Lenovo様のご厚意でIdeaCentre 510Sのレビューをさせていただく機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います
最初に結論を書いておきますとIdeaCentre 510Sは省スペース型でスペックを用途に合わせて柔軟に選ぶことが出来るコストパフォーマンスに優れたモデルです。
特にパソコンを置く場所がないがノートパソコンよりもパフォーマンスの高いデスクトップの方が良いという方にお勧めです。
まずはIdeaCentre 510Sの特徴から
このIdeaCentre 510Sは特徴としては無線LAN機能搭載で軽量・コンパクトなのでオフィス内などの移動も簡単に出来る使い勝手の良いモデルです。
基本スペックもCore i7まで選択可能なので用途に合わせた構成を選びことが出来ます。
※簡易表:IdeaCentre 510Sの選択可能なスペック
CPU | 第8世代、第9世代:Celeron、Core i3、i5、i7 |
---|---|
メモリー | 4GB~16GB |
ストレージ | 1TB 、1TB HDD + 256GB SSD、2TB HDD + 256GB SSD |
グラフィック | CPU内蔵 |
※選択可能なスペックはモデルにより決定します、カスタマイズは出来ません。
カラーは前面がシルバーで上面、側面は:ブラックと落ち着いた配色となっています。
IdeaCentre 510Sのお勧めの使い方
- ✔ 省スペースパソコンとして
軽量・コンパクトなので大きなデスクトップは置く場所がないという時に活躍してくれます - ✔ メインのノートパソコンとして
基本スペックを用途に合わせて柔軟に選ぶことが出来るのでメインのパソコンとしても使える
IdeaCentre 510S レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うモデルは以下のようなスペックになっています。
OS:Windows 10 Home (64bit)
メモリー:8GB PC4-21300 DDR4 UDIMM 2666MHz
グラフィック:CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 630)
ストレージ:1TB HDD 7200rpm + 256GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ ドライブ
ネットワーク:有線LAN+IEEE 802.11ac/a/b/g/n+Bluetooth v4.0
同一シリーズの他のラインナップ
CPUはCelronからCore i7まで多彩にラインナップされています。
IdeaCentre 510S
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IdeaCentre 510S 外観チェック
IdeaCentre 510Sの外観チェックです。
サイズ的には約 100x308x275mmとコンパクトな仕上がりで質量も約4.37kgと軽量です。
※写真はA4ノートとの比較
本体の外観
<<前面>>
縦に立てた状態です。
もちろん横に寝かせて利用することも出来ます。
I/Fなどは前面には
・電源ボタン
・USB3.1 Gen2 x 2
・USB3.0 x 2
・SDカードスロット
・DVDドライブ
・マイク入力
・ライン出力
が用意されています。
裏面と合わせてUSBポートなども多く用意されているので拡張性で困ることは余りないと思います。
ただType-Cの形状のものが用意されていないのでそこは残念な部分ではあります。
DVDドライブ
<<右側面>>
こちらには特に何も配置されていません。
※横置きで利用する場合はこちらが下面になります。
こちらの面には通気口が配置されています。
<<後面>>
インターフェイスは
・USB3.0 x 2
・USB2.0 x 2
・VGA x 1
・DisplayPort x 1
・HDMI
・有線LAN
・シリアルポート
が用意されています。
シリアルポートが有るのは意外に重宝する場面があると思います。
企業によってはシリアルポートを利用したアプリが動いている場合があるので業務の継続性の意味では大切です。
本モデルはねじを一本外すと簡単に内部にアクセス可能です。
赤枠部分のねじを外します。
ねじはプラスなので通常のプラスドライバーを利用して簡単に外すことが出来ます。
ねじが外れたら矢印方向に上面をスライドします。
内部はこのようにコンパクトに纏まっています。
空きスロットとしては
・PCI Express x16 x 1
・PCI Express x1 x 1
がある様です。
但し電源は180Wなのであまり電力消費が多いものは追加できないと思います。
キーボード&マウス
キーボードは本体とシルバーとブラックの統一カラーとなっています。
USBケーブルで本体と接続するタイプです。
違和感のない配置のキーボードだと思います。
入力性としては若干キーピッチが浅い気がして管理人には入力しづらいように感じました。
まあ、これは慣れの問題かもしれないですけどね。
マウスもシルバーとブラックの統一カラーとなっています。
USBケーブルで本体と接続するタイプです。
最近は便利な高機能マウスを利用することが多いので別途用意した方が使いやすいかもしれないですね。
電源
電源はLite-On製で本体内蔵タイプの180Wです。
※今後変わる可能性があります。
外見チェックのまとめ
全体的に統一感のあるカラーで纏められていてコンパクトな仕上がりとなっているモデルだと思います。
無線LANも搭載しているので設置場所の移行もし易いのも◎だとおもいます。
キーボード、マウスに関しては普通レベルだと思いますので拘る方は別途用意をされた方が良いかと思います。
IdeaCentre 510S パフォーマンスチェック
基本スペック
メモリ:8GB PC4-21300 DDR4 UDIMM 2666MHz
ストレージ:1TB HDD 7200rpm + 256GB SSD (PCIe NVMe/M.2)
グラフィックス:CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 630)
パフォーマンスチェック
CPU: 第9世代のCore i7、メモリ:8GB、ストレージ:1TB HDD 7200rpm + 256GB SSD (PCIe NVMe/M.2)なので起動も素早く、オフィス処理などの通常処理ではかなりのパフォーマンスが期待できるスペックです。
グラフィックはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックス 630ですのでそれほど大きな期待はできないと思います。
performance test9による測定結果
3989点と4,000点近い良い数字だと思います。
WIN Scoreによる測定結果
こちらもグラフィック関係はさすがに普通レベルですがその他は良い点だと思います。
h4>CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR20がリリースされましたので2種類測定しています。
ゲーム関連ベンチマーク
本来ゲーム用のパソコンではありませんが参考用にスコアを計測してみました。
結果としては軽いゲームであれば遊ぶことは出来そうです。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
このスコアであれば普通レベルで遊べそうですね。
1280X720 高品質デスクトップPC: 2014(普通)
1280X720 標準品質デスクトップPC:3288(やや快適)
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
1280X720 高品質デスクトップPC: 1960(設定変更を推奨)
1280X720 標準品質デスクトップPC:3426(やや快適)
ファイナルファンタジーXV
このクラスの重めのゲームですと遊ぶのは難しそうですね。
1920×1080 軽量品質: 662(動作困難)
1280X720 軽量品質: 1114(動作困難)
ドラゴンクエスト
こちらは快適に遊べそうです。
1280X720 最高品質:8176(とても快適)
1280X720 標準品質:9446(とても快適)
3DMARK
普通レベルよりは少しスコアになっています。
Sky Diverによる測定結果
Night Raidによる測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Timespyによる測定結果
PCmark 8による測定結果
・Home accelerated
3798点とかなり良いスコアなので快適に使えると思います。
・Work accelerated
ビジネス用のベンチマークでも4959点とかなり良いスコアになっています。
PCmark 10による測定結果
ストレージの情報
構成的には256GB SSD(PCIe NVMe/M.2)+1TB HDD(7200rpm/シリアルATA/3.5インチ)のデュアルストレージ構成となっています。
SSD(OS等導入)の空き容量は208GBとなっていてHDDは931GBと余裕のあるの容量だと思います。
搭載されているのはSSDはサムスン製のSSDのようです。
HDDはSEAGATE製のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
Crystal Diskmarkによる測定です。
SSDを測定
通常のHDDが100MB/s位なので大体28倍以上早い結果になっています。
HDDを測定
7200rpのHDDなので早めですね。
SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS Speed Class1(UHS-II)対応のSDカード利用
こちらは少し低めスコアだと思います。
デスクトップパソコンの場合SDカードスロットは未搭載の場合が多いので付いているだけでも有難いですよね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
40秒台前半とかなり早いスコアとなっています。
これなら待たずにすぐに使いはじめられそうですね。
1回目:00:42秒
2回目:00:41秒
3回目:00:42秒
4回目:00:40秒
5回目:00:42秒
6回目:00:41秒
7回目:00:42秒
8回目:00:41秒
9回目:00:42秒
10回目:00:43秒
温度チェック
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 17でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
内部温度は低めなので気にする必要は無さそうです。
IdeaCentre 510S(2020年2月3日時点) | |
型番 | 90K800GXJP |
CPU | インテル Core i5-9400 プロセッサー ( 2.90GHz 9MB ) |
OS | Windows 10 Home 64 bit |
グラフィックス | CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 630) |
メモリー | 8.0GB PC4-21300 DDR4 UDIMM 2666MHz |
ストレージ | 1TB HDD 7200rpm + 256GB (PCIe NVMe/M.2) |
ネットワーク | 有線LAN+IEEE 802.11ac/a/b/g/n+Bluetooth v4.0 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ ドライブ |
インターフェイス | USBポート 前面 ・USB3.1 Gen2 x 2 ・USB3.0 x 2 |
背面
・USB3.0 x 2
・USB2.0 x 2
ディスプレイ関連ポート(外部出力)
・VGA x 1
・DisplayPort x 1
・HDMI x1
オーディオ関連ポート
・コンボジャック
・マイク入力
・ライン出力
・有線LAN
・シリアルポート本体サイズ約 100x308x275mm本体質量約 4.37kg保証1年間(国内引取修理)オフィスソフトなし主な付属品電源ケーブル、変換アダプタ(3ピン→2ピン)、マニュアル類、購入証明書 (梱包箱の外側に貼 られています)、キーボード、マウス販売価格107,250円(税込)、送料無料
IdeaCentre 510Sのレビューまとめ
IdeaCentre 510S のお勧めポイント
- 省スペース型なので設置場所を取らない
- ラインナップが豊富なので用途に合ったスペックを選ぶことが出来る
- コストパフォーマンスが高い
IdeaCentre 510Sの気になる点
専用グラフィックは未搭載なので重い画像処理などには向かない
管理人の総評
省スペースでスペックも用途に合わせて選ぶことが出来るので特にオフィスなどスペースを有効に使いたい場合にお勧めのモデルだと思います。
CPUは第9世代のものも用意されていますのでパフォーマンスも期待できます。
正直ラインナップされているモデルが多いのでどれを選べば良いか難しい面もあるのですが
以下のような視点で選ぶと良いと思います。
・重い処理が多いので快適さを優先したい場合
CPUにCore i7を搭載したメモリ8GBモデルをお勧めします。
もしメモリを大量に消費するアプリを使うようであれば16GB搭載モデルも有りだと思います。
ストレージはSSD搭載のデュアルストレージ構成のものが起動も早くて良いと思います。
・一般的な使い方を想定する場合
CPUにCore i5を搭載したメモリ8GBモデルをお勧めします。
・軽い処理主体でコストを抑えたい場合
CPUにCore i3を搭載したメモリ8GBモデルをお勧めします。
Celronはパフォーマンスの事を考えるとあまりお勧めしませんがコストを最重要視する場合は選択するのも有りだと思います。
※簡易表:IdeaCentre 510Sの選択可能なスペック
CPU | 第8世代、第9世代:Celron、Core i3、i5、i7 |
---|---|
メモリー | 4GB~16GB |
ストレージ | 1TB 、1TB HDD + 256GB SSD、2TB HDD + 256GB SSD |
グラフィック | CPU内蔵 |
※選択可能なスペックはモデルにより決定します、カスタマイズは出来ません。
IdeaCentre 510Sはスペースを有効に使えるコストパフォーマンスの良いデスクトップパソコンをお探しの方にお勧めのモデルです。
IdeaCentre 510S
価格: 55,550円~(税込)、送料無料 <2/10(月)時点>
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