今回Yoga 970i をLenovo様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとYoga 970i はディスプレイに「14.0 型 WQUXGA OLED (有機 EL ディスプレイ) (3840×2400、最大 10.74 億色、16:10、Dolby Vision 対応、DisplayHDR 500 True Black) 、マルチタッチ対応(10 点)、光沢あり」搭載の綺麗な映像を楽しめる使う場所に合わせた使い方の出来る一歩進んだタブレットPCです。
CPUは定評のあるインテル Corei7-1260P プロセッサー搭載なのでパフォーマンスにも期待できるお勧めのモデルだと思います。
まずはYoga 970i の特徴から
このYoga 970i の特徴は綺麗な映像を楽しめるパワフルなタブレットPCです。
Yoga 970i の選択できる主な項目は以下のようになっています。
※「インテル® Core™ i7-1260P プロセッサー」搭載モデルのみ販売されています。
CPU |
インテル® Core™i7-1280P プロセッサー インテル® Core™i7-1260P プロセッサー |
---|---|
OS | Windows 11 Home 64bit (日本語版) |
メモリ | 16GB LPDDR5 |
ストレージ | 512GB、1TB SSD |
ディスプレイ | 14.0 型 WQUXGA OLED (3840×2400、Dolby Vision 対応、DisplayHDR 500 True Black) 、マルチタッチ、光沢あり |
グラフィック | AMD Radeon グラフィックス |
※構成はモデルにより決まります。
Yoga 970i のお勧めの使い方
Yoga 970i
- ✔ワンランク上のタブレットPCとして
基本スペックも高く使い易いのでワンランク上のモデルをお探しの方にお勧めです - ✔メインPCとして
基本スペックも高いのでメインPCとして利用可能です
Yoga 970i レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うYoga 970i のモデルは以下のようなスペックになっています。
Yoga 970i はモバイルでも使える綺麗な画面のタブレットPCだと思います。
Yoga 970i
価格:222,592円~(税込)、送料無料 <2/23(木)時点>
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Yoga 970i 外観チェック
Yoga 970i の外観チェックです。
本体カラー
カラーは落ち着いたオートミールですね。
左側に「Yoga」のロゴマークがあります。
ディスプレイ画面
画面の解像度は「14.0 型 WQUXGA OLED (有機 EL ディスプレイ) (3840×2400) 、マルチタッチ対応、光沢あり」となっています。
やっぱりOLEDディスプレイは綺麗ですよね。
<<正面>>
「14.0 型 WQUXGA OLED (3840×2400、最大 10.74 億色、16:10、Dolby Vision 対応、DisplayHDR 500 True Black) 、光沢あり」なので詳細な画像が楽しめる仕上がりのディスプレイとなっています。
視野的もかなり広いと思います。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
この角度でもかなり見えていますね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
Yoga 970i はsRGBで100%、adobeRGBで98%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なのでかなり良い数字となっています。
色域を重視される写真や動画編集などの用途でも活躍出来そうですね。
本体の外観
<<Yoga 970i 正面>>
Yoga 970i はUSB Type-Cと通常のUSBが用意されているので最新のアクセサリも活用可能です。
<<右側面>>
①電源ボタン
②USB3.2 Gen2 Type-C (DisplayPort出力機能付き、Powerdelivery対応)
③マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
<<左側面>>
①USB3.2 Gen2
②Thunderbolt™4
③Thunderbolt™4
<<背面>>
<<上から>>
14型ですのでセミB5サイズノートよりは大きいですね。
<<裏面>>
<<高さ>>
高さは15.25(最薄部)となっていますので本と同じ位ですね。
2㎝以下だとカバンに入れての持ち運び時にもあまり嵩張らないので良いですよね。
<<ディスプレイ 光の反射の確認>>
光の反射が強いと外出先で利用する際に光の反射が気になって画面が見辛いなど起こる可能性もあるのでモバイル利用を想定されている方は要チェックです。
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードは「バックライト付 – 日本語」となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。
「H」キーの大きさは実測で15.68㎜でした。
・全体
・右側
・左側
キーボードアップ
キータッチもなかなか良いです。
タッチパッド広くて使い易い印象です。
キーボード右上部
キーボード左上部
また付属のペンでの操作も可能です。
画面の角度
Yoga 970i はタブレットPCなので当然水平まで傾けることが可能です。
勿論このような形でも利用することが可能です。
タブレットとしても利用することが可能です。
WEBカメラ
本モデルには (IR&1080p FHDカメラ(プライバシーシャッター付))が搭載されています。
セキュリティ的にもプライバシーシャッターが付いているのは良いですよね。
顔認証機能も付いているので便利だと思います。
昨今WEB会議などを利用する機会が多い方も居られると思いますが、FHD画質であれば綺麗な画像で参加できるのでは無いかと思います。
AC電源
電源はコンパクトな100Wの物が採用されています。
Yoga 970i 質量
本体は約1420gでした、ホームページ上の数値は約 1.4kg~なのでカタログと同じですね。
AC電源は368gです。
本体+AC電源では1788gでした。
AC電源と合わせて1788gなので14型タブレットPCとしては軽いと思います。
かなり軽いのでモバイル利用したい方にお勧めのモデルだと思います。
Yoga 970i 外観チェックのまとめ
Yoga 970i はディスプレイに「14.0 型 WQUXGA OLED (有機 EL ディスプレイ) (3840×2400、最大 10.74 億色、16:10、Dolby Vision 対応、DisplayHDR 500 True Black) 、マルチタッチ対応(10 点)、光沢あり」が搭載されている綺麗で詳細な映像を楽しめるタブレットPCです。
ディスプレイの色域に関しても良い数字なので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途でも活躍可能だと思います。
本体のカラーは落ち着いたイメージのダークティールなので安心して使えると思います。
Yoga 970i はモバイルでも使える綺麗な画面のタブレットPCだと思います。
Yoga 970i
価格:222,592円~(税込)、送料無料 <2/23(木)時点>
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Yoga 970i パフォーマンスチェック
Yoga 970i 基本スペック
メモリ:16GB LPDDR5
ストレージ:1TB (PCIe NVMe/M.2) SSD
グラフィックス:CPU 内蔵(インテル Iris Xe グラフィックス)
Yoga 970i パフォーマンスチェック
CPU:AMD Ryzen™ 5 5500U モバイル・プロセッサー 、メモリ:8GB DDR4、ストレージ:256 GB SSD, M.2 PCIe-NVMe、グラフィック:AMD Radeon グラフィックスとなっています。
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※AMD Ryzen™ 5 5500U モバイル・プロセッサー
インテル Corei7-1260P プロセッサー | |
---|---|
コア/スレッド数 | 12/16 |
ターボ・ブースト | 最大 4.7GHz |
キャッシュ | 18 MB Intel Smart Cache |
プロセッサーのベースパワー | 28W |
内蔵GPU | インテル Iris Xe グラフィックス対応 |
スレッド数は16なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
3521点と良いスコアとなっています。
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR23とR15の2種類測定しています。
※OpenGLのスコアを見るためにR15も測定していますが基本的には新しいR23のスコアを参照してください。
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム関連のベンチマークです。
ゲーミングPCではありませんが参考用に計測しています。
結果としてはあまり重いゲームでなければ遊ぶことが出来そうですね。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1920×1080 高品質ノートPC: 3990(快適)
1920×1080 標準品質ノートPC:5621(とても快適)
ファイナルファンタジー XIV: ENDWALKER
1920×1080 高品質ノートPC: 1368(設定変更が変更)
1920×1080 標準品質ノートPC:2012(設定変更がを推奨)
ドラゴンクエスト
1920×1080 最高品質:6952(快適)
1920×1080 標準品質:9890(とても快適)
3DMARK
こちらもまずまずのスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFE による測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
Fire Strike ULTRAによる測定結果
TIME SPYによる測定結果
TIME SPY EXTREMEによる測定結果
CPU PROFILEによる測定結果
STORAGE BENCHIMARKによる測定結果
PCmark 8による測定結果
・Home accelerated
4515点と良いスコアなので快適に使えると思います。
・Work accelerated
ビジネス用のベンチマークでも2732点となっています。
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は2分34秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては普通レベルの成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが普通に操作出来ました。
今話題のPhotoshop CCに付属しているCamera Rawでのスーパー解像度は20秒で出来るようです。
ストレージ情報
容量的には1TBで空き容量は約951GBとなっていますので通常の使い方であれば余裕のある容量だと思います。
搭載されているのはSAMSUNG製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
最近は外付けでも高速なSSDが販売されているのでもし足りなくなった場合はそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
例:管理人が常用している、SanDiskのポータブルSSD
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい64倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ50秒前後となっています。
これは早めの数字だと思います。
1回目:00:51秒
2回目:00:51秒
3回目:00:51秒
4回目:00:50秒
5回目:00:51秒
6回目:00:50秒
7回目:00:51秒
8回目:00:50秒
9回目:00:50秒
10回目:00:51秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大49.5dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさでファンの音が若干していました。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 38.3 |
動画再生時 | 38.3 |
動画エンコード | 49.3 |
ベンチマーク | 49.5 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度は動画エンコード時で42.6度になっていました。
手で触ってみましたが温度の上昇は殆ど感じられませんでした。
※気温の高い夏場は温度はさらに上がるものと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を30分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 365でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを30分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は94度となっています。
温度はノートPCとしては普通レベルの印象です。
もし温度高い状態が長く続いた場合パフォーマンスの低下も予想されます。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力は最大で57Wattとなっていました。
消費電力は少なめの印象ですね。
状態 | 消費電力(Watt) |
---|---|
アイドリング | 10 |
動画再生時 | 16 |
動画エンコード | 53 |
ベンチマーク | 57 |
バッテリー充電
バッテリー残量、ほぼゼロの状態から充電のテストを行いました。
充電は44wで行われていました。
30分後のバッテリー残量は約37%となっていました。
これなら外出先でバッテリーがピンチの時でも短時間である程度バッテリー量回復できそうですね。
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上は最大約15時間(JEITA2.0)となっています。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトをほぼ3時間7分動かすことが出来ました。
※通常はベンチマークを動かしての測定の方が短くなります。
オーディオ
インテル® ハイデフィニション・オーディオ (ドルビーアトモス®)、Bowers&Wilkins ステレオスピーカー(2W×2 ツイーター、3W×2 ウーファー)が搭載されています。
勿論管理人の個人的な感想ですがかなり良い印象でした。
Yoga 970i 付属ソフトチェック
付属しているソフトは
・Lenovo Vantage
などが用意されています。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・Wi-Fi 6E 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠)
・Bluetooth v5.2
が搭載されています。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 6の機能拡張されたものと言えば判りやすいかと思います。
具体的にはまず利用できる周波数がWi-Fi 6の2.4GHz帯/5GHz帯に加えて6GHz帯も利用可能です。
規格的にはWi-Fi 6EはWi-Fi 6と同じIEEE802.11axで最大通信速度も9.6Gbpsですが上記のように利用できる周波数が増えていますのでより安定したスループットが期待出来ます。
※6GHz帯は利用している人が少ないのでより空いていてより快適に使える周波数帯とも言えると思います。
※参考:テストに利用したWifi6ルータ
⇒Wi-Fi 6対応 Aterm WX6000HP レビュー 10Gbps搭載
セキュリティ
・カメラ プライバシーシャッター
・顔認証
・指紋認証
などが用意されています。
保証関連
Yoga 970i は標準で「1年間の引き取り修理 」が用意されています。
オプションとして
- 引き取り修理 2年間
- 引き取り修理 3年間
- 引き取り修理 4年間
- レノボ プレミアムケア 1年間
- レノボ プレミアムケア 2年間
- レノボ プレミアムケア 3年間
- レノボ プレミアムケア 4年間
- アクシデント・ダメージ・プロテクション 1年間
など他にもサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
Legion 770i(2023年2月22日) | |
型番 | 82LU007WJP |
CPU | インテル® Core™i7-1260P プロセッサー |
OS | Windows 11 Home 64bit |
ディスプレイ | 14.0 型 WQUXGA OLED (有機 EL ディスプレイ) (3840×2400、最大 10.74 億色、16:10、Dolby Vision 対応、DisplayHDR 500 True Black) 、マルチタッチ対応(10 点)、光沢あり |
タッチパネル | あり |
グラフィックス | CPU 内蔵(インテル® Iris® Xe グラフィックス) |
メモリー | 16GB LPDDR5 |
ストレージ | 1TB (PCIe NVMe/M.2) SSD |
ネットワーク | Wi-Fi 6E 対応 (IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 準拠)+Bluetooth v5.2 |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | あり (前面:FHD 1080p カメラ、IR カメラ、プライバシーシャッター付き) |
拡張インターフェイス | Thunderbolt™4 ポート x 2(DisplayPort 出力機能付き、Powerdelivery 対応) USB3.2 Gen2 x 1(Powered USB) USB3.2 Gen2 Type-C x 1(DisplayPort 出力機能付き、Powerdelivery 対応) マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック |
バッテリー駆動時間 | 約 15 時間(JEITA2.0) |
本体サイズ(mm) | 約 318x230x15.25(最薄部) |
本体質量 | 約 1.4kg |
認証 | 顔認証、指紋認証 |
保証 | 1年間 国内:引取修理、海外:修理依頼国での修理方法(IWS ハードウェア国際保証サービス)に準ずる |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC アダプター、電源コード、Lenovo E -Color ペン、スリーブケース |
販売価格 | – |
Yoga 970i のレビューまとめ
Yoga 970i のお勧めポイント
- 基本スペックが高いのでメインPCとしても使える
- OLED搭載なので綺麗で詳細な映像を楽しむことが可能
- タブレットとしてなどタブレットPCなので使い方に合わせて使える
Yoga 970i の気になる点
※特になし
管理人の総評
Yoga 970i は「14.0 型 WQUXGA OLED (3840×2400、最大 10.74 億色、16:10、Dolby Vision 対応、DisplayHDR 500 True Black) 、マルチタッチ、光沢あり」の詳細な映像が楽しめるタブレットPCです。
14.0型 WQUXGA OLEDディスプレイ搭載で質量は約1.4kg~と比較的軽量なのでモバイルノートPCとしても活躍可能だと思います。
基本スペックも高く、ディスプレイも綺麗なのでメインPCとしても使えるモデルだと思います。
綺麗な映像を楽しめる持ち運び可能なタブレットPCをお得に購入したい方にお勧めのモデルです。
Yoga 970i はモバイルでも使える綺麗な画面のタブレットPCだと思います。
Yoga 970i
価格:222,592円~(税込)、送料無料 <2/23(木)時点>
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