マウスコンピューター様のご厚意でMB-C250X1-S2のレビューをさせていただく機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
まずはMB-C250X1-S2の特徴から
このMB-C250X1-S2はコンパクトボディに実力を秘めたコストパフォーマンスに優れたノートパソコンです。
スペック的にもMB-C250X1-S2はCPUにインテル® Celeron® プロセッサー N3450、メモリ:8GB、ストレージ:SSD 240GBなのでパフォーマンスにも期待できるノートパソコンです。
※ラインナップ的にはメモリ4GB搭載モデルも用意されていますが今回のレビュー機は8GB搭載モデルとなります。
サウンドに関してはハイデフィニション・オーディオ内蔵ですがあまり期待しすぎない方が良いと思います。
もちろん管理人の個人的な感想ですが管理人が音楽を聞いた感じだとごく普通のパソコンの音という印象です。
液晶は11.6型 HDノングレアとなっています。
MB-C250X1-S2は軽量・コンパクトでパワーを秘めたノートパソコンをお得に購入したい方にお勧めの一台です。
MB-C250X1-S2レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うモデルは以下のようなスペックになっています。
OS:Windows 10 Home 64ビット
メモリー:8GB (8GB×1) PC3-12800 DDR3L SODIMM
ディスプレイ:11.6型 HDノングレア (LEDバックライト) 1,366×768
グラフィック:インテル® HD グラフィックス 500
ストレージ:SSD 240GB (6Gbps/ Serial ATAIII接続)
光学ドライブ:未搭載
ネットワーク:有線LAN+IEEE 802.11ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 + Bluetooth® V4.2 + LE 準拠モジュール (M.2)
MB-C250X1-S2 の詳細情報はこちらのページからご確認いただけます。
MB-C250X1-S2 外観チェック
MB-C250X1-S2の外観チェックです。
液晶画面
<<正面>>
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
11.6型 HDノングレア ディスプレイなので反射の少ない液晶だと思います。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
sRGBで54%、adobeRGBで40%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので低い値ですね。
実際目で見て色彩の鮮やかさは余りない印象です。
色の再現性を重要視する使い方には向かないかもしれないですが普通にインターネットやオフィス文書を見るような使い方であればそれほど大きな問題は感じませんでした。
本体の外観
<<正面>>
<<右側面>>
有線LANが搭載されているのは便利だと思います。
有線LANが使える場所であれば無線よりも有線LANの方が高速で安定しますので。。
・USB 2.0 x 2
・マルチカードリーダー
・有線LAN x 1
・電源
・ケンジントンロック
<<左側面>>
このサイズのノートでVGAが使えるのはある意味凄いと思います。
客先のプロジェクタなどでVGAが必要になるケースはまだまだありますので使えれば安心ですよね。
・VGA端子
・HDMI x 1
・USB3.0 x 1
・マイクロフォン端子
・ステレオヘッドフォン端子
<<背面>>
スッキリして落ち着くフォルムですよね。
<<上から>>
大きさ的には11.6型 なのでA4よりかなりコンパクトです。
高さは23.2 (折り畳み時/ 突起部含まず)なので本より少しサイズがある感じですかね。
ただそれほど嵩張る高さではないと思います。
電源スイッチ
電源は左上の判り易い場所に有ります。
<<光の反射の確認>>
・電源を入れていないとき
人形がかすかですが見えています。
・電源を入れているとき
ノングレア液晶なので当然かもしれないですが人形は見えていないですね。
キーボード&タッチパッド
キーピッチ約17.5mmのアイソレーションタイプのキーボードです。
好みは分かれると思いますがキーストロークは約1.4mmと浅めで軽いタッチでの入力が出来ます。
モバイル利用を主体で考えればこの方が良いかなと思います。
タッチパッドもかなり操作感は良いですね。
写真では若干判り難いですが下部に左右のクリック部が独立しています。
管理人的にはクリック部が独立して用意されているとドラッグ&ドロップなどの操作がし易いので好みです。
勿論タッチパット部でもクリック操作は可能です。
質量
実際に計測してみました。
本体は1,119gですのでホームページ上の値約 1.3kg(バッテリー含む)よりかなり軽い結果となりました。
AC電源は208gです。
本体+AC電源は1,327gでした。
本体とAC電源を併せて1,327gですのでかなり軽いノートパソコンの部類に入れても良いかなと思います。
AC電源
AC電源はかなりコンパクトなAC電源です。
モバイル用のAC電源と言っても良いと思います。
外見チェックのまとめ
本体は落ち着いたカラーノートパソコンだと思います。
まあ、この色はマウスカラーと言っても良い位マウスコンピューターさんの製品では使われています。
それだけ人気の色という事だと思います。
キーボードは液晶が11型なので少し小さめですが配置も標準的で使いやすいと思います。
液晶に関しては色幅が若干狭く、色の再現性を重要視する用途には向かないと思います。
AC電源と併せての質量はモバイルノートパソコンの中でも軽い部類に入ると思います。
MB-C250X1-S2は落ち着いたフォルムで軽量なノートパソコンなので持ち運び用途のパソコンをお探しの方にはお勧めです。
MB-C250X1-S2 パフォーマンスチェック
基本スペック
メモリ:8GB (8GB×1) PC3-12800 DDR3L SODIMM
ストレージ:SSD 240GB (6Gbps/ Serial ATAIII接続)
グラフィックス:インテル® HD グラフィックス 500
パフォーマンスチェック
CPU:インテル® Celeron® プロセッサー N3450、メモリ:8GB、ストレージ:SSD 240GB、グラフィック:インテル® HD グラフィックス 500なので勿論最高レベルとはいきませんがある程度パフォーマンスは期待できるモデルだと思います。
performance test9による測定結果
それほど高いスコアではないですがまあまあ良いスコアですね。
WIN Scoreによる測定結果
グラフィック以外はなかなか良いスコアですよね。
グラフィックは専用のカード搭載ではないので仕方ないかと思います。
ゲーム関連ベンチマーク
このモデルでゲームをメインで考えて購入されることはないと思いますが
念のため計測を行ってみます。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1280X720 高品質ノートPC: 899(動作困難)
1280X720 標準品質ノートPC: 1345(設定変更が必要)
ドラゴンクエスト
ドラクエでやや解像度を抑えれば遊べそうですね。
1280X720 最高品質:2256(やや重い)
1280X720 標準品質:3340(普通)
3Dmark
Fire Strike
Fire Strike Ultra
PC mark
通常の使い方であればパフォーマンスは出そうですね。
ストレージの情報
Crystal Diskmarkによる測定です。
ストレージに関してはSATA接続のSSDとしては普通レベルのスコアですね。
通常のHDDがReadで100程度のスコアなので大体5倍の速度です。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ50秒前後すね。
これだけ数字が安定しているのは珍しいかも知れないです。
SATA接続のSSDの場合60秒くらいの場合が多い印象なので少し早目結果だと思います。
1回目:00:55秒
2回目:00:50秒
3回目:00:50秒
4回目:00:51秒
5回目:00:49秒
6回目:00:49秒
7回目:00:49秒
8回目:00:49秒
9回目:00:50秒
10回目:00:51秒
静音性および温度チェック
今回の測定はサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」でCPUの使用率を100%にした状態で15分間測定しています。
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「家庭用 デジタル 温度計 小型 サーモ メーター -50℃~700℃ K型 熱電対 セット(B00TY64IEK)
を使用しました。
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大49.7dbでした。
これは「静かな室内」に相当するレベルですがかすかにファンが回る音が聞こえていました。
表面温度のチェック
騒音テストと同様にサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」で負荷をかけて計測しました。
最大で38.9℃と開始時と比べてあまり温度が上がらなかったですね。
これなら温度は気にせずに使えそうです。
※ただし夏場はもう少し温度が上がるものと思われます。
・開始時温度
・最高温度
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は少なめです。
・アイドル時
・高負荷時(ベンチマークソフト稼働時)
USB 供給電力チェック
まず、USB接続のポータブルDVDでの音楽再生によるテストです。
電源は接続せず、USBからの給電のみで音楽CDの再生を行いました。
結果としたは30分程度再生してみましたが特に問題なく動作していました。
実際にUSBから給電されている電力を測定してみると5.09V、0.05Aでした。
少し電圧が低めですけど普通位ですかね。
画面のサイズ
MB-C250X1-S2 (2017年11月24日時点) | |
型番 | MB-C250X1-S2 |
CPU | インテル® Celeron® プロセッサー N3450 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
ディスプレイ | 11.6型 HDノングレア (LEDバックライト) 1,366×768 |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 500 |
メモリー | 8GB (8GB×1) PC3-12800 DDR3L SODIMM |
ストレージ | SSD 240GB (6Gbps/ Serial ATAIII接続) |
ネットワーク | 有線LAN+IEEE 802.11ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 + Bluetooth® V4.2 + LE 準拠モジュール (M.2) |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | 100万画素 |
拡張インターフェイス | ディスプレイ:D-sub 左側面×1、HDMI 左側面×1 USB2.0:2 (右側面×2) USB3.0:1 (左側面×1) イーサネット:1 (1000Base-T/100Base-TX/10BASE-T(RJ-45) / 右側面×1) サウンド:ヘッドフォン出力 (ミニジャック メス/左側面×1)、マイク入力 (ミニジャック メス/ 左側面×1) |
バッテリー駆動時間 | 約 7時間/ JEITA測定法2.0 |
本体サイズ | 292.4×204×23.2 (折り畳み時/ 突起部含まず) 292.4×204×29.5 (折り畳み時/ 突起部含む) |
本体質量 | 約 1.3kg |
保証 | 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC電源など |
販売価格 | 52,800円(税抜)+送料 |
MB-C250X1-S2 付属ソフトチェック
MB-C250X1-S2 に用意されているソフトの抜粋
特別な付属ソフトは特にないですね。
不要なソフトを削除する手間が省けるので管理人的には有りがたいです。
ただ、マニュアル的なものは付属しています。
保証関連
マウスコンピューターさん標準では1年間の標準保証が付いています。
標準保守で365日、24時間というのはレベル高すぎだと思います。
パソコンは仕事が終わった後の夜や休日に利用することが多いのでいつでも対応してもらえるのは有りがたいですよね。
さらに下記のように充実したオプションの保守メニューを用意しています。
最長で3年までの保守サービスが用意されていますね。
パソコンは長く使いたいアイテムの一つなので3年保証を検討して見るのも良いと思います。
MB-C250X1-S2のレビューまとめ
MB-C250X1-S2のお勧めポイント
- 落ち着いたフォルムで使う場所を選ばない
- メモリ8GB、SSD搭載と基本スペックが高いのでパフォーマンスに期待できる
- 軽量薄型でキーボードも使いやすいのでモバイル利用で活躍してくれそう
- かなり思い切った価格設定になっているのでお得感が強い
MB-C250X1-S2の気になる点
・メモリを大量に使う重い処理は苦手
・液晶の色域が狭いので色を重視する用途には向かない
管理人の総評
MB-C250X1-S2は落ち着いたフォルムで使っていて飽きのこないモデルです。
でもやはり一番の売りはこのスペックで5万円台に設定されてるコストパフォーマンスですかね。
メモリ8GB搭載でストレージもSSDなので起動もかなり早くでストレスなく使い始められると思います。
さすがに重いゲームは出来ませんが軽いゲームであれば解像度を低めに設定すれば遊ぶことも出来そうです。
もちろんインターネットやメール、オフィスソフトの利用など通常利用であれば問題なく対応できると思います。
バッテリー駆動時間に関しては7時間と長めなのでモバイル利用でも活躍出来そうです。
MB-C250X1-S2はコストパフォーマンス重視で使えるモバイル用ノートパソコンをお探しの方にお勧めのノートパソコンだと思います。
MB-C250X1-S2
価格:52,800円(税抜)+送料 <11/29(水)時点>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
MB-C250X1-S2の最新情報はこちらのページからご確認いただけます。