東芝様のご厚意でdynabook VZ72/B のレビューをさせていただく機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
製品展示会の記事はこちらからご覧いただけます。
製品の内部写真が多いので一見の価値ありです。
>>>最強の2in1タブレットパソコン dynabook V! このタフさ尋常ではない
最初に結論を書いておきますとこのdynabook VZ72/B は普通にノートパソコンとしても2in1のタブレットパソコンとしても高評価でお急ぎ30分チャージも絶品な使えるモデルです。
まずはdynabook VZ72/B の特徴から
このdynabook VZ72/Bはインテル® Core™ i7-7500U CPU搭載の2in1タイプのモデルです。
メモリ:8GB、ストレージ:512GBといったスペックになっています。
12.5型ワイド FHDディスプレイでオフィス内やモバイル利用でも活躍できるモデルです。
dynabook VZ72/Bはバッテリー駆動時間が約17.0時間と長く特にモバイル利用で活躍してくれるモデルです。
dynabook VZ72/B レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うモデルは以下のようなスペックになっています。
OS:Windows 10 Home (64bit)
メモリー:8GB LPDDR3-1600
ディスプレイ: 12.5型ワイド(16:9) FHD(1,920×1,080)
グラフィック:インテル® HD グラフィックス 620(CPUに内蔵)
ストレージ:512GB SSD (Serial ATA 対応)
光学ドライブ:未搭載
ワイヤレス:IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠+Bluetooth® Ver4.1 準拠
dynabook VZ72/B の詳細情報はこちらのページからご確認いただけます。
【重要】
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dynabook VZ72/B 外観チェック
dynabook VZ72/B の外観チェックです。
液晶画面
<<正面>>
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
液晶の視野はかなり広いですね。
<<<タブレットモード時>>>
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
sRGBで96%、adobeRGBで75%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なのでかなりのレベルの値ですね。
肉眼で見た感じも綺麗という印象です。
本体の外観
<<右側面>>
・電源ボタン
・USB3.0×1
<<左側面>>
・Thunderbolt™ 3 (USB Type-C™) コネクタ(電源コネクタ)×1
・マイク入力/ヘッドホン出力端子×1
<<裏面>>
スピーカーは裏面の前側です。
なので音は割と伝わりやすい位置だと思います。
排気
※製品発表会エアーフロー資料
<<上面>>
<<背面>>
<<液晶の反射>>
反射はほぼないですね。
人形もかすかに映っている感じなのでこれなら気になることはなさそうです。
電源を入れていないとき
電源を入れているとき
<<高さ>>
15.4mmなのでかなり薄いですね。
<<画面の角度について>>
2in1デバイスですので360度回転させることが出来ます。
ヒンジ部分は落ち着いた色で割と丈夫そうに見えました。
キーボード&タッチパッド
フルサイズキーボードとなっていてかなり入力はしやすいと思います。
キーピッチ19mm、キーストローク1.5mmですので実際に入力しても快適に入力できました。
キーボードの配置も違和感のない配置なので使いやすいですね。
タッチパッドはかなり滑りが良いという印象です。
パッドの左上にあるのでWindows Hellow対応の指紋認証デバイスです。
質量
実際に計測してみました。
本体は1,024gですのでホームページ上の値約 約1,099g(バッテリー含む)よりも若干軽い結果でした。
本体+AC電源だと1,262gですね。
本体+AC電源+USB Type-C™ アダプターだと1,359gですね。
フル装備で持ち歩いても1.4kgを切る軽さなのは嬉しいですよね。
AC電源
USB Type-Cに接続するタイプでコンパクトで良いですね。
質量は238gでしたね。
結構軽い部類だと思います。
USB Type-C™ アダプター
外部インターフェイスがUSB Type-C™x1とUSB3.0x1の2つなので標準で付いているこちらのアダプターを利用することも多いと思います。
インターフェイスとしては
・有線LANコネクタ
・USB3.0コネクタ
・HDMIコネクタ
・RGBコネクタ
・電源コネクタ
となります。
特にRGBコネクタにも対応してくれているのは客先でのプロジェクタを利用したプレゼンを考えると有りがたいですよね。
質量は98gでしたね。
外見チェックのまとめ
落ち着いた黒基調としたボディは安心感があって良いですよね。
これならどんな場所に持ち込んでも安心です。
画面も12.5型ワイドとモバイル用ノートパソコンとして丁度良い大きさなので使いやすいのではないかと思います。
質量も約1,099gなので外出先への持ち出して利用にも活躍してくれそうです。
管理人は最近年のせいかパソコンの細かい文字が見えにくいんですけどもこれなら大きな表示出来て読みやすいです。
dynabook VZ72/B パフォーマンスチェック
基本スペック
メモリ:8GB LPDDR3-1600
ストレージ:512GB SSD
グラフィックス:インテル® HD グラフィックス 620(CPUに内蔵)
パフォーマンスチェック
CPU: 最新の第7世代インテル® Core™ i7-7500U、メモリ:8GB、ストレージ:512GB SSD なのでかなりパフォーマンスに期待できるモデルだと思います。
特にビジネス用のソフトを利用する場合は威力を発揮してくれそうです。
またストレージがSSDなので電源を入れてから使えるようになるまではかなり早いのではないかと思いますね。
performance test8による測定結果
かなり良いスコアだと思います。
WIN Scoreによる測定結果
専用グラフィック未搭載で6.2ですので割と良いスコアですよね。
ゲーム関連ベンチマーク
このノートパソコンでゲームをする方はあまり居られないと思いますがある程度のゲームであれば遊べそうですね。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド
1280X720 高品質ノートPC: 2201(普通)
1280X720 標準品質ノートPC:2261(普通)
ドラゴンクエスト
1280X720 最高品質:6338(快適)
1280X720 標準品質:6992(快適)
ストレージの情報
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDよりも約5倍位早いスコアですね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回バラつきが出るので参考程度でご覧ください。
まあ、全体的に1分20秒前後なので良いスコアではないかと思います。
1回目:01:27秒
2回目:01:19秒
3回目:01:23秒
4回目:01:32秒
5回目:01:19秒
6回目:01:20秒
7回目:01:15秒
8回目:01:18秒
9回目:01:23秒
10回目:01:30秒
静音性および温度チェック
今回の測定はサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」でCPUの使用率を100%にした状態で15分間測定しています。
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「家庭用 デジタル 温度計 小型 サーモ メーター -50℃~700℃ K型 熱電対 セット(B00TY64IEK)
を使用しました。
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大38.3dbでした。
これは「図書館内」に相当するレベルでかなり静かなレベルです。
表面温度のチェック
騒音テストと同様にサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」で負荷をかけて計測しました。
熱を持つのはキーボード左上部分の様で最大で35.1℃と開始時と温度が上がっていました。
まあ、これくらいの温度であれば他の場所と比べて少し暖かい程度なので特に支障はないかと思います。
ただ、夏場は室温の関係でもう少し上がるのではないかと思われます。
※測定した室温が低すぎたかも知れません。
・開始時温度
・最高温度
バッテリーのチェック
dynabook VZ72/Bはバッテリー駆動時間最大7時間という長さを売りにしていますが、管理人的にはそれより。「お急ぎ30分チャージ」に注目しています。
ノートパソコンのバッテリーがあまり残っていない状態で次の顧客に直ぐに向かう必要がある!というビジネスシーンでは良くある困りごとの解決策となってくれそうです。
「お急ぎ30分チャージ」は30分で7時間分のチャージが出来るとのことなので実際に試してみました。
30分で大体31%位充電出来て合計で60%の全量になりました。
5.27時間(=17x0.31)分充電出来ています。
製品発表会で伺った話だとバッテリーの残量に応じて充電速度は変わるとのことでしたので大体カタログスペック通りかなという気がします。
というか通常利用する際は残量ゼロに近い状態よりも残量が少なめでこれだともたないなという状況で充電する方が圧倒的に多いと思いますのでこの位の充電が出来るのであれば十分ではないかと思います。
最近は街のCAFEや空港など充電できる場所は増えてきていますので「お急ぎ30分チャージ」は凄く良いと思います。
dynabook VZ72/B (2017年1月22日時点) | |
型番 | PVZ72BM-NNB |
CPU | インテル® Core™ i7-7500U プロセッサー 2.70GHz(インテル® ターボ・ブースト・テクノロジー 2.0対応:最大3.50GHz) |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
ディスプレイ | タッチパネル付き 12.5型ワイド(16:9) FHD(1,920×1,080) 高輝度・広視野角 TFTカラー LED液晶 |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 620(CPUに内蔵) |
メモリー | 8GB LPDDR3-1600 対応 SDRAM |
ストレージ | 512GB SSD (Serial ATA 対応) |
ワイヤレス | IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠+Bluetooth® Ver4.1 準拠 |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | 有効画素数 約92万画素 |
バッテリー駆動時間 | 約17.0時間 |
本体サイズ | 約299.0(幅)×219.0(奥行)×15.4(高さ)mm |
本体質量 | 約1,099g |
保証 | 引き取り修理・海外保証〈制限付〉1年 |
オフィスソフト | 未搭載 |
主な付属品 | アクティブ静電ペン、USB Type-C™ アダプター、ACアダプター、電源コード、スタートアップガイド、dynabookガイド(取扱説明書)、保証書 |
販売価格 | 195,000円(税抜)、送料無料 |
dynabook VZ72/B 付属ソフトチェック
dynabook VZ72/Bに用意されているソフトの抜粋
データ移行、バックアップ、データ消去などパソコンを使い始めてから次のパソコンに変えるまで一通りの機能があるイメージですね。
最近マイクロソフトのムービーメーカーの提供が終了してしまったのでCyberLink PowerDirector 14 for TOSHIBAといった動画編集ソフトが付いているのも嬉しいですね。
- TVコネクトスイート【超解像技術〈レゾリューションプラス〉対応】
- CyberLink PowerDirector 14 for TOSHIBA
- CyberLink PhotoDirector 7 for TOSHIBA
- CyberLink Power2 Go LE
- 筆ぐるめ 23 for TOSHIBA
- TruNote
- TruNote Share
- TruNote Clip
- TruCapture
- TruRecorder
- PC引越ナビ®
- バックアップナビ クラウド
- 東芝ファイルレスキュー
- ハードディスクデータ消去機能
※モデル毎にソフトは若干異なりますので詳細はこちらからご確認ください。
>>>dynabook 2016冬モデル Webオリジナル ソフトウェア一覧
dynabook VZ72/Bの手書き機能
筆圧などの設定はこちらのソフトで調整することが出来ます。
実際に使ってみました。
撮影の関係でカメラを気にしながら書いたので旨く書けていない部分も有りますが割と使いやすいです。
特にタブレット形式にしてノートと同じように使うとかなり使えます。
ただ、さすがに速記は無理かなという印象ですね。
また、付属のTruNoteを使えば画像を取り込んで簡単に加工といった使い方も出来ます。
TruNote Clipで簡単に画面イメージを取り込むことが出来ます。
windows linkもペン操作だと便利ですよね。
添付としてはマニュアルですね。
保証関連
通常のdynabook VZ72/Bに対してのメーカー保証は1年間です。
拡張保守サービスとして以下のような保守が用意されています。
・東芝PCあんしん3年延長保証
・東芝PCあんしん5年延長保証
・東芝PCプレミアム保証(3年)
・東芝PCプレミアム保証(5年)
あんしん延長サービスは通常のメーカー無償保証(1年)をプラス2年または4年延長したものです。
また、プレミアム保証に関しては修理代を回数制限なしで保証期間中の修理費を100%保証のサービスです。
通常他社の保証サービスは保証される総額が決まっていて修理をするごとに保証可能金額が減っていくというのが一般ですがプレミアム保証は総額の縛りがなく何度でも保証されるので嬉しいですよね。
詳しい条件等はこちらのページからご確認いただけます。
>>>東芝PC 延長保証サービスについて
dynabook VZ72/Bの様に良いモデルは長く使いたいので延長保証サービスは良いですよね。
dynabook VZ72/B のレビューまとめ
dynabook VZ72/B のお勧めポイント
- スペック的にもかなり高いのでパフォーマンスに期待できる
- コンパクトでスリムなボディなので持ち運びに便利
- 「お急ぎ30分チャージ」で外出時のバッテリーも安心して使える
dynabook VZ72/B の気になる点
特になし
管理人の総評
スペック的にはCPUを省電力モデルではなくインテル® Core™ i7-7500U プロセッサーを採用してバッテリー駆動時間17時間というのは凄いと思います。
フルサイズのキーボード、「お急ぎ30分チャージ」などビジネスマンが利用する際に必要なツボを的確にとらえたモデルです。
製品発表会でもプレゼンターの方が東芝のこれまでのノウハウを終結したモデルだと言われていましたが、
東芝さん本気出してきたな! という印象を受けるモデルです。
今までの2in1はキーボードに若干難が有ったり、熱対策のためにパフォーマンスが若干低かったりということがあったと思いますがdynabook VZ72/Bはノートパソコンとしても特上品なのにさらにタブレットとしても使えるという出来ないので本当にお勧めできるモデルだと思います。
これまでのモバイル用ノートパソコンに満足できなかった方、2in1タイプは使いにくいと考えていた方に特にお勧めできるモデルだと思います。
dynabook VZ72/B の最新情報はこちらのページからご確認いただけます。
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