管理人自身が購入したThinkPadE570の自腹レビューです。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
正直パソコンは自分で購入するのが当たり前なのでわざわざ自腹を強調することもないのですがメーカーさんのご厚意でレビューさせていただいている物との違いを出すためにあえて自腹を強調しています。
最新モデルのThinkPad E580の実機レビューはこちらからご確認いただけます。
>>>ThinkPad E580 新色シルバーも映える 大画面モバイル 実機レビュー
まずはThinkPadE570 の特徴から
このThinkPadE570はビジネス用のスダンダード ノートパソコンの定番ともいえるモデルです。
IBM時代から受け継がれているThinkPadブランドはやはりビジネス ユーザーからは絶大な信頼を得ています。
事実管理人も企業内でノートパソコンの採用を行う際はThinkPadブランドを選んでいました。
ThinkPadブランドの何が良いかというと
- 過酷な耐久テストによる信頼できる堅牢性
- 定評のあるフルサイズ キーボードによる入力性
- 意外にコストパフォーマンスが良い
と言った点があげられます。
他にも本体色が深みのあるブラックなのでどのような場所でも違和感なく使うことができるという点もあります。
これは好みが別れる点のようですがキーボードの中央にある赤いトラックポイントの使いやすさも逃せないですね。
管理人はノートパソコンの場合マウスを手放せない派なんですけどトラックポイントがあればマウスは必要ないですね。
さらに管理人の個人的な好みですけどThinkPadのロゴはかなり好みですね。
なんかThinkPad Love的な文章が続いてしまいましたが管理人にとって結構お気に入りのブランドであるのは街がないです。
今回のモデルはThinkPadの中でも「E570」シリーズで位置づけ的にはいわゆるスタンダード ノートパソコンです。
ThinkPadの中でも「E570」シリーズの特徴の一つとしてカスタマイズ性があげられます。
CPU:Core i3~Core i7から選択可能
メモリ:4GB~32GBから選択可能
ストレージ:HDDやSSDから選択可能
液晶はHD、FHDから選択可能
グラフィック:インテル® HD 520、NVIDIA GeForce 940MX、NVIDIA GeForce 950M(2GB GDDR5)から選択可能
とかなり幅広くカスタマイズが可能です。
ThinkPad E570はエントリークラスからハイパフォーマンスまで幅広くカスタマイズ可能なモデルと言えると思います。
管理人がThinkPadE570を選んだ理由
これ先にも書いた通りThinkPad Loveも当然少しあるにはあるのですが実は明確な理由があります。
今回の購入の目的が色々なソフトウエアのテスト(レビュー)にあります。
どいう事かというと例えばこのソフトはメモリ8GBだとどのくらいのパフォーマンスを発揮するとかそういう観点でのレビューを考えていてそのためにはメモリの取り外しなどが簡単に行えるモデルが望ましいのです。
最近はパソコン本体の軽量化のためメモリをオンボードに搭載して取り外しができないモデルが多いのですがThinkPadE570は簡単に増設や取り外しが可能です。
あとはコストパフォーマンスですね。
ThinkPadE570は発売からかなり時間が経っているので価格にお得感が増してきています。
レノボの場合割引率が高いとオプションも同じ割引率で値引きされるのでお得感がさらに増します。
基本スペックに関してはCPU:Core i7、メモリ:16GBを考えていてこのスペックで10万円を切る価格はThinkPadE570しか有りませんでした。
上記2点
・構成変更の容易性
・コストパフォーマンス
で管理人はThinkPadE570を採用しました。
最初に結論を書いておくと
ThinkPadE570を購入してみた管理人の感想としては期待を裏切らない使い勝手でパフォーマンスも良いので大満足です。
ThinkPadE570は堅牢性が高くてコストパフォーマンスも良いモデルをお探しのあなたにお勧めの一台です。
ThinkPadE570 レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うモデルは以下のようなスペックになっています。
OS:Windows 10 Home 64bit
メモリー:16GB PC4-17000 DDR4 SODIMM (2スロット使用)
ディスプレイ:15.6型FHD液晶 (1920×1080 IPS 光沢なし) ブラック
グラフィック:’NVIDIA GeForce 950M(2GB GDDR5)
ストレージ:500GB ハードディスクドライブ, 7200rpm
光学ドライブ:未搭載
ネットワーク:有線LAN+IEEE 802.11ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)1×1 + Bluetooth 4.1
ThinkPadE570は標準では光学ドライブにDVDスーパーマルチが搭載されていますが今回はカスタマイズで取り外してODDブランクベゼルにしています。
光学ドライブを取り外した理由は単純に使わないというのが一番で取り外すと
・質量が若干軽くなる
・価格が4,320円ディスカウントされる
ので使わない方は検討して見ても良いのではないかと思います。
ThinkPadE570 の詳細情報はこちらのページからご確認いただけます。
ThinkPadE570 外観チェック
ThinkPadE570の外観チェックです。
液晶画面
発色も良くて斜めからでも見やすい液晶です。
<<正面>>
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
フルHD・ノングレア ディスプレイなので反射も少なくて見やすい液晶だと思います。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
sRGBで60%、adobeRGBで45%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので若干低い値ですね。
実際に肉眼で見た感じでは色域の狭さはあまり感じませんでした。
本体の外観
<<正面>>
<<右側面>>
・マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
・Powered USB 2.0
・有線LAN(RJ-45)
・光学ドライブ
・セキュリティー・キーホール
<<左側面>>
・電源コネクター
・VGA
・HDMI
・USB3.0
<<背面>>
スッキリして落ち着くフォルムですよね。
<<上から>>
やっぱりThinkPadロゴいいな!
大きさ的には15.6型なのでA4より大きめです。
高さは25.4mmなので本より高いですね。
最近の15.6型のノートパソコンとしても普通位でしょうか。
<<下面>>
電源スイッチ
電源スイッチは右上ですね。
このボタングリーンに光るので妙に気に入ってます。
右下に指紋認証があります。
指紋認証になれるとパスワード入力するの面倒になってしまいますよね。
左側
左側のベゼル部分です。
しっかり作られている印象で長持ちしてくれそうです。
左下にはIntelとGEFORCE GTXのロゴシールがあります。
<<光の反射の確認>>
・電源を入れていないとき
※1月19日訂正
人形ははっきり見ています。
光沢液晶なので人形がはっきり見えます。
・電源を入れているとき
<<画面の角度について>>
この位角度が変えられれば通常使う分には問題ないですかね。
キーボード&タッチパッド
テンキーを備えた使いやすいキーボードだと思います。
キーストロークもなかなか良いです。
キー幅も標準的で使いやすいです。
タッチパッドもかなり操作感は良いですね。
管理人的にはトラックポイントがあるのでタッチパッドない方が嬉しいのですけどなかなかそうもいかないようです。
なので管理人個人的な使い方としてはタッチパッド オフで利用すると思います。
※これは管理人がトラックポイントに慣れているせいで通常の方はタッチパッド利用されると思います。
質量
実際に計測してみました。
本体は2,197gですのでホームページ上の値約2.3kg (バッテリー含む)よりかなり軽い結果となりました。
この差の原因は光学ドライブを外してODDブランクベゼルにしていることが大きいと思います。
ノートパソコンは1gでも軽い方が嬉しいのでこの選択は有りだと思っています。
それにしても15.6型で2.2kg結構軽いですよね。
AC電源は395gです。
本体+AC電源は2,592gでした。
本体とAC電源を併せて2,592gなので結構軽めのノートパソコンの部類に入れても良いかなと思います。
ただAC電源がもう少し軽ければさらに良しという感じですね。
ThinkPad E570を持ち歩こうと考えてる人は多くないと思うのでそんなに常用ではないのかもしれないですけどね。
AC電源
AC電源は意外にコンパクトなAC電源です。
外見チェックのまとめ
本体は落ち着いたブラックを基調としたボディなので使う場所を選ばないノートパソコンだと思います。
キーボードの配置も標準的で使いやすいと思います。
液晶は15.6型フルHDで若干色域が狭めですが普通に会社での事務作業や家庭での普段使いでは問題ないと思います。
ThinkPadE570は落ち着いたフォルムでキーボードも使いやすいのでビジネスで利用される方にお勧めのノートパソコンです。
ThinkPadE570 パフォーマンスチェック
基本スペック
メモリ:16GB PC4-17000 DDR4 SODIMM (2スロット使用)
ストレージ:500GB ハードディスクドライブ, 7200rpm
グラフィックス:NVIDIA GeForce 950M(2GB GDDR5)
パフォーマンスチェック
CPU:インテル インテル® Core™ i7 、メモリ:16GB、ストレージ:HDD 500GB、グラフィック:NVIDIA GeForce 950Mなのでパフォーマンスは期待できるモデルだと思います。
performance test9による測定結果
なかなか良いスコアですね。
WIN Scoreによる測定結果
グラフィックのスコアかなり良いですね。
ゲーム関連ベンチマーク
これ想像していたよりもゲーム快適に遊べそうですよ。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1280X720 高品質ノートPC: 9600(非常に快適)
1280X720 標準品質ノートPC: 11235(非常に快適)
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド
1280X720 高品質ノートPC: 9862(非常に快適)
1280X720 標準品質ノートPC:12497(非常に快適)
ドラゴンクエスト
1280X720 最高品質:7243(とても快適)
1280X720 標準品質:8680(とても快適)
3Dmark
Fire Strike
これ結構スコア高いですよ。
Time Spy
PC mark
ストレージの情報
ウエスタンデジタル社製のハードディスクが今回は搭載されているようです。
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDがReadで100程度のスコアなので少しスコアが良いですね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
1回だけ43秒というのがありますが他は30秒台なのでさすがSSD速いという印象ですね。
1回目:01:03秒
2回目:00:58秒
3回目:01:03秒
4回目:01:02秒
5回目:01:01秒
6回目:00:59秒
7回目:01:02秒
8回目:00:59秒
9回目:01:01秒
10回目:01:03秒
静音性および温度チェック
今回の測定はサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」でCPUの使用率を100%にした状態で15分間測定しています。
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「家庭用 デジタル 温度計 小型 サーモ メーター -50℃~700℃ K型 熱電対 セット(B00TY64IEK)
を使用しました。
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大37.3dbでした。
これは「静かな図書館」に相当するレベルで普通レベルです。
表面温度のチェック
騒音テストと同様にサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」で負荷をかけて計測しました。
最大で44.2℃と開始時と比べて少し温度があがったくらいですね。
他で触ると熱いまではいかないですけど暖かいと感じました。
通常利用ではこんなに温度が上がることは余りないと思います。
・開始時温度
・最高温度
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
アイドル時は消費電力少ないですけど高負荷時はそれになりに電力消費ありますね。
やはりCore i7という感じでしょうか。
・アイドル時
・高負荷時(ベンチマークソフト稼働時)
画面のサイズ
ThinkPad E570:パフォーマンス・FHD搭載(2017年9月30日時点) | |
型番 | 20H5CTO1WW |
CPU | インテル® Core™ i7-7500U プロセッサー (2.70GHz, 4MB) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
ディスプレイ | 15.6型FHD液晶 (1920×1080 IPS 光沢なし) ブラック |
グラフィックス | NVIDIA GeForce 950M(2GB GDDR5) |
メモリー | 16GB PC4-17000 DDR4 SODIMM (2スロット使用) |
ストレージ | 500GB ハードディスクドライブ, 7200rpm |
ネットワーク | 有線LAN+IEEE 802.11ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)1×1 + Bluetooth 4.1 |
光学ドライブ | ODDブランクベゼル |
Webカメラ | HD 720p カメラ |
バッテリー駆動時間 | 最大 約11.3時間(JEITA Ver2.0) |
本体サイズ | 約 379 x 261 x 25.4mm |
本体質量 | 約2.3kg |
保証 | 1年間 送付修理 メーカーへの送付・梱包料はお客様負担 |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC電源など |
販売価格 | 99,484円(税込)、送料無料 |
ThinkPadE570 付属ソフトチェック
ThinkPadE570 に用意されているソフトの抜粋
Lenovo Companion
パソコンの状態を総合的に管理できるソフトです。
システムに適用する更新プログラムの状態や保証情報など多様な情報を管理できます。
トラックポイントやタッチパッドの設定ソフトです。
Geforceに関する管理ソフトです。
保証関連
標準では1年間 送付修理 メーカーへの送付・梱包料はお客様負担となっています。
最長で5年までの保守サービスが用意されています。
またオンサイト(設置場所修理)を選択することも可能です。
企業向けの要求にも応えられる充実したサービスが用意されています。
このあたりは旧IBMの頃からの安心のサービスだと思います。
ThinkPadE570のレビューまとめ
ThinkPadE570のお勧めポイント
- ThinkPadブランドの安心感が得られる
- カスタマイズ性が高く用途に合わせたスペックを選べる
- CPU、メモリ、SSDと基本スペックが高いのでパフォーマンスに期待できる
- 15.6型なのに軽量なので持ち運びでの利用も可能
- かなり思い切った価格設定になっているのでお得感が強い
ThinkPadE570の気になる点
特になし
管理人の総評
ThinkPadE570はカスタマイズ性が高く用途に合わせてスペックを選べるのが魅力の一つです。
今回は割とCPU:Core i7、メモリ:16GBと割とハイスペックにしてみましたが用途に合わせてスペックを選ぶのが良いと思います。
ただ、コストパフォーマンス高いのでついついグレードの高いものを選んでしまうんですよね。
←これは管理人だけかもしれないですが。
キーボードの入力性はThinkPadの魂とも言えるものでやはり入力しやすいです。
今回購入して使いやすさ、パフォーマンス、価格といった項目の満足度はかなり高いです。
カスタマイズのポイントとしてパフォーマンス優先で選んだのですが起動時間を短くしたいという場合はSSDを選択することをお勧めします。
ThinkPadE570はコストフォーマンスの良いパワフルなノートパソコンをお探しの方にお勧めのノートパソコンだと思います。
ThinkPad E570
価格: 66,960円~(税込)、送料無料 <10/31(火)時点>
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