パソコンを使っていて大事なデータを誤って消してしまったり上書き保存をしてしまった経験は有りませんか?
Windowsにはゴミ箱機能が付いているのでゴミ箱の中に残っていて復活できる場合もあります。
でも大きな容量のファイルはそもそもゴミ箱に入りませんし、ゴミ箱から消してしまったデータが必要な場合も有りますよね。
でも大丈夫消えてしまったデータも復元できます。
【重要】ゴミ箱の復元をする前にやってはいけないこと
まず、パソコンの復元をする際にやってはいけないことを記載します。
理由は後述しますがとにかくこれを守ることで復旧できる可能性が高まります。
復旧対象のハードディスク、SSDにデータの書き込みを行う事です。
- 具体的にはデータの保存
- インターネットの閲覧(裏で閲覧履歴などの保存が行われています。)
- 新しいアプリのインストール
などです。
もし復旧したいパソコンでこの記事を見られている方はすぐにやめ手別のパソコンやスマホで閲覧するようにしてください。
具体的なゴミ箱 復元方法
Windows 標準機能 ファイル履歴を利用する方法
この方法は事前にファイル履歴を有効にしていないと利用できません。
こちらの画面です。
初期値は無効でご自分で設定を行わないといけないのでファイル履歴? はじめて聞いたという方は利用できないかと思います。
とりあえず下記画面を確認してみてください。
データ復旧ソフトを利用する方法
復旧ソフトは幾つかありますが有償の物をお勧めします。
大事なデータが取り戻せるかどうかなので出来るだけ信用できる製品を選ぶべきです。
また注意点で申し訳ないのですが
これをやってしまうと復元出来るものも出来なくなります。
お勧めのソフトはファイナルデータです。
お勧めしている理由は管理人が以前実際に使ってデータの復元が出来た経験があることとシェアNo1だかれです。
機能的には使い方が簡単なのと事前インストールなしでデータ復元、復旧出来る点を評価しています。
最新版は従来の「クラスタ」レベルよりより深い「セクタ」レベルでデータを探してくれるのでより復旧の可能性が高くなります。
商品の詳細はこちらのアマゾンのページでご確認いただけます。
データ復旧サービスを提供してる業者さんに依頼する方法
パソコンのデータ復旧を行ってくれる業者さんも多いです。
ただ、欠点として価格が非常に効果になってしまう場合が多いです。
相場的には10万円以上かかるケースも管理人の経験上多いですね。
最近は大手でも復旧サービスを扱っているのでその方がサー技術的にも価格的にも安心です。
参考用として以下のリンクを掲載しておきます。
問い合わせ対応や無料で調査見積もりをしてくれるところも多いので電話やメールで問い合わせをしてみるのもいいと思います。
- Logitecデータ復旧サービス
- ドスパラ データ復旧サービス
- 東芝データ復旧サービス
- NEC データ復旧サービス
- 富士通のパソコン修理サービス
なぜゴミ箱を復元出来るのか
そもそもなぜゴミ箱から消えたデータを復元できるのでしょうか?
これはWindowsで使われているファイルシステム(NTFS)の仕組みを利用しているからです。
パソコンにデータを保存すると
保存したデータの場所などを実際のデータとは別にMFT領域というところに書き込みます。
MFT領域はデータのある場所が書いてあるアドレス帳みたいなものです。
WINDOWSはこのアドレス帳を見てデータの場所を素早く把握しています。
WINDOWSのパソコンでデータの削除を行うとアドレス帳(MFT領域のデータ)だけが削除されます。
この状態はWINDOWSから見ると削除されているので見ることは出来ませんが実際にはデータは残っています。
この状態であればデータの復元が可能です。
しかしWINDOWSから見るとデータが保存してあった場所は既に空いているのでデータを新しく保存しても良い場所になります。
なので残っていたデータの場所に新しいデータが保存されてしまうと本当に消えてしまうので復元が不可能となります。
ここが最初の方で記載していた復元出来るかどうかの重要なポイントです。
なので復旧を行いたいパソコンは極力触らずに対応を行うのがお勧めです。
管理人の感想
正直ゴミ箱の復元は出来ればよいですがなかなか難しい場合が多いです。
管理人が担当していた企業でも大切なデータが損失した場合もあります。
※それ以降教訓としてパソコンのバックアップもとるような仕組みを構築しました。
それに復元が可能な場合でも10万円とかかなり高額な金額が提示されることも多いので極力そのような事態が起こらないことを祈っています。
ただハードディスクは消耗品(使っていればかならず壊れる)なのでやはり大切なデータはバックアップすることが大事だと思います。
ただコマメにデータのバックアップをとるのは大変なので管理人実はデータをマイクロソフトのOne Driveというクラウド ストレージに保存するようにしています。
One Driveはネットワークにつながっていなくてもそのまま利用できてネットワークにつながった際にデータの更新が行われるという優れものなのでこちらを利用しています。
管理人はOfiice 365というマイクロソフト Officeを利用できるサービスを契約しているので容量的にも1TBまど利用できます。
Ofiice 365サービスの詳細はこちらからご確認いただけます。