今回Alienware x14 プラチナをDell様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとCPUに「第12世代インテル Core i7-12700H U」、グラフィックに「NVIDIA® GeForce RTX™ 3060 6GB GDDR6」を搭載でパワフルに使えるゲーミング ノートPCです。
メモリも16GB搭載でパフォーマンスに期待できるお勧めのモデルだと思います。
まずはAlienware x14 プラチナの特徴から
このAlienware x14 プラチナの特徴は質量:1.84kgで薄型なので大画面モバイルとしても活躍出来るモデルに仕上がっています。
Alienware x14 プラチナの選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU | 第12世代 インテル Core i7-12700H |
---|---|
OS | Windows 11 Home 日本語 Windows 11 Home 英語 Windows 11 Pro 日本語 Windows 11 Pro 英語 |
メモリ | 16GB デュアル-チャネル LP-DDR5 4800MHz |
ストレージ | 512GB PCIe NVMe M.2 SSD |
液晶 | 14.0インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 3ms |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti 4GB GDDR6 NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB GDDR6 |
※構成はモデルにより決まります。
Alienware x14 プラチナのお勧めの使い方
Alienware x14 プラチナ
- ✔ゲーミングノートPCとして
パワフルな構成なので初めてノートPCを購入される方にもお勧めです - ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です - ✔モバイルノートPCとして
比較的軽量なのでパワフルな大画面モバイルノートPCとしてもお勧めです
Alienware x14 プラチナレビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うAlienware x14 プラチナのモデルは以下のようなスペックになっています。
Alienware x14 プラチナ
価格:208,980円~(税込)、送料無料 <5/22(月)時点>
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Alienware x14 プラチナ外観チェック
Alienware x14 プラチナの外観チェックです。
本体カラー
カラーは「プラチナ」となっています。
中央に「Alienware」のロゴマークがあります。
液晶画面
画面の解像度は「14.0インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 3ms, ComfortView Plus, NVIDIA G-SYNC と Advanced Optimus 搭載」となっています。
<<正面>>
「14.0インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 3ms」なので詳細な画像が楽しめる仕上がりのディスプレイとなっています。
視野的もかなり広いと思います。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度でもかなり見えていますね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
Alienware x14 プラチナはsRGBで100%、AdobeRGB 91%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なのでかなり良い数字となっています。
色域を重視される写真や動画編集などの用途でも活躍可能なモデルだと思います。
本体の外観
<<Alienware x14 プラチナ正面>>
Alienware x14 プラチナは最新の「Thunderbolt 4.0ポート」が用意されています。
通常のUSBも利用可能ですので手持ちのマウスなどを利用する際にも便利です。
<<右側面>>
<<左側面>>
<<背面>>
①USB Type-C(USB 3.2 Gen2, 15W(3A/5V) Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4)ポート
②ヘッドセット ジャック
③HDMI 2.1(NVIDIA® GeForceグラフィックス搭載構成、HDCP 2.3サポート)出力
④USB Type-A 3.2 Gen1ポート
⑤MicroSD UHS-IIプッシュ プッシュ スロット
⑥USB Type-C(Thunderbolt 4, USB4 15W(3A/5V) Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4)ポート
⑦USB Type-C(Thunderbolt 4, USB4 15W(3A/5V) Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4)ポート
<<上から>>
14型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは14.50mmとなっていますので本とほぼ同じですね。
<<液晶 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードは「Alienware X シリーズ 1-ゾーン AlienFX キーボード – 日本語」となっています。
※オプションで英語キーボードへの変更も可能です。
特徴としては「Enter」キーの外側にマイクや音量などの機能キーが配置されている点ですかね。
このあたりは若干慣れが必要だと思います。
・全体
・右側
・左側
キーボードアップ
キータッチもなかなか良いです。
タッチパッドは普通という印象でした。
キーボード右上部
※電源ボタンはキーボード右上ですね。
キーボード左上部
画面の角度
Alienware x14 プラチナはこの位まで傾斜することが出来ました。
この位傾斜出来れば普通に利用する分には支障は無いと思いますが管理人的にはもう少し傾斜出来た方が嬉しいです。
WEBカメラ
本モデルには「CMOS センサー 1280 x 720 (HD)(30 fps)」が搭載されています。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、HDであればかなり綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
AC電源
電源は130Wの物が採用されています。
Alienware x14 プラチナ 質量
本体は約1788gでした、ホームページ上の数値は約1.84 kg~なので少し軽いですかね。
AC電源は464gです。
本体+AC電源では2252gでした。
AC電源と合わせて2252gなので14型外部グラフィック搭載ノートPCとしてはかなり軽めだと思います。
Alienware x14 プラチナ 外観チェックのまとめ
Alienware x14 プラチナはディスプレイに「14.0インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 3ms, ComfortView Plus, NVIDIA G-SYNC と Advanced Optimus 搭載」が搭載されていて詳細で綺麗な画像を楽しめるノートPCです。
ディスプレイの色域に関しては高めなので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍可能だと思います。
本体のカラーは落ち着いたプラチナなのも良いと思いませす。
キーボードに若干慣れが必要ですが使い易いと思います。
Alienware x14 プラチナは液晶も綺麗な持ち運びも可能なノートPCだと思います。
Alienware x14 プラチナ
価格:208,980円~(税込)、送料無料 <5/22(月)時点>
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Alienware x14 プラチナ パフォーマンスチェック
Alienware x14 プラチナ 基本スペック
メモリ:16GB デュアル-チャネル LP-DDR5 5200MHz
ストレージ:512GB PCIe NVMe M.2 SSD
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB GDDR6
Alienware x14 プラチナ パフォーマンスチェック
CPU:第12世代 インテル Core i7-12700H 、メモリ:16GB、ストレージ:5126GB M.2 PCIe NVMe SSD 、グラフィック:NVIDIA GeForce RTX 3060 6GB GDDR6となっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※第12世代 インテル Core i7-12700H
第12世代 インテル Core i7-12700H | |
---|---|
コア/スレッド数 | 14/20 |
ターボ・ブースト利用時の最大周波数 | 最大4.70 GHz |
キャッシュ | 24 MB Intel Smart Cache |
プロセッサーのベースパワー | 15 W |
内蔵GPU | インテル Iris Xe グラフィックス対応 |
スレッド数は20なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR23とR15の2種類測定しています。
※OpenGLのスコアを見るためにR15も測定していますが基本的には新しいR23のスコアを参照してください。
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
結果としては多くのゲームを快適に遊ぶことが出来るレベルだと思います。
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC:17464(非常に快適)
1920×1080 標準品質ノートPC:19064(非常に快適)
ファイナルファンタジーXV
3840×2160 標準品質:3730(普通)
1920×1080 高品質:7255(快適)
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3DMARK
こちらも良いスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFE による測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
Fire Strike ULTRAによる測定結果
TIME SPYによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
STORAGE BENCHIMARKによる測定結果
PCmark 10による測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は0分47秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては早いレベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera Rawでのスーパー解像度は2秒で出来るようです。
ストレージ情報
容量的には512GBとなっていますので通常の使い方であれば余り困らない容量だと思います。
搭載されているのはSK hynix製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい70倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe」規格は爆速ですね。
CPU Zの情報
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大57.1dbでした。
騒音の目安としては「静かな事務所」レベルの静かさで負荷が掛かると若干音が気になるレベルでした。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 36.6 |
動画再生時 | 39.7 |
動画エンコード | 57.1 |
ベンチマーク | 57.1 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度はベンチマークで48.5度になっていました。
手で触ってみましたが少し暖かい感じでした。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は100度となっています。
ノートPCとしては少し高めの温度ですかね。
もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で128Wattとなっていました。
消費電力は外部グラフィック搭載していることも有りノートPCとしては少し多めですかね。
状態 | 消費電力(Watt) |
---|---|
アイドリング | 17 |
動画再生時 | 56 |
動画エンコード | 128 |
ベンチマーク | 115 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は117wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約57%となっていました。
かなりの高速充電だと思います。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は明確な記載を確認できませんでした。
オーディオ
管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。
Alienware x14 プラチナ付属ソフトチェック
付属しているソフトは
などがあります。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・インテル Wi-Fi 6E AX211, 2×2, 802.11ax, MU-MIMO
・Bluetooth ワイヤレス カード
が搭載されています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6の機能拡張されたものと言えば判りやすいかと思います。
具体的にはまず利用できる周波数がWi-Fi 6の2.4GHz帯/5GHz帯に加えて6GHz帯も利用可能です。
規格的にはWi-Fi 6EはWi-Fi 6と同じIEEE802.11axで最大通信速度も9.6Gbpsですが上記のように利用できる周波数が増えていますのでより安定したスループットが期待出来ます。
※6GHz帯は利用している人が少ないのでより空いていてより快適に使える周波数帯とも言えると思います。
ALIENWARE X14 ゲーミング ノートPC(2023年5月21日) | |
型番 | ALIENWARE X14 ゲーミング ノートPC |
CPU | 第12世代 インテル® Core™ i7-12700H (14 コア,24 MB L3キャッシュ, 20 スレッド,最大 4.7 GHz) |
OS | Windows 11 Home, 日本語 |
ディスプレイ | 14.0インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 3ms, ComfortView Plus, NVIDIA G-SYNC と Advanced Optimus 搭載 |
タッチパネル | なし |
グラフィックス | NVIDIA® GeForce RTX™ 3060 6GB GDDR6 |
メモリー | 16GB デュアル-チャネル LP-DDR5 5200MHz |
ストレージ | 512GB PCIe NVMe M.2 SSD |
ネットワーク | インテル® Wi-Fi 6E AX211, 2×2, 802.11ax, MU-MIMO, Bluetooth® ワイヤレス カード |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | CMOS センサー 1280 x 720 (HD)(30 fps) |
拡張インターフェイス | USB Type-C(USB 3.2 Gen2, 15W(3A/5V) Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4)ポート ヘッドセット ジャック HDMI 2.1(NVIDIA® GeForceグラフィックス搭載構成、HDCP 2.3サポート)出力 USB Type-A 3.2 Gen1ポート MicroSD UHS-IIプッシュ プッシュ スロット USB Type-C(Thunderbolt 4, USB4® 15W(3A/5V) Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4)ポート USB Type-C(Thunderbolt 4, USB4® 15W(3A/5V) Power DeliveryおよびDisplayPort 1.4)ポート |
バッテリー駆動時間 | 6セル「スマート」リチウムイオン(80.5 Wh) |
本体サイズ(mm) | 321.50 x 262.77 x 14.50mm |
本体質量 | 1.84 kg |
認証 | 未搭載 |
保証 | 1年間 引き取り修理 |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC電源など |
販売価格 | 227,981円~(税込)、送料無料 |
Alienware x14 プラチナのレビューまとめ
Alienware x14 プラチナのお勧めポイント
- 外部グラフィック搭載なのでゲーミングPCとして活躍可能
- 軽量・薄型なのでモバイル利用でも活躍可能
- 色の再生度も高いので写真や動画の編集などの用途でも活躍出来る
Alienware x14 プラチナの気になる点
※特になし
管理人の総評
Alienware x14 プラチナは「14.0インチ FHD (1920 x 1080) 144Hz 3ms」搭載で綺麗で詳細な映像が楽しめるゲーミングノートPCです。
CPUに第12世代 インテル Core i7-12700H、グラフィックにNVIDIA® GeForce RTX™ 3060 6GB GDDR6搭載なのでパフォーマンスに期待出来ます。
14型ディスプレイ搭載で薄型なのでモバイル利用での活躍も可能です。
持ち運び可能でパワフルなゲーミングノートPCをお探しの方にお勧めのモデルです。
Alienware x14 プラチナ
価格:208,980円~(税込)、送料無料 <5/22(月)時点>
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