今回 IdeaPad Flex 550をレノボ様のご厚意でレビューする機会を頂きましたので外見・パフォーマンス・使い勝手・付属ソフトなどについて管理人視点でレビューをしていきたいと思います。
※構成・価格などはレビュー時点の内容となりますのでご了承ください。
最初に結論を書いておきますとIdeaPad Flex 550は人気のCPUにAMD Ryzenを搭載した2in1タイプのパワフルで使い易いタブレットPCです。
バッテリー駆動時間も長いので外出先での利用でも活躍してくれるモデルに仕上がっていると思います。
まずはIdeaPad Flex 550の特徴から
このIdeaPad Flex 550の特徴は14.0型 FHD IPS液晶搭載で軽量なので持ち運んでの利用にも便利です。
CPUは第4世代AMD Ryzen搭載パフォーマンスにも期待できるお勧めのモデルです。
IdeaPad Flex 550の選択できる主な項目は以下のようになっています。
CPU |
Ryzen 3 4300U Ryzen 5 4500U Ryzen 7 4700U |
---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit |
メモリ | 4GB、8GB、16GB DDR4-3200 |
ストレージ | SSD 256GB、512GB |
液晶 | 14.0型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり |
グラフィック | AMD Radeon™ グラフィックス |
※モデルにより選択できる構成が決まります。
IdeaPad Flex 550のお勧めの使い方
IdeaPad Flex 550
- ✔メインPCとして
基本スペックが高いのでメインPCとしても活躍できると思います - ✔モバイルノートPCとして
14型にも関わらずかなり軽量なのでモバイルノートPCとして活躍できると思います
IdeaPad Flex 550レビュー機材の基本スペック
今回レビューを行うIdeaPad Flex 550のモデルは以下のようなスペックになっています。
液晶:14.0型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、約1,677万色) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり
メモリ:16GB DDR4-3200 SDRAM
ストレージ:512GB (PCIe NVMe/M.2)
グラフィック:AMD Radeon™ グラフィックス
光学ドライブ:未搭載
ネットワーク:802.11ac/a/b/g/n+Bluetooth v4.2
IdeaPad Flex 550
価格:104,500円~(税込)、送料無料 <2/17(水)時点>
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IdeaPad Flex 550外観チェック
IdeaPad Flex 550の外観チェックです。
本体カラー
カラーはスレートグレーが用意されています。
液晶画面
画面の解像度はFHD (1920×1080) となっています。
FHD液晶ですので詳細な画像を楽しめる液晶だと思います。
<<正面>>
14型 FHD・IPS液晶 (1920 x 1080)なので詳細で綺麗な画像が楽しめる仕上がりの液晶となっています。
視野もかなり広めになっています。
<<斜めから>>
<<さらに斜めから>>
Spyder Elite(カラーセンサー)による色域測定結果
IdeaPad Flex 550はsRGBで63%、adobeRGBで47%と通常のノートパソコンがsRGBで70%位なので少し低めの数字となっています。
色域測定の数字が低めなので色の再現性が大事な写真加工などの用途には向かないかもしれないですね。
本体の外観
<<IdeaPad Flex 550正面>>
IdeaPad Flex 550は必要最小限の拡張インターフェイスが搭載されたモデルです。
USB3.0 Type-C が用意されているので最新のアクセサリも使えると思います。
あとUSB Type-CはPDに対応していますのでAC電源がない場合もUSB Type-Cから充電可能です。
<<右側面>>
①USB 3.0
②4-in-1メディアカードリーダー
③電源ボタン
<<左側面>>
①電源コネクタ
②HDMI
③USB3.0 Type-C (PD 対応)
④マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック
SDカードを刺した状態。
<<背面>>
<<上から>>
14型ですのでA4ノートよりは大きいですね。
<<裏面>>
<<液晶 光の反射の確認>>
・電源を入れていないとき
・電源を入れているとき
キーボード&タッチパッド
キーボードはバックライト付きのキーボードです。
84キー(Fnキー+Windowsキーを含む)、JIS配列となっていて違和感のない配置なので使いやすいと思います。
バックライトは明るさを2段階で調節できるタイプです。
キーボード右上部
キーボード左上部
付属のLenovo Digital Penです。
付属のアクセサリを利用するとUSBポートを利用して固定することも可能です。
電源は乾電池です。
画面の角度
IdeaPad Flex 550 は2in1タイプのタブレットPCなので色々な使い方が可能です。
WEBカメラ
本モデルには前面:HD 720p カメラ、プライバシーシャッター付が搭載されています。
AC電源
電源はコンパクトな65Wの物が採用されています。
IdeaPad Flex 550 質量
本体は約1549gでしたホームページ上の数値は約約 1.5kg~なのでカタログ値とほぼ同じですね。
AC電源は206gです。
本体+AC電源では1755gでした。
14型液晶搭載モデルとしては軽量だと思います。
これならモバイル利用でも活躍してくれると思います。
IdeaPad Flex 550 外観チェックのまとめ
IdeaPad Flex 550は14型FHD・IPS液晶 (1920×1080) が搭載されていて詳細な画像が楽しめるモバイルノートPCです。
液晶の色域に関しても少し数字が低めなので色が重要な写真編集やイラスト作成などの用途には向かないかもしれないですね。
本体のカラーは落ち着いたシルバーなので利用する場所を選ばないと思います。
キーボードに関しては違和感のない配置でバックライト機能も付いていて使いやすいキーボードとなっています。
質量に関しては14型のノートPCとしては軽量なのでモバイルでの利用でも便利だと思います。
IdeaPad Flex 550はハイスペックで意外に軽量なモバイルノートPCだと思います。
IdeaPad Flex 550
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IdeaPad Flex 550 パフォーマンスチェック
IdeaPad Flex 550 基本スペック
メモリ:16GB DDR4-3200 SDRAM
ストレージ:512GB (PCIe NVMe/M.2)
グラフィックス:AMD Radeon™ グラフィックス
IdeaPad Flex 550 パフォーマンスチェック
CPU:AMD Ryzen™ 7 4700U 、メモリ:16GB、ストレージ:512GB SSD、グラフィック:AMD Radeon™ グラフィックスとなっています。
CPUの目安としては
- Ryzen 7:動画編集など高負荷向け
- Ryzen 5:一般的な利用で快適、軽い写真編集なども可能
- Ryzen 3:一般的な利用に対応
メモリについては
- 16GB以上:動画編集などメモリを大量に要する処理向け
- 8GB:一般的な利用で快適、軽い写真編集なども可能
- 4GB:一般的な利用に対応但し用途によっては足りなるなることも多い
ストレージ
大きく分けると以下の3種類があります。
現在では高速な起動が可能なSSDを採用しているものが多いです。
お勧めとしてもSSDをお勧めします。
PCIe×NVMe接続とSATA接続のSSDに関してはかなりの速度差がありますが
実際に利用した感想だとそれほど大きな差は感じません。
なので予算の関係でより廉価なSATA接続のSSDを検討するのも有りだと思います。
- SSD PCIe×NVMe接続:物凄く高速
- SSD SATA接続:高速
- HDD:普通
当サイトで行った実機レビューの結果に基づくPCの選び方情報です。(ベンチマークスコア有り)
⇒当サイト 実機レビュー結果からみた PCの選びかた
※AMD Ryzen™ 7 4700Uのデータ
Ryzen™ 7 4700U | |
---|---|
コア/スレッド数 | 8/8 |
基本クロック | 2.0GHz |
最大ブースト・クロック | 最大 4.1GHz |
キャッシュ | L2キャッシュ:4MB、L3キャッシュ:8MB |
TDP | 15W |
内蔵GPU | AMD Radeon™ グラフィックス |
スレッド数は8なのでタスクマネージャーではこのように表示されます。
performance Test10 による測定結果
※Test10に変更になっています。
4111点とかなり良いスコアだと思います。
WINSCOREによる測定結果
グラフィックは内蔵グラフィックを利用しているので少し低めになってしまっていますが全体的にかなり良いスコアとなっています。
CINEBENCHによる測定結果
CINEBENCHはR23がリリースされましたので2種類測定しています。
ゲーム関連ベンチマーク
ゲーム用のPCではありませんが参考用にスコアを測ってみました。
結果的にはスペックが高いだけあって多くのゲームを快適に遊ぶことが出来そうです。
ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーター
1280×720 高品質ノートPC: 6666(とても快適)
1280×720 標準品質ノートPC: 7935(非常に快適)
ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ
1280×720 高品質ノートPC: 6421(とても快適)
1280×720 標準品質ノートPC: 7341(非常に快適)
ファイナルファンタジーXV
このクラスの重いベンチマークでも解像度を落とせば普通に遊べそうですね。
1980×1080 軽量品質: 2013(重い)
1280×720 軽量品質: 3139(普通)
ドラゴンクエスト
1280×720 最高品質:14550(すごく快適)
1280×720 標準品質:16241(すごく快適)
3DMARK
こちらも凄く良いスコアになっています。
Night Raidによる測定結果
WILD LIFEによる測定結果
Fire Strikeによる測定結果
Fire Strike EXTREMEによる測定結果
Timespyによる測定結果
Far Cry 5 パフォーマンステスト
大体30FPSあれば快適に遊べると言われているのでかなり快適に遊べそうです。
FHD 画質:最高 最小FPS:31
FHD 画質:低 最小FPS:41
PCmark 8による測定結果
・Home accelerated
4187点と良いスコアなので快適に使えると思います。
・Work accelerated
ビジネス用のベンチマークでも5120点と凄く良いスコアになっています。
PCmark 10による測定結果
PCmark 10 Advanced Editionによる測定結果
写真&イラスト関連パフォーマンス
RAWデータ現像パフォーマンス
Adobe Lightroom Classic CC で100枚一括現像を行ってみました。
※RAWデータはCanon 8000D(APS-C)で撮影
結果は1分40秒で現像は終了しました。
これはノートパソコンとしては凄く早いレベル成績だと思います。
Photoshop CCでのパフォーマンス
上記RAWデータをもとに写真編集を行ってみましたが快適に操作出来ました。
ストレージ情報
容量的には512GBで空き容量は440GBとなっていますので通常の使い方であれば余裕のあるの容量だと思います。
搭載されているのはSKハイニックス製のSSD (PCIe NVMe/M.2)のようです。
※今後変更になる場合もあると思います。
Crystal Diskmarkによる測定です。
通常のHDDが100MB/s位なのでだいたい22倍以上早い結果になっています。
やはり「PCIe NVMe/M.2」規格は爆速ですね。
SDカードのスコアを計測してみました。
※UHS-II V90 クラス10対応のSDカード利用
こちらもかなり早いですね。
CPU Zの情報
再起動テストによるパフォーマンス測定
10回測定を行いました。
このテストは毎回多少前後するので参考程度でご覧ください。
ほぼ40秒台前半となっています。
これはなかなか早い数字だと思います。
1回目:00:38秒
2回目:00:37秒
3回目:00:38秒
4回目:00:39秒
5回目:00:40秒
6回目:00:40秒
7回目:00:39秒
8回目:00:40秒
9回目:00:39秒
10回目:00:38秒
静音性および温度チェック
測定を行った機器は
・騒音:「サンコー 小型デジタル騒音計 RAMA11O08」
・温度:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
を使用しました。
測定は以下の4段階で行っています。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 17でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
静音性チェック
騒音計測器で計測したところ最大48.9dbでした。
騒音の目安としては「静かな図書館」レベルの静かさで実際に聞いていても殆ど気にならないです。。
状態 | 騒音量(db) |
---|---|
アイドリング | 38.2 |
動画再生時 | 38.2 |
動画エンコード | 48.9 |
ベンチマーク | 47.1 |
表面温度のチェック
測定機器:「シンワ測定 放射温度計 B レーザーポイント機能付き 73010 」
最高温度はベンチマーク時で41.1度になっていました。
手で触ってみても温度の上昇は殆ど感じなかったですね。
※気温の高い夏場は温度は上がるものと思います。
・アイドリング時
・動画再生時(Youtubeの動画を20分間連続再生)
・動画エンコード時(Power Director 16でH.264出力)
・ベンチマーク時(ファイナルファンタジーxiv 紅蓮のリベレーターを20分間ループ実行)
HWMonitorによる内部温度チェック
最高温度は97度となっています。
表面温度はあまり上がっていませんので一時的な温度上昇かもしれないですね。
レビュー中は気になりませんでしたが、温度が高い状態が長時間続くとパフォーマンスが低下してしまう可能性は有ります。
バッテリーの情報
消費電力のチェック
消費電力の測定を行ってみました。
消費電力はかなり少ないですね。
状態 | 消費電力(Wat) |
---|---|
アイドリング | 7 |
動画再生時 | 11 |
動画エンコード | 43 |
ベンチマーク | 47 |
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間はホームページ上、最大約13.6時間(JEITA2.0)となっています。
PCMark8(Work accelerated)でバッテリー駆動時間を測定してみました。
ベンチマークソフトを6時間以上動かせるのは凄いですね。
※ベンチマークを動かしての測定ですのでJEITA2.0での測定値よりもかなり短くなります。
オーディオ
インテル® ハイデフィニション・オーディオ (Dolby Audio™対応)が搭載されています。
IdeaPad Flex 550付属ソフトチェック
付属しているソフトは
・Lenovo Vantage
※システムの設定や更新が可能なソフトです。
・付属のペンのカスタマイズ機能も用意されています。
などです。
キーボードなどのカスタマイズ
・キーボードのバックライトの設定
Fnキーを押しながらスペースキーを押下することで切り替えが可能です。
明るさは3段階(消灯含む)で調整可能なので出張時の飛行機内などあまり明るくし過ぎたくない時などに便利です。
ネットワーク
本モデルネットワークは
・Wi-Fi 5対応 (802.11ac/a/b/g/n 準拠)
・Bluetooth v4.2
が搭載されています。
Wifi5は最新の規格では有りませんがかなり高速な通信が可能となる規格です。
無線LANのリンク速度は866Mbpsとなりました。
セキュリティ
・指紋認証
・プライバシーシャッター(WEBカメラ)
カメラが使えない状態で利用しようとしても当然映像は表示されません。
保証関連
IdeaPad Flex 550は標準保証:引き取り修理サービス
オプションとして
・2年間 引取修理 サービス
・3年間 引取修理 サービス
・アクシデント・ダメージ・プロテクション
などのサービスが用意されています。
詳しくは購入画面でご確認いただけます。
IdeaPad Flex 550(2020年2月17日) | |
型番 | 81X200AYJP |
CPU | AMD Ryzen™ 7 4700U 2.00GHz (最大ブースト・クロック時 4.10GHz) |
OS | Windows 10 Home 64bit |
ディスプレイ | 14.0型 FHD IPS液晶 (1920×1080ドット、約1,677万色) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり |
グラフィックス | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリー | 16GB DDR4-3200 SDRAM |
ストレージ | 512GB (PCIe NVMe/M.2) |
ネットワーク | 802.11ac/a/b/g/n+Bluetooth v4.2 |
光学ドライブ | 未搭載 |
Webカメラ | あり (前面:HD 720p カメラ、プライバシーシャッター付) |
拡張インターフェイス | ・USB3.0 x 2 (内、Powered USBx1) ・USB Type-C(USB3.0/Power Delivery対応) ・HDMI ・マイクロホン/ヘッドホン・コンボ・ジャック ・メモリカードスロット |
バッテリー駆動時間 | 約 13.6時間(JEITA2.0) |
本体サイズ(mm) | 約 321.5×217.5×17.9mm(最薄部) |
本体質量 | 約 1.5kg |
認証(Windows Hello) | 指紋認証 |
保証 | 1年間(国内:引き取り修理、海外:修理依頼国での修理方法(IWSハードウェア国際保証サービス)に準ずる) |
オフィスソフト | なし |
主な付属品 | ACアダプター、Lenovo Digital Pen |
販売価格 | 154,000円(税込)、送料無料 |
IdeaPad Flex 550のレビューまとめ
IdeaPad Flex 550のお勧めポイント
- 基本スペックが高いのでパフォーマンスに期待が出来る
- バッテリー駆動時間が長いので外出先での利用でも活躍出来そう
- 2in1タブレットPCなので状況に合わせて使えるので便利
IdeaPad Flex 550の気になる点
特になし
管理人の総評
IdeaPad Flex 550は14.0型 FHD IPS液晶 (1920×1080) 、マルチタッチ対応(10点)、光沢あり搭載のタブレットPCです。
基本スペックが高いのでかなりのパフォーマンスを体感できるるモデルだと思います。
CPUは今人気のAMD Ryzen™ 7 4700U搭載という点も良いですよね。
メモリも16GBなので余裕ありますしね。
ストレージに関しては512GB用意されているのである程度は余裕はあるかと思います。
もし足りなくなった場合は最近はSanDiskのポータブルSSDのように高速な外付けディスクも販売されているのでそちらで対応をするという方法もあるかと思います。
IdeaPad Flex 550はコストパフォーマンスが高くて使える2in1タブレットPCをお探しの方にお勧めしたいモデルです。
IdeaPad Flex 550
価格:104,500円~(税込)、送料無料 <2/17(水)時点>
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いまならWEBクーポン価格適用で55,385円~(税込)、送料無料
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