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妥協なきスタイルと本気の性能を両立 ― Alienware 15(DA15260)が持ち歩き派ゲーマー&クリエイターに贈る一台

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「外でもゲームを本気で楽しみたい。でも、いかにも“ゲーミングPC”然としたゴツいデザインは避けたい」――そんな贅沢な悩みを抱えるユーザーは少なくないはずです。据え置き型のパワフルなゲーミングノートは魅力的ですが、持ち歩くとなると重量やデザインの主張の強さがネックになりがちです。

Alienware 15(DA15260)は、そんな“妥協したくない”ユーザーのために作られた一台。洗練されたAura Black Metallicの筐体に、インテル® Core™ 7 プロセッサー(シリーズ2)と最新のNVIDIA® GeForce RTX™グラフィックス(本レビューの検証機はRTX 5060 Laptop GPU搭載の最上位構成)を搭載し、ゲームだけでなく写真・動画編集などのクリエイティブワークまでこなせるパフォーマンスを備えています。本記事では、実機を徹底的に検証し、カタログスペックだけでは分からない「本当の実力」をお伝えしていきます。

Alienware 15外観

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1. デザインとビルドクオリティ

Alienwareといえば、以前は近未来的で主張の強いデザインが特徴でしたが、DA15260の筐体は落ち着いた「Aura Black Metallic Dull WUVM」仕上げとなっており、オフィスやカフェに持ち込んでも浮きにくい、上品な佇まいにまとまっています。天板の質感はマットな金属調で指紋が付きにくく、日常使いでの取り回しのしやすさも好印象です。

★画面の開閉角度について
実機で確認したところ、ディスプレイはほぼ水平(180度)近くまで開くことができました。これは地味に見えて非常に重要なポイントで、対面での打ち合わせや商談時に画面をそのまま相手側に向けて見せる、いわゆる「画面共有」がスムーズに行えます。ゲーミングノートは自宅での使用を前提に設計されがちですが、この開閉角度の広さは、ビジネスシーンでもマルチに活躍させたいパワーユーザーにとって嬉しい配慮と言えるでしょう。

外観(画面の開閉角度)

外観(天板)
外観(天板)
外観(ノートと大きさ比較)
外観(ノートと大きさ比較)
外観(底面)
外観(底面)

2. 基本スペック表

公式サイトの情報を基に整理しました。本レビューの検証機は、GPUがRTX 5060 Laptop GPUの最上位構成です。

項目 仕様
モデル Alienware 15(DA15260)
プロセッサー インテル® Core™ 7 プロセッサー 240H
CPU解説の選び方
OS Windows 11 Home
グラフィックス NVIDIA® GeForce RTX™ 5060 Laptop GPU
※構成によりRTX 3050/RTX 4050/RTX 5050も選択可
ディスプレイ 15.3インチ WUXGA(1920×1200)非タッチ、165Hz、300nits、sRGB 62.5%
メモリー 16GB(1x16GB)DDR5 5600MT/s(※最大:32GB)
ノートPCのメモリの選び方
ストレージ 512GB M.2 PCIe NVMe Gen4 SSD(※最大:1TB)
キーボード Alienware ホワイトバックライトキーボード(日本語配列)
英語キーボード選択可
カメラ/マイク 720p HDカメラ(@30fps)、デュアルアレイマイク
オーディオ ステレオスピーカー、Realtek ALC3204、2W×2=計4W
ネットワーク MediaTek MT7920 Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2

3. ディスプレイ

15.3インチのWUXGA(1920×1200)パネルは、フルHDよりも縦方向に広い作業領域を確保できるのが特徴です。ブラウジングやドキュメント編集時にスクロール量が減り、地味ながら日常の作業効率に効いてきます。リフレッシュレートは165Hzと、FPSやアクションゲームでの滑らかな表示に十分対応できる数値です。

一方でsRGBカバー率は62.5%とされており、色域という点では色再現性を最優先するプロ向けクリエイティブモニターには一歩譲る仕様です。写真・動画のカラーグレーディングを厳密に行いたい場合は、外部の色域カバー率が高いモニターとの併用を視野に入れておくと安心でしょう。

液晶の見え方(正面)
液晶の見え方(正面)
液晶の見え方(斜め)
液晶の見え方(斜め)
液晶の見え方(さらに斜め)
液晶の見え方(さらに斜め)
液晶の見え方(正面)
液晶の見え方(正面)
液晶の見え方(斜め)
液晶の見え方(斜め)
液晶の見え方(さらに斜め)
液晶の見え方(さらに斜め)

4. キーボードとトラックパッド

Alienware ホワイトバックライトの日本語配列キーボードを搭載。キーピッチ・レイアウトは標準的な日本語ノートPC配列を踏襲しており、他機種からの乗り換えでも違和感の少ない配列です。ストロークはゲーミングノートとしては比較的浅めながら、しっかりとした反発感があり、タイピング時の底打ち感は軽快です。長文入力が続く執筆・メール作業でも指への負担が少ない印象を受けました。

トラックパッドはマルチタッチジェスチャー対応のPremium Precisionタッチパッドで、スクロールやピンチ操作の追従性は良好。外出先でマウスを持ち歩かない日でも、ある程度ストレスなく作業を進められるレベルに仕上がっています。

キーボード全体
キーボード全体
キーボード アップ
キーボード アップ
打鍵感
打鍵感

5. 質量・高さ測定

実機を計測し、カタログ値と比較しました。

項目 実測値 カタログ値(公式)
本体重量 2,243g 約2.2〜2.25kg
AC電源重量 686g
本体高さ 23.0mm 20.71〜22.95mm

本体重量はカタログ値のレンジ内に収まっており、公称スペックと大きな乖離はありませんでした。ただし、ACアダプターを含めた総重量は約2.9kgとなり、外出先での常時持ち運びを考える場合は、この「電源込みの重さ」を念頭に置く必要があります。高性能GPU搭載機である以上、電源アダプターがそれなりの重量・サイズになる点は、購入前に把握しておきたいポイントです。

質量(本体質量)
質量(本体質量)
質量(AC電源質量)
質量(AC電源質量)

本との高さ比較
本との高さ比較

6. オーディオ

スピーカー構成はステレオ2W×2(合計4W出力)、Realtek ALC3204コントローラーによる制御です。数値だけを見るとノートPCとしては標準的なクラスですが、実際に音楽やゲーム内エフェクト音を聞いてみると、中高音域はクリアに再現される一方、低音の量感はやはり控えめです。動画視聴やカジュアルなゲームプレイには十分ですが、音の迫力を重視するなら外部スピーカーやヘッドセットの併用をおすすめします。

7. パフォーマンス検証

このセクションでは、DA15260の「本気の実力」を多角的に検証していきます。

(1) 搭載プロセッサー・システム構成の詳細(CPU-Z)

項目 内容
CPU名称 Intel® Core™ 7 240H
最大TDP 45.0W
コアクロック(実測時) 2094.88MHz(21.0倍率、最大5.0GHzまでブースト対応)
キャッシュ L1データ 6×48KB+4×32KB/L2 6×1.25MB+2MB/L3 24MB
単体グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU(TDP 45.0W、VRAM 7.96GB GDDR7、128bitバス、メモリクロック9001MHz)

CPU-Z

CPU-Z1
CPU-Z2
CPU-Z3
CPU-Z4
CPU-Z5
CPU-Z6

考察: CPU-Zの情報から、本機のCore 7 240Hは6P+4Eの合計10コア16スレッド構成であることが確認できました。これは以降で見るCINEBENCHのマルチスレッドスコアやPCMarkのGaming物理演算スコアが高水準だった裏付けとなります。またメモリはDDR5-5600規格のSO-DIMMが1枚のみ搭載されており、シングルチャンネル動作である点は要注意です。デュアルチャンネル化(メモリ増設)を行うことで、内蔵グラフィックスとの帯域共有が発生する場面や、メモリ帯域に依存する一部のクリエイティブ処理でさらなる性能向上が見込めるでしょう。

GPU側では、RTX 5060 Laptop GPUのVRAMが7.96GB(GDDR7、128bitバス)であることが分かります。後述のFF15ベンチマークでVRAM使用量が7899MBに達していたことを踏まえると、最新の重量級タイトルを高画質設定でプレイする際にはVRAM容量がやや心許なくなる場面が出てくる可能性があり、実ゲームベンチマークで見られた「高画質設定でのスコア低下」の一因として、VRAM容量の制約も関係していると考えられます。

再起動テスト

再起動にかかる所要時間を10回計測した結果は以下の通りです。

回数 所要時間
1回目 50秒
2回目 49秒
3回目 50秒
4回目 51秒
5回目 50秒
6回目 50秒
7回目 52秒
8回目 51秒
9回目 49秒
10回目 50秒
平均 約50秒(50.4秒)

(2) ベンチマークスコア分析

3DMark

テスト項目 総合スコア グラフィックス/CPUスコア 評価ランク
Fire Strike 23,909 グラフィックス 29,469/物理 26,242/総合 9,382 伝説級
Fire Strike Extreme 13,323 グラフィックス 13,977/物理 26,987/総合 6,313 伝説級
Time Spy 10,478 グラフィックス 10,567/CPU 10,001 良好
Speed Way 2,675 グラフィックステスト 26.75 FPS 良好
Steel Nomad(DX12) 2,356 グラフィックステスト 23.56 FPS 非常に良好

考察: FullHD相当の負荷であるFire Strikeでは「伝説級」評価を獲得しており、フルHD〜WUXGA解像度でのゲームプレイには十分すぎる余力があります。一方、より新しく重量級のレイトレーシング表現を含むSpeed WayやSteel Nomadでは、スコアが「良好」〜「非常に良好」に落ち着いており、テストの負荷が上がるにつれてスコアの伸び率が緩やかになっていく傾向が見られます。これはRTX 5060 Laptop GPUの性格をよく表しており、フルHD〜WUXGA解像度でのeスポーツ・中量級タイトルには非常に強い一方、4K解像度や最新のフルレイトレーシングタイトルを最高画質で回すには本機はやや荷が重い、という現実的なポジションが見えてきます。

CINEBENCH 2026

テスト項目 スコア
GPU 41,868 pts
CPU(マルチスレッド) 3,220 pts
CPU(シングルコア) 588 pts
CPU(シングルスレッド) 472 pts
MP Ratio 6.82倍

考察: MP Ratio(マルチ/シングル性能比)が6.82倍という数値は、Core 7 240Hの10コア構成をレンダリング処理でしっかり活用できていることを示しています。動画エンコードやCGレンダリングといったマルチスレッドに最適化された作業では高い実効性能を発揮すると期待できます。

PassMark PerformanceTest 11.0

項目 スコア パーセンタイル
PassMark Rating(総合) 8,126.6 85th
CPU Mark 27,480.0 84th
2D Graphics Mark 665.7 53rd
3D Graphics Mark 7,932.0 45th
Memory Mark 3,141.8 71st
Disk Mark 47,392.4 96th

考察: 総合のPassMark Ratingが85thパーセンタイルという結果は、世の中に登録されている多種多様なPCの中でも上位クラスに位置することを示しています。特筆すべきはDisk Markの96thパーセンタイルという突出したスコアで、日常的な操作のキビキビ感に直結する部分です。一方で2D/3D Graphics Markは中位クラスに留まっており、ゲーミング性能としては後述の実ゲームベンチマークの方が実態に近い指標と言えます。

PCMark 10 / PCMark 10 Extended

カテゴリ 標準版スコア Extended版スコア
Essentials 0※ 8,727
Productivity 14,512 18,961
Digital Content Creation 11,011 11,089
Gaming 20,208
総合 10,823

※標準版のEssentialsはWebブラウジングのサブスコアのみ0となる計測エラーが発生しましたが、Extended版では正常値(8,727)が記録されています。

考察: Extended版のGamingカテゴリでは、グラフィックス29,025・物理演算28,279という高い数値を記録しており、CPUとGPUが高い水準でバランスよく機能していることが分かります。Digital Content Creationのうち、写真編集(13,964)とレンダリング(15,253)が動画編集(6,403)より大きく上回っている点は、Lightroomでの現像作業や3Dレンダリングは快適にこなせる一方、動画編集ソフトでの4K素材のリアルタイムプレビューはやや重く感じる可能性を示唆しています。

Blender Benchmark

項目 内容
デバイス NVIDIA GeForce RTX 5060 Laptop GPU(OptiX)
Blenderバージョン 5.2.0
ベンチマークスコア 3,190.37
全世界ランキング 上位16%

考察: Blender OptiXレンダリングにおいて、全世界の登録スコアの中で上位16%に入るという結果は、クリエイティブ用途を見据えるユーザーにとって非常に心強い数値です。個人のポートフォリオ制作や副業レベルでの3Dモデリング・レンダリング用途であれば、十分実用に足る性能と言えるでしょう。

(3) 実ゲームベンチマーク・実務テスト

ファイナルファンタジーXIV「黄金のレガシー」

画質設定 解像度 スコア 評価
高品質(ノートPC) 1920×1080 15,687 非常に快適
最高品質 1920×1080 14,397 とても快適

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION

画質設定 解像度 スコア 評価
高品質 1920×1080 9,586 とても快適
標準品質 1920×1080 13,516 非常に快適

考察(FF14・FF15): FF14では画質設定によるスコア差がわずかに留まり、フルHDであれば画質にこだわっても余裕を持ってプレイできることが分かります。一方FF15では高品質設定で標準品質比約29%のスコアダウンが発生し、VRAM使用量も7899MBに達していました。「標準〜中設定なら余裕、最高峰の画質設定を追求するとGPUが息切れし始める」という、性能限界がより明確に見えてくる結果です。

STREET FIGHTER 6

画質設定 FIGHTING GROUND BATTLE HUB WORLD TOUR 総合スコア
HIGH 59.66 FPS 59.94 FPS 59.97 FPS 100/100
HIGHEST 59.98 FPS 59.99 FPS 59.98 FPS 100/100

考察: 画質をHIGHESTまで引き上げても全モードでほぼ60FPS張り付きを維持し、総合スコアも満点。**格闘ゲームやオンライン対戦をメインに考えるユーザーにとって、画質面での妥協を一切必要としない性能**を持っていることが実証されました。

The Riftbreaker: Prologue

ベンチマーク種別 平均FPS 低1% 低0.1% GPU time CPU time
benchmark_intense 82.36 46.41 26.91 12.14ms 35.73ms
benchmark_gpu 231.98 176.73 133.36 4.31ms 11.33ms

Shadow of the Tomb Raider Trial(1920×1200、DX12、DLSSオフ)

項目 最小FPS 最大FPS 平均FPS
CPUゲーム 67 178 124
GPU 132 266 162

総合平均フレームレート:124 FPS/GPUバウンド:6%

考察(Riftbreaker・Tomb Raider): 両タイトルに共通して、CPU側の処理時間がGPU側を上回る場面が確認され、Tomb RaiderのGPUバウンドはわずか6%でした。RTX 5060 Laptop GPUの描画性能に対して、Core 7 240Hのゲームロジック処理能力がやや先に頭打ちになりやすい構成であることが、複数タイトルを通じて見えてきました。大量のオブジェクトやAI処理が絡むジャンルでは、この特性を踏まえて設定を調整すると快適さを保ちやすいでしょう。

サイバーパンク2077(1920×1200)

プリセット 平均FPS 最低FPS 最大FPS
レイトレーシング:低(DLSS自動) 76.73 58.21 94.92
レイトレーシング:ウルトラ(DLSS自動) 49.11 41.86 57.45
ウルトラ(レイトレなし、FSR2.1) 92.17 73.61 113.92
高(レイトレなし、FSR2.1) 108.62 88.14 131.62

考察: レイトレーシングの有無だけで平均フレームレートがおよそ2.2倍変化しており、RTX 5060 Laptop GPUはレイトレーシングに対応してはいるものの、その処理は決して軽くはないことが明確になりました。本機で快適にプレイするなら「レイトレーシングは低〜オフに抑えつつ、FSR/DLSSアップスケーリングを併用する」のが最適解と言えます。

(4) ストレージ性能

CrystalDiskMark(1GiB、Cドライブ25%使用)

テスト項目 Read (MB/s) Write (MB/s)
SEQ1M Q8T1 6,606.96 5,548.70
SEQ1M Q1T1 3,904.24 3,248.70
RND4K Q32T1 505.56 505.29
RND4K Q1T1 85.02 166.42

CrystalDiskMark

CrystalDiskInfo

項目 内容
モデル PVC10 SK hynix 512GB
インターフェース NVM Express 2.0

CrystalDiskInfo

ディスク容量(ディスクの管理)

ボリューム 容量 空き領域 空き領域の割合
OS (C:) 445.98 GB 370.30 GB 83%

Cドライブは出荷時点でBitLocker暗号化済み

ディスク容量(PCおよびデバイス)

考察: シーケンシャルリード6,606.96MB/s、ライト5,548.70MB/sはPCIe Gen4 NVMe SSDとしてハイエンド帯域に届く優秀な結果です。RND4K Q1T1のランダムアクセス性能の高さが、PassMark Disk Markで96thパーセンタイルという突出したスコアの裏付けとなっています。SSDの健康状態は100%、温度34℃と安定しており、レビュー機はほぼ新品の状態で計測されたものです。512GBという容量は大作タイトルを複数本インストールするヘビーゲーマーにはやや手狭になり得るため、定期整理や外部ストレージの併用を視野に入れておくとよいでしょう。またCドライブが出荷時からBitLockerで暗号化済みである点は、社外への持ち出しが多いユーザーにとって地味ながら評価できるポイントです。

最近は外付けでも高速なSSDが販売されているので、もし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。

例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD

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(5) 静音性および温度チェック

測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。

測定は以下の4段階で行っています。

・アイドリング時
・動画再生時(YouTubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(PowerDirector 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーXIV 黄金のレガシーを30分間ループ実行)


静音性チェック

騒音計測器で計測したところ最大54.5dBでした。

騒音の目安としては「静かな事務所」レベルの静かさで実際に聞いているとファンの音などが気になるレベルでした。

状態 騒音量(dB)
アイドリング 40.3
動画再生時 42.8
動画エンコード 50.2
ベンチマーク FFXIV 54.5

表面温度のチェック

本体表面の温度を測定しました。

測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」

最高温度はベンチマーク実行時の45.6℃でした。実際に触れてみると、熱さを感じる温度です。

※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
   

アイドリング
動画再生時
動画エンコード
ベンチマーク

HWMonitorによる内部温度チェック

最高温度はCPUが100.0度となっています。
薄型モバイルノートということもあり、長時間の高負荷処理では冷却ファンが積極的に動作する傾向が見られました。

バッテリーの情報(BatteryInfoView)

項目 内容
バッテリー名 DELL MMPY763
バッテリーの種類 リチウムイオン
設計容量 68,609 mWh
完全充電時の容量 68,609 mWh

バッテリーの情報
バッテリーの情報

設計容量68.6Whは15インチクラスのハイパフォーマンスゲーミングノートとして標準的な部類です。

オプションで3セル バッテリー, 70WHr (内蔵)も選択可能です。

消費電力のチェック

消費電力の測定を行ってみました。
消費電力はベンチマーク時が最大で122Wとなっていました。

状態 消費電力(W)
アイドリング 27
動画再生時 47
動画エンコード 85
ベンチマーク FFXIV 122

8. ソフトウェアと機能

SupportAssist
SupportAssist
 

9. セキュリティ:ビジネス視点でのチェック

セキュリティに関してはWindows搭載の機能などを中心に対応する事となります。
ウイルス対策ソフトのMcAfee + Premium 1年版は搭載されていますので活用できるかと思います。

補足:プライバシーシャッター、ケンジントンロックなどの物理機能は搭載していません。

10. ネットワークとインターフェース

無線接続はMediaTek MT7920によるWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応。有線LANも1GbEのRJ45ポートを搭載しており、オンライン対戦などシビアな安定性が求められる場面でも有線接続を選択できます。インターフェースはUSB 3.2 Gen1×2、Power Delivery対応のUSB 3.2 Gen2 Type-C(最大100W充電)、USB 3.2 Gen1 Type-C、HDMI 2.1と一通り揃っており、外部モニターや周辺機器の接続に困る場面は少なそうです。

側面(前面)
側面(前面)
側面(背面)
側面(背面)
側面(右)
①グローバル ヘッドセット ジャック
②Type-C® USB 3.2 Gen 1ポート
 
 
 
 
 

側面(右)

側面(左)
①電源/DC入力
②RJ-45 Ethernet
③HDMI 2.1 (dGPU)
④USB Type-A 3.2 Gen 1ポート
⑤USB Type-A 3.2 Gen 1ポート
⑥Type-C®ポート(電源供給およびDisplayPort™ 1.4a対応のUSB 3.2 Gen 2)、USB-C充電対応(最大100W)
側面(左)

11. バッテリー寿命と充電性能

USB Type-C経由で最大100Wの充電に対応している点は、外出先での運用において大きな安心材料です。付属の大型ACアダプター(180W)だけでなく、対応するUSB PD充電器があれば荷物をコンパクトにまとめられる可能性があります。

★急速充電テスト
バッテリー切れ(稼働不可)状態から30分充電した際29%まで回復されました。充電の速度としては若干少なめですかね。

180W アダプター

12. 価格とコストパフォーマンス

・現在の価格・セール情報の確認はこちら

DA15260は構成1(RTX 3050/16GB/512GB)が209,660円(税込)からとなっており、本レビューで検証したRTX 5060搭載の上位構成も選択可能です。ゲーミングノートとしては競争力のある価格帯に位置しており、デザイン性とスペックのバランスを重視するユーザーにとって選びやすいラインナップと言えます。

13. 保証とサポート

標準ではベーシックオンサイトサービス(12ヶ月)およびアクシデンタルダメージサービス(12ヶ月)が付帯しています。落下や水濡れといった不慮の事故もカバーされる点は、外に持ち出す機会が多いユーザーにとって心強いポイントです。

オプションとしてAlienware CareやAlienware Elite Careなどのサービスも用意されています。
勿論サービスの期間延長なども用意されていますよ。

14. お勧めの使い方

  • 自宅と外出先の両方でゲームを本気で楽しみたい方
  • 打ち合わせ先でも画面をそのまま見せながらプレゼン・共有をしたい方
  • 動画編集や写真のRAW現像、3Dレンダリングなどのクリエイティブ作業も並行してこなしたい方
  • eスポーツ・対戦格闘ゲームなど、高フレームレートでの安定動作を重視する方
  • “いかにもゲーミングPC”というデザインではなく、落ち着いた雰囲気で持ち歩きたい方

15. 対抗機種との比較

他社の15インチ級ゲーミングノートと比較すると、DA15260は派手すぎない外装デザインと165Hzディスプレイ、Type-C経由の100W急速充電対応という組み合わせに強みがあります。ベンチマーク検証の結果からは、フルHD〜WUXGA解像度・中〜高画質設定でのゲームプレイやeスポーツタイトルには十分すぎる性能を持つ一方、最新3Aタイトルの最高画質・フルレイトレーシング設定では設定を落とす場面も見られました。純粋な最高峰スペックだけを追うなら他に選択肢もありますが、「デザイン性」「携行性」「ビジネスシーンでの使い勝手」を同時に満たす一台を探しているユーザーにとっては、有力な候補になり得ます。

16. 結論(総評)

Alienware 15(DA15260)は、派手さよりも上質さを選んだAlienwareらしい一台です。実際にベンチマークを取ってみると、CINEBENCHやCPU-Zの結果からCore 7 240Hの10コアがしっかり活用されていること、3DMarkやFF14で見えたフルHD〜WUXGA解像度での余裕、そしてストリートファイター6で確認できた最高画質でも崩れない60FPS張り付きなど、eスポーツ・中量級タイトルには非常に強い性格が随所で確認できました。

一方で、FF15やサイバーパンク2077の最高画質・フルレイトレーシング設定、あるいはThe RiftbreakerやShadow of the Tomb Raiderのような重量級CPU負荷シーンでは、GPU・CPUそれぞれの限界も見えてきました。VRAM 7.96GBという容量や、メモリがシングルチャンネル動作である点も、最新3Aタイトルを最高峰設定で追求したいユーザーには意識しておきたいポイントです。

とはいえ、水平近くまで開くディスプレイやType-C急速充電、出荷時から有効化されたBitLockerなど、ビジネスシーンや外出先での実用性への配慮は随所に見られました。「妥協しないゲーミングノート」を探す持ち歩き派ユーザーにとって、用途と画質設定のバランスを取りながら使いこなせば、非常に満足度の高い一台となるはずです。

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17. あわせて買いたい周辺機器

  • USB Type-C対応の携行用モバイルバッテリー(PD100W以上対応)
  • 外部sRGB高カバー率モニター(色域重視の作業用)
  • Bluetooth接続のコンパクトなゲーミングマウス
  • ノートPC用の耐衝撃スリーブケース
  • 増設用DDR5 SO-DIMMメモリ(デュアルチャンネル化用)
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