Lenovo様のご厚意でThinkPad T460Sのレビューをさせていただく機会を頂きましたのでレビューをしていきたいと思います
このThinkPad T460S 14型モバイル用ノート パソコンの決定版と言えるようなモデルです。
14.0型FHD液晶 (1920×1080 IPS) Core i7 メモリ8GB搭載のノートパソコンです。 拡張性も高くビジネスに必要なパフォーマンスを秘めたノートパソコンです。 |
※CPU、メモリ、GPUなどはオプションやラインナップにより選択することが出来ます。
本モデルに関する情報はこちらのレノボ社公式ホームページから確認できます。
>>>Lenovo社公式サイト
Lenovo ThinkPad T460S レビュー機材の基本スペック
CPU インテル Core i7-6600U プロセッサー (2.60GHz, 4MB) |
グラフィック インテル HD グラフィックス 520(CPUに内蔵) |
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液晶ディスプレイ 14.0型FHD液晶 (1920×1080 IPS)です。 |
メモリー 8GB PC4-17000 DDR4 (4GBオンボード+4GB (1スロット使用)) |
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ストレージ 256GB ソリッドステートドライブ PCIe-NVMe (OPAL対応) |
光学ドライブ 付属していません。 |
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バッテリー駆動時間 約 8.4時間(JEITA2.0) |
質量、サイズ 約 331×226.8×16.9-18.8mm、約 1.43kg |
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主な付属品
ACアダプター、電源コード、マニュアル類 等 |
保証期間
1年間(国内・引き取り修理) |
ポイント1ーパフォーマンスに期待
CPU:インテル® Core™ i7-6600U プロセッサー、メモリは8GB、SSD 256GB搭載なのでかなりのパフォーマンスが期待できます。
専用グラフィックが選択できる
ThinkPad T460Sはオプションではありますが専用グラフィックを選択することも可能です。
このあたりの拡張性の高さは好感が持てますね。
液晶ディスプレイチェック
液晶自体は綺麗な表示ですが、ノングレアなので見やすい印象ですね。
また、かなり斜めから見ても見えますので視野は広いと思います。
<<正面>>
かなり蛍光灯が反射する環境で撮影をしましたが写真上は少し反射が感じられますが肉眼では殆ど感じませんでした。
<<斜め>>
若干画面の輝度が低くて暗いように見えていますが肉眼では違和感がない状態で見えていました。
<<さらに斜め>>
キーボードおよびタッチパッドのチェック
アイソレーションタイプのキーボードです。
定評のあるフルキーボードでキータッチもかなり良い印象です。
また、管理人にはキーボードから手を離さずに使用できるトラックポイントも嬉しいです。
キーストロークはやや深めですね。
トラックポンとは慣れると離れられなくなるくらいの使い心地ですし
パッド上に左右のクリック機能が付いているのも使いやすいですね。
パフォーマンスのチェック
CPU性能はCore i5搭載でスタンダードノートとしては高い性能だと思います。
グラフィックス性能に関しては専用ボード未搭載なので若干力が弱いと思います。
総合的な評価としては高いレベルの性能です。
Core™ i7-6600U プロセッサー、インテル® HD グラフィックス 520、メモリは8GB、SSD 256GBの構成でのベンチマークスコアは次の通りです。
performance test8による測定結果
さすがに最新世代のCore i7搭載なのでモバイルノートとしてはかなり早いという印象ですね。
WIN Scoreによる測定結果
若干グラフィック関連のスコアが他に比べ少し低めですね。
これは専用のグラフィックを搭載していないので仕方が無い部分ですね。
ただ、スコア自体は他が高いので低く見えますが良いスコアだと思います。
ゲーム関連ベンチマーク
このモデルでゲームは軽めのものであれば楽しむことが出来ますが、重いゲームは少し辛そうですね。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド
1280X720 高品質ノートPC:3249(やや快適)
1280X720 最高品質ノートPC:2431(普通)
ドラゴンクエスト
1280X720 標準品質ノートPC:5864(快適)
1280X720 最高品質ノートPC:5236(快適)
Diskの情報
Crystal Diskmarkによる測定
何分手動での計測ですが若干ブレが有るかと思いますがさすがSSD搭載、かなり早いですね。
CPU Zの情報
静音性および温度チェック
今回の測定は動画のエンコードエンコード処理を5分間x6回行うことでCPUに負荷を掛けて測定しています。
測定中のCPUの使用率はほぼ100%で推移していました。
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」使用しました。
・温度:「家庭用 デジタル 温度計 小型 サーモ メーター -50℃~700℃ K型 熱電対 セット(B00TY64IEK) 」
です。
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大37.8dbでした。
これは下記表を参考にしていただけると判りますが静かなレベルです。
測定を行った場所にいても殆ど音は聞こえていませんでした。
また、室温はそんなに高い状態ではありませんでしたのでCPUに熱を持たなかったという事も考えられます。
<騒音目安表>
聴覚的な目安 | 騒音の大きさ | 騒音の具体例 |
聴力機能に障害 | 110 デシベル | 自動車のクラクション(直近) |
きわめてうるさい | 100 デシベル | 電車が通る時のガード下 地下鉄の構内 |
きわめてうるさい | 90 デシベル | カラオケ音(店内中央) 犬の鳴き声(直近) |
うるさい | 80 デシベル | 走行中の電車内 救急車のサイレン(直近) パチンコ店内 |
うるさい | 70 デシベル | 高速走行中の自動車内 騒々しい事務所の中 セミの鳴き声(直近) |
普通 | 60 デシベル | 走行中の自動車内 普通の会話 デパート店内 |
普通 | 50 デシベル | 家庭用エアコンの室外機(直近) 静かな事務所の中 |
静か | 40 デシベル | 閑静な住宅地の昼 図書館内 |
静か | 30 デシベル | 深夜の郊外 鉛筆での執筆音 |
表面温度のチェック
騒音テストと同様に動画のエンコード処理を行い計測しました。
通常利用する際に触るキーボード部分とパッド付近で計測を行いましたが最大で36.9℃で、実際に手で触ってみると微かに温かみを感じる程度でした。
温度が上がっていた場所は本体左上で他の場所の温度はほとんど上がっていませんでした。
測定し開始する時点で少し温度が高めかなと思ったのですが負荷をかけてもそれほど温度は上がりませんでした。かなり熱処理が旨くいっている印象ですね。これなら夏場でもあまり温度が上がることなく利用できそうですね。
※表面温度が高すぎると、利用中に手のひらや手の甲に熱を感じて継続しての利用にストレスを感じる場合も出てきてしまします。
・開始時温度
外観チェック
USBポートが3つ用意されています。
HDMIの他にMini DisplayPortも用意されているもポイント高いですよね。
<<正面>>
<<右側面>>
<<左側面>>
指紋等は目立たないので良いですね。
<<裏面>>
ドッキングステーション用のコネクタが用意されています。
厚さは18.8mmなので薄めですね。
大きさ的には
ACアダプタは小さめで良いですね。
ネットワーク機能
・ワイヤレス:インテル® Dual Band Wireless-AC 8260 ac/a/b/g/n+Bluetooth v4.1
・有線LAN:10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
本モデルの総括
14型で厚さ18.8mm、質量1.43kgというのはかなり使いやすいスペックではないかと思います。
ただ、実はこのタイプはLenovoのラインナップでもYogaシリーズとThinkPad X1Carbonシリーズで実現しています。
これらのモデルとの違いはオプションで機能拡張が用意されていることです。
専用グラフィックへの変更やメモリの増設など必要に応じて機能アップすることが出来ます。
正直管理人はモバイル用にはXシリーズしか選定したことがなかったのですが今回のThinkPad T460Sであれば14型ビジネス向けモバイルノートパソコンとして最強レベルのなので安心して選定出来そうです、
大きめの画面のモバイル用ノートパソコをお探しの方には是非おすすめしたいモデルです。
本モデルに関する最新情報はこちらのレノボ社公式ホームページから確認できます。
>>>Lenovo社公式サイト