
温度はノートPCとしては若干高めの印象です。
ただ表面温度はそれほど上がっていませんので一時的なものかもしれないですね。
もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で29Wattとなっていました。
消費電力は少なめの印象ですね。
状態 | 消費電力(Watt) |
---|---|
アイドリング | 8 |
動画再生時 | 13 |
動画エンコード | 29 |
ベンチマーク | 27 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は48wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約38%となっていました。
これなら外出先でバッテリーがピンチの時でも短時間である程度バッテリー量回復できそうですね。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は最大約20.0時間(JEITA2.0)となっています。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトをほぼ8時間56分動かすことが出来ました。
※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。
オーディオ
ドルビーアトモス、ステレオスピーカー(2.0Wx2)が搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。
Yoga 670 付属ソフトチェック
付属しているソフトは
・Lenovo Vantage
などが用意されています。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)
・Bluetooth v5.2
が搭載されています。
Wifi6は最新の11ax(IEEE 802.11ax)を判りやすく呼ぶための新呼称です。
スペック的には最大通信速度9.6Gbpsで対応周波数も2.4GHz帯/5GHz帯の両方に対応しています。
なのでLAN環境がより高速に利用できる規格と言えると思います。
※参考:テストに利用したWifi6ルータ
⇒Wi-Fi 6対応 Aterm WX6000HP レビュー 10Gbps搭載
セキュリティ
・カメラ プライバシーシャッター
などが用意されています。
保証関連
Yoga 670 は標準で「1年間の引き取り修理 」が用意されています。
オプションとして
- 引き取り修理 2年間
- 引き取り修理 3年間
- 引き取り修理 4年間
- レノボ プレミアムケア 1年間
- レノボ プレミアムケア 2年間
- レノボ プレミアムケア 3年間
- レノボ プレミアムケア 4年間
- Premium Care Plus 1年間
- Premium Care Plus 2年間
- Premium Care Plus 3年間
- Premium Care Plus 4年間
など他にもサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
Yoga 670 (2023年5月16日) | |
型番 | 82UD003KJP |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5500U モバイル・プロセッサー |
OS | Windows 11 Home 64bit (日本語版) |
ディスプレイ | 13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920×1200ドット、約1,677万色、16:10、Dolby Vision対応) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり |
タッチパネル | あり |
グラフィックス | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリー | 8GB LPDDR4X-4266MHz (オンボード) |
ストレージ | 256GB SSD, M.2 PCIe-NVMe |
ネットワーク | Wi-Fi 6対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠)+Bluetooth v5.2 |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | IR&1080p FHDカメラ(プライバシーシャッター付) |
拡張インターフェイス | USB3.2 Gen1 Type-C 2(Powerdelivery対応、DisplayPort出力機能付き) |
バッテリー駆動時間 | 最大 約20.0時間(JEITA2.0) |
本体サイズ(mm) | 約 304x218x18.27mm |
本体質量 | 約 1.39kg |
認証 | 指紋認証、顔認証 |
保証 | 1年間 |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | 電源ケーブルなど |
販売価格 | 109,890円~(税込)、送料無料 |
Yoga 670 のレビューまとめ
Yoga 670 のお勧めポイント
- 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
- コストパフォーマンスが高いのではじめてのノートPCにお勧め
- タブレットとしてなどタブレットPCなので使い方に合わせて使える
Yoga 670 の気になる点
※特になし
管理人の総評
Yoga 670 は「13.3型 WUXGA IPS液晶 (1920×1200、Dolby Vision対応) 、マルチタッチ対応、光沢あり」の詳細な映像が楽しめるタブレットPCです。
13.3型液晶搭載で質量は約 1.39kg~と比較的軽量なのでモバイルノートPCとしても活躍可能だと思います。
基本スペックも高く、液晶も綺麗なのでメインPCとしても使えて10万円台~で買えるお得感の高いモデルだと思います。
天板がファブリック素材のサステナビリティデザインなのも手触りが良くて良いですね。
コストパフォーマンスがよく持ち運び可能なタブレットPCをお得に購入したい方にお勧めのモデルです。
Yoga 670
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