マウスコンピューター様のご厚意でm-Book F556SD-M2SH2のレビューをさせていただく機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとm-Book F556SD-M2SH2は最新CPU搭載でパワーも有ってこれぞスタンダード ノートパソコンと言えるモデルです。
カラーは落ち着いたブラックとなっていてオフィススペースにも馴染むモデルです。
特にオフィスで利用する使えるスタンダード ノートパソコンをお得に購入したいという方に特にお勧めしたいモデルです。
まずはm-Book F556SD-M2SH2の特徴から
この15.6型 フルHDノングレア(1,920×1,080)液晶搭載です。
スペック的にはCPUにインテル Core i5-8250U プロセッサー、メモリ:8GB 、ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TBを搭載している起動の素早いスタンダード・ノートパソコンです。
m-Book F556SD-M2SH2 レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うm-Book F556SD-M2SH2のモデルは以下のようなスペックになっています。
OS:Windows 10 Home 64 bit
メモリー:8GB (8GB×1)PC4-19200 DDR4
ディスプレイ:13.3型 フルHDノングレア(1,920×1,080)
グラフィック:インテル UHD グラフィックス 620
ストレージ:SSD 256GB (M.2規格/Serial ATAIII 接続)+HDD 1TB 5400rpm
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
ネットワーク:有線LAN+IEEE 802.11 ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 + Bluetooth® V4.2
※ラインナップ的には インテル® Core™ i7-8550U プロセッサー、インテル® Core™ i3-7100U プロセッサー
搭載モデルも有りますが今回はインテル Core i5-8250U プロセッサー搭載モデルとなっています。
m-Book F556SD-M2SH2
価格:99,800円~(税抜)+送料<4/16(月)時点>
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m-Book F556SD-M2SH2 外観チェック
m-Book F556SD-M2SH2の外観チェックです。
本体のカラー
カラーはブラックが用意されています。
液晶画面
<<正面>>
13.3型 フルHDノングレア液晶となっています。
視野はまずまずの広さですね。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
m-Book F556SD-M2SH2はsRGBで56%、adobeRGBで42%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので少し低い数字です。
画像処理などの色の再現性が重要な処理には向かないかもしれないですね。
本体の外観
<<m-Book F556SD-M2SH2 正面>>
・マルチカードリーダー
SDカードを差した状態です。
<<右側面>>
VGA端子があると古めのHDMIを搭載していないプロジェクタなどにも対応出来るので有りがたいですね。
・ステレオフォン端子
・マイクロフォン端子
・USB2.0 x 2
・光学ドライブ
・ケンジントンロック
<<左側面>>
有線LANが使えるのも嬉しいですよね。
やはり通信の安定性という部分では有線LANの方が無線よりも優れているので利用可能であれば使うとレスポンスも早く動作すると思います。
・VGA
・有線LAN
・HDMI
・USB 3.0 X 1
<<背面>>
<<上から>>
15.6型ですのでA4よりは大きいですね。
<<裏面>>
手前部分は取り外し可能なバッテリーです。
<<高さ>>
高さは25.4~31.9mmですので本よりは少し高いですね。
電源スイッチ
電源スイッチはキーボードの左上キーです。
ヒンジ部分です。
最大傾斜はここまでです。
この位まで倒せれば通常使う分には十分ですかね。
<<液晶 光の反射の確認>>
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
人形は見えていません。
キーボード&タッチパッド
配置的には違和感のない入力しやすいキーボードだと思います。
タッチパッドはクリックが独立したタイプです。
クリック部が独立しているとドラッグ&ドロップ操作がし易いので管理人的には好みです。
m-Book F556SD-M2SH2 質量
質量を実際に計測してみました。
本体/計測結果は2,150gですのでホームページ上の値約 2.2kgとほぼ同じですね。
AC電源は超軽めで212gです。
m-Book F556SD-M2SH2は本体とAC電源を併せて2,363gとなっています。
15.6型としては軽い部類ですよね。
AC電源
AC電源もコンパクトに出来ています。
m-Book F556SD-M2SH2 外見チェックのまとめ
m-Book F556SD-M2SH2はこれぞスタンダード ノートパソコンのど真ん中と言えるモデルだと思います。
ボディのカラーはブラックで落ち着いた雰囲気ですし液晶の視野も広めです。
サイズ的には15.6型で質量は本体とAC電源を併せて2,363gなので毎日の持ち歩きには向きませんが、必要に応じてたまに持ち出す程度の使い方であれば対応出来そうです。
キーボードに関しても違和感のない配置で入力しやすいキーボードだと思います。
m-Book F556SD-M2SH2 パフォーマンスチェック
m-Book F556SD-M2SH2 基本スペック
メモリ:8GB (8GB×1) PC4-19200 DDR4
ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TB
グラフィックス:インテル UHD グラフィックス 620(CPUに内蔵)
m-Book F556SD-M2SH2 パフォーマンスチェック
CPU:インテル Core i5-8250U プロセッサー、メモリ:8GB、ストレージ:SSD 256GB+HDD 1TB 、グラフィック:インテル UHD グラフィックス 620(CPUに内蔵)
なので高めのパフォーマンスが期待出来ます。
特に最新の第8世代CPU Core i5-8250Uは性能が高いと評判ですので期待できると思います。
Performance TEST 9による測定結果
なかなか良いスコアだと思います。
WIN Scoreによる測定結果
グラフィック以外はなかなか良いスコアだと思います。
グラフィックが弱いのは専用グラフィックを搭載していないので仕方ない部分です。
ゲーム関連ベンチマーク
さすがにこのモデルをゲームメインでと考えて検討される方はいないと思いますが念のためスコアを採ってみます。
結論だけ先に書いておくと解像度を落とせば意外に色々なゲーム遊べそうです。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1280×720 高品質ノートPC: 2171(普通)
1280×720 標準品質ノートPC:2834(やや快適)
ドラゴンクエスト
1280×720 最高品質:5570(快適)
1280×720 標準品質:6540(快適)
3DMARK ベンチマーク
Fire Strike
Fire Strike Ultra
Time Spy
PCmark
Home acceleratedで3,372点ですのでかなり快適に使えると思います。
ビジネス用途のベンチマークもかなり良いスコアです。
CINEBENCH R15
ストレージ情報
SSD+HDDのデュアル構成となっています。
レビュー機はADATA製のSSDとウエスタンデジタル性のHDDが搭載されています。
※勿論実際に購入された場合は別のメーカー製という可能性も有ります。
Crystal Diskmarkによる測定です。
SATA接続のSSDだと標準的なスコアです。
通常のHDDがREAD 100MB/S位なので5倍強早い感じですね。
HDDに関してはほぼ標準的なスコアだと思います。
SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS Speed Class1(UHS-II)対応のSDカード利用
CPUZの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
例外はありますがほぼ30秒台前半となっています。
これ凄く早い数字だと思います。
1回目:00:33秒
2回目:00:33秒
3回目:00:32秒
4回目:00:32秒
5回目:00:32秒
6回目:00:31秒
7回目:00:32秒
8回目:00:33秒
9回目:00:33秒
10回目:00:32秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大43.1dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルです。
正直音の数字に変化があるのは測定をした部屋の外からの音の影響です。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 39.0 |
動画再生時 | 39.3 |
動画エンコード | 40.0 |
ベンチマーク | 43.1 |
表面温度のチェック
今回から温度の測定方法を変更しています。
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
温度はファンレスの影響か少し上昇しました。
手だ触ってみると少し暖かいと感じる程度です。
この温度であればそれほど気にする必要はないと思います。
※勿論夏場など室温がもっと高い場合は温度は上昇すると思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 16でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
流石省電力CPUです。
かなり電力消費が少ない印象ですね。
状態 | 消費電力(Wat) |
---|---|
アイドリング | 11 |
動画再生時 | 13 |
動画エンコード | 40 |
ベンチマーク | 40 |
USBポートの電力供給
電力供給力が少ないと電力消費が多めのストレージ系のアクセサリ、例えばUSB-HDDなどが旨く動かないという事も起こります。
5.22v、0.05Aですのでほぼ標準的な値だと思います。
m-Book F556SD-M2SH2(2018年4月13日時点) | |
型番 | m-Book F556SD-M2SH2 |
CPU | インテル® Core™ i5-8250U プロセッサー |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
ディスプレイ | 15.6型 フルHDノングレア(LEDバックライト)1,920×1,080 |
グラフィックス | インテル® UHD グラフィックス 620 |
メモリー | 8GB (8GB×1)PC4-19200 DDR4 SODIMM |
ストレージ | SSD 256GB (M.2規格/Serial ATAIII 接続)+HDD 1TB Serial ATAII 5400rpm (Serial ATAIII接続) |
ネットワーク | 有線LAN+IEEE 802.11 ac/a/b/g/n 最大433Mbps対応 + Bluetooth® V4.2 + LE 準拠モジュール (M.2) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
Webカメラ | 100万画素 |
拡張インターフェイス | ・D-sub 左側面×1 ・HDMI 左側面×1 ・USB2.0 x2 (右側面×2) ・USB3.0 x 2 (Type-A/ 左側面 ×1、Type-C/ 左側面×1) ・ヘッドホン出力(ミニジャック メス/ 右側面×1) ・マイク入力(ミニジャック メス/ 右側面×1) ・マルチカードリーダー |
バッテリー駆動時間 | 約 6.0時間 (JEITA測定法2.0) |
本体サイズ(mm) | 377×257×25.4mm(折り畳み時/ 突起部含まず) 377×257×31.9mm(折り畳み時/突起部含む) |
本体質量 | 約 2.2kg |
保証 | 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC電源など |
販売価格 | 94,800円(税抜)+送料 |
m-Book F556SD-M2SH2 付属ソフトチェック
m-Book F556SD-M2SH2に用意されているソフトの抜粋
特別な付属ソフトは特にないですね。
不要なソフトを削除する手間が省けるので管理人的には有りがたいです。
ただ、マニュアル的なものは付属しています。
保証関連
マウスコンピューターさん標準では1年間の標準保証が付いています。
標準保守で365日、24時間というのはレベル高すぎだと思います。
パソコンは仕事が終わった後の夜や休日に利用することが多いのでいつでも対応してもらえるのは有りがたいですよね。
さらに下記のように充実したオプションの保守メニューを用意しています。
最長で3年までの保守サービスが用意されていますね。
パソコンは長く使いたいアイテムの一つなので3年保証を検討して見るのも良いと思います。
m-Book F556SD-M2SH2のレビューまとめ
m-Book F556SD-M2SH2 のお勧めポイント
- 最新CPU搭載でパフォーマンスに期待が出来る
- これぞスタンダード ノートパソコンと言えるモデルなので色々な使い方が出来る
- 10万円を切る価格設定なのでお得感が高い
m-Book F556SD-M2SH2の気になる点
特になし
管理人の総評
m-Book F556SD-M2SH2はドストライクなスタンダード ノートパソコンです。
CPUも最新の第8世代CPU搭載なので通常利用の範囲ではかなりパフォーマンスに期待できる点も◎です。
ゲームに関しても軽めのゲームであればかなり遊ぶことが出来そうです。
ストレージはデュアルストレージで起動の速いSSDと大容量のデータを保存できる1TBのHDDを搭載しているので高コスパで使い勝手が良い構成となっています。
※デュアルストレージに関してはこちらの記事をご覧いただくと判り易いかと思います。
>>>ノートパソコン デュアルストレージのメリット・ デメリット
価格的にも費用処理可能な10万円を切る価格設定なのでオフィスでの複数台利用にも便利です。
m-Book F556SDには以下様にCPUを基準に項目を選択することが出来ます。
※モデルを選択する形なので組み合わせに制限があります。
CPU: Core i3-7100U、Core i5-8250U 、 Core i7-8550U
メモリ:8GB、16GB
ストレージ:SSD 128GB、256GB、512GB
HDD 未搭載、1TB、
※構成はカスタマイズで変更可能
で当サイトのお勧めの構成はレビューモデルと同じ
CPU:Core i7-8550U
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 256GB、HDD 1TB
搭載モデルです。
理由としてはCore i3-7100Uに関しては1世代前の第7世代CPUで第8世代とは処理能力に開きがあるので出来れば第8世代を選びたいところです。
勿論Core i3-7100Uでもオフィスでの通常利用の範囲の処理に対しては十分に対応可能だと思いますのでコストを優先するという選択も有りだと思います。
Core i5-8250UとCore i7-8550Uの選択に関してはCore i5-8250Uはかなり出来が良くて性能的にCore i7-8550Uに迫る力を持っていますが価格差が5,000円なのでパフォーマンスを優先してCore i7-8550Uをお勧めします。
勿論コストを優先してCore i5-8250Uを選択するというのも当然ありだと思います。
ストレージに関しては高速起動と大容量のデータ保存が可能なデュアルストレージ構成(HDD 256GB+HDD 1TB)がお勧めです。
m-Book F556SD-M2SH2はパフォーマンスの高くてお得に購入できるスタンダード ノートパソコンをお探しの方にお勧めのモデルです。
m-Book F556SD-M2SH2
価格:99,800円~(税抜)+送料<4/16(月)時点>
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