今回ご紹介するモデルはレノボのThinkPad E490です。
このモデルは従来のThinkPad E480の後継モデルとなります。
実機レビュー記事はこちらからご覧いただけます。
新しいモデルの進化した点としては
・CPUの世代が第8世代のみとなった。
・Type-CがVideo-out 機能付きとなった。
・バッテリー駆動時間が伸びている
などが上げられます。
まずCPUに関しては
ThinkPad E480は第7世代 Corei3、Corei5、第8世代 Core i7というラインナップとなっていたのですが。
ThinkPad E490は 全て第8世代となっています。
※補足:ThinkPad E480発売以降のラインナップ追加で第8世代 Corei3、Corei5搭載モデルも販売中。
ただよく見ると同じ第8世代でもThinkPad E490はWhiskey Lake-Uを搭載しているのでパフォーマンスアップは期待できると思います。
USB Type-CはVideo-out 機能付きとなっています。
これは標準のHDMI出力の他に映像出力が可能という事なので用意するアクセサリーによってはVGA出力なども利用できます。
本体の質量・サイズについては
ThinkPad E490は約1.9kg~
ThinkPad E480は約1.9kg~
ThinkPad E490は約329.3 x 242.8 x 21.9mm(ABS)/19.9mm(AL)
ThinkPad E480は約329.3 x 242 x 21.9mm(ABS)/19.9mm(AL)
となっていますのでほぼ同じです。
14型液晶で質量2kg以下なのでモバイル用としても使えるというメリットは継承されています。
バッテリー駆動時間に関しては
ThinkPad E490は最大 約15.6時間
ThinkPad E480は最大 約14.03時間
となっているので1時間以上長くなっています。
これも嬉しい機能アップだと思います。
<<比較表>>
機種名 | ThinkPad E490 | ThinkPad E480 |
---|---|---|
画面 | 14.0型 FHD IPS (1920 x 1080)、光沢なし | 14.0型 FHD IPS 液晶 (1920 x 1080)、光沢なし 14.0型 HD TN 液晶 (1366 x 768)、光沢なし |
CPU | 第8世代インテル®Core™ プロセッサー | 第8世代、第7世代 インテル®Core™ プロセッサー |
OS | Windows 10 64bit | |
メモリ | 最大32GB ( DDR4) | 最大32GB ( DDR4) |
グラフィック | UHD グラフィックス 620 AMD Radeon™ RX 550 |
HD グラフィックス 620 UHD グラフィックス 620) AMD Radeon™ RX 550 |
ストレージ | SSD/HDD/HDD +Intel® Optane™ メモリー | SSD/HDD |
ネットワーク | 有線LAN+Wifi+Blueetooth | |
バッテリ 駆動時間 |
最大 約15.6時間 | 最大 約14.03時間 |
質量 | 約1.75kg~ | |
サイズ(mm) | 約329.3 x 242.8 x 21.9mm(ABS)/20.2mm(AL) | |
価格 | 89,640円~ | 74,520円~ |
ではこのモデルの具体的なスペック情報を見てみましょう!!
今回は標準的なThinkPad E490:スタンダードを例にご紹介します。
モデルの特徴
ThinkPad E480:スタンダードはコストパフォーマンスに優れたモデルです。
OSはWindows 10 Home 64bitです。
CPUはインテル Core i3-8145U Processor を搭載していて
メモリに8GB PC4-19200 DDR4 SODIMMを搭載しているので
インターネットやオフィスソフトを利用するには十分な性能があると思います。
メモリーは最大で32GBまで増設可能ですので少し足りないかなとお考えの方は検討して見るのも良いと思います。
またグラフィックに関しては標準ではインテル® UHD グラフィックス 620ですが専用グラフィックのAMD Radeon™ RX 550グラフィクスに変更することも可能です。
ただAMD Radeon™ RX 550グラフィクスはそれほど強力なグラフィックではないので本格的に画像処理などを行う場合は対応しきれない場合も想定されます。
光学ドライブは未搭載ですので利用したい方は外付けのドライブを利用することになります。
大体5,000円程度で購入できますのでほかのパソコンで使えるメリットもありますし別に購入しても良いかもしれませんね。
ストレージはSSD 128GB(PCIe-NVMe)ですので高速な起動が期待できます。
ただ容量的に128GBですと若干少ないのでオプションでSSDの容量アップグレードを行うか
HDDを追加してデュアルストレージ構成にすることをお勧めします。
特にHDDを追加したデュアルストレージ構成は廉価に容量追加を行事が出来るのでお勧めです。
また大きさは
14インチ(タッチ非対応):
約329.3 x 242 x 21.9mm(ABS)/19.9mm(AL)
最小質量: 約1.75kg
となります。
質量は約1.75kgと14型としては軽量なので本当にモバイル用途で考えても良いスペックになっています。
高さも大体2㎝程度なのでビジネス用のカバンに入れてもそれほど嵩張らないと思います。
最近モバイル用のノートパソコンの画面サイズ段々大きくなってきていますがこれなら14型も有りかなという気がします。
拡張インターフェイスに関しては
HDMI x 1
RJ-45 x 1
マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
USB 3.1 Gen1 Type-C x 1(Video-out 機能付き)
USB 3.1 Gen1 x 2(内、Powered USB x 1)
USB 2.0 x 1
が用意されています。
従来型のUSBが合計3つでさらにUSB Type-Cも搭載されているので拡張性としては良いと思います。
ThinkPad E490のUSB Type-CはVideo-out 機能にも対応しているので便利だと思います。
ThinkPad E490:スタンダード
価格: 89,640円(税込)、送料無料 <1/21(月)時点>
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ThinkPad E490 (2019年1月18日時点) | |
型番 | ThinkPad E490 |
CPU | 第8世代インテル®Core™ プロセッサー |
OS | Windows 10 64bit |
ディスプレイ | LED バックライト付 14.0型 FHD IPS 液晶 (1920 x 1080)、光沢なし LED バックライト付14.0型 HD TN 液晶 (1366 x 768)、光沢なし |
グラフィックス | CPU内蔵(インテル® UHD グラフィックス 620) AMD Radeon™ RX 550グラフィクス |
メモリー | 最大32GB (PC4-19200 DDR4 SDRAM SODIMM) |
ストレージ | SSD/HDD/HDD +Intel® Optane™ メモリー |
ネットワーク | 有線LAN+Wifi+Blueetooth |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | HD 720p カメラ |
拡張インターフェイス | HDMI x 1 RJ-45 x 1 マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック USB 3.1 Gen1 Type-C x 1(Video-out 機能付き) USB 3.1 Gen1 x 2(内、Powered USB x 1) USB 2.0 x 1 |
バッテリー駆動時間 | 最大 約15.6時間(JEITA2.0) |
本体サイズ(mm) | 約329.3 x 242.8 x 21.9mm(ABS)/20.2mm(AL) |
本体質量 | 約1.75kg~ |
認証(Windows Hello) | 搭載可能(カスタマイズによる選択) |
保証 | 1年間 送付修理 メーカーへの送付・梱包料はお客様負担 |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC電源など |
販売価格 | 89,640円(税込)、送料無料 |
このモデルのお勧めポイント
- 14型と画面が大きめなのにモバイル利用も可能
- コストパフォーマンスが高い
- カスタマイズ性が高いので必要な機能を選択できる
気になる点
特になし
管理人の総評
ThinkPadシリーズの特徴として伝統的な堅牢性がまずあげられると思います。
過酷なまでのテストを繰り返しているでビジネスシーンでも安心して使うことが出来ます。
実はパソコンを使う上で一番重要なのはキーボードの入力のし易さなんですがこのThinkPad E490はThinkPad伝統のフルキーボードを採用しているので入力がし易いと思います。
さらにこれは好みが別れるところではあるのですがトラックポイントも付いているのでこれがあれば管理人マウスなしで使えて作業効率アップになります。
もちろん苦手な人は機能をオフにすることも出来るので安心です。
セキュリティ面でもセキュリティチップを標準で搭載していてWindows Hello対応の指紋センサーをオプションで選択可能ですので高めだと思います。
またWinodws 10 Proを選択することが出来るのでBitLockerでデータの暗号化を図ってさらに安全な使い方を行うことも出来ます。
ThinkPadシリーズのもう一つの特徴はカスタマイズによる拡張性の高さです。
先ほども記載しました通りOSもWindows 10 Proを選択可能ですし、CPUはCore i7まで、メモリ:最大32GBまでストレージはデュアル構成可能と本当に必要に応じたカスタマイズが可能です。
カスタマイズで特にお勧めなのはストレージのデュアル構成可能です。
ThinkPad E490では標準のストレージはSSD 128GBなので動作は早いですが容量的には少し少な目です。
これを最近流行っているSSD+HDDのデュアル ストレージ構成にすることで高速な起動とハードディスクの大容量の良いとこどりが出来て余裕のある使い方ができます。
ところで実は前モデルのThinkPad E480も販売中で新しいモデルとどちらを選ぶのが良いか?迷われる方も居られると思います。
両モデルの差は先にも記載した通り
CPU:ThinkPad E490はWhiskey Lake-Uを搭載
USB Type-CがVideo-out 機能をサポート
バッテリー駆動時間
となっています。
現在に販売価格を見てみると
ThinkPad E490:スタンダード 71,712円
CPU:Intel Core i3-8145U
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 128GB
液晶:FHD
ThinkPad E480:スタンダード 54,400円
CPU:インテル Core i3-7020U
メモリ:4GB
ストレージ:HDD 500GB
液晶:FHD
となっています。
ThinkPad E480をThinkPadE490と同等の構成にカスタマイズすると67,802円となります。
CPU:インテル Core i3-8130U
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 128GB
液晶:FHD
価格的に71,712円⇒67,802円と3,910円の差となります。
4千円弱で最新CPUを使えるのであればやはりThinkPadE490を選びたいところです。
最終的な判断基準としては
価格を重視するのであればThinkPad E480(第7世代CPUを選択
コストパフォーマンスを重視するのであればThinkPadE490をお勧めします。
※ThinkPad E470の最新情報はこちらからご確認いただけます
>>>詳細情報はこちら
ThinkPad E490は14型と大きめの画面でモバイルも出来るノートパソコンをお得に購入したい方にお勧めのモデルです。
ThinkPad E490:スタンダード
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