ThinkPad X1 Carbon(2017)、ThinkPad X1 Yoga(2017)がLTE通信に対応しました。

そこででThinkPad X1 Carbon(2017)、ThinkPad X1 Yoga(2017)選択可能なLTEモジュールについて調べてみたいと思います。

ThinkPadのLTE対応とは

以前からユーザーより熱い要望のあったLTE対応がついに実現しています。

どういう事かというとパソコン本体にSIMを挿入して使えるという事です。

これまでは外出先でThinkPadをネットワークに接続する場合はスマホからテザリングするかWifi接続可能な場所を捜して接続する必要がありました。

ところが通信会社の提供するSIMをパソコン自体に挿入して使うことが出来るのでテザリングの手間やWifiの電波を探す煩わしさから解放されることが出来ます。

ThinkPadのLTEはどうやって使えるのか?

実はこれ標準装備ではなくてオプションになっています。

購入の際のカスタマイズの画面から「ワイヤレスWAN – WWAN対応」を選択することでSIM搭載用の通信モジュールを選択できます。

あれ?でもこれSierra EM7455 LTEと Sierra EM7430 LTEの2つあって違いが判らない。。
※ 6/20時点ではThinkPad X1 Yoga(2017)のみ2種類選択できます。

通信モジュールの違いと選び方?

通信モジュールは先ほども書きました通り
Sierra EM7455 LTE とSierra EM7430 LTEの2種類存在しています。

通信モジュールのメーカー、SIERRA WIRELESSのサイトを見ると以下の様に説明されています。

出典:https://www.sierrawireless.com/products-and-solutions/embedded-solutions/networking-modules/

2つのモジュールのRegion(Carrier)の欄を見てみると

・EM7430 LTE
 APAC (docomo, Telstra, KDDI, Softbank)

・EM7455 LTE
 Americas/EMEA (AT&T, Bell, Rogers, Sprint, Telus, US Cellular, Verizon, Vodafone)

となっています。

見た感じ日本のドコモ、AU、ソフトバンクに対応しているのはEM7430 LTEのようです。

何が違うのかというと対応しているバンドに違いです。
下の表は日本の3大通信会社のバンドを整理したものです。

ノートパソコンに使うSIMはドコモ系の格安SIMを利用される方が多いと思いますが
EM7455 LTEだとドコモのBand 1、Band 21、Band 28などが利用できないので電波が入らないという事になりそうです。

EM7455 LTEの方が値段は高いですけど、高ければよいという訳ではなくて状況にあったオプションを選び必要がありそうです。

日本で利用する場合はEM7430 LTEを選ぶようにしましょう!

バンド/周波数 DOCOMO AU Softbank
Band 1/2.1GHz W-CDMA/LTE (CDMA2000)/LTE W-CDMA/LTE
Band 3/1.8GHz LTE
Band 6/800MHz W-CDMA
Band 8/900MHz W-CDMA/LTE
Band 9/1.7GHz
Band 11/1.5GHz LTE W-CDMA
Band 18/800MHz (CDMA2000)/LTE
Band 19 /800MHz W-CDMA/LTE
Band 21/1.5GHz LTE
Band 26/800MHz LTE
Band 28/700MHz LTE LTE