今回IdeaPad Flex 5 Gen 8 をLenovo様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとIdeaPad Flex 5 Gen 8 は液晶に「14型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル」液晶搭載の使う場所に合わせた使い方の出来る購入しやすいタブレットPCです。
CPUは人気のAMD Ryzenリーズ搭載でパフォーマンスにも期待できるお勧めのモデルだと思います。
まずはIdeaPad Flex 5 Gen 8 の特徴から
このIdeaPad Flex 5 Gen 8 の特徴はペンも付属しているパフォーマンスに期待できるタブレット ノートPCです。
IdeaPad Flex 5 Gen 8 の選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU |
AMD Ryzen 7 7730U AMD Ryzen 5 7530U AMD Ryzen 3 7330U |
---|---|
OS |
Windows 11 Home 64bit (日本語版) Windows 11 Home Pro |
メモリ | 8 GB、16 GB LPDDR4X |
ストレージ | 256GB、512GB、1TB SSD(PCIe NVMe/M.2) |
液晶 | 14型 2.2K液晶 (2240 x 1400) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル 14型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル |
グラフィック | AMD Radeon グラフィックス |
※構成はモデルにより決まります。
IdeaPad Flex 5 Gen 8 のお勧めの使い方
IdeaPad Flex 5 Gen 8
- ✔初めてのタブレットPCとして
購入しやすい価格設定なので初めての方にもお勧めです - ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です
IdeaPad Flex 5 Gen 8 レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うIdeaPad Flex 5 Gen 8 のモデルは以下のようなスペックになっています。
IdeaPad Flex 5 Gen 8
価格:111,100円~(税込)、送料無料 <8/25(金)時点>
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IdeaPad Flex 5 Gen 8 外観チェック
IdeaPad Flex 5 Gen 8 の外観チェックです。
本体カラー
カラーは落ち着いたアークティックグレーですね。
右側に「Lenovo」のロゴマークがあります。
液晶画面
画面の解像度は「14型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル」となっています。
通常よく搭載されているFHD(1920×1080)よりも少し縦に広いのでブラウザを利用する際などにも便利だと思います。
<<正面>>
「14型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル」なので綺麗で詳細な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。
視野的もかなり広いと思います。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度でもかなり見えていますね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
IdeaPad Flex 5 Gen 8 はsRGBで94%、adobeRGBで76%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なのでかなり良い数字となっています。
色域を重視される写真や動画編集などの用途でも活躍出来そうですね。
本体の外観
<<IdeaPad Flex 5 Gen 8 正面>>
IdeaPad Flex 5 Gen 8 はUSB Type-Cと通常のUSBが用意されているので最新のアクセサリも活用可能です。
通常のUSBがあると手持ちの有線マウスなどの活用が簡単なのも良いですよね。
<<右側面>>
①電源ボタン
②4-in-1メディアカードリーダー
③USB3.2 Gen1
④USB3.2 Gen1(Powered USB)
SDカードを挿入した状態
カードは写真のように奥まで入れても完全には挿入できませんので刺したままの持ち運びは出来ないかもしれないですね。
<<左側面>>
①電源コネクタ
②HDMI
③USB3.2 Gen2 Type-C
④マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
<<背面>>
<<上から>>
14型ですのでセミB5サイズノートより大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは17.8mm(最薄部)となっていますので本と同じ位ですね。
2㎝以下だとカバンに入れての持ち運び時にもあまり嵩張らないので良いですよね。
<<液晶 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードは「84 キー(Fn キー+Windows キーを含む)、JIS 配列、マルチタッチパッド、パワーボタン」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。
「H」キーの大きさは実測で15.67㎜でした。
・全体
・右側
・左側
キーボードアップ
キータッチもなかなか良いです。
タッチパッド広くて使い易い印象です。
ペンも利用できます。
キーボード右上部
キーボード左上部
※バックライト機能も付いています。
画面の角度
IdeaPad Flex 5 Gen 8 はタブレットPCなので当然水平まで傾けることが可能です。
タブレットPCなので勿論このような形でも利用することが可能です。
WEBカメラ
本モデルには (前面:1080p FHDカメラ (デュアルマイクロホン付))が搭載されています。
セキュリティ的にもプライバシーシャッターが付いているのは良いですよね。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、FHD画質であれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
AC電源
電源はコンパクトな65Wのコンパクトな物が採用されています。
IdeaPad Flex 5 Gen 8 質量
本体は約1507gでした、ホームページ上の数値は約1.55kg~なのでカタログ値と同じですね。
AC電源は311gです。
本体+AC電源では1818gでした。
AC電源と合わせて1818gなので14型タブレットPCとしては比較的軽量だと思います。
比較的軽いので必要に応じてモバイルに利用したい方にもお勧めのモデルだと思います。
IdeaPad Flex 5 Gen 8 外観チェックのまとめ
IdeaPad Flex 5 Gen 8 は液晶に「14型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル」が搭載されている綺麗で詳細な画像を楽しめるタブレットPCです。
液晶の色域に関しても良い数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍可能だと思います。
本体のカラーは落ち着いたイメージのアークティックグレーなので安心して使えると思います。
IdeaPad Flex 5 Gen 8
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IdeaPad Flex 5 Gen 8 パフォーマンスチェック
IdeaPad Flex 5 Gen 8 基本スペック
メモリ:16GB LPDDR4X
ストレージ:SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2)
グラフィックス:AMD Radeon グラフィックス
IdeaPad Flex 5 Gen 8 パフォーマンスチェック
CPU:AMD Ryzen 7 7730U プロセッサー 、メモリ:16GB LPDDR4X、ストレージ:SSD SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2)、グラフィック:AMD Radeon グラフィックスとなっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー
AMD Ryzen 5 7530U プロセッサー | |
---|---|
コア/スレッド数 | 6/12 |
最大ブースト・クロック | 最大 4.5GHz |
L2/L3キャッシュ | 3MB/16MB |
デフォルトTDP | 15W |
内蔵GPU | AMD Radeon Graphics |
スレッド数は12なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
4851点と良いスコアとなっています。
CINEBENCHによる測定結果
・CINEBENCHR23
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
ゲーミングPCではありませんが参考用に計測しています。
結果としてはあまり重いゲームでなければ遊ぶことが出来そうですね。
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC: 4375(普通)
1920×1080 標準品質ノートPC:5646(普通)
ファイナルファンタジーXV
重めのゲームですが解像度を低めにすれば苦しいですけど遊べことは出来そうです。
1920×1080 標準品質:1754(動作困難)
1920×1080 軽量品質:2399(重い)
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ドラゴンクエスト
1920×1080 最高品質:10970(すごく快適)
1920×1080 標準品質:14884(すごく快適)
3DMARK
こちらもまずまずのスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFE による測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
TIME SPYによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
STORAGE BENCHIMARKによる測定結果
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は1分40秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては普通レベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera Rawでのスーパー解像度は20秒で出来るようです。
ストレージ情報
容量的には512GBで空き容量は約431GBとなっていますので通常の使い方であればある程度余裕のある容量だと思います。
もう少し容量が必要な方は上位モデルは1TB搭載ですのでそちらを検討されると良いと思います。
搭載されているのはSAMSUNG製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい36倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ50秒台となっています。
これは早めの数字だと思います。
1回目:00:54秒
2回目:00:53秒
3回目:00:54秒
4回目:01:02秒
5回目:00:54秒
6回目:00:58秒
7回目:00:52秒
8回目:00:53秒
9回目:00:54秒
10回目:00:53秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大47.6dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさでした。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 40.1 |
動画再生時 | 45.5 |
動画エンコード | 47.5 |
ベンチマーク | 47.6 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度は動画エンコード時で46.4度になっていました。
手で触ってみましたが温度の上昇は少し暖かい感じでした。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は101.9度となっています。
温度はノートPCとして若干高めの印象です。
ただ表面温度はそれほど上がっていませんので一時的なものかもしれないですね。
もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で45Wattとなっていました。
消費電力はメリハリがある印象ですね。
状態 | 消費電力(Watt) |
---|---|
アイドリング | 6 |
動画再生時 | 11 |
動画エンコード | 45 |
ベンチマーク | 44 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は66wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約54%となっていました。
これなら外出先でバッテリーがピンチの時でも短時間である程度バッテリー量回復できそうですね。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は最大約14.5時間(JEITA2.0)となっています。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトをほぼ6時間41分動かすことが出来ました。
※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。
オーディオ
ドルビーアトモス対応ステレオスピーカー(2.0Wx2)が搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。
IdeaPad Flex 5 Gen 8 付属ソフトチェック
付属しているソフトは
・Lenovo Vantage
キーボードの設定も可能です。
などが用意されています。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・Wi-Fi 6 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠)
・Bluetooth v5.1
が搭載されています。
Wifi6は最新の11ax(IEEE 802.11ax)を判りやすく呼ぶための新呼称です。
スペック的には最大通信速度9.6Gbpsで対応周波数も2.4GHz帯/5GHz帯の両方に対応しています。
なのでLAN環境がより高速に利用できる規格と言えると思います。
※参考:テストに利用したWifi6ルータ
⇒Wi-Fi 6対応 Aterm WX6000HP レビュー 10Gbps搭載
セキュリティ
・指紋認証
・カメラ プライバシーシャッター
などが用意されています。
保証関連
IdeaPad Flex 5 Gen 8 は標準で「1年間 国内:引き取り修理 海外:修理依頼国での修理方法(IWS ハードウェア国際保証サービス)に準ずる
」が用意されています。
オプションとして
- レノボ 引き取り修理 1年間
- レノボ 引き取り修理 2年間
- レノボ 引き取り修理 3年間
- レノボ 引き取り修理 4年間
- レノボ プレミアムケア 1年間
- レノボ プレミアムケア 2年間
- レノボ プレミアムケア 3年間
- レノボ プレミアムケア 4年間
- レノボ プレミアムケアプラス 1年間
- レノボ プレミアムケアプラス 2年間
- レノボ プレミアムケアプラス 3年間
- レノボ ププレミアムケアプラス 4年間
- アクシデント・ダメージ・プロテクション 1年間
など他にもサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
IdeaPad Flex 5 Gen 8
価格:111,100円~(税込)、送料無料 <8/25(金)時点>
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IdeaPad Flex 5 Gen 8(2023年8月25日) | |
型番 | 82XXCTO1WW |
CPU | AMD Ryzen™ 5 7530U (2.00 GHz 最大 4.50 GHz) |
OS | Windows 11 Home 64bit |
ディスプレイ | 14型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル |
タッチパネル | あり |
グラフィックス | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリー | 16GB LPDDR4X |
ストレージ | SSD 512GB (PCIe NVMe/M.2) |
ネットワーク | Wi-Fi 6 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠) +Bluetooth v5.1 |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | あり (前面:1080p FHDカメラ (デュアルマイクロホン付)) |
拡張インターフェイス | Type-C USB3.2 Gen2 x 1 (DisplayPort 出力機能付き、Powerdelivery 対応) USB3.2 Gen1 x 2 (内、Powered USB×1) HDMI マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
バッテリー駆動時間 | 約 14.5 時間(JEITA2.0) |
本体サイズ(mm) | 約 313.1×224.9×17.8(最薄部) |
本体質量 | 約 1.55kg |
認証 | 指紋認証 |
保証 | 1 年間 国内:引き取り修理 |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC アダプター、電源コード、Lenovo デジタルペン |
販売価格 | 74,800円~(税込)、送料無料 |
IdeaPad Flex 5 Gen 8 のレビューまとめ
IdeaPad Flex 5 Gen 8 のお勧めポイント
- 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
- コストパフォーマンスが高いのではじめてのタブレットPCにもお勧め
- 比較的軽量なのでモバイルでも使える
IdeaPad Flex 5 Gen 8 の気になる点
※特になし
管理人の総評
IdeaPad Flex 5 Gen 8 は「14型 WUXGA液晶 (1920 x 1200) IPS, 光沢あり, マルチタッチパネル」の綺麗で詳細な映像が楽しめるタブレットPCです。
14型液晶搭載で質量は約1.55kg~と比較的軽量なので必要に応じて持ち出すモバイル用途としても活躍可能だと思います。
基本スペックも高く、液晶も綺麗なのでメインPCとしても使えるお得感の高いモデルだと思います。
コストパフォーマンスがよく持ち運び可能なタブレットPCをお得に購入したい方にお勧めのモデルです。
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