東芝様のご厚意でDynabook AZ15/F のレビューをさせていただく機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとDynabook AZ15/Fは初心者にもやさしいコストパフォーマンスの良いスタンダード タイプのノートパソコンです。特にパソコンに詳しくなくてどのパソコンを選べば良いかよく判らないという方にソフトも充実しているので入門機としてお勧めです。
まずはDynabook AZ15/F の特徴から
このDynabook AZ15/F は15.6型 HD 液晶 (ノングレア) 1,366×768液晶搭載のノートパソコンです。
ボディは落ち着いたブラックで設置場所を選ばないと思います。
スペック的にはCPUにインテル® Celeron® プロセッサー 3865U、メモリ:4GB、ストレージ:HDD 750GBを搭載しているエントリークラスのノートパソコンです。
Dynabook AZ15/F レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うDynabook AZ15/F のモデルは以下のようなスペックになっています。
OS:Windows 10 Home (64bit)
メモリー:4GB/16GB PC4-17000(DDR4-2133)
ディスプレイ:15.6型 HD 液晶 (ノングレア) 1,366×768
グラフィック:インテル® HD グラフィックス 610(CPUに内蔵)
ストレージ:HDD 750GB
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
ネットワーク:有線LAN+IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠+Bluetooth Ver4.0準拠
Dynabook AZ15/F
価格:73,000円(税抜)、送料無料 <8/28(火)時点>
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Dynabook AZ15/F 外観チェック
Dynabook AZ15/F の外観チェックです。
液晶画面
<<正面>>
Dynabook AZ15/F はHD・ノングレア ディスプレイなので反射が少なくて見やすい印象の液晶だと思います
視野も広めです。
こちらは少し暗めの場所での撮影です。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
Dynabook AZ15/F はsRGBで55%、adobeRGBで41%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので少し低い数字です。
家庭でインターネットの閲覧やWord、Excelなどのオフィスソフトを利用する分には特に問題はないと思いますが厳密な色の識別が必要なプロレベルの画像加工などの用途には向いていないかもしれないですね。
本体の外観
<<Dynabook AZ15/F 正面>>
<<右側面>>
・ブリッジメディアスロット
・USB3.0コネクタ×2
・HDMI
・RGB(15ピン ミニD-sub 3段)
・電源コネクタ
<<左側面>>
こちら側には最新のType-Cが用意されています。
・セキュリティロック・スロット
・LANコネクタ
・DVDスーパーマルチドライブ
・USB2.0コネクタ×2
・マイク入力/ヘッドホン出力端子
<<背面>>
スッキリしたフォルムだと思います。
<<上から>>
15.6インチワイドですのでA4よりはかなり大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
16.9~23.9mmですので本とほぼ同じくらいの高さですね。
電源スイッチ
電源スイッチは左側です。
ヒンジ部分です。
画面はこの位まで展開可能です。
まあ、この程度傾斜出来れば実用上は支障は無いと思います。
<<液晶 光の反射の確認>>
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
人形は見えていないですね。
ノングレア液晶なので当然ですかね。
キーボード&タッチパッド
全般的には使いやすいキーボードだと思います。
配置に違和感がないので管理人的には結構良いです。
タッチパッドは滑りも良くて使いやすかったです。
Dynabook AZ15/F 質量
質量を実際に計測してみました。
本体/計測結果は2,162ですのでホームページ上の値約2.3kgより少し軽いですね。
AC電源はかなり軽めで188gです。
Dynabook AZ15/F は本体とAC電源を併せて2,351gとなっています。
15.6g型のスタンダード ノートパソコンとは思えない位軽いですよね。
家庭内は勿論、たまに持ち出す程度であれば外出先に連れて行くことも出来そうです。
AC電源
AC電源はかなりコンパクトな仕上がりになっています。
東芝さん的に力が入っているポイントの1つです。
Dynabook AZ15/F 外見チェックのまとめ
Dynabook AZ15/F は15.6インチ HD・ノングレア液晶が反射が少なくて使いやすい印象のノートパソコンです。
色の再生についてはあまり高くないので写真編集などの色重視の使い方にはあまり向かないかもしれないですね。
本体のカラーは落ち着いたブラックなので使う場所を選ばないモデルだと思います。
AC電源が小型・軽量なのもあって必要に応じて持ち出す程度の使い方であれば意外に持ち運びにも対応出来そうです。
キーボードに関しては違和感のない配置で使いやすいと思います。
Dynabook AZ15/Fは落ち着いた雰囲気で使う場所を選ばないノートパソコンをお探しの方にお勧めのモデルです。
Dynabook AZ15/F パフォーマンスチェック
Dynabook AZ15/F 基本スペック
メモリー:4GB/16GB PC4-17000(DDR4-2133)
ディスプレイ:15.6型 HD 液晶 (ノングレア) 1,366×768
グラフィック:インテル® HD グラフィックス 610(CPUに内蔵)
ストレージ:HDD 750GB
Dynabook AZ15/F パフォーマンスチェック
CPU:インテル Celeron プロセッサー 3865U、メモリ:4GB、ストレージ:HDD 750GB、グラフィック:インテル® HD グラフィックス 610(CPUに内蔵)
となっています。
標準的なエントリークラスのスペックとなっていますのでパフォーマンス測定結果に注目ですね。
Performance Test9による測定結果
まあ、普通レベルのスコアですかね。
スコアが低い要因はグラフィックとストレージとなっています。
WINSCOREによる測定結果
やはりHDDのスコアがあまり高くないですね。
CINEBENCHによる測定結果
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム用に検討される方はいないと思いますが
参考用にスコアを採ってみました。
結果を見ると軽いゲームであればそれなりに遊べそうですね。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1280×720 高品質ノートPC: 1305(設定変更を必要)
1280×720 高品質ノートPC: 1702(設定変更を推奨)
ドラゴンクエスト
1280×720 最高品質:3421(普通)
1280×720 標準品質:4072(普通)
3DMARK
標準的よりも少し低いスコアですかね。
3Dの画像処理は苦手なようです。
Sky Diverによる測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike Ultraによる測定結果
PCmark 8による測定結果
2325点と目安である2000点を超えていますのであまりストレスなく使えると思います。
ビジネス用のベンチマークで3,285点となかなか良い点数なのである程度快適に使えると思います。
PCmark 10による測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は14分6秒で現像は終了しました。
正直あまり早くはないと思います。
もちろん100枚を一度に現像することは余りないと思いますので快適とはいかないですが写真現像にも使えるとは思います。
Photshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが若干モタモタとして動きを感じる場面がありました。
やはりメモリ4GBだと動かないことは無いですが少し苦しい印象です。
ストレージ情報
レビュー機には東芝製のHDDが搭載されていました。
※今後変更になる可能性も有ります。
Crystal Diskmarkによる測定です。
標準的なHDDのスコアです。
SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS Speed Class1(UHS-II)対応のSDカード利用
こちらはあまり早いとは言えないですかね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ2分前後となっています。
HDD搭載モデルの標準的な速度ですかね。
利用しないなプリインストールソフトを外せばもう少しスコアは改善するのではと思います。
1回目:02:20秒
2回目:02:15秒
3回目:02:04秒
4回目:02:07秒
5回目:01:49秒
6回目:01:49秒
7回目:01:52秒
8回目:01:41秒
9回目:01:51秒
10回目:01:48秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 16でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大41.0dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルです。
使っているとき音はほとんどしませんでした。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 39.2 |
動画再生時 | 40.1 |
動画エンコード | 40.3 |
ベンチマーク | 41.0 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度はベンチマーク時で40.5度になっていました。
実際に手で触ってみると少し暖かいと感じました。
この温度ならそれほど気にする必要はないと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 16でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
結構メリハリのある消費電力になっていますね。
状態 | 消費電力(Wat) |
---|---|
アイドリング | 5 |
動画再生時 | 13 |
動画エンコード | 15 |
ベンチマーク | 23 |
ホームページ上のバッテリー駆動時間は約8.0時間(JEITA Ver.2.0)となっています。
Dynabook AZ15/F (2018年8月28日時点) | |
型番 | PAZ15FB-SNA |
CPU | インテル® Celeron® プロセッサー 3865U 1.80GHz |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
ディスプレイ | 15.6型 HD 液晶 (ノングレア) 1,366×768 |
グラフィックス | インテル® HD グラフィックス 610(CPUに内蔵) |
メモリー | 4GB(4GB×1)/16GB PC4-17000(DDR4-2133) 対応 SDRAM、デュアルチャネル対応 |
ストレージ | HDD 750GB(5,400rpm、Serial ATA対応) |
ネットワーク | 有線LAN+IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠+Bluetooth Ver4.0準拠 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
Webカメラ | 有効画素数 約92万画素 |
拡張インターフェイス | ・マイク入力/ヘッドホン出力端子×1 ・USB3.0×2 ・USB2.0×2 ・RGB(15ピン ミニD-sub 3段)×1 ・LAN(RJ45)×1 ・HDMI®出力端子×1 |
バッテリー駆動時間 | 約8.0時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.2.0) |
本体サイズ | 約379.0(幅)×257.9(奥行)×16.9~23.9(高さ)mm |
本体質量 | 約2.3kg |
保証 | あり(引き取り修理・海外保証〈制限付〉1年) |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | ACアダプター、電源コード、取扱説明書、保証書 他 |
販売価格 | 73,000円(税抜)、送料無料 |
Dynabook AZ15/F 付属ソフトチェック
付属しているソフトは
動画で使い方を勉強できるソフト
使い方が判らない時などに調べられるソフト
電子書籍対応のソフト
お子さんが利用する場合に安心できるサイトだけを閲覧できるようにするソフト
他にも写真加工、動画編集ソフトなどなど
多数用意されています。
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セキュリティ
・ウイルスバスタークラウド™ 90日版
保証関連
Dynabook AZ15/Fは標準保証:1年間
オプションとして
・東芝PCあんしん延長保証(3年)
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Dynabook AZ15/F のレビューまとめ
Dynabook AZ15/F のお勧めポイント
- 充実のソフト搭載でやりたいことがすぐに出来る
- 安心の日本製でサポートも充実しているのではじめての人に優しい
- 通常の使い方であれば対応出来るパフォーマンスを有している
- 落ち着いたカラーで使う場所を選ばない
Dynabook AZ15/F の気になる点
HDD搭載モデルなので少し起動に時間が掛かる。
管理人の総評
Dynabook AZ15/F は無料で使えるプリインストールソフトも充実しているのでパソコンを使ってやりたいことがすぐに出来るパソコンです。
勿論慣れてくれば好みのソフトややりたいことの幅が広がって来るかと思いますが初心者の人がまず使ってみるというレべレベルだと充実しすぎです。
パソコンを買ってもやりたい頃をするのに別にソフトを購入すると出費がかさんでしまいますしね。
パフォーマンス的にはそれほどハイスペックではないので物凄く早いというのは期待できないですけど
通常の使い方であればそれほど不満なく使えると思います。
Dynabook AZ15/F は安心の日本製で普通に使えるノートパソコンをお手頃価格で手に入れられるお勧めのモデルです。
パソコンあまり詳しくないけどパソコン自宅にないのではじめて購入したいなとお考えの方にお勧めのモデルです。
Dynabook AZ15/F
価格:73,000円(税抜)、送料無料 <8/28(火)時点>
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