日本HP様のご厚意でHP 15-ay000のレビューをさせていただく機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
まずはHP 15-ay000の特徴から
このHP 15-ay000は15.6インチワイド・フルHDディスプレイ (1920×1080)を搭載したコストパフォーマンスの良いノートパソコンです。
スペック的にもHP 15-ay000はCPUにインテル® Celeron® プロセッサー N3060 を搭載していてメモリも4GB搭載なのでビジネス用途ではパフォーマンスにも期待できるノートパソコンです。
ストレージも500GB ハードドライブなので容量的にも十分だと思います。
光学ドライブも搭載しているのでオフィス処理などの一般的なビジネス用途では十分活躍できるモデルだと思います。
とここまで書いていてなんか最近似たような文章書いたな?と思ったらこちらの記事でした。
>>>おしゃれなのに高コスパ HP 15-ba000 実機レビュー
確かにCPU以外は同じですね。
HP 15-ay000のレビューの中でどちらがお勧めかも考えてみることにします。
HP 15-ay000 ベーシックモデル レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うモデルは以下のようなスペックになっています。
OS:Windows 10 Home 64bit
メモリー:4GB (4GB×1) DDR3L-1600MHz
ディスプレイ:15.6インチワイド・フルHD非光沢・ディスプレイ (1920×1080)
グラフィック:インテル® HD グラフィックス 400 (プロセッサーに内蔵)
ストレージ:500GB ハードドライブ (SATA, 5400回転)
光学ドライブ:DVDライター
有線LAN:内蔵LAN(10/100)
無線:IEEE802.11a/b/g/n/ac 、 Bluetooth4.2
HP 15-ay000には以下の4モデルが用意されています。
※各モデルともメモリ4GB、8GBの物が用意されています。
・15-ay000 ベーシックモデル
CPU:インテル® Celeron® プロセッサー N3060
ストレージ: HDD 500GB
・15-ay000 エントリーモデル
CPU:インテル® Core™ i3-5005U プロセッサー
ストレージ: HDD 500GB
・15-ay000 エントリープラスモデル
CPU:インテル® Core™ i3-6006U プロセッサー
ストレージ: HDD 500GB
・15-ay000 スタンダードモデル
CPU:インテル® Core™ i5-6200U プロセッサー
ストレージ: HDD 1TB
※今回のレビュー機はベーシックモデルになっています。
HP 15-ay000の詳細情報はこちらのページからご確認いただけます。
HP 15-ay000 外観チェック
HP 15-ay000の外観チェックです。
液晶画面
<<正面>>
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
かなり斜めだと若干見えにくい部分がありますけど視野はそんなに狭くはないですね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
sRGBで56%、adobeRGBで42%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので数字としたは低めですね。
実際に肉眼で見た感じではそれほど気になりませんでしたが色彩を重視する場合は注意が必要です。
本体の外観
<<正面>>
<<右側面>>
・SDカード
・USB 2.0 ×1
・光学ドライブ
・セキュリティロックケーブル用スロット
<<左側面>>
・電源コネクター
・HDMI x 1
・有線LAN
・USB3.0 x 1
・USB2.0 x 1
・ヘッドフォン出力 / マイク入力コンボポート
<<背面>>
<<上から>>
<<下面>>
<<ヒンジ部分>>
<<電源ボタン>>
<<液晶の反射>>
ノングレアなので反射は殆ど感じませんでした。
・電源を入れていないとき
人形はかすかに見える程度ですね。
・電源を入れているとき
人形は見えないですね。
<<高さ>>
23.5(最薄部)-24.5(最厚部)mmなので本よりも少し厚いですね。
<<画面の角度について>>
傾斜はこの位までです。
普段利用するにはこの位調節が出来れば十分ではないかと思います。
キーボード&タッチパッド
全体的には使いやすいテンキー付きのキーボードですね。
上下左右の矢印キーが小さいのでExcelなどで利用している方は要チェックです。
ただ慣れればそれほど問題では無いとは思います。
タッチパッドはクリックボタンが付いているので右クリックも簡単に出来ます。
さわり心地もよいので使いやすいのではないかと思います。
質量
実際に計測してみました。
本体は2,118gですのでホームページ上の値 約2.20kg(バッテリー含む)より若干軽めでした。
AC電源は297gです。
本体+AC電源は2,417gでした。
AC電源
AC電源はコンパクトなタイプです。
外見チェックのまとめ
天面とキーボード面に繊細な表面テクスチャーが施されていて見る角度により見た目も変わるので特徴的ですね。
カラーはしかも清潔感のあるホワイトなので事務所においても映えること請け合いです。
液晶は非光沢のフルHDなので光の反射もあまり気にせずに綺麗な映像が楽しめます。
質量も2.2kgとそれほど重くないので常時の持ち歩きのは向きませんが必要に応じての持ち出し程度で合れば対応可能だと思います。
オフィス内は勿論オフィス街でも活躍できる素敵な1台だと思います。
HP 15-ay000パフォーマンスチェック
基本スペック
メモリ:4GB (4GB×1) DDR3L
ストレージ:500GB ハードドライブ
グラフィックス:インテル® HD グラフィックス 400 (プロセッサーに内蔵)
パフォーマンスチェック
CPU:インテル® Celeron® N3060 、メモリ:4GB、ストレージ:500GB HDDのスペックである程度のパフォーマンスは期待できるモデルだと思います。
performance test8による測定結果
エントリーレベルのスコアですかね。
でもHP 15-ba000のスコアが595.7だったのでこちらの方が少し高いですね。
WIN Scoreによる測定結果
こちらのテストではHP 15-ba000の方が少し良いですね。
特にグラフィックやCPUの演算能力で差が出ています。
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム目的でこのノートパソコンを検討している方は少ないと思いますがゲーム関連のベンチアマークでは軽いゲームであれば遊べそうですね。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド
1280X720 高品質ノートPC: 636(動作困難)
1280X720 標準品質ノートPC:891(動作困難)
ドラゴンクエスト
1280X720 最高品質:1411(重い)
1280X720 標準品質:1522(重い)
1280X720 低品質:2166(やや重い)
3Dmark
Fire Strike
PC mark
ストレージの情報
Crystal Diskmarkによる測定です。
ハードディスクとしては普通レベルのスコアです。
普通のハードディスクのスコアが大体100位のスコアなのでそれと同等です。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
バラツクとはいえ1分台から3分台なので結果が一定しなかったですね。
ただ全体的にみると2分強なのでそれほど早いとは言えないと思います。
1回目:03:33秒
2回目:03:11秒
3回目:01:53秒
4回目:02:07秒
5回目:02:09秒
6回目:02:14秒
7回目:01:58秒
8回目:03:17秒
9回目:02:56秒
10回目:02:12秒
静音性および温度チェック
今回の測定はサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」でCPUの使用率を100%にした状態で15分間測定しています。
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「家庭用 デジタル 温度計 小型 サーモ メーター -50℃~700℃ K型 熱電対 セット(B00TY64IEK)
を使用しました。
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大37.3dbでした。
これは「図書館」に相当するレベルでかなり静かなレベルです。
表面温度のチェック
騒音テストと同様にサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」で負荷をかけて計測しました。
キーボード左上が最大で29.3℃と開始時と比べて少し温度が上がっています。
ただ、これは体温よりも低い温度なので特に問題ないかと思います。
ただ、夏場は室温の関係でもう少し上がるのではないかと思われます。
・開始時温度
・最高温度
キーボード上の温度はそれほど上がらないですね。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は通常レベルですかね。
・アイドル時
・高負荷時(ベンチマークソフト稼働時)
USB 供給電力チェック
まず、USB接続のポータブルDVDでの音楽再生によるテストです。
電源は接続せず、USBからの給電のみで音楽CDの再生を行いました。
結果としたは30分程度再生してみましたが特に問題なく動作していました。
実際にUSBから給電されている電力を測定してみると5.04V、0.05Aでした。
ほぼ普通の値です。
HP 15-ay000 ベーシックモデル (2017年3月28日時点) | |
型番 | 15-ay001TU |
CPU | インテル® Celeron® プロセッサー N3060 (1.60GHz-2.48GHz, L2 キャッシュ 2MB) |
OS | Windows 10 Home (64bit) |
ディスプレイ | 15.6インチワイド・フルHD非光沢・ディスプレイ (1920×1080/最大1677万色) |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 400 (プロセッサーに内蔵) |
メモリー | 4GB (4GB×1) DDR3L-1600MHz (最大4GB) |
ストレージ | 500GB ハードドライブ (SATA, 5400回転) |
ネットワーク | 内蔵LAN(10/100)+IEEE802.11a/b/g/n/ac 、 Bluetooth4.2 |
光学ドライブ | DVDライター |
Webカメラ | HP TrueVision HD Webcam (約92万画素) |
バッテリー駆動時間 | 約6時間 |
本体サイズ | 約 384 × 255 x 23.5(最薄部)-24.5(最厚部)mm |
本体質量 | 約2.20kg |
保証 | 1年間 (引き取り修理サービス、パーツ保証) |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | 速効!HPパソコンナビ特別版、スマートACアダプター、ウォールマウントプラグ、電源コード、保証書 等 |
販売価格 | 39,800円(税抜)+送料 |
HP 15-ay000 付属ソフトチェック
HP 15-ay000に用意されているソフトの抜粋
・HP Support Assistant
メンテナンスなど全般的な機能を提供しています。
・Recovery Manager
障害時の復旧用ディスク作成などの機能
・マニュアル類
保証関連
標準では1年間の引取修理となります。
オプションとして
・3年間の引取修理
・3年間アクシデンタル サポート付き引取修理が用意されています。
詳しくはこちらからご確認ください。
>>>公式ページ PC標準保証
HP 15-ay000 のレビューまとめ
HP 15-ay000 のお勧めポイント
- インテル® Celeron® 搭載でメモリ4GBなのでオフィス処理などにはパフォーマンスが期待できそう
- ホワイトを基調にした美しいフォルムなので部屋のインテリアとしても使える
- 価格がかなりお得な設定なので使えるオフィス用ノートとして複数台の導入に最適
HP 15-ay000の気になる点
特になし
管理人の総評
ベーシックな性能を持っていて見た目が綺麗なノートパソコンです。
HP 15-ay000 シリーズには
・15-ay000 ベーシックモデル
CPU:インテル® Celeron® プロセッサー N3060
ストレージ: HDD 500GB
・15-ay000 エントリーモデル
CPU:インテル® Core™ i3-5005U プロセッサー
ストレージ: HDD 500GB
・15-ay000 エントリープラスモデル
CPU:インテル® Core™ i3-6006U プロセッサー
ストレージ: HDD 500GB
・15-ay000 スタンダードモデル
CPU:インテル® Core™ i5-6200U プロセッサー
ストレージ: HDD 1TB
の4つのモデルが用意されています。
モデルの選び方としてはCPUを基本に選ぶと良いと思います。
インターネットとメールが中心といった軽い使い方であればベーシックモデル、もう少し重い処理も行うようであればエントリーモデル、画像処理も使うよという事であればスタンダードモデルをお勧めします。
ただ、ベーシックモデルとエントリーモデルは価格差が大きいので基本はベーシックモデルをお勧めします。
また、HP 15-ay000とba000の選び方は
パフォーマンステストの結果を見てみると若干ba000の方が良いものが多いと思います。
ただ、やっぱりインテルのCPUじゃなきゃという方が居られるのも事実で
お買い得を追求するのであればba000、信頼を選ぶのであればay000という選択になると思います。
HP 15-ay000はオフィスでの利用やご家庭内でのあまり重く無い処理を行うのに必要な機能をもっているコストパフォーマンスの高いモデルです。
やっぱりノートパソコンもおしゃれでないととお考えの方にお勧めできるモデルだと思います。
ベーシックモデル 44,800円
↓
ギフトキャンペーン(Celeronモデル)39,800円
などとなっています。
HP 15-ay000の最新情報はこちらのページからご確認いただけます。