今回IdeaPad Slim 570 をLenovo様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとIdeaPad Slim 570 は液晶に「14.0 型 FHD IPS 液晶 (1920×1080) 、光沢なし」液晶搭載の高速で詳細な画像が楽しめるお得感の高いノートPCです。
CPUは人気のAMD Ryzen™ 5 5625U搭載なのでパフォーマンスに期待できるお勧めのモデルだと思います。
まずはIdeaPad Slim 570 の特徴から
このIdeaPad Slim 570 の特徴は8万円で買えるお得感の高い、CPUにパワフルなAMD Ryzenシリーズ搭載のパワフルな14型ノートPCです。
IdeaPad Slim 570 の選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU |
AMD Ryzen™ 7 5825U AMD Ryzen™ 5 5625U AMD Ryzen™ 3 5425U |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64ビット |
メモリ | 8GB、16GB LPDDR4X |
ストレージ | 256GB、512GB、1TB SSD(PCIe NVMe/M.2) |
液晶 | 14.0 型 FHD IPS 液晶 (1920×1080) 、光沢なし |
グラフィック | AMD Radeon™ グラフィックス |
※モデルにより選択できる構成が決まります。
IdeaPad Slim 570 のお勧めの使い方
IdeaPad Slim 570
- ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です - ✔モバイルノートPCとして
軽量薄型なので持ち運び用途でも活躍可能だと思います - ✔初めてのノートPCとして
価格も8万円以下と購入しやすいので初めての方にもお勧めです
IdeaPad Slim 570 レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うIdeaPad Slim 570 のモデルは以下のようなスペックになっています。
IdeaPad Slim 570
価格:79,860円~(税込)、送料無料 <10/24(月)時点>
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IdeaPad Slim 570 外観チェック
IdeaPad Slim 570 の外観チェックです。
本体カラー
カラーは落ち着いた印象のストームグレーですね。
左側に「Lenovo」のロゴマークがあります。
液晶画面
画面の解像度は「14.0 型 FHD IPS 液晶 (1920×1080) 、光沢なし」となっています。
<<正面>>
「14.0 型 FHD IPS 液晶 (1920×1080) 、光沢なし」なので詳細な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。
視野的もかなり広いと思います。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度でもかなり見えていますね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
IdeaPad Slim 570 はsRGBで64%、adobeRGBで49%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので少し低めの数字となっています。
色域を重視される写真や動画編集などの用途は若干苦手かもしれないですね。
本体の外観
<<IdeaPad Slim 570 正面>>
IdeaPad Slim 570 は最新のUSB Type-Cと通常のUSBが用意されているので最新のアクセサリも活用可能です。
数的にも合計で4つ用意されていますので普通に利用する分には十分だと思います。
<<右側面>>
①4-in-1メディアカードリーダー
②USB 3.2 Gen1
③USB 3.2 Gen1
<<左側面>>
①USB 3.2 Gen1 Type-C
②USB 3.2 Gen1 Type-C
③HDMI
④マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
<<背面>>
<<上から>>
14型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは17.9mmとなっていますので本と同じ位ですね。
2㎝以下だとカバンに入れての持ち運び時にもあまり嵩張らないので良いですよね。
<<液晶 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードは「84 キー(Fn キー+Windows キーを含む)、JIS 配列、バックライト・キーボード」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。
「H」キーの大きさは実測で15.81㎜でした。
・全体
・右側
キーボードアップ
キータッチもなかなか良いです。
タッチパッド広くて使い易い印象です。
バックライトが点灯した状態
キーボード右上部
電源ボタンはこちらですね。
キーボード左上部
画面の角度
IdeaPad Slim 570 はこの位まで傾けることが可能です。
管理人的にはもう少し傾けることが出来た方が嬉しいですが普通の使う分には問題無いかと思います。
WEBカメラ
本モデルには (前面:FHD 1080p カメラ、プライバシーシャッター付き)が搭載されています。
セキュリティ的にもプライバシーシャッターが付いているのは良いですよね。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、FHD画質であれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
AC電源
電源はコンパクトな65Wのコンパクトな物が採用されています。
IdeaPad Slim 570 質量
本体は約1401gでした、ホームページ上の数値は約1.38kg~なのでカタログとほぼ同じですね。
AC電源は339gです。
本体+AC電源では1740gでした。
AC電源と合わせて1740gなので14型ノートPCとしてはかなり軽めだと思います。
最軽量とはいきませんが大き目の画面でモバイル利用したい方にお勧めのモデルだと思います。
IdeaPad Slim 570 外観チェックのまとめ
IdeaPad Slim 570 は液晶に「14.0 型 FHD IPS 液晶 (1920×1080 ドット 、光沢なし」が搭載されている詳細な画像を楽しめるノートPCです。
液晶の色域に関しては低めの数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途にはあまり向かないかもしれないですね。
本体のカラーは落ち着いたイメージのストームグレーなので安心して使えると思います。
IdeaPad Slim 570 はモバイルで使える大き目の画面のノートPCだと思います。
IdeaPad Slim 570
価格:79,860円~(税込)、送料無料 <10/24(月)時点>
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IdeaPad Slim 570 パフォーマンスチェック
IdeaPad Slim 570 基本スペック
メモリ:8GB DDR4-3200 SDRAM
ストレージ:256GB (PCIe NVMe/M.2) SSD
グラフィックス:AMD Radeon™ グラフィックス
IdeaPad Slim 570 パフォーマンスチェック
CPU:AMD Ryzen™ 5 5625U 、メモリ:8GB LPDDR4X、ストレージ:256GB (PCIe NVMe/M.2)、グラフィック:AMD Radeon™ グラフィックスとなっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※AMD Ryzen™ 5 5625U プロセッサー
AMD Ryzen™ 5 5625U | |
---|---|
コア/スレッド数 | 6/12 |
最大ブースト・クロック | 最大 4.3GHz |
L2キャッシュ合計/L3キャッシュ合計 | 3MB/16MB |
デフォルトTDP | 15W |
内蔵GPU | AMD Radeon™ Graphics |
スレッド数は12なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
4419点とかなり良いスコアだと思います。
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR23とR15の2種類測定しています。
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
ゲーミングPCではありませんが参考用に計測しています。
結果としては多くのゲームを遊ぶことが出来るレベルだと思います。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1920×1080 高品質ノートPC: 3643(快適)
1920×1080 標準品質ノートPC:4774(快適)
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC: 3682(設定変更を推奨)
1920×1080 標準品質ノートPC:4761(普通)
ドラゴンクエスト
1920×1080 最高品質:9308(とても快適)
1920×1080 標準品質:12506(とても快適)
3DMARK
こちらも良いスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFE による測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
TIME SPYによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
STORAGE BENCHIMARKによる測定結果
PCmark 8による測定結果
・Home accelerated
4379点と良いスコアなので快適に使えると思います。
・Work accelerated
ビジネス用のベンチマークでも5501点となっています。
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は1分50秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしてはまずまずのレベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera Rawでのスーパー解像度は15秒と早めの時間で出来るようです。
ストレージ情報
容量的には256GBで空き容量は約194GBとなっていますので通常の使い方であればある程度余裕のある容量だと思います。
搭載されているのはキオクシア製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい31倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS Speed Class1(UHS-II)対応のSDカード利用
こちらもなかなかの速さだと思います。
これならカメラで撮影したデータを素早く取り込むことが可能だと思います。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ1分台の早めの時間となっています。
これは早めの数字だと思います。
1回目:01:06秒
2回目:01:06秒
3回目:01:05秒
4回目:01:07秒
5回目:01:06秒
6回目:01:06秒
7回目:01:06秒
8回目:01:06秒
9回目:01:05秒
10回目:01:06秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大45.8dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで実際に使っているとかすかに音がしていました。。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 38.3 |
動画再生時 | 38.4 |
動画エンコード | 45.6 |
ベンチマーク | 45.8 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度は動画エンコード時で43.9度になっていました。
手で触ってみましたが若干暖かめの感触でした。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は88度となっています。
温度はノートPCとしては普通レベルだと思います。
もし温度高い状態が長く続居た場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で47Watとなっていました。
消費電力は消費電力が少なめの印象ですね。
状態 | 消費電力(Wat) |
---|---|
アイドリング | 14 |
動画再生時 | 16 |
動画エンコード | 47 |
ベンチマーク | 43 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は38wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約29%となっていました。
充電量は若干少なめですかね。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は最大約15.9時間/JEITA測定法2.0となっています。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトを19時間59分動かすことが出来ました。
※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。
オーディオ
ステレオスピーカー(2.0Wx2)が搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですが普通レベルという印象でした。
IdeaPad Slim 570 付属ソフトチェック
付属しているソフトは
などが用意されています。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・Wi-Fi 6 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠)
・Bluetooth v5.1
が搭載されています。
Wifiは最新のWifi6対応となっています。
セキュリティ
・指紋認証
などが用意されています。
保証関連
IdeaPad Slim 570 は標準で「[ 標準保証/PC本体 ] 1年間センドバック修理保証 ※1ヵ月間 初期不良対応を含む」が用意されています。
オプションとして
- 引き取り修理 1年間
- 引き取り修理 2年間
- 引き取り修理 3年間
- 引き取り修理 4年間
- レノボ プレミアムケア 1年間
- レノボ プレミアムケア 2年間
- レノボ プレミアムケア 3年間
- レノボ プレミアムケア 4年間
- アクシデント・ダメージ・プロテクション
など他にもサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
IdeaPad Slim 570(2022年10月23日) | |
型番 | 82SE002RJP |
CPU | AMD Ryzen™ 5 5625U (2.30 GHz 最大 4.30 GHz) |
OS | Windows 11 Home 64bit |
ディスプレイ | 14.0 型 FHD IPS 液晶 (1920×1080 ドット、約 1,677 万色) 、光沢なし |
タッチパネル | なし |
グラフィックス | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリー | 8GB DDR4-3200 SDRAM |
ストレージ | 256GB (PCIe NVMe/M.2) SSD |
ネットワーク | Wi-Fi 6 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠) +Bluetooth v5.1 |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | あり (前面:FHD 1080p カメラ、プライバシーシャッター付き) |
拡張インターフェイス | ・USB 3.2 Gen1 Type-C (Power delivery 対応、DisplayPort 出力機能付き) x 2 ・USB 3.2 Gen1 (Powered USB×1) x 2 ・HDMI ・マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
バッテリー駆動時間 | 約 15.9 時間(JEITA2.0) |
本体サイズ(mm) | 約 321.7×211.8×17.9mm |
本体質量 | 約 1.38kg |
認証 | 指紋認証 |
保証 | 1 年間 国内:引取修理、海外:修理依頼国での修理方法(IWS ハードウェア国際保証サービス)に 準ずる |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC アダプター、電源コードなど |
販売価格 | 79,860円(税込)、送料無料 |
IdeaPad Slim 570 のレビューまとめ
IdeaPad Slim 570 のお勧めポイント
- 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
- ノートPCなので状況に合わせた使い方が出来る
IdeaPad Slim 570 の気になる点
※特になし
管理人の総評
IdeaPad Slim 570 は「14.0 型 FHD IPS 液晶 (1920×1080) 、光沢なし」の詳細な映像が楽しめるノートPCです。
14型液晶搭載ですが質量は約 1.38kgと比較的軽量なので大き目の画面で使えるモバイルノートPCだと思います。
基本スペックも高いのでメインPCとしても使えて8万円~で買えるお得感の高いモデルだと思います。
パフォーマンスが良いモバイルノートPCをお得に購入したい方にお勧めのモデルです。
IdeaPad Slim 570
価格:79,860円~(税込)、送料無料 <10/24(月)時点>
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