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これ大変そう!!Internet Explorerの旧バージョンは1月13日サポート終了

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最近、ソフトのバージョン管理を自分でやっていないので気づかなかったんですけど、マイクロソフトさんポリシー変更をしていたんですね。

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現在のサポートバージョンは以下の通りの様です。

・Windows OSとIE最新バージョンの組み合わせ(2016年1月13日時点)
・Windows Vista(SP2):Internet Explorer 9
・Windows 7(SP1):Internet Explorer 11
・Windows 8.1:Internet Explorer 11
・Windows Server 2008 SP2:Internet Explorer 9
・Windows Server 2008 IA64(Itanium):Internet Explorer 9
・Windows Server 2008 R2 SP1:Internet Explorer 11
・Windows Server 2008 R2 IA64(Itanium):Internet Explorer 11
・Windows Server 2012:Internet Explorer 10
・Windows Server 2012 R2:Internet Explorer 11

でもこのルール各OSで最新バージョンしかサポートしないという事は数年に一回必ずバージョンアップがあって各IT担当は切れ目なく計画→テスト→バージョンアップ→バージョンアップ後の検証というタスクが1年中流れていそうですよね。

いままでは企業では余程の問題が無い限りOSのバージョンとIEのバージョンはある一定程度の期間は固定でやっていて、その分のお金を含めたリソースを他の開発案件などに回すというのが普通でしたがそうもいかなくなりそうですね。

まあ、マイクロソフトさんが今まで見たいに頻繁に新しいバージョンを出さなければ負担は増えないと思いますが多分そんなことは有りえないので結構IT部門は負担が増えますね。

出典:Yahooニュース Internet Explorerの旧バージョンは1月13日サポート終了

ではなぜ負担が増えるか考えてみましょう?

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IEのバージョンアップによるIT部門の負担

通常IT部門はパソコンの導入計画を2年から4年位で考えていてその間は基本的に同じOSのバージョンと同じアプリのバージョンを利用するように考えています。

はら、あなたの会社でもよくある新しいWindows が出ているのに古いWindowsのパソコンが導入されたり、
オフィスソフトなども何故か古いバージョンのものが導入されているというあれです。

これはIT部門が意地悪しているわけでも、怠慢をしているわけでも無くてITに関する投資コストを最適化(効率よくつかう)ことを念頭に考えて計画を立てているからです。

この場合のITに関するコストは大雑把に書くと

  • IT要員のリソース
  • ライセンス料
  • 対応のためのソフトウエア開発費

などがあります。

例えばIT要員のリソースでいうと企業には限られた人数のIT要員しかいませんので当然バージョンアップ作業に台頭するという事は他の仕事の対応が出来なくなります。
例えばあなたが依頼したソフトウエアの開発はこれのために対応が遅くなっているかもしれないですよね。

ライセンス料に関しては企業は大体ボリュームライセンスで購入していることが多いのでパソコン自体のハードウエアを好感してもOSやオフィスなどのライセンスは新しく購入しないでも使い回すことが出来ます。
もし何らかの理由でライセンスを追加購入する必要が有る場合、マイクロソフト社は最新のソフトウエアのバージョンしか販売していませんがバージョンをダウングレードして利用する権利も付与されているので利用しているバージョンのソフトを利用することが出来ます。

ところが当然新しいバージョンを使うことにすると旧バージョンでは使えないので新しいバージョンのライセンスを購入する必要があります。

最後にソフトウエア開発費について書きますが通常ソフトウエアの開発は対象となるバージョンを決めてから開発を行います。
例えば
OS:Windows 10
IE:IE11
Office :Microsoft Office 2013

といった感じですね。実際にはもっと多岐にわたって取り決めを行ってから開発を行います。
なぜ、こういった事が必要かというとバージョンによって機能が違うのでこのバージョンでは可能な事が別のバージョンでは出来ないという事が度々起こるのと、出来は二だけではなくて動作しないというようなことも起こるからです。

これを防ぐにはバージョンの組み合わせごとに機能の検討や、動作検証作業が発生するので開発費用が数倍に膨れ上がることも珍しくありません。
しかも検証作業が複雑なので不具合が発見されないまま本番リリースというような事もあり得ます。

これだけではなくて利用される方も頻繁にバージョンが変わると操作方法も変わるのでそれを習得するのにもコストが掛かります。

ではどうしたら良いのか?

一番最初にも記載しましたがマイクロソフトのソフトウエアに関するポリシー変更が既に行われているのでこれに従うしかないのですがそのまま素直に導入するとIT部門の負担が大きくなりすぎて破たんする可能性も出てくると思います。

一応今回の中ではIE11にエンタプライズモードという過去のバージョンとの互換モードが存在するようなのでそれを利用するという方法が一つあります。
ただ、過去の例から言うとあまり互換性が高くない場合もあるので過度の期待は出来ないと行わます。

全く解決策ではありませんが、従来のソフトウエア資産はもうがんばるしかないような気がしますが、新しく作るシステムは極力バージョンに依存しないような開発ツールを利用して開発するしか方法は無いように思います。

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