ドスパラ様のご厚意でCritea DX-K H7のレビューをさせていただく機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
まずはCritea DX-K H7の特徴から
このCritea DX-K H7はインテル Core i7-7500Uモバイル・プロセッサー、メモリに8GBを搭載した強力なノートパソコンです。
ストレージもHDD 1TB搭載なので容量が足りなくてデータを保存できないということはなさそうです。
Critea DX-K H7はサクサク動くビジネスに使えるノートパソコンをお手頃な価格で欲しいという方にお勧めのモデルです。
Critea DX-K H7 レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うモデルは以下のようなスペックになっています。
OS:Windows 10 Home 64bit
メモリー:8GB PC3-12800 (DDR3)
ディスプレイ:15.6 インチ HD 光沢ワイド液晶ディスプレイ (1366 x 768)
グラフィック:インテル HDグラフィックス620 (CPU内蔵)
ストレージ:HDD 1TB, 5400rpm
光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
LAN:有線(RJ-45)
無線:Intel Wireless-AC 8265(IEEE802.11 ac/a/b/g/n)+Bluetooth 4.2
Critea DX-Kシリーズにはもう一つCore i3搭載のCritea DX-K H3が有りますがレビュー機は上記モデルとなっています。
Critea DX-K H7の詳細情報はこちらのページからご確認いただけます。
Critea DX-K H7 外観チェック
Critea DX-K H7の外観チェックです。
液晶画面
<<正面>>
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
液晶の視野はなかなか広くて良さそうですね。
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
sRGBで60%、adobeRGBで45%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なのですこし低い値ですね。
実際に肉眼で見た感じではそれほど色域の狭さを感じませんでした。
画面解像度
本体の外観
<<正面>>
<<右側面>>
・マイク
・USB 3.0 X 2
・光学ドライブ
・ケンジントンロック
<<左側面>>
・電源
・VGA
・有線LAN
・HDMI
・USB 2.0x2
<<上から>>
<<下面>>
<<ヒンジ部分>>
<<電源ボタン>>
電源ボタンは左上ですね。
<<液晶の反射>>
グレアなので反射はありますが使っていて気になるほどではありませんでした。
・電源を入れていないとき
殆ど人形は見えていません。
・電源を入れているとき
かすか人形が見えます。
ただ肉眼では気づいていなかったんですけどね。
<<高さ>>
24.9 mmなので少し厚めですね。
通常の本よりもやはり少し嵩張る厚さです。
この程度であれば質量も約 2.2kgとこのタイプとしては軽めなので持ち運んでのモバイル利用も視野に入ってきます。
<<画面の角度について>>
大体この角度までですね。
まあ、通常の利用では十分な角度だと思います。
キーボード&タッチパッド
配置にも違和感がないフルキーボードですね。
テンキーもこれなら使いやすそうです。
タッチパッドも使いここちは悪くないです。
右クリックも違和感なく操作出来ました。
質量
実際に計測してみました。
本体は2,223gですのでホームページ上の値約2.2kg(バッテリー含む)と同等ですね。
AC電源は192gです。
本体+AC電源は2421gでした。
AC電源
AC電源はコンパクトなイプです。
本体も液晶は15.6型としては軽めなので、これであれば持ち歩きも出来そうです。
外見チェックのまとめ
精悍なアルミ調の天板を組み合わせた落ち着いたデザインなのでどんな場所でも使える安心感があります。
液晶は15.6 インチ HD 光沢ワイド液晶ディスプレイ (1366 x 768)で反射も気にならずに使いやすいと思いました。
キーボードも配置も良く使いやすいと思います。
Critea DX-K H7パフォーマンスチェック
基本スペック
メモリ:8GB PC3-12800
ストレージ:1TB HDD
グラフィックス:インテル HDグラフィックス620 (CPU内蔵)
パフォーマンスチェック
CPU:Core i7-7500U 、メモリ:8GB、ストレージ:1TB HDDなので標準以上のパフォーマンスは期待できるモデルだと思います。
3D性能に関しては専用グラフィック搭載ではないですがインテル HDグラフィックス620の性能がどの程度なのかは楽しみです。
performance test8による測定結果
標準以上で、良いスコアだと思います。
WIN Scoreによる測定結果
グラフィックの数字が若干低めですが全体的には良い数字だと思います。
ゲーム関連ベンチマーク
最新の重いゲームは少し辛いかもしれないですがかなりの種類のゲームを楽しむことは出来そうです。
画面も大きめなのでゲームのエントリー向けとして良いかもしれないですね。
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド
1280X720 高品質ノートPC: 2356(普通)
1280X720 標準品質ノートPC:3252(やや快適)
ドラゴンクエスト
1280X720 最高品質:7042(とても快適)
1280X720 標準品質:8092(とても快適)
3Dmark
Fire Strike
Fire Strike Ultra
Time Spy
PC mark
ストレージの情報
Crystal Diskmarkによる測定です。
速度的にはノートパソコンに搭載されている普通レベルのハードディスクです。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
1分台でかなりばらつきがある結果ですね。
ハードディスクにOSを導入したモデルとすれば標準的な時間だと思います。
1回目:01:40秒
2回目:01:39秒
3回目:01:28秒
4回目:01:19秒
5回目:01:17秒
6回目:01:18秒
7回目:01:19秒
8回目:01:16秒
9回目:01:19秒
10回目:01:16秒
静音性および温度チェック
今回の測定はサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」でCPUの使用率を100%にした状態で15分間測定しています。
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「家庭用 デジタル 温度計 小型 サーモ メーター -50℃~700℃ K型 熱電対 セット(B00TY64IEK)
を使用しました。
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大50.4dbでした。
これは「静かな室内」に相当するレベルでかなり静かなレベルです。
表面温度のチェック
騒音テストと同様にサーバー用の負荷ツール「CPUSTRES.EXE」で負荷をかけて計測しました。
最大で25.7℃と開始時と比べて少し温度が上がった程度でした。
排気口近くですと36.6度位なので内部的にはこれよりももう少し高い温度だと推定されます。
ただ、夏場は室温の関係でもう少し上がるのではないかと思われます。
※測定した室温が低すぎたかも知れません。
・開始時温度
・最高温度
・排気口近く
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
・アイドル時
・高負荷時(ベンチマークソフト稼働時)
消費電力は少ない方だと思います。
このあたりも温度が上がらない要因なのかもしれないですね。
USB 供給電力チェック
まず、USB接続のポータブルDVDでの音楽再生によるテストです。
電源は接続せず、USBからの給電のみで音楽CDの再生を行いました。
結果としたは30分程度再生してみましたが特に問題なく動作していました。
まあ、DVDドライブ内蔵のモデルに外付けのDVDドライブを付けてもあまり意味がないのですが測定のためという事で。。
実際にUSBから給電されている電力を測定してみると5.06V、0.05Aでした。
ほぼ普通の値です。
Critea DX-K H7(2017年3月1日時点) | |
型番 | Critea DX-K H7 |
CPU | インテル Core i7-7500Uモバイル・プロセッサー (デュアルコア, 定格 2.70GHz,ターボ・ブースト時最大 3.50GHz,4MB L3キャッシュ, インテル ハイパースレッディング・テクノロジー対応) |
OS | Windows 10 Home |
ディスプレイ | 15.6 インチ HD 光沢ワイド液晶ディスプレイ (1366 x 768 ドット表示) |
グラフィックス | インテル HDグラフィックス620 (CPU内蔵) |
メモリー | 8GB PC3-12800 (DDR3L SO-DIMM, 4GB x2, デャアルチャネル) |
ストレージ | HDD 1TB, 5400rpm, 2.5インチ, SATA 6Gb/s 接続 (SATA3) |
ネットワーク | 有線LAN+Intel Wireless-AC 8265(IEEE802.11 ac/a/b/g/n)+Bluetooth 4.2 |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
Webカメラ | HD画質 WEBカメラ |
バッテリー駆動時間 | リチウムイオンバッテリー |
本体サイズ | 380(幅)×260(奥行き)×24.9(高さ) mm |
本体質量 | 約 2.2kg(バッテリー含む) |
保証 | 1年間 持込修理保証 |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | AC電源など |
販売価格 | 89,800 円(税抜)+送料 |
Critea DX-K H7 付属ソフトチェック
Critea DX-K H7に用意されているソフトの抜粋
ドスパラさんの製品では定番で導入されているPC Doctorです。
パソコンの診断もしてくれますし、マニュアル等もこちらから確認できるのでかなり重宝するソフトです。
保証関連
実はパソコンメーカーとしてドスパラさんを選ぶ理由はコスパが良いなどの理由も有りますが保障関連のサービスが充実している点にもあります。
特に修理中、代替機貸出サービスがある「とことん満足プラン」はビジネスに利用に際しては安心出来て良いです。
でもこのプラン毎月1,000Pプレゼントとかやってますけど元取れるのかな? とこちらが心配になるような内容ですよね。
セーフティサービスの詳細はこちらからご確認いただけます。
>>>詳細情報
Critea DX-K H7 のレビューまとめ
Critea DX-K H7 のお勧めポイント
- 画面の表示が綺麗
- 最新の第7世代 Core i7搭載なのでパフォーマンスが期待できる
- 落ち着いたシルバー色なのでどんなオフィシャルな場所でも利用可能
- 15.6型なのに意外に軽量薄型なので持ち運んでの利用網可能
- このスペックなのにかなりお得な価格設定がされている
Critea DX-K H7の気になる点
特になし
管理人の総評
CPU:Core i7搭載、メモリ:8GBと基本スペックも高く、ビジネスシーンで必要な機能を備えています。
光学ドライブに関しては標準装備ではありませんが現在《無料カスタマイズ中》のキャンペーン中でDVDスーパーマルチドライブが追加費用なしで付いているのも嬉しいポイントです。
ストレージに関してはHDDで1TBなので容量的には十分ですがもう少し早い方が良いとお考えの場合はSSDを追加するという選択もあると思います。
SSDを追加すれば起動の時間は現在の半分程度になるのではないかと思いますよ。
120GB SSD追加であれば価格が+7,680円ですので合計金額が10万円以下の97,480円となるので費用処理も出来て税処理的にも有りがたいですよね。
でもCritea DX-K H7の一番の魅力は何と言ってもこのスペックで価格が89,800円という価格だと思います。
普通にビジネスシーンで使える、CPU:Core i7、メモリ:8GBのノートパソコンがこの価格というのはかなりお得だと思います。
※価格は3月3日時点
Critea DX-K H7を検討する場合は同シリーズのCritea DX-K H3当然検討されると思いますので簡単に比較をしてみたいと思います。
違いは
CPU
Critea DX-K H7:インテル Core i7-7500Uモバイル・プロセッサー
Critea DX-K H3:インテル Core i3-7100U モバイル・プロセッサー
メモリ
Critea DX-K H7:8GB
Critea DX-K H3:4GB
ストレージ
Critea DX-K H7:1TB
Critea DX-K H3:500GB
価格
Critea DX-K H7:89,800 円
Critea DX-K H3:64,980 円
となっています。
スペックの違いはかなりあるので体感的なレスポンスは違ってくると思います。
価格差は約2万5千円位あるので
選び方としてはオフィスソフトなど軽めのソフトのみを利用する場合はCritea DX-K H3、画像処理ややっぱりレスポンスが良い方が良いよねという場合はCritea DX-Kが良いと思います。
ただ、管理人的には長く(4年程度)使うことも考えると上位モデルであるCritea DX-K H7をお勧めしたいと思います。
・Critea DX-K H7
メモリ:8GB PC3-12800
ストレージ:1TB HDD
グラフィックス:インテル HDグラフィックス620 (CPU内蔵)
・Critea DX-K H3
メモリ:4GB PC3-12800
ストレージ:500GB HDD
グラフィックス:インテル HDグラフィックス620 (CPU内蔵)
Critea DX-Kはビジネスに使える持ち運び可能なノートパソコンをお得に購入したい方にお勧めできるモデルだと思います。
Critea DX-K H7の最新情報はこちらのページからご確認いただけます。