セキュリティも安心 ThinkBook 13s 実機レビュー コスパも見逃せないです。

今回　ThinkBook 13sをレノボ様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
　

最初に結論を書いておきますとThinkBook 13sは13.3型　FHD IPS液晶搭載のビジネス向けモバイルノートパソコンです。
超絶コストパフォーマンスが良いので個人の方の普段使い用のノートパソコンとしてもお勧めのモデルです。

まずはThinkBook 13sの特徴から

このThinkBook 13sは第8世代インテル Core i5-8265U プロセッサー搭載のパワフルで使いやすいモバイルノートパソコンです。
セキュリティ的にも指紋認証機能、好評のプライバシーシャッター機能とビジネス用途でも安心して使える仕上がりになっています。

カラーは落ち着いたシルバーとなっています。

ThinkBook 13sのお勧めの使い方

ThinkBook 13sレビュー機材の基本スペック

今回レビューを行うThinkBook 13sのモデルは以下のようなスペックになっています。

※グラフィックにAMD Radeon 540X搭載モデルもラインナップされています。

 

ThinkBook 13s

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ThinkBook 13s外観チェック

ThinkBook 13sの外観チェックです。

 

本体カラー

カラーは落ち着いたミネラルグレーが用意されています。

この製品のために新しく作られたThinkBookのロゴ マークです。

液晶画面

画面の解像度はFHD (1920×1080) となっています。

<<正面>>

13.3″FHD IPS 光沢なし（1920×1080）なので光の反射も気にならず見やすい仕上がりの液晶となっています。

視野も広めになっています。

<<斜めから>>

<<さらに斜めから>>

 

Spyder Elite（カラーセンサー）による色域測定結果

ThinkBook 13sはsRGBで95%、adobeRGBで74%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので標準よりかなり良い数字となっています。

色の再現度重要視される写真加工などの用途でも活躍してくれそうですね。

 

本体の外観

<<ThinkBook 13s正面>>

ThinkBook 13sはUSB　Type-C（USB3.1対応）が用意されていますので色々なアクセサリを活用することが出来ると思います。
通常のUSBも２つ用意されているので拡張性で困ることはあまりないと思います。

<<右側面>>

・Type-A　USB 3.1 Gen1x2(内、Powered USBx1)

<<左側面>>

・電源ジャック
・HDMI
・Type-C　USB 3.1 Gen2x1 (Video-out 対応)
・マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック

<<背面>>

ヒンジ部分も丈夫そうです。

<<上から>>

13.3型ですのでＡ４よりは大きいですね。

<<裏面>>

<<高さ>>

15.9mmですので本より薄いですね。
これならカバンにも嵩張らずに入れることが出来そうです。

<<液晶　光の反射の確認>>

・電源を入れていないとき

　人形はうっすらと見えています。
　

・電源を入れているとき

　人形は見えていないですね。
　

 

キーボード＆タッチパッド

キーボードの配置は違和感のない配置です。

キータッチは普通レベルですね。

ThinkBook 13sの特徴としてキーボード（右上部）に電話のマークがついたキーが2つ用意されていてこのキーを利用するとSkypeでの通話（発信と切断）がワンタッチで利用可能です。

タッチパッドは普通レベルだと思います。

キーボード関連カスタマイズ機能

・キーボードのバックライト

キーボードはバックライトを「Fnキー＋スペースキー」押下することで3段階で切り替え可能です。
通常は暗い場所で利用する場合は勿論明るい方が使いやすいのですが飛行機の中など近くに人がいる場合は光を抑えて利用することも可能です。

画面の角度

画面は普通にほぼ水平まで傾けることも出来ます。

WEBカメラ

前面にHD 720p カメラが用意されています。
本モデルはプライバシーシャッターが付いているので意図しないタイミングでカメラに映像が流れるのを防ぐことが出来ます。
※プライバシーシャッターはカメラ上部のつまみ（赤枠で囲った部分）をスライドさせることで開閉可能です。

カメラが使用可能な状態

シャッターを閉じた状態

シャッターを閉じた状態でカメラ機能を使用するとシャッターでカメラに何も写っていません。

　

AC電源

電源はコンパクトな45wとなっています。

ThinkBook 13s 質量

本体は1,314gでしたホームページ上の数値は約1.34kg～なのでほぼ同じですね。
最近の13.3型としては普通レベルですかね。

AC電源は278gです。

本体＋AC電源では1,592ｇでした。

AC電源の質量を合わせてこれなら13.3型としては最軽量とはいきませんが軽い方だと思います。
薄いですしこの軽さであればモバイル用途で活躍してくれそうです。

ThinkBook 13s 外観チェックのまとめ

ThinkBook 13sは13.3″FHD・IPS/光沢なし（1920×1080）が見やすく使いやすい印象のモバイルノートです。
液晶の色域もかなり高い成績なので色が重要な写真編集やイラスト作成などでも活躍してくれそうです。

本体カラーは落ち着いたシルバーなので利用する場所を選ばないと思います。

キーボードに関しては違和感のない配置でタッチも良いので入力しやすい印象です。

ThinkBook 13sはモバイル利用も可能な液晶も綺麗で使いやすいノートパソコンだと思います。

 

ThinkBook 13s

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ThinkBook 13s パフォーマンスチェック

ThinkBook 13s 基本スペック

 

ThinkBook 13s パフォーマンスチェック

CPU：:Core i5-8265U プロセッサー、メモリ：8GB、ストレージ：256GB SSD、グラフィック：CPU内蔵(インテル® UHD グラフィックス 620)と
なっています。

かなりパフォーマンスに期待できる構成となっていますので結果が楽しみです。

performance　Test9 による測定結果

3030点とかなり良いスコアだと思います。

WINSCOREによる測定結果

グラフィックに関しては専用グラフィックを利用していないので若干低めのスコアとなっています。
その他のスコアに関してはかなり良いスコアとなっています。

CINEBENCHによる測定結果

CINEBENCHはR20がリリースされましたので2種類測定しています。

・R15

・R20

ゲーム関連ベンチマーク

ゲーム向けのモデルではありませんが参考用にスコアを測ってみました。
結果としては設定を軽めにすれば結構色々なゲームに対応出来そうです。

ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター

1280×720　高品質ノートPC： 2061（普通）
1280×720　標準品質ノートPC： 2770（快適）

ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ

1280×720　高品質ノートPC： 1804（設定変更を推奨）
1280×720　標準品質ノートPC： 2135（普通）

ドラゴンクエスト

1280×720　最高品質：5931（快適）
1280×720　標準品質：7135（とても快適）

3DMARK

こちらもまずまずのスコアになっています。

Sky　Diverによる測定結果

Night　Raidによる測定結果

Fire Strikeによる測定結果

Fire Strike　Ultraによる測定結果

Timespyによる測定結果

PCmark　8による測定結果

・Home　accelerated
　3,347点とかなり良いスコアなので快適に使えると思います。

・Work　accelerated
　ビジネス用のベンチマークでも4,360点と良いスコアになっています。

PCmark　10による測定結果

写真＆イラスト関連パフォーマンス

RAWデータ現像パフォーマンス

Adobe　Lightroom　Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影

結果は5分48秒で現像は終了しました。

これは普通レベルの成績だと思います。

Photoshop CCでのパフォーマンス

上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたがそれほどストレスなく操作出来ました。

ストレージ情報

搭載されているのはLenovo自社製のSSDのようです。
※今後変更になる場合もあると思います。

Crystal Diskmarkによる測定です。

通常のHDDが100MB/s位なので大体15倍以上早い結果になっています。

CPU　Zの情報

再起動テストによるパフォーマンス測定

10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ40秒前半までとなっています。
これは早めの数字だと思います。

1回目：00:46秒
2回目：00:39秒
3回目：00:40秒
4回目：00:44秒
5回目：00:41秒
6回目：00:34秒
7回目：00:33秒
8回目：00:32秒
9回目：00:33秒
10回目：00:34秒

静音性および温度チェック

測定を行った機器は
・騒音：「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。

測定は以下の4段階で行っています。

・アイドリング時
・動画再生時（Youtubeの動画を20分間連続再生）
・動画エンコード時（Power Director 16でH.264出力）
・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行）

静音性チェック

騒音計測器で計測したところ最大54.7dbでした。

騒音の目安としては「静かな事務所」レベルの静かさです。

状態	騒音量（db）
アイドリング	38.1
動画再生時	38.3
動画エンコード	54.7
ベンチマーク	54.4

表面温度のチェック

測定機器：「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」

最高温度はベンチマーク時で41.7度になっていました。
手で触ってみると少し温かいなという感触でした。
この位の温度であればそれほど気にする必要はないと思います。

サーモセンサーによる画像の温度範囲は以下の通りです。

・アイドリング時

・動画再生時（Youtubeの動画を20分間連続再生）

・動画エンコード時（Power Director 16でH.264出力）

・ベンチマーク時（ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行）

バッテリーの情報

消費電力のチェック

消費電力の測定を行ってみました。
全体的に見て消費電力は少ないモデルだと思います。

状態	消費電力（Wat）
アイドリング	9
動画再生時	10
動画エンコード	18
ベンチマーク	40

　

バッテリー駆動時間

バッテリー駆動時間はホームページ上約13.1時間(JEITA2.0)となっています。

ThinkBook 13s (2019年6月7日)
型番	20R9004YJP
CPU	インテル Core i5-8265U プロセッサー (1.60GHz, 6MB)
OS	Windows 10 Home 64 bit
ディスプレイ	13.3″FHD IPS LEDバックライト 光沢なし 1920×1080
グラフィックス	CPU内蔵(インテル UHD グラフィックス 620)
メモリー	8.0GB PC4-19200 DDR4 SODIMM 2400MHz
ストレージ	256GB SSD
ネットワーク	IEEE 802.11 ac/a/b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠)＋Bluetooth v5.0
光学ドライブ	未搭載
Webカメラ	あり (前面:HD 720p カメラ、ThinkShutter付)
拡張インターフェイス	・USB 3.1 Gen2x1 (Video-out 対応) ・USB 3.1 Gen1x2(内、Powered USBx1) ・マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック ・HDMI
バッテリー駆動時間	約 13.1時間(JEITA2.0)
本体サイズ（mm）	約 307.6×216.4×15.9mm
本体質量	約 1.34kg
認証（Windows Hello）	指紋認証
保証	1年間（国内引取修理）
オフィスソフト	なし
主な付属品	電源コード、45W ACアダプター、マニュアル類
販売価格	141,480円（税込）、送料無料

ThinkBook 13s付属ソフトチェック

付属しているソフトは

・Lenovo Vantage

などです。

セキュリティ

・指紋認証
　
　

・プライバシーシャッター
　搭載しているカメラを物理的なシャッターを閉じることでプライバシーを守ることができます。

保証関連

ThinkBook 13sは標準保証：1年間

オプションとして

・2年間 引取修理 　サービス
・3年間 引取修理 　サービス
・4年間 引取修理 　サービス
・5年間 引取修理 　サービス
・オンサイト保障
・アクシデント・ダメージ・プロテクション

などのサービスが用意されています。

詳しくは購入画面でご確認いただけます。

ThinkBook 13sのレビューまとめ

ThinkBook 13sのお勧めポイント

• 軽量・薄型でバッテリー駆動時間も長いのでモバイル利用に便利
• 基本スペックが高いのでパフォーマンスに期待が出来る
• ビジネスに安心なセキュリティ機能を用意

ThinkBook 13sの気になる点

※特になし

管理人の総評

ThinkBook 13sは13.3型FHD・IPS　非光沢液晶搭載の綺麗な画像を楽しめるモデルです。
基本スペックも標準以上のパワーを持っていますし、バッテリー駆動時間も長いので外出先でも頼れるパートナーとして使えると思います。
1時間で約80％の急速充電が可能なので急な用件で外出が必要な場合もバッテリーは安心です。
ビジネス用途と考えると気になるのがセキュリティですがWindows10 Proも選びるのでデータの暗号化も可能ですし、指紋認証・ThinkShutter（プライバシーシャッター）なども搭載されていますので安心して使えます。

モデルの選び方としては
選択項目として
・OS： Windows 10 Home若しくはWindows 10 Pro
・グラフィック：CPU内蔵(インテル® UHD グラフィックス 620)若しくはAMD Radeon™ 540X
・MicroSoft Officeの有無

があります。

OSに関しては社内で利用される場合は当然Windows 10 Proをお勧めします。
但し、個人で利用される場合はやはり価格も魅力なモデルなのでWindows 10 Homeという選択も有りだと思います。

グラフィックに関しては正直通常のビジネス用途であればインテル® UHD グラフィックス 620で対応可能ではないかと思います。
利用予定機能で重めのグラフィック処理が想定される場合のみAMD Radeon™ 540Xを検討してみるという形が良いのではないかと思います。
MicroSoft Officeに関しては勿論利用の有無で選ぶことになるのですが本モデルにバンドルされているライセンスは企業向けのMicrosoft Office Home ＆ Business 2019(法人向け)ですので個人で購入される場合はofficeなしモデルを選択、別途ライセンスを購入する形となるので注意が必要です。

ThinkBook 13sの特徴はコストパフォーマンスです。
ThinkPadシリーズと比べてカスタマイズ性は低いですがコストパフォーマンスは格段に高いと思います。
ビジネス向けと言っていますがセキュリティが安心でお得なモバイルノートが欲しい個人の方に特にお勧めのモデルです。

ThinkBook 13sは軽くて、薄くて、パワフルなモバルノートパソコンをお得に購入したい方にお勧めのモデルです。

ThinkBook 13s

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