あなたは使いやすいMacがなぜ自分の会社で採用されないのだろうと疑問や不満を持ったことはありませんか?

Macファンを読んでいたらこんな話題の記事の記載が有りましたので
それについて採用担当の経験から検証してみたいと思います。
※管理人の記憶に基づいているので多少不正確かもしれません。

企業のIT担当者に採用されない理由

なぜ、採用されないのか?
勿論Macは画像処理に関してはかなり優れている部分がありますので業種によっては
採用している企業もあるかと思います。

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理由としては幾つかあげられます。

  1. 管理コストの増につながる機種増を行いたくない
  2. 導入すれば既存のWindows以外にMacに対応した企業内アプリケーションを用意しないといけないので開発費増となる。
  3. Macに対応した管理ソフトが(少)ない
  4. 対応しているセキュリティ関連ソフトが(少)ない

ではそれぞれについて見てみましょう

1.管理コストの増につながる機種増を行いたくない

IT担当者はこれまでWindows系の知識やスキルは取得していますがそもそもMacが判る担当がいないという問題が有ります。
この判るという意味はWindowsパソコンでもそうですが家庭で利用する場合と企業内ネットワークで利用する場合は必要とされる知識が違うので例え個人的にMacを利用していた担当者がいたとしても企業内で利用する際の知識が不足しているという身です。
例えば、ネットワーク上でのユーザー認証はどのような管理すべきか、セキュリティはどのようにかけるべきかなどです。
これに対応するためには要員の教育も必要ですし、そもそも内容によってはWindowsと同レベルことは出来ない場合もあるので素の対応方法の検討などかなり時間とコストが掛かります。
IT担当と利用部門の考え方の違いは「出来ない部分を重要視」と「出来る部分を重要視」と異なるベクトルで考えてる場合が多いと思います。

2.導入すれば既存のWindows以外にMacに対応した企業内アプリケーションを用意しないといけないので開発費増となる。

これは読んだままなのですがアプリケーションソフトの2重開発やその運用を行うことは開発期間を含めて非常にコストがかかます。
また、開発を行う環境もWindows環境の方が充実しているので開発効率自体もMac環境の方が劣ると考えられます。
iOS向けの開発であれば恐らくXcodeを利用すれば良いのですが、大規模開発になるとソース管理であるとかプロジェクト管理管理であるとか様々な機能が必要になるのでこれまで様々な開発用ツールが提供されてきたWindows 環境よりも劣ると考えています。※これは管理人の知識の中での話なので若しかしたらこれを使えば大丈夫というかたも居られるかもしれません。
でも企業の中には汎用コンピュータなどレガシーの機械を利用されている企業もありますし、当然Winodws環境をすべてなくすというのは無理がある話なのでそれらの環境を統合して考えてみると問いう意味です。

3.Macに対応した管理ソフトが(少)ない

通常企業の管理ソフトでは

・パソコン本体の資産管理
・パソコンに導入されているソフトウエア資産の管理
・アプリケーションソフトソフトの配布
・Winodws Updateの管理

などが行われています。
もちろん企業により導入されているソフトは異なりますし、管理レベルも異なりますが
一般的にはこのような機能が必要です。
Macはこれまで企業システムに採用されている実績がないのでこれに対応しているソフトが少ないのとMac自体がWindowsと設計思想が異なるので管理の仕方についても再検討が必要となります。

対応しているセキュリティ関連ソフトが(少)ない

よくMacはWindowsと違って安全だから。。
という話が都市伝説のようにありますが実際はかなりの数のセキュリティホールも見つかっていますし、
実際にウイルスも発生しています。
ただ圧倒的にユーザー数が少ないのでウイルス開発者も少ないですし、それに対応するウイルス対策ソフトのビジネスが成り立たないので製品も少ないという現実だと思います。

まあそうはいってもWindows のセキュリティホールは多すぎる気がしますが。

ただ、企業システムの責任としてはセキュリティ対策を行わない状態で利用して問題が起こった場合
企業自体の責任を強く追及されるので実施しないわけにはいかないというのが実情だと思います。
ただ実際に企業で採用できるレベルのソフトがあまりないので中々採用しにくい部分も有ると思います。
※管理人は採用したことが有りませんがトレンドマイクロなどはオプション製品で存在するようです。

また、企業何で機密どの高い情報は厳重にセキュリティ管理を行い、暗号化処理を行うのが一般的ですが暗号化製品についても対応しているものが少ないのも難点です。

以上の内容からMac導入は敬遠されるというのが実情だと思います。

ではどうすれば会社でMacが使える様になるのか?

企業のIT導入の目的は競争力の強化やコスト削減を目的としているので
この目標にベクトルが有っている内容であればIT部門も協力をしてくれる可能性が有ります。
例えばiPhoneなどのスマートフォンも当初は採用を見送る傾向が強かったかと思いますが
いまでは多くの企業で採用されていることと思います。
採用をされた要因は一つは従来の携帯電話に比べて多機能なため
かなりの業務効率の向上を図れることと「MDM」とよばれる端末管理ソフトが
各ソフトウエアベンダーから提供されて容易に一括管理が可能になったことが
大きいと思います。

このことからも判る通りに
・Macを導入するメリットを理解してもらう。
・運用ルール化に積極的に協力をする。

この2点を強調することでMac導入に一歩進めるかもしれません。

IT部門としてもかたくなに拒絶することでシャドーIT化するのは
望む結果ではないので交渉の余地は十分にありと思います。

注:シャドーIT
IT部門の管理外で利用部門でIT開発が行われること
利用部門の開発した担当が人事異動等でいなくなった場合や
パソコンの入替なのでOSが変更になった場合顕在化しやすい。
多くの場合はシステムの設計書などが存在せずIT部門に対応を依頼しても
対応できないので業務ストップ等のリスクを潜在的に持っている。


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